ドラッカー
2009年04月29日
本を読まないから時間が無くなる!? GWに読むべきビジネス書Top10⇒1 Tweet
さあ、ガチンコで、私がオススメできる、ビジネス書の紹介エントリー。
TOP20から11までの発表も終わり、さあ、いよいよ、Top10です。
第10位:
「戦略」って言葉を曖昧な雰囲気で分かった気になっている人へ
本ブログでの関連記事:ネットサービスのコンセプトを「そもそも論」で点検する12の質問
あたらしい戦略の教科書
著者:酒井 穣
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2008-07-15
おすすめ度:
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第9位:
20代の諸君へ。いますぐ転職しなくてもいいから、一度は読みなさい
本ブログでの関連記事:10年前のとある新入社員が初めての転職を決意するまで
僕はこうやって11回転職に成功した
著者:山崎 元
販売元:文藝春秋
発売日:2002-05-28
おすすめ度:
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第8位:
自力で調べると2週間。この本を読めば1時間。最新トレンドわしづかみ
本ブログでの関連記事:旧来型の広告会社は典型的な「イノベーションのジレンマ」状態か
ウェブを変える10の破壊的トレンド
著者:渡辺 弘美
販売元:ソフトバンククリエイティブ
発売日:2007-12-22
おすすめ度:
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第7位:ペイパーポストなんざ、ちびっ子ギャングのオイタだ。
本当のPR業界の黒光りする凄みが垣間見たい?
本ブログでの関連記事:ペイパーポスト議論が見落としている点
ドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)
著者:高木 徹
販売元:講談社
発売日:2005-06-15
おすすめ度:
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第6位:
R25を始めるときにM常務に、コレ読んでくれ。俺の言いたいことはこの中にある、と言われました。
本ブログでの関連記事:ダメ会社の不振事業によく見られる50の症状
経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)
著者:三枝 匡
販売元:日本経済新聞社
発売日:2003-03
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第5位:
「営業マンのマネジメント」における最高かつ迫真のケーススタディ。
本ブログでの関連記事:ダメ会社の不振事業によく見られる50の症状
戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)
著者:三枝 匡
販売元:日本経済新聞社
発売日:2002-09
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第4位:
汝、自問自答し続けよ。「この仕事の本来の目的は何か?」と
本ブログでの関連記事:プロとして、ずっと自問自答をし続けるべき3つの質問
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
著者:P・F. ドラッカー
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2000-07
おすすめ度:
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第3位:
「愛情あふれる」大前節が炸裂。日本の閉塞感から脱出するには?
本ブログでの関連記事:NTTデータDoblogの障害を見て〜やはり辞めてよかったと思う元社員
「知の衰退」からいかに脱出するか?
著者:大前研一
販売元:光文社
発売日:2009-01-23
おすすめ度:
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第2位:
ガイシ的資本主義のグルは正直でイイ奴? 年収100億円オトコの仕事術とは
本ブログでの関連記事:年収100億円 退職金1000億円 オトコの経営ノウハウ
ウィニング 勝利の経営
著者:ジャック・ウェルチ
販売元:日本経済新聞社
発売日:2005-09-13
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第1位:
赤字に苦しむ大手電機・自動車は全社員に読ませるか? livedoorでも合宿で精読
本ブログでの関連記事:ダメ会社の不振事業によく見られる50の症状
V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)
著者:三枝 匡
販売元:日本経済新聞社
発売日:2006-04
おすすめ度:
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最後に再び。大事なことなので2回、言う。
「本を読む時間がない」という人がよく居るが、私に言わせれば、逆だと思う。
TOP20から11までの発表も終わり、さあ、いよいよ、Top10です。
第10位:
「戦略」って言葉を曖昧な雰囲気で分かった気になっている人へ
本ブログでの関連記事:ネットサービスのコンセプトを「そもそも論」で点検する12の質問
あたらしい戦略の教科書
著者:酒井 穣
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2008-07-15
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第9位:
20代の諸君へ。いますぐ転職しなくてもいいから、一度は読みなさい
本ブログでの関連記事:10年前のとある新入社員が初めての転職を決意するまで
僕はこうやって11回転職に成功した
著者:山崎 元
販売元:文藝春秋
発売日:2002-05-28
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第8位:
自力で調べると2週間。この本を読めば1時間。最新トレンドわしづかみ
本ブログでの関連記事:旧来型の広告会社は典型的な「イノベーションのジレンマ」状態か
ウェブを変える10の破壊的トレンド
著者:渡辺 弘美
販売元:ソフトバンククリエイティブ
発売日:2007-12-22
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第7位:ペイパーポストなんざ、ちびっ子ギャングのオイタだ。
本当のPR業界の黒光りする凄みが垣間見たい?
