January 18, 2011

新聞折込チラシの使い方

このところ、新聞折込について考えています。
いわゆる「折込チラシ」ですね。

主に、折込チラシの使い方についてなんですけど、


おそらく新聞折込チラシを考えるときには
「今回は折込チラシを打ってこのくらいの反応を見込んで・・・」
というような、直接販売に結びつける意図で考えるケースが
多いんじゃないかと思います。

もちろん、それはそれで間違いではなく一つの使い方で、
私も現場をやっているときには同じように考えていました。


ただ、それよりも折込チラシの使い方としてふさわしい意図が
あるんじゃないかと考えているわけです。


私が思うのは、
・掘り起こし
・刷りこみ
の2点です。

掘り起こしとは、
「こんなのあるよ」と知らせること。

チラシの内容としては、「買ってください」ではなく
「こんなのあるよ」というところまでです。
これにはホームページ等の受け皿が必要になります。

刷りこみとは、
文字どおり人の記憶に刷りこんでいくこと。
覚えてもらうこととも言えるでしょうか。

これは複数回に渡って新聞折込をする必要がありますが、
「新聞に挟まっているチラシ」
という同じ場所で見てもらえる環境にあるわけで、
同じ場所で同じイメージのものを何度も見ると、
人の記憶に刷りこまれていくんじゃないかと思うわけです。

長期的にみると、こういった使い方のほうが
ふさわしいんじゃないかと思っています。
事業は長期的に続けていくものであるわけだし。


とはいえ、予算との兼ね合いもあるしスポット的に必要なケースも
もちろんあるでしょうから、その時の状況に応じてということに
なってしまうんでしょうけどね。


少なくともいずれかの意図をはっきりさせて、
それに相応したチラシを作るべきであること
は間違いないと思います。





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October 16, 2010

柳井正さんへの共感

以前、柳井正さんの『一勝九敗』を読んだとき、
その内容に非常に共感をした記憶があります。

経営参考書のような動機で読み、
もちろん事業をすることに対する考え方等の部分で
参考になることは多かったのですが、
もう一つ、
広告に対する考え方にとても共感した覚えがあります。


現在、朝日新聞で柳井さんが連載されている『希望を持とう』も
毎週楽しみにして読んでいるのですが、
今週は広告に対する記事だったので引用し書いておきたいと思います。


>>>

ユニクロの展開を始めた80年代半ばから、ラジオやテレビでCMを始めた。
最初は今ほど会社の知名度がなく、
ブランドイメージが世間に共有されていたわけではない。
商品を売る前に、まずは会社の魅力を伝えなければ、と思った。

実績が上がると、つい自分たちは認知されている、理解されている、と錯覚しがちだ。
でもそうではない。だから試行錯誤を重ねた。
失敗も多かったがけれど、フリースのCM、国際広告祭でグランプリをとった
「UNIQLOCK(ユニクロック)」のウェブCMなど、
大成功につながったものもあった。

そうした経験を通じ、
本当にいい広告とは、人間の「理性」と「直感」の双方に訴えかけるもの
だと確信している。

バブル期に多かった、芸術文化のテイストが強い広告。
偏りすぎると、「本当に売る気があるのか」という印象を与える。
逆に、安さと品質のよさを直接的な表現で訴えるだけの広告は、
信用性の面で疑われかねない。

共通するのは、どちらも作り手の自己満足に過ぎないことだ。
消費者が商品を見る目はどんどん上がっている。
企業の側は、受け手の方が数段上だと、心したほうがいい。

様々な情報があふれかえる現在、
発信のしかた一つで、企業や商品の魅力を全世界に伝えることができる。
新しい広告の方法とはなにか、知恵をしぼらなければならない。


朝日新聞 2010年10月16日付 be on Saturday
>>>


「理性と直感の双方」
「作り手の自己満足」
「消費者の見る目」
このあたりはとても大事なキーポイントだと思います。





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July 01, 2010

「デザイン」とは

今更ながらですが、根本的な部分を考えてみたいと思います。

「デザイン」とは、何でしょうか?
と言われると、なんと答えますか?


