リューネの森の住まい

2009年03月19日

『リューネの森の住まい』 UP!

ホームページに 「リューネの森の住まい」 をUPしました。

南側外観見上げ

ダイニングの夕景

法面の緑を臨む


(S.Tomita)


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2009年03月16日

新居(しんきょ)への贈物

穏やかな小春日和の昨日、「リューネの森の住まい」の引渡しでした。

お祝いに、NYチェアX(ニーチェアX)持参で行きました。
徳島が世界に誇る家具デザイナー新居猛先生デザインの逸品です。
NYチェアX
今回のクライアントはご夫婦揃って生まれも育ちも関東の方だったので、
徳島をアピールするいい機会だと思い選んだのですが、
この椅子は以前から気に入っておられて揃えたい一つだったそうで、
たいそう喜んでくれました。

NYチェアの注文は、いつも佐古一番町にある工場兼本社
ニーファニチャに直接電話して、受け取りに行くのですが、
価格設定が安い上に、まだその上の特別価格で提供してくれます。
いいものをできる限り安くして、多くの人に提供したいという
新居先生の一貫したデザイン思想は工場の建物を見ればわかります。
その生き方が好きで2,3度、お話しさせていただいたことがあるのですが、
一昨年の10月5日、突然他界されてしまいました。
寂しい限りですが、亡くなられるちょうど一年前にいただいた資料が、
京都女子大学助教授 片山勢津子氏が書かれた小論文
NYチェアシリーズにみる新居猛のデザイン思想です。

NYチェアの変遷図


この資料をいただいて本当によかったです。
先生の形見だと思い、いつまでも大切にします。


(S.Tomita)

taa2003 at 16:46|PermalinkComments(0)

2009年03月13日

撮影日和

昨日は快晴、今日は雨。  撮影日を昨日に繰り上げてよかった。
カメラマンはいつものKodaさん、スタッフを伴っての撮影でした。

車の左側(北側)がこの家のコンセプトになった高速道路の法面ですが、
この高速道路に沿って延びる東側の山々も奥行きがあっていいんです。

090312-1

敷地はリューネの森の最も北側の高い場所なので、
南側には遥か彼方にある徳島の街がよく見えるんです。

♪ 街の灯りがとてもきれいね横浜・・・ ♪ ではないけれど、
ご夫婦揃って関東の人だから、
ロフトから見る夜景に郷愁を誘われるかも知れません。

写真の右下に見えているのが眉山です。

090312-2

今度の日曜日に引き渡すことになりました。


(S.Tomita)

taa2003 at 21:53|PermalinkComments(0)

2009年03月11日

設計仲間の見学会

今日は設計仲間の見学会でした。徐々に広がりつつある設計者の輪。
新しい顔を見つけるとつい嬉しくなって話が長くなってしまします(苦笑)


090311-1

今日は三日前に入ったという新人さんが居てたので、
いつもよりボルテージが上がり、
冬至や夏至の正午の入射角度の覚え方まで話す始末、反省してます。

でも太陽に対する地球の傾き角度23.5°だけは覚えておくと
簡単に導けるから、きっと役立ちますよ。では復習です(笑)

(冬至における正午の入射角度  32.5°=90°−北緯34°−23.5°)
(夏至における正午の入射角度  79.5°=90°−北緯34°+23.5°)
※徳島市・鳴門市/北緯34°

090311-2

気が付けば外は真っ暗。

090311-3

それぞれの価値観や感性の違いがわかる意見交換会はいつも新鮮で、
幾つになっても吸収できるものがあります。
そして、みんなが力を付けて行くような気がします。そこがいいですね。

mさん、今日もお借りしました。ありがとうございます。

P.S
開(はり)建築設計事務所のブログをリンクしました。


(S.Tomita)



taa2003 at 23:59|PermalinkComments(4)