本ブログでの関連記事:ペイパーポスト議論が見落としている点
ドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)
著者:高木 徹
販売元:講談社
発売日:2005-06-15
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第6位:
R25を始めるときにM常務に、コレ読んでくれ。俺の言いたいことはこの中にある、と言われました。
本ブログでの関連記事:ダメ会社の不振事業によく見られる50の症状
経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)
著者:三枝 匡
販売元:日本経済新聞社
発売日:2003-03
おすすめ度:
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第5位:
「営業マンのマネジメント」における最高かつ迫真のケーススタディ。
本ブログでの関連記事:ダメ会社の不振事業によく見られる50の症状
戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)
著者:三枝 匡
販売元:日本経済新聞社
発売日:2002-09
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第4位:
汝、自問自答し続けよ。「この仕事の本来の目的は何か?」と
本ブログでの関連記事:プロとして、ずっと自問自答をし続けるべき3つの質問
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
著者:P・F. ドラッカー
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2000-07
おすすめ度:
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第3位:
「愛情あふれる」大前節が炸裂。日本の閉塞感から脱出するには?
本ブログでの関連記事:NTTデータDoblogの障害を見て〜やはり辞めてよかったと思う元社員
「知の衰退」からいかに脱出するか?
著者:大前研一
販売元:光文社
発売日:2009-01-23
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第2位:
ガイシ的資本主義のグルは正直でイイ奴? 年収100億円オトコの仕事術とは
本ブログでの関連記事:年収100億円 退職金1000億円 オトコの経営ノウハウ
ウィニング 勝利の経営
著者:ジャック・ウェルチ
販売元:日本経済新聞社
発売日:2005-09-13
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第1位:
赤字に苦しむ大手電機・自動車は全社員に読ませるか? livedoorでも合宿で精読
本ブログでの関連記事:ダメ会社の不振事業によく見られる50の症状
V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)
著者:三枝 匡
販売元:日本経済新聞社
発売日:2006-04
おすすめ度:
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最後に再び。大事なことなので2回、言う。
「本を読む時間がない」という人がよく居るが、私に言わせれば、逆だと思う。
本当は本を読めば読むほど時間が生まれます。
「本を読まない」から、「時間が無い」のです。
from レバレッジ・リーディング(著:本田直之氏)の46Pより引用。
Tweet
2009年01月18日
プロとして、ずっと自問自答をし続けるべき3つの質問 Tweet
お節介かもしれないとは思いながら、私は自分より若い社員には、この本を読んでみたら、とか言うことが、しばしばある。実は、これには原体験がある。
私が8年ほど前、二社目に転職してしばらくしたころ、当時の上司であったUさんという方がいた。Uさんは、社費でMBA留学した後、社長秘書(補佐的な意味での秘書)を20代で勤め、その後、私が入ったネット系の新規事業開発を行う組織のエグゼクティブマネージャー(部長職)をされていた。Uさんのさらに上司にあたる役員クラスも含め、周囲の皆が一目置くような方であった。そんなUさんから、入社後半年ほど、したときに、読んでみたら、と薦められたのが、この本である。
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
著者:P・F. ドラッカー
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2000-07
