月日は百代の過客にして……気付けば2016年もとっくに過ぎ去り、お正月気分も遠い過去のものとなり、代わり映えのない日常に身を置いているパパです。

そして着々とOPTの季節が近づいてまいりました。

とは言え、まだ1月。

先週の大寒波もあり、まだ山へ行けません。

雪も嫌だけど寒いのがダメなのです。

この時期、マラソンする人にとってはシーズンの佳境であり、東京マラソンをはじめ各地で大きな大会もあり勝負レースへ向けて盛り上がっていることでしょう。

しかしトレラン界は思いっきりシーズンオフ…冬枯れといったところでしょうか。

こーゆー時こそ地道なトレーニングを積みシーズンへ向け準備を進めるべきなのでしょうが、練習嫌いのパパはなーんにもやっておりません…

こんな人が公式ブログを書いてて良いのでしょうか…

しかし、チャレンジ物語である以上何かはせねば…と言うことで、グータラなパパでもできるメンタルトレーニングを遂行しました。







↓メンタルトレーニング的なもの…
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読んだことある人も多いのではないでしょうか。

夢枕 獏さんの「神々の山嶺(いただき)」です。

本棚の奥に眠っていたのを久しぶりに引っ張り出してきました。

去年は阿部ちゃんと岡田くん主演で映画化され、そちらを観た方も多いのではと思いますが、パパは映画も観たし漫画も読みましたよ。

やはり原作が一番迫力がありますな。

高度8,000メートルを超える極限状態でのアタックに比べれば、奥三河でヒーコラするくらいなんてことないのだよ…と、苦しい時に自分の脳みそを騙すためのトレーニングなのです。はい。

映画では、どーしても細部が端折られてしまいますが、原作を読むとどれだけ凄まじい状況であるのかが伝わってきます。


【本文より抜粋】

8000メートルを越えると、一歩足を踏み出しては、一分近くも喘ぎ、次にまた一歩踏み出す、その無限の繰り返しになる。

人間が、順応できる高度は、人によって色々だが、6000メートルをいくらか越えたあたりであろうと言われている。

つまり、どれほどうまく高度に順応できたとしても、その高度を越えると、ただ何もせずに眠っているだけで、どんどん体力を消耗してゆくことになる。

6000メートルを越えた高度に長く滞在すると、大量の脳細胞が死んでゆく。


パパの場合、8000メートルどころか882メートルの鞍掛山でも分速一歩のラップをたたき出せてしまいますが……

とにかく、OPTで辛くて辛くてどーにもならなくなった時は、あのシーンやあのシーンなんかを思い出して、無酸素で冬期の南西壁にへばりついてるよりも100万倍マシだから…と自分に言い聞かせるのです。はい。


…なんてことを書いてたら、一昨年の第一回OPTの直前にも同じことを考えてこの本を読んでいたことを思い出しました。

なんと進歩のない……

よし、こーなったらもっとハードな内容の山岳小説を探して脳ミソに刷り込むぞ!

(そんな暇があったら、とっとと近所でも走ればいいのに…)



(おしまい)