眉山を臨む家

2010年08月11日

家具職人をめざして!

休みの日に事務所に来ては模型作りを手伝ってくれていたIwa君が、
盆休みで徳島に帰って来ました。
家具職人になりたいと勤めていたハウスメーカーを辞め、
この春、長野にある上松技術専門校に入学しました。
宮崎椅子のオーナーから勉強するならここがいいと薦められ決心したそうです。
同期は45名で北は岩手、南は鹿児島と全国各地から集まって来ている有名校で、
徳島からはTジョイナーの息子さんもいるとのこと。
身近なジョイナーさん、この話を聞いて何か変に安心したり納得したりしてます。

Iwa君の夢は建築家とのコラボだそうです。
コルビュジエとペリアンみたいにいつか一緒にやりたいな。


(追伸)

昨日徳島に帰って来て、長野の友だちと ひょうたん島クルーズを楽しんだそうです。
その時の写真です。

100811-5

100811-4

Iwa君がうちの事務所に初めてきた日に案内したのが「眉山を臨む家」でした。
しっかり撮ってくれてました。
100811-1


(S.Tomita)



taa2003 at 13:05|PermalinkComments(0)

2009年03月23日

入居後のお子さんたち

この金曜と日曜日、昨年竣工した二軒のおうちに行ってきました。
まだ、半年ほどしか経っていないのですが、
お子さんたちの成長振りには目を見張ります。


まずは三人のお子さんのいる「住吉の家
子供部屋は将来三つに仕切れるようになっていますが今は広々ワンルーム。
部屋は可愛く着飾っていて、まるで幼稚園のリズム室のようです。

住吉の家01

6歳、4歳、2歳のお子さんたち、いつも誰かが泣いているって感じです(笑)
些細なことでは動じない、お母さんはたくましくなりますね。

住吉の家02


もう1軒は「寄り添う二人のシルエット」でお馴染みの(笑)
仲良し姉妹のいる「眉山を臨む家」です。
工事現場ではヘルメットを椅子替わりにしていたお茶目な妹のsoraちゃん
たった半年足らずで見違えるほどしっかりしていました。

眉山を臨む家01

この日もずっと二人で遊びに熱中していました。
いつ撮ってもこの二人には深い姉妹愛が感じられるんです。

眉山を臨む家02

「10年後におじさんとデートしてね」とお願いしてきました。


(S.Tomita)

taa2003 at 14:58|PermalinkComments(0)

2008年11月03日

『眉山を臨む家』 UP!

ホームページに 「眉山を臨む家」 をUPしました。

対岸より見る(撮影/幸田青滋)
































P.S.
「北沖洲の家供廚粒梓兌命燭2枚追加しました。


(S.Tomita)

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2008年10月30日

コートで乾杯!

ついにやって来ました今日の良き日が・・・・・
「眉山を臨む家」 の引き渡しです。

なが〜い使用説明のあとは、みんなでコートに出て乾杯です。
楽しみにしていたここでの珈琲ブレイク、実現の瞬間です。

三者で乾杯
















クライアントとは土地選びからのお付き合いになります。
最初に候補地を見に行ったのはもう三年前の夏のことです。
その後もいくつかの土地を見たのですが、
なかなかこれぞという土地に巡り会えず、
ただいたずらに日は過ぎていきました。
一昨年の夏 「100坪とかなり広い土地なんだけど見て欲しい」 と連絡が入り、
出かけて行ったのがこの土地でした。身震いするほど刺激的でした。
下がその時の写真です。

2006.8.28撮影
















ちょうど半分の面積でも要望の住まいは十分成立します。
50坪での交渉を進めてもらったのですが、
なかなか分けて譲ってはくれません。
まるまる購入して50坪で建てる決断をされたのが昨秋のことです。

そんな重い荷物を背負っての旅立ちになったのですが、
この地に住みたいという執念が神様に届いたのか、
何と着工後すぐに残りの土地の買い手が現れたのです。

苦節三年、今日は三者にとって最良の日になりました。

四季折々に姿を変える眉山とのお付き合いが、
いよいよ明日から始まります。

おしあわせに・・・・・


P.S.
そんなこんなで眉山への想いが強すぎて、
この現場の紹介は眉山を臨む写真ばかりになってしまうのです。
最後はお詫びの一枚です。2階のLDK!