一口にデザインというと、
商品デザインや服飾デザイン等いろいろありますが、
もちろんここでは会社案内やパンフレットのような営業ツール・
広告媒体としての「デザイン」を対象に考えます。


一般的には、パンフレットデザインなどと言うと、
「見た目をきれいに整えること」のような感覚を持っている方が
どうやら私の周りにも多くいるようです。

それはそれでデザインなのでしょうが、しかし、我々のように
広告媒体の「デザイン料」として対価を受け取る立場からみると、
それはあまりにも浅すぎるんじゃないかと思っています。


我々の考える一つの結論として「デザイン」とは、
「写真や文章などの一つ一つのコンテンツビジュアルに意味を
持たせ、その全てをリンクさせることで広告媒体のビジュアルを
つくること」
かな、と思います。

ちょっと長い感じはしますけど・・・


広告媒体である以上、見る人に何かを伝えないといけません。
大方、御社の商品やサービス内容になります。
それを紙面でより伝えようとすると、文字情報の内容やイメージは
もちろんですが、「デザイン」にもきちんと意味を持たせないと
なかなか伝わりにくいものなってしまうと考えています。

「きれいに出来たけど、何かが足りない・・・」ような場合は、
見た目をきれいに整えるところまでで終わっているケースが
多いんじゃないかと思います。

逆に、デザインコンペのように「とりあえずデザイン案を」
という場合は、正直なところデザイン制作をするのが
非常に難しいのです。


細かい定義の話ですので、ちょっと複雑に感じられました
でしょうか・・・

でも、この認識の違いで仕上りは大きく変わってくると思います。





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April 05, 2010

パンフレットデザインの素材支給について

「文章が出てこない・・・」

テキストご支給いただく際に、よくお聞きするご相談です。


パンフレットデザインをお請けする場合
(会社案内やチラシ、ホームページ等でも同様ですが)、
基本設定としましては
素材データをご支給いただいて
全体構成・デザイン・レイアウトをさせていただく
という形になります。

素材データというのは、主には
・写真、画像
・テキスト(文章)
・ロゴ
の3点です。

その他は必要に応じて相談させていただく形になります。


ロゴにつきましては、
会社や店舗のシンボルとなるものですので
必ずデータをご用意いただく必要があります。

こちらで紙面等からデータ変換することもできますが、
どうしても微妙な誤差が生じることがありますので
あまりおすすめはしていません。

写真・画像につきましては、
商品画像等どうしても使う必要があるもの
についてご支給いただく必要があります。

イメージ画像であれば
ある程度こちらでご用意することができますので、
特にご指定がなければこちらでご用意させていただいています。

ただ、こちらでご用意させていただく画像や写真撮影
については別途費用が発生することがありますので、
その際には事前に相談させていただいています。


テキスト(文章)につきましては、
これまで使われていたパンフレットやホームページ等があれば、
それをベースに作成することも可能です。

しかし、全く初めてで何も無い時には、
お考えいただかないといけない部分になります。

この文章を考えるのが難しい、
と言われるケースが多いのですが・・・
確かに難しいです。

我々でもライティング料として有料で対応させていただく
部分になりますので。


ただ、かっこいい完璧な文章を作ろうとしなければ
少しは楽に考えていただけるんじゃないでしょうか。

ある程度文章を整えるくらいであれば
デザインの料金内でも対応できますので、
とにかく思いつくままに、箇条書きでも結構ですので
挙げてみていただければいいと思います。


自社の特徴などについてのお考えはお持ちだと思いますので、
それをそのままに文字にしてみる、
くらいのイメージで気楽に挙げてみていただければ
デザイン制作のスタートは十分切れることが多いですよ。





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March 05, 2010

『売れるチラシ』とは・・・

「それで・・・、売れるチラシは作れますか?」


先日、こんなお問い合わせをいただきました。

正直なところ、
その時はどう答えるのがいいのか
すぐに判断がつきませんでした。


その後、
『売れるチラシ』についてしばらく考えてみたのですが、
ひとまずの回答としては

『売れるチラシ』は存在し難い

という結論に至りました。


表現の仕方の問題ということになるのでしょうが、

『売れるチラシ』というのはそもそも飛躍した表現

で、それを勘違いして捉えてしまうと
広告を含めた営業・販売活動自体が間違った方向に進んでしまう
んじゃないかと思いました。

『売れるチラシ』というと、
チラシを巻いたら商品が売れる
というイメージになってしまいますが、
消費者が購買に至るまでには
チラシを見てから購買を決定するまでにいくつかのステップ
があるはずです。

たとえば、
商品の詳細について問い合わせをするとか、
サンプルを確認するとか・・・


チラシの位置付けとしては、
興味を持ってもらって次のステップへスムーズに誘導する、
という役割を果たすべきだと考えています。

これを認識した上で作るチラシと、
いわゆる『売れるチラシ』の認識で作るチラシとでは、
内容が全く違ったものになってしまう
のではないかと思いました。

ひと昔によく見た
『痩せるエステ』
といった言葉に近いようにも思います。
痩せるためにはエステの他にも
食事コントロールや運動なども必要なはずで、
エステをするだけでは痩せないですね。