2009年03月10日

暖房方式の選択

住宅の暖房方式の中で何を採用すればいいのか、
それぞれ一長一短ありで結構難しい。
吹抜けのある天井の高い部屋や大きな空間には
蓄熱式の床暖房や薪ストーブを入れることも多いのだが、
今回は床暖房に不向きな無垢の杉床であったり、
オール電化住宅ということもあって、
蓄熱式の電気暖房器ユニデールを採用した。

電気蓄熱暖房器ユニデール






















電気蓄熱暖房器は一言でいえば、割安の深夜電力でレンガを温め、
その熱を日中徐々に放熱するという代物。

内覧会開催の二日間、その効果を確認させていただくことになった。
ロフトを含めると32帖の大空間に設置しているが、
これだけで十分温かかったことと(蓄熱率70%)、
輻射熱がとても心地よく感じられたことが特筆すべきことかなと思う。

どんなに優れものでも、長所ばかりのものはありません(笑)
下のウェブサイトに上手にまとめられているので覗いて見て下さい。

 蓄熱暖房機 ユニデール 情報まとめ



(S.Tomita)

taa2003 at 16:17|PermalinkComments(0)

2009年03月09日

内覧会・御礼

土・日の内覧会は天候に恵まれ、予想以上の方が足を運んで下さいました。

内覧会当日
















一家族のために考えた家を、このように大勢の方に見て頂き
評価してもらうことは、設計者にとってとてもうれしいこと。

木製カーテンウォール1
















木製カーテンウォール2
















クライアントの大きな懐に改めて感謝です。
mさん、本当にありがとうございました。

(S.Tomita)

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2009年03月02日

内覧会のご案内

リューネの森の住まい・内覧会

施主さんのご厚意で、下記の通り内覧会を催すことになりました。

  日時/3月7日(土)、8日(日) 10:00〜18:00(両日とも)
  場所/鳴門市大麻町・リューネの森

                   設計/富田建築設計室  施工/西野建設(株)
模型

















建物はガレージを取り込むこと(インナーガレージ)で生まれたレベル差を利用して、
半地下(ガレージ)⇒1階(個室)⇒中2階(和室)⇒2階(LDK)⇒ロフトと、
半階ずつ上がっていくスキップフロア形式のプランになっています。
開放的なLDKや上下階のつながりが特徴の住まいです。
是非ご体感下さい。

見学を希望される方は、「氏名・年令・住所・参加人数・見学希望日時」を
ご記入の上、6日(金)までに下記メールアドレスにお送り下さい。
折り返し、案内図をお送りさせていただきます。

  申込先/富田建築設計室 taa2003@md.pikara.ne.jp  
                       ↑ 訂正済みです

P.S/設計仲間や建築関係者には別の日にできればと思っています。
施主さんの了解がいただければ、案内させていただきます。


(S.Tomita)



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2009年02月27日

久し振りののぼり棒

リビングからロフトへの上り下りは、クライアントからのリクエストで、
ハシゴからのぼり棒になりました。

090226のぼり棒





























初めて住宅にのぼり棒を取り付けたのはほぼ20年前の「高島の住まい」です。
竣工当初まったく上れなかった男の子が、次に行った時は
得意そうな顔をしてスルスルと上って見せてくれました。
ご夫婦ともに子供が大好きで、設計中はお二人だったお子さん、
三人欲しいと言っていたけど双子ができたりして結局五人になりました。
これも子供の遊びを誘発する仕掛けを家一杯に詰め込んだ成果
かも知れません(笑)
とにかく大らかに育てることをモットーにしているようなお二人で、
ハシゴから落ちて骨折したことをさらりと話してくれたこともありました。

今回ものぼり棒を付けたことでぐるっと回れるプランになり、
走り回るお子さんの姿が目に浮かんできます。
家で友達とかくれんぼをした経験は誰にもあるはず。
行き止まりのないプランはかくれんぼには打って付けです。


(S.Tomita)



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2009年02月20日

玄関ドアの把手(とって)