2階LDK





























(S.Tomita)

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2008年10月29日

撮影現場二題

仲間と堪能した夕景の余韻が冷めやらぬ間に、
Kカメラマンの撮影に突入しました。

撮影現場(眉山を臨む家)
















今日もアシスタントを伴っての撮影でしたが、
いつ見ても彼女は走っているんです。・・・・・ほらよく見て↑

午前の部をほぼ撮り終えようとした頃、
タイミングよく「北沖洲の家供廚離ライアントから、
アプローチのブルーベリーが植わり、撮影OKの知らせが入った。
同じ北沖洲、すごく近いんです。その足で直行しました。

撮影現場(北沖洲の家供
















あとは「眉山を臨む家」もメインの午後の部を残すのみとなりました。
西の空がやけに気になります。


(S.Tomita)

taa2003 at 13:27|PermalinkComments(0)

2008年10月28日

続・二人のシルエット

今日は若い設計仲間たちと引渡し間近の「眉山を臨む家」の
夕景を楽しもうということになりました。
午後5時過ぎ、コートに集まりみんなでシャッターチャンスを待ちました。

日の入りを待つ
















いよいよ夕暮れです。いつの間に決まったのか、
i 監督と私がモデルになっているではありませんか。
下の写真はスタッフmが撮ってくれたのですが、
イマイチいつもの切れが感じられません。
愛情の度合なんだろうか。
先日の夕陽の中の二人の出来とはどうみても違うのです。

続・二人のシルエット
















日が沈んだ後しばらくして、突然mが意味不明の言葉を叫んだんだけど、
最後に言った 「グラデーションがすごくきれい」 だけが聞き取れて振り返ると、

眉山の夕景
















浮かび上がる眉山のシルエット、これはホンマにきれかった。
自然だけで十分やんか。誰やモデルになれって言ったんは〜
もう絶対モデルなんかせえへんで!

※写真はすべてスタッフm

(S.Tomita)

taa2003 at 23:55|PermalinkComments(4)

2008年10月27日

ロフトとコート

「眉山を臨む家」もいよいよ週末に引渡すことになりました。

コートの上にある吊り部屋風のロフトはリビングから上がりますが、
そのレベル差は1.8mで手を伸ばせば届く距離にあります。
仕上がるにつれ、仲良し姉妹の部屋になりそうな予感がしてきました。

ロフトへの梯子




























ロフトにはコートに向かって少し長めの庇を付けたのですが、
雨の日にはきっと活躍してくれるはず。

コートよりロフトをみる
















コートに吊るすオシャレなハンモックも早い時期に購入されていて、
暮らしの青写真は十分すぎるほど整っています。

年中楽しめるコートになると期待しています。

(S.Tomita)

taa2003 at 20:25|PermalinkComments(0)

2008年10月26日

寄り添う二人のシルエット

このブログに小さなクライアント初登場??

仲良し姉妹
















余りにも可愛いので許可なしに掲載してしまいました。
「眉山を臨む家」の姉の柚希(ゆき)ちゃんと妹の蒼良(そら)ちゃんです。
私にも娘が二人います。
もうとっくに成人式を過ぎてしまって可愛さも何処へやらですが、
この二人を見てると家族愛があった子育て時代の頃を思い出します(苦笑)

クライアントと現場で打合せをする時は、
スタッフmが二人の面倒をよく見てくれています。
先日の打合せの時、いい写真が撮れたと駆け寄ってきました。
「また大げさに」と思ったのですが、

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夕陽の中の二人














夕陽の中に浮かぶ二人のシルエットです。
ユージン・スミスの「楽園への歩み」を髣髴させるような
姉妹愛が感じられる何ともいとおしいシーン。
ポケットに入れて持って帰りたくなるような二人が写っています。

スタッフm、渾身の一枚です。
mは子供を撮らすとなかなかのもので、上の写真も彼女のもの。
子供の心が読めるのだろうか。
そういえば私も時々子供扱いされているような気がしてきた(笑)


(S.Tomita)

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2008年10月15日

眉山の山頂に夕陽が沈む時

「川面を真っ赤に染めて眉山に沈む夕陽のこと」をもう何回書いたのだろうか。
このアングルの写真も一体何度登場したことでしょうか。
現場に行くたびについ撮ってしまうのだから仕方ありません(苦笑)

眉山の山頂を真正面に臨むコート
















ここからの夕焼け空をまだ一度も見たことがないくせに、
もう何度も見てきたような錯覚に陥っているのです。
 (今回もかなり重症のようです)
赤いキャンパスの中に浮かび上がる黒い眉山。

より劇的なシチュエーションは春と秋に訪れます。
それは夕陽がちょうど山頂の真上に沈む時のことなのですが、
3月10日前後と10月の初めであることが分かりました。
葱さんのブログ(葱ブロ/写真日記)のお陰で、
その日取りを簡単に割り出すことができたのです。