「急がば回れ」というニュアンスにも近いでしょうか。


ですので、

『売れるチラシ』という言葉は飛躍した表現であって、
実態としては存在し難いと思います。

捉え間違えると方向性まで誤ってしまう可能性が
あるんじゃないでしょうか。




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January 27, 2010

ノベルティの意外な狙い目、ボールペン

ノベルティのボールペンはもうマンネリ・・・

そう考えていませんか?
正直なところ、私もそういう考えを持っていた部分があります。

しかし

ボールペンが今、意外なノベルティの狙い目なんじゃないかと
ふと思いました。

理由は・・・

そう、不況だからです。


オフィスで使われるボールペンなど文具の売れ行きがいいようです。
学生中心だった文具の購買層に社会人も加わってきている模様。

どうやら、この不況で経費削減のために文具の支給を打ち切る
企業が増えている影響が考えられるとのことです。

今までボールペン等の文具を会社から支給されていた方も、
自分で買って使い始めてるんですね。


こういう状況下であれば、ノベルティとしてのボールペンが
改めて喜ばれ使ってもらえるんじゃないか、と思ったわけです。

付せんやクリップなどステーショナリー全般に言えることですが、
ボールペンはコスト面で抑えやすいノベルティの一つですので、
不況を逆手に取ったチャンスになるかもしれませんね。





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January 24, 2010

“しっくり”くるデザインとこないデザイン

我々もデザインを作っていて、一発で良いと思えるデザインもあれば
そうでないデザインもあります。

“しっくり”くるかこないか、の違いです。
もちろん、お客様にお出しする前段階の話ですが。

“しっくり”くるデザインは、作って一発で良いと思えるものです。
でも、「何かが違う」と感じて修正を入れるケースも当然あります。


その違いは何なのか・・・
しばらく考えてみました。


現状での結論としては、
一つ一つのパーツがきちんと意味を持っているかどうか
の違いじゃないかと思っています。


チラシにしろ何にしろ、デザインは一つ一つのパーツから
成り立っています。それを並べ替えながら装飾を加えていくことで
デザイン・レイアウトになるわけです。
ざっくり言うと。

それらのパーツや装飾が一つずつきちんと意味を成して
最終的に伝える意図につながっていれば“しっくり”くるし、
そうでなくて極端に言うと「ただ並べただけ」のような状態であれば
「何かが違う」となってしまうんじゃないかなあと思っています。

これがパンフレットやリーフレットのようにページものになると
全体の構成の意味合いも問われてくることになるわけです。


「キレイでかっこいいけど、何かが違う」なんて時には
こういうことがもしかすると起こっているのかもしれませんね。

無論、最終的な意図をはっきりと据えている場合という
前提になりますけどね。





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May 28, 2009

パンフレット等作成の手順

パンフレットなどを作成したいけど何を伝えればいいかわからない−

そういう方がいらっしゃるようですので、パンフレット等作成する
際の手順とご検討事項について少し書いておきたいと思います。

何事も初めてであれば全く何もわからないものですよね。


まず現実的な要素としてどうしても気になってしまうのは
料金だと思います。

お見積りさせていただく際に必要な事項としては、おおまかに
以下の内容になります。
●大きさ・・・仕上った状態でA4サイズとか、A4を三つに折るとか
●ページ数・・・1枚ものとか、8ページとか
●色数・・・フルカラーのケースがほとんどですね
●用紙・・・一般的なものはコート紙やマット紙です
●部数・・・いくつ必要か
●納品先・・・送料や納期の関係で必要になります

これらがもしある程度でも決まっている状態であれば、すぐに
お見積りをさせていただくことはできます。

しかしそうでない場合もあるでしょうし、作っていく中でデザイン
に合わせて変更になったりするケースもしばしばあるものです。

これは、デザイン作成は作成中のパンフレットなどの受け取り対象、
使われる場所、シーンをイメージしながら進行していきますので、
「大きさはこうしたほうが取ってもらいやすのでは・・・」
「デザインに合わせてこちらの用紙を使ったほうがイメージが伝わりやすいのでは・・・」
のようなことが出てくるためです。

こういったことはパンフレットを作る目的や用途によることですので、
逆に言うと目的や用途を前段階で固めておくほうが変更も起こりにくく、
ブレも出ないし納期短縮にもつながることになります。