ちょっとユーモラスな形をしたこの把手(とって)が好きで薦めることが結構ある。
ほかのレバーハンドルと違ってこのタイプ、しっかり握らないと開けられない。

090220玄関ドアの取っ手

















玄関ドアの把手は昔は握り玉ばかりだったが、
今は機能とデザイン優先でレバーハンドルを使うことがほとんどだ。
両手に荷物を持っていても肘などで簡単に開けられるから、
普段でも握るという感覚はない。

昔読んだ本の中に、以前住んでいた家の玄関ドアを把手が付いたまま
新築住宅に持ち込んだ人がいた、という話が書かれていた。
その把手でないと我が家に帰ってきた実感が湧かなかったらしい。
真っ暗闇でも目を閉じていても握った瞬間に伝わってくる感触には、
代替品がないという。

帰宅して最初に触れる箇所が玄関の把手になるわけで、
そう考えるととても大切な場所である。
しっかり握らないと開けられないちょっと不便な握り玉把手のことを、
もう少し見直してやってもいいのかなとも思えてくる。


(S.Tomita)



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2009年02月19日

引込時の決まりごと

電力や弱電を建物内部に引き込む際に外壁面に取り付ける部品も、
最近、すっかりスマートになってきている。

090219-1電力引込
















090219-2電力引込

















上の写真は電力だけが引かれた状態で、
電話やテレビなどの弱電引き込みはまだだが、
ケーブル相互の離隔距離には決まりがあって、
以前は30儖幣緡イ垢茲Δ膨蠅瓩譴譴討い燭茲Δ澄
(※現在はないようだが・・・

これは「有線電気通信設備令」という法律。
姉歯事件以降、建築基準法も改定続きで大変だけど、
設備の世界も結構雁字搦めのようだ。
ちなみに道路をまたいで引き込む電線(架空電線)の高さも
この法律の施行規則第7条に載っている。


(S.Tomita)



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2009年02月17日

スキップフロアのレベル差

完了検査の日取りも決まり、「リューネの森の住まい」の完成が目の前に迫ってきた。
建物はガレージを取り込むこと(インナーガレージ)で生まれたレベル差を利用して、
半地下(ガレージ)⇒1階(個室)⇒中2階(和室)⇒2階(LDK)⇒ロフトと、
半階ずつ上がっていくスキップフロア形式のプランになっている。

090217-1
















090217-2
















空間が平面だけでなく立体的につながっていくのが、
スキップフロアの大きな魅力であると思うが、
今回、2階とロフトのレベル差を1.5mと極端に抑えたので、
つながりがより強くなり、とても新鮮な感じがした。

施主さんのご厚意でオープンハウスができることになりました。
1.5mのレベル差が気になる人、是非お越し下さい(笑)
(※詳細は後日掲載します)


(S.Tomita)

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2009年02月09日

緑のある暮らし

先週末、「リューネの森の住まい」の足場が外れた。
初めて外観が姿をみせるこの日の楽しみは幾つになっても色あせることはないが、
この家にはもう一つ、キッチンから見える景色も大きな楽しみになっていた。

090209キッチンからの景色














「日々の暮らしに緑を!」 
クライアントのこの要望に答えた(はずの)L字型の大きな開口からは、
高速道路の大きな法面の緑が室内を覆い尽くしていた。

「緑のある暮らし」 というと3年近く前に亡くなった同僚 龍野文男さんのこと、
彼の自邸のことを思い出す。草木をこよなく愛したやさしい建築家だった。
ひょんなことで、今月、彼が晩年に設計した住宅を見る機会が巡ってきた。
建築を通じて久し振りに彼と話ができそうだ。吟醸持参で行くよ。


(S.Tomita)



taa2003 at 16:20|PermalinkComments(0)

2008年12月16日

隣家配置の読み的中!