海上保安庁海洋情報部の日月出没時刻方位サービスに情報を入力すると、
下のデータが出てきます。

----------------------------------------------------------
日出没・正中時刻及び方位角・高度角計算

計算条件
年 月 2008 年 10 月
地点名 <任意。
緯 度 +034 04 00 経 度 +134 34 00
標準時差 +09:00
----------------------------------------------------------

月 日 日 出 日 没 日 正 中
h m 方位 h m 方位 h m 高度
10 1 05:56 ( 93) 17:46 (267) 11:51 ( 53)
10 2 05:56 ( 94) 17:45 (266) 11:51 ( 52)
10 3 05:57 ( 94) 17:44 (266) 11:51 ( 52)
10 4 05:58 ( 95) 17:42 (265) 11:50 ( 51)
10 5 05:59 ( 95) 17:41 (265) 11:50 ( 51)
10 6 05:59 ( 96) 17:40 (264) 11:50 ( 51)
10 7 06:00 ( 96) 17:38 (264) 11:50 ( 50)
10 8 06:01 ( 97) 17:37 (263) 11:49 ( 50)
10 9 06:02 ( 97) 17:36 (263) 11:49 ( 50)
10 10 06:02 ( 97) 17:34 (262) 11:49 ( 49)
10 11 06:03 ( 98) 17:33 (262) 11:48 ( 49)
10 12 06:04 ( 98) 17:32 (261) 11:48 ( 48)
10 13 06:05 ( 99) 17:31 (261) 11:48 ( 48)
10 14 06:06 ( 99) 17:29 (261) 11:48 ( 48)
10 15 06:06 (100) 17:28 (260) 11:47 ( 47)
10 16 06:07 (100) 17:27 (260) 11:47 ( 47)
10 17 06:08 (101) 17:26 (259) 11:47 ( 47)
10 18 06:09 (101) 17:24 (259) 11:47 ( 46)
10 19 06:10 (101) 17:23 (258) 11:47 ( 46)
10 20 06:10 (102) 17:22 (258) 11:47 ( 45)
10 21 06:11 (102) 17:21 (257) 11:46 ( 45)
10 22 06:12 (103) 17:20 (257) 11:46 ( 45)
10 23 06:13 (103) 17:19 (257) 11:46 ( 44)
10 24 06:14 (104) 17:18 (256) 11:46 ( 44)
10 25 06:15 (104) 17:16 (256) 11:46 ( 44)
10 26 06:16 (104) 17:15 (255) 11:46 ( 43)
10 27 06:16 (105) 17:14 (255) 11:46 ( 43)
10 28 06:17 (105) 17:13 (255) 11:46 ( 43)
10 29 06:18 (106) 17:12 (254) 11:45 ( 42)
10 30 06:19 (106) 17:11 (254) 11:45 ( 42)
10 31 06:20 (106) 17:10 (253) 11:45 ( 42)
-------------------------------------------------------------
解 説:出没・・太陽、月の場合は上辺が地平線に接する瞬間
   :方位・・北を0度とし、東回りに測った角度(単位°)
   :高度・・天頂を90度、水平方向を0度として測った角度
   :正中・・その地の子午線を天体が通過する瞬間。
   (高度、方位、正中は、全て天体の中心位置についての値)

注 意:** のように表示されている場合は、その日に出没、
    正中等が無いことを表します。
   : 高緯度地方では、出没時刻が正確に計算出来ない場合
    があります。ご了承下さい。
-------------------------------------------------------------

建物から見る眉山の方位は(北を零にして時計回りで)266度なので、
10月2日と3日と言うことになります。
但し、山頂は海抜276.7mと高さがある分、
実際には日没時間も方位も若干ずれてはきますが、
気にするほどの差にはならないと思います。
より正確に確かめたい人には、葱さんお薦めの
仰角情報を入力できる「こよみのページ」があります。

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最後は新鮮なアングルでどうぞ!

