オウンドメディア

2012年11月04日

「まえがき」と第1章を事前に無料公開 =『MEDIA MAKERS〜社会が動く「影響力」の正体』 はてなブックマーク - 「まえがき」と第1章を事前に無料公開 =『MEDIA MAKERS〜社会が動く「影響力」の正体』

宣伝が多くてスミマセン。なにぶん初めてなもので・・。さて11月12日の発売まで1週間となりました。今日は、「まえがき」と第1章を公開したいと思います。著者として、なぜこの本を書き、誰に何を届けるつもりで書いたのか?を明らかにしている部分です。


===========まえがき=============

 「メディア」が毎日の生活の隅々までを浸す時代となりました。

「メディア」経由で流通する情報や記事に対し、どのような解釈を加え、どのように反応するかが、ビジネスパーソンとしての成果にも大きな影響を与える時代ともなりました。

平均的な日本人は、NHKの生活時間調査によると、一日に4時間~5時間をメディアへの接触に費やします。ホワイトカラーの知識労働者ならば、仕事時間においても、さらにかなりの時間をメディア経由での情報摂取や解釈に費やします。

「人生の3分の1はベッドの上」という布団押し売りのセールストーク風に言うならば、現代は「起きている時間の3分の1はメディアの中」とまで言えるような「メディア爆発」時代なのです。

しかし、それほどまでに、あなたが属しているビジネスの浮沈や、日本という社会全体、さらには国際関係全般にまで、そして究極的には、個人の人生にも大きな影響を与えるメディアについて、あなたは、どこまで深く理解しているでしょうか? 

そもそも「メディア」とは何でしょうか?なぜ、ある「メディア」は、それほどまでに社会に影響を与えてしまうのでしょうか?どのような条件が揃うときに、メディアは個人や企業の命運をも左右する影響力を持ち得るのでしょうか?

メディアに宿る「魔力」を正しく理解し、その影響力をプロとして正しく利用していきたいと願う若いメディア業界人と、メディアが影響力を生むメカニズムを根本から深く理解し、自社のマーケティングや製品・サービスの差別化に役立てたいと願うビジネス・パーソンのために、私はこの本を書きました。

長く「メディアの魅力」に恋焦がれ、取り憑かれてきたものとして、私がこれまでのメディア業界人としての経験から知り得た限りの「マジックの種明かし」をするつもりです。


どうか最後までお付き合いをください。

                     田端信太郎

tabbata at 16:28コメント(0)トラックバック(0) 

2009年12月05日

グーグルは電気を作り、コカコーラはメディアを作る。【書評】コカコーラ・パークが挑戦するエコシステム・マーケティング はてなブックマーク - グーグルは電気を作り、コカコーラはメディアを作る。【書評】コカコーラ・パークが挑戦するエコシステム・マーケティング

「グーグルが発電所を作った」と聞いたとき、皆さんはどう思っただろうか?

数十万台のサーバーを運用するグーグルにとって、信頼性の高い電力を、出来るだけ安価に確保することは、文字通り生命線である。「グーグルが発電所を作った」と聞いたときに、私は、グーグル経営陣の、自社の事業に必要不可欠な経営資源を、出来るだけ他人に頼らずに、自分たちのコントロール出来る範囲に置きたい、という固い決意を読み取った。

グーグルのサーバーが、電力を大量消費するように、世界有数の大広告主であるコカ・コーラは全世界のあらゆる広告枠を大量に消費している。

コカ・コーラの経営陣にしてみれば、グーグルが自ら発電所を運営するように、自社のメディアを構築・運営し、消費者と直接の接点を持ちたい、と思うのは極めて自然なことなのかもしれない。
"No more spray,and pray"
(テレビCMをバラ撒いて、神頼みするのは、もう止めよう。)
これはコカ・コーラのアトランタ本社で最高マーケティング責任者を努めるジョー・トリポディ氏の言葉である。「Spray」は「噴霧する」という意味だが、ここでは、スプレーで殺虫剤をまくように、テレビCMを大量投下することを指している。次の「pray」は「祈る」という意味であり、いわゆる、他力本願な神頼みのことを指す。つまり、"No more spray,and pray"という言葉は、「テレビCMを大量に投下して、たまたま商品を欲っしている消費者に"まぐれ当たり"することに賭けるような、バカみたいなことは、もう止めよう」という決意を表した言葉なのだ。

つまり、この言葉を私なりに解釈すると、マス媒体に依存したこれまでのマーケティングコミュニケーション環境というのは、ユーザー企業にしてみれば、頻繁に停電し、送電線の途中で漏電しまくっている、発展途上国の電力事情のようなものだ!と言っているに等しい。そんな劣悪な環境で、電力の大口ユーザーなら、グーグルでなくとも、自前の発電所を作りたくなるだろう。

そういう問題意識を頭にイメージしながら、日本コカ・コーラのインタラクティブマーケティング統括部長である江端さんの書かれた「エコシステム・マーケティング」を読めば、何ゆえに、日本コカ・コーラが、「会員数740万人/月間1億8000万PV」という通常の「企業
サイト」の規模を遥かに超えたメディアである「コカ・コーラ パーク」を必要とし、その構築に注力してきたのか、よく分かるのではないだろうか。

コカ・コーラパークが挑戦する エコシステムマーケティングコカ・コーラパークが挑戦する エコシステムマーケティング
著者:江端 浩人
販売元:ファーストプレス
発売日:2009-11-12
おすすめ度:4.5
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tabbata at 23:57コメント(3)トラックバック(1) 

田端信太郎、初の単著が発売 MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体
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