「リューネの森の住まい」の現場に三日前に行った時、
東側の隣地に建物位置を示す縄張りがしてあった。
「お隣もいよいよ着工か」と思っていたら、
今日早くも基礎配筋と型枠ができ上がっていた。

081213東側隣家の配置(縄張り)




























081216二階から見た隣家の基礎位置
















気になる建物の位置だが、まるで二階北東隅部の大開口を意識的に避けたかのように、
北側道路から4m余り入ったところから南側に建てるようである。
駐車スペース確保のためにセットバックすることはある程度想定してはいたが、
これほどドンピシャで的中するとは思ってもみなかった。

これで北側に続き東側に広がる緑の風景も保障され、
当初から思い描いていた屋外のような開放的なダイニングキッチンが、
間違いなくでき上がりそうである。

完成が近づくといつも思うことだが、
ここでの珈琲ブレイクがますます楽しみになってきた。

(S.Tomita)

taa2003 at 23:55|PermalinkComments(0)

2008年12月02日

ガラスが入ると・・・

この現場に行くといつも真っ先に見る二階北東隅部の大開口。
大工さんの手によって木製のカーテンウォールができ、ガラスが入った。

木製カーテンウォール081202
















設計中も「気持ちいいだろうなぁ」とは思っていたが、
現物の中に入ると、まったく違った感動がある。

北側は日射しのコントロールが要らないので、
いつもロールスクリーンを開けての住まい方ができる。
目の前には高速道路の法面に植えられた緑がパノラマ状に拡がっていく。
国土交通省が手入れまでしてくれる管理費ゼロの庭というのも嬉しいこと。

ガラスが入るとこうも違うのか、
もうすっかり住み始められてるような気分になった一日でした。


(S.Tomita)

taa2003 at 14:35|PermalinkComments(0)

2008年11月27日

屋根の軒先納まり

人目に触れやすい軒先を少しでもすっきり見せたいと思うのは今も昔も変わらない。
瓦屋根の民家でも軒先だけ一文字瓦を使ったり銅板を平葺きしたりと、
それなりの工夫を凝らして来た。

下は「リューネの森の住まい」の立てハゼ葺き屋根の軒先納まり。
立上りのリブを水上、水下とも折り曲げてもらっている。

立てハゼ葺き屋根の水下部081127
















立てハゼ葺き屋根の水上部081127
















これで道路から見ると角のようなリブが隠れてすっきり見える。
水下部は軒樋が付くので隠れてしまうが水上部は効果絶大である。

仕事がいいのでいい写真が撮れました(^o^)


(S.Tomita)

taa2003 at 18:03|PermalinkComments(0)

2008年11月01日

養生シート越しの緑

昼過ぎに現場に行くと誰もいない。
しかたなくスタッフと金物チェックを始めていたら、2階に人影が・・・。

パソコンに向かう I 棟梁
















何と I 棟梁、パソコンに向かって施工図を描いていたんです。
やるなぁ! こんな棟梁みたことない。

現場は養生シートが掛かり、外はうっすらとしか見えなくなったが、
気になるところは、やはり高速道路の法面の緑を取り込む
北東隅部のダイニングキッチンである。
どうしてもシート越しの緑に目が行く。

リビング側より北側のダイニングキッチン方向をみる
















北東隅部から北側に二間半、南側に一間半の開口はやはりでかい。

大開口になる北東隅部
















シート越しの緑ばかりがやけに気になる日でした。


(S.Tomita)

taa2003 at 23:55|PermalinkComments(0)

2008年10月25日

北側法面の緑を取り込む

今日は「リューネの森の住まい」の上棟式でした。

上棟・登り梁
















北側には道路を挟んで高速道路が走っています。
その法面の緑を日々の暮らしの中に取り込むのがこの家のコンセプトになりました。

北側法面の緑
















北側の大きな開口部は一見非常識なように思われがちですが、
安くなったペアガラスを使えば熱損失は小さくて済むし、
カーテンを開けたり閉めたりと光をコントロールしなくていいので、
いつも外の景色を楽しめるというわけです。
プランは2階にLDKを持ち上げて、
北側に足元から天井まで大きな幅で目一杯の開口部を取りました。

上棟・2階LDK部分















上棟・東側より見る
















これからの現場が楽しみです。

(S.Tomita)

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