沖洲川から見た「眉山を臨む家」
















(S.Tomita)

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2008年10月14日

引戸と鴨居の納め方

建具の切り込みが始まると引渡しが間近に迫ったことを実感する。

建具の切り込み1
















この現場もいつものようにほとんど引戸を使っているが、
引戸と鴨居の納め方は幾通りもある。
一般的には正面になる上部の方を切り欠いて鴨居の溝に差し込むが、
ここでは下の写真のように納めてくれている。

建具の切り込み2
















このように建具を入れる鴨居の溝が二段構えになっていることで、
裏という面がなくなり、どちらから見ても表の顔になる。
最近のシンプルな納め方の一つとして、建具の厚み分だけ溝幅を取り、
建具を一切加工せずに納める「大入れ」というやり方もあるが、
それだと建具が溝の側面で擦れて傷が付いてくる。
(二段構えの方は上の狭い方の溝で擦るから擦り傷は見えない)

この工務店の社長の書く施工図はいつも職人気質がそのまんま東知事(笑)
溝二段の納まりは閉めた時にその真価を発揮するのだ。
言わないと誰も見てくれないけど・・・・・。

(S.Tomita)

taa2003 at 18:00|PermalinkComments(2)

2008年10月10日

地霊が語りかけてくる

もうずうっと昔のことになるが、新日曜美術館で安藤忠雄特集をやっていた。
その時、安藤さんは「六甲の集合住宅」の説明で、
こんなニュアンスのことを語られたように記憶している。

  初めてこの急傾斜の敷地に立った時、
  土地が「地に貼り付くように建ててくれ」と叫んでいた。

「上手い表現をするなあ」と感心したものだが、
まさにこれこそ地霊(ゲニウス・ロキ)の声なんだろうか。


建てようネットが10月30日から5日間、パネル展を開催することになった。
テーマは「敷地の魅力を引き出す家づくり」である。
・・・む、む、むずかしい。

地霊の声などは到底聞こえてこないが、
それでも、それぞれ違う条件の中で
敷地を生かす小さな工夫はいくつかある訳だから、
その辺りでまとめてみようと思っている。

ただ、土地探しから付き合ってきた「眉山を臨む家」だけは、
この敷地でしか成り立たない家なのでパネルもまとめやすい。
載せる写真はこのアングルだけでいいのだから(笑)

コートから見る眉山
















(S.Tomita)

taa2003 at 20:45|PermalinkComments(2)

2008年09月29日

水辺のカフェテラス

待ちに待ったカフェテラスができました!
今日のような雨の日も楽しめる屋外の喫茶室です。

カフェテラス
















この家のタイトルにもなった川越しに見る眉山は最高だし、
中二階レベルのカフェテラスなので水面が手に取るように近くに感じます。

テーブルもイスもすべて大工さんの手作りです。
デッキ下の点検口はこんな風にしてくれました。

デッキ下の点検口
















(S.Tomita)

taa2003 at 20:57|PermalinkComments(0)

2008年09月18日

杉板張りのカフェテラス

昨日、沖洲川沿いに建つ「眉山を臨む家」の足場が外れた。

杉板の外壁




























杉板は和の雰囲気が出るよう縦張りにし、
着色せず素木の表情をそのまま残した。
久し振りの素木使いだったこともあってか、やけに新鮮に感じた。

この家の 「いい場所」 は中二階のカフェテラス。
眉山と沖洲川を独り占め。

デッキテラスからの眺望
















ここでの珈琲ブレイク・・・・・、いいなぁ。

(S.Tomita)

taa2003 at 12:50|PermalinkComments(2)

2008年07月15日

吊り部屋「ひろしき」

藍で栄えた吉野川下流域にはいまも立派な藍商屋敷が点在するが、
その中で際立った存在が石井町にある田中家住宅だ。

この母屋の玄関に当たる「にわ」に、梁から吊るしたユニークな小部屋がある。
地元では「ひろしき」と呼んでいて、女衆の寝泊りする部屋だったようだ。
なぜ吊り構造かといえば・・・夜這い対策とのこと。
部屋に上がるとハシゴを引き上げて侵入できなくするのだそうだ。

田中家住宅の「ひろしき」
















『眉山を臨む家』のロフトは下が貫けているので、
ひろしきより、ひろしきらしい?吊り部屋になる。

吊り部屋のロフト




























田中家の向こうを張って、引き上げ式のハシゴでも考えてみようかな(笑)

(S.Tomita)

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2008年06月26日

樋を付けない工夫

「眉山を臨む家」は建物のほぼ中央に空の見える三帖ほどの吹き抜けがあって、
その下は屋外のデッキテラスで使うプランになっている。

吹抜け部見上げ
















屋根形状が片流れなので、どうしても水上の方に軒樋が必要になってくる。
軒樋を付ければ当然縦樋もいる訳でテラスの壁がすっきりしない。

水上部の軒先に屋根材と同じガルバで軒樋を作って、
両サイドの屋根面に雨水を振り分けたらどうだろうと相談を持ちかけたら、
下の写真のように水上部を山型形状にした納まりを提案してくれた。
(あとは立上りの表面にガルバの笠木を巻けば出来上がりです)