ここでおおまかな手順ですが、あくまで我々の場合にはなります
けれども、以下のような手順ですすめることが多くなります。

●お問い合わせ
 ↓
●詳細内容確認(目的や用途のすり合わせ)
 ・・・場所によりますがお伺いすることが多いです
 ↓
●見積り
 ↓
●ご発注
 ↓
●打ち合わせ
 ↓
●制作

という流れです。


もちろん案件ごとの対応を考えますので必ずしもこの流れではない
ことはありますが、お見積りをお出しする前段階でも、
まずは打ち合わせのお時間をいただくことが多いですね。





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May 22, 2009

デザイン制作打ち合わせの意義

パンフレットやチラシなどを作る際には当然のことながら、
内容についての打ち合わせをしています。

我々はご検討段階、お見積りを出す段階でもお会いして
内容についてのお話をお聞きするようにしていますが、
しかしこれを嫌う方が意外と多いんじゃないかと感じています。

もちろんお忙しい中でそんな時間を取れないという方が
多いのでしょうが、もしかすると
「話をすると頼まないといけない」とか
「会うと営業をかけられてしまう」とか
思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


実は私も逆の立場のときにそう思ったことがあるもので・・・。
気持ちはわかりますけど、もちろんそんなことはないですからね。

仮にそうだったとしても、内容の刷り合わせをきちんと行うこと、
デザイン内容の話合いをするという点においては
必ず時間をかけて行ったほうがいいです。

当たり前のことと言えばそうですが、その意味は実は
かなり深いものなのです。


特に最初の内容確認ですね。

ここでは制作物の意図であったり目的であったり、制作をすすめて
いく上で核となる内容のボリュームが大きくなるケースが多いです。

ここでの刷り合わせがきちんと行われていないと、デザイン制作が
進行する中でブレが生じてきてしまうことになります。

具体的な表現で言うと、仕上がったときに
「キレイなんだけど、趣旨がズレてる気が・・・」
「インパクトはあるんだけど、ちょっとイメージと違う・・・」
なんてことが起こってしまいやすくなります。


ご検討段階で、見積り前の段階で、という部分で言いますと
その趣旨によって提案内容が変わってくるのは当然のことですし、
それに伴って費用も変わってきますよね。

最初に出した見積りが安くて決めたけど後から後から追加費用が
かかってしまう、なんてことにもなりかねません。

だから我々はお問い合わせいただいた段階でできるだけ詳しく
内容をお聞きしたいと考えています。

ディレクションという領域になりますが、力を入れている要素です。


特に会社案内などのパンフレット、ページ数が多いものであれば
ディレクション・構成の比重は高くなってきますし、後々修正すると
時間も膨大にかかってしまいますからなおさらです。

パンフレットのときはチラシやリーフレットよりも時間を取りたい
ところではありますね。


デザイン制作の打ち合わせを軽く見ず、相手のディレクションを
見過ごさず、その意義を持っておいていただければ制作会社との
話もスムーズになるかもしれませんね。






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April 16, 2009

ノベルティとしてエコバッグを考える背景

「スーパーでレジ袋の受け取りを辞退する人は18.2%−」
先日の新聞にこんな記事がありました。

世間のエコブームの先駆け的な存在として注目されたエコバッグ。
注目され始めてからしばらくが経ったように感じていましたが、
けっこう意外な記事でした。

スーパーでのレジ袋有料化の声が挙がってからというもの、
実用的なノベルティとしてエコバッグを活用される企業様も
多く出てきましたが、このような記事を見ているとまだまだ
これからの部分も残っているんだなと感じています。

レジ袋有料化に伴ってエコバッグの活用が増えたといいますが、
近頃ではそもそもエコバッグの定義自体があいまいになって
きているかもしれません。

レジ袋に代表される省資源のためにマイバッグを持つことが
エコロジーであるという認識もあれば、バッグ自体がエコロジー
素材を使っているからエコバッグ、という認識もあるようです。

ノベルティとして考える場合は前者の要素が大きいと個人的には
考えているのですが、そうであれば、冒頭に書きました新聞記事の
内容は今後の活用の余地を感じさせてくれます。

日本チェーンストア協会の目標値としてはレジ袋の辞退率を30%に
設定しているようで、まだエコバッグ活用の動きは止まらないように
も考えられます。

また、レジ袋有料化に踏み切った一部スーパーでは辞退率が60%〜
70%に達していることを見ると、逆にこれから本格的にエコバッグの
活用が進んでいくのではないかとも考えられます。

世の背景としては、ノベルティとしてエコバッグを考える余地は
まだ十分にあるんじゃないかと感じた情報でした。





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