屋根吹抜け部の納まり















屋根勾配が1.5寸と緩いので、雨仕舞を心配して納め方を確認したら、
二重三重の水返しで納めるように考えてくれていた。

吹抜け部の納まり















吹抜け部の納まり
















板金屋さんに相談を持ちかけると、すごい提案がよく返ってくる。
今回もいいものを頂き、感謝しています。


(S.Tomita)

taa2003 at 20:15|PermalinkComments(2)

2008年06月20日

火打ち用金物の取付方法

昨夏の法改正で木造住宅も中間検査が義務付けられるようになった。
今日は「眉山を臨む家」の検査だった。

検査は主に筋かいと金物のチェックである。
今回の金物は(株)タナカで統一したが、火打ちだけは他メーカーのものだった。
その火打ちの取付け方にチェックが入った。

火打ち用金物











金物の先をよく見ると、熊手のような形の爪が付いている。

火打ち用金物の爪
















この爪を材にしっかり叩き込まないといけない金物とのこと。
メーカーによって取り付け方はまちまちだが、この付け方は初めてだった。
大工さんも監督さんも知らなかったので、
検査を受けるまで誰も気付かなかった。(冷汗)

早速、大工さんと一緒にサウスポーの I 監督も金づち持って叩き込み、
何とか無事に合格した。

爪を叩き込むI監督
















監理失敗の巻でした。(すみません)


(S.Tomita)

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2008年06月12日

スクリュー座金

「眉山を臨む家」の現場で、「あれっ」と思ったのが土台を基礎に固定するナット。
いつもと大分雰囲気が違う。

スクリュー座金で土台を固定
















ナット自身が掘りながら締め付けていくスクリュー座金という(株)タナカの製品とのこと。 
カタログを見ると座金とナットを一体化した金物で、三つの特長が書いてある。

‥畋羮綯爾肇侫薀奪箸忙転紊欧襪海箸できます。
∈揃,蠅良要がなく、土台の欠損を最小限に抑えることができます。
床材や根太を直接、土台に置くことができます。

スクリュー座金・(株)タナカ





























よく考えられている。
木造住宅の金物はこれからもどんどん進化し続けるに違いない。

でもプレカットと金物工法の家ばかりでは、
大工の技量を発揮するところがほとんどないわけで、
たまには手刻み仕事で頼みたいと思う。

今の建築基準法ではプレカットでも手刻みでも金物の規準は変わらない。
これもおかしな話だ。


(S.Tomita)

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2008年06月07日

「渡りあご」の粘り腰

大工の仕口加工に「渡りあご」というやり方があるが、
いまのプレカットではこの加工はできない。

渡りあごの強度は一般的にはあまり評価されていないようだが、
十数年前に『住宅建築』で数回に亘って取り上げられていて、
材と材がくい込んで強くなる木に適った工法ようなことが書かれていた。

プレカットは材料に対して直角方向にしか加工できないので、
片流れ屋根ように角度のある部材は大工の切り組になる。

今回の「眉山を臨む家」の屋根構成部材も大工仕事になったが、
母屋と登り梁の接合部は、この渡りあごで組んでくれている。

渡りあご1













渡りあご2













渡りあご3













今日、叩き込みながら組み上がっていく様子を見ていると、
いかにも粘りがありそうで強そうに感じる。

プレカットでも早く、渡りあご加工が出来るようになって欲しいものだ。


(S.Tomita)

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2008年06月04日

足場だけでは

週末の建前に向けて「眉山を臨む家」に足場が掛った。
ムム、鳥の巣 。。。
左手に上がりやすそうな階段が付いている。

足場














いまなら基礎の俯瞰写真がきれいに撮れると勇ましく上がったものの、
足がすくんでしまい、2段目から動けない。
支柱にしがみつきながら、やっとこさ3段目までたどり着き、
撮った写真が下のワンカットです (^o^)

基礎の俯瞰














足場越しに見る眉山もなかなかのもの。
いましか見れない風景です!

眉山と沖洲川














でも、足場だけではこわ過ぎる (+_+;)


(S.Tomita)

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2008年03月29日

川越しに臨む眉山

川越しに臨む眉山は美しい。
川面を真っ赤に染めて眉山に沈む夕陽を
日々の生活の中に取り込みたくて選んだ地。
今日「眉山を臨む家」がスタートした。

川越しに臨む眉山












地鎮祭













(S.Tomita)

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