おすすめ度:
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Uさんのマネジメント・スタイルは、私には非常に新鮮だった。全く「威張る」ようなところがないどころか、業務上でも「命令」らしい「命令」すら、された記憶がほとんどないのである。Uさんは、「命令」ではなく「啓蒙」によって部下へ影響力を与えることを重視する方であった。
たいへん知的で学究的な方で、各人がその週のアウトプットを共有する定例会を仕切られる姿などは、超一流教授のゼミに参加しているような知的興奮を覚えた。その中でも、誰かのアウトプットについて「これはダメだ」とか「こうしなさい」と断定的にコメントすることはなかった。私のような入社したての者でも、独立したフルメンバーとして扱って頂き、発言の内容を尊重して扱って頂いた。
後に、茂木健一郎の講演mp3を聞いていて、ハっと気づいたのだが、このように、立場や権威によって、ディスカッションの中身が影響されることを避けるべきだというのは、「研究者が集まる学問コミュニティ」の世界では、絶対的なルールなのだそうである。
例えば、ノーベル賞受賞者と、若い大学院生が、ある事柄について議論し、意見が食い違っているときに、「私は、ノーベル賞受賞者なんだから、私の意見が正しいに決まってるじゃないか」なんて発言するノーベル賞受賞者がいたら、マトモな学会からは鼻ツマミ者になって追放されるだろう。
前置きが長くなったが、この本から、私は、生涯の間、仕事をするにあたって、自問自答し続けるであろう、3つの質問を発見することができた。今は、そのことに非常に感謝している。以下に、その3つの問いについて述べていきたい。
私が8年ほど前、二社目に転職してしばらくしたころ、当時の上司であったUさんという方がいた。Uさんは、社費でMBA留学した後、社長秘書(補佐的な意味での秘書)を20代で勤め、その後、私が入ったネット系の新規事業開発を行う組織のエグゼクティブマネージャー(部長職)をされていた。Uさんのさらに上司にあたる役員クラスも含め、周囲の皆が一目置くような方であった。そんなUさんから、入社後半年ほど、したときに、読んでみたら、と薦められたのが、この本である。
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
著者:P・F. ドラッカー
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2000-07
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出版社/著者からの内容紹介-Amazonより引用
優れた成果をあげるために、自らをいかにマネジメントすべきか。経営学の大家が自分の経験を振り返りながら具体的に説く。
内容(「BOOK」データベースより)
どうすれば一流の仕事ができるか?自分の能力を見極め、伸ばすための簡単な方法がある。ドラッカーが自らの体験をもとに教える知的生産性向上の秘訣。はじめて読むドラッカー自己実現編。
内容(「MARC」データベースより)
今や唯一の意味ある競争力要因は、知識労働の生産性であり、それを左右するのが知識労働者である。自分の能力を見極め、伸ばすための簡単な方法を紹介。著者自らの体験をもとに教える、知的生産性向上の秘訣。
Uさんのマネジメント・スタイルは、私には非常に新鮮だった。全く「威張る」ようなところがないどころか、業務上でも「命令」らしい「命令」すら、された記憶がほとんどないのである。Uさんは、「命令」ではなく「啓蒙」によって部下へ影響力を与えることを重視する方であった。
たいへん知的で学究的な方で、各人がその週のアウトプットを共有する定例会を仕切られる姿などは、超一流教授のゼミに参加しているような知的興奮を覚えた。その中でも、誰かのアウトプットについて「これはダメだ」とか「こうしなさい」と断定的にコメントすることはなかった。私のような入社したての者でも、独立したフルメンバーとして扱って頂き、発言の内容を尊重して扱って頂いた。
後に、茂木健一郎の講演mp3を聞いていて、ハっと気づいたのだが、このように、立場や権威によって、ディスカッションの中身が影響されることを避けるべきだというのは、「研究者が集まる学問コミュニティ」の世界では、絶対的なルールなのだそうである。
例えば、ノーベル賞受賞者と、若い大学院生が、ある事柄について議論し、意見が食い違っているときに、「私は、ノーベル賞受賞者なんだから、私の意見が正しいに決まってるじゃないか」なんて発言するノーベル賞受賞者がいたら、マトモな学会からは鼻ツマミ者になって追放されるだろう。
前置きが長くなったが、この本から、私は、生涯の間、仕事をするにあたって、自問自答し続けるであろう、3つの質問を発見することができた。今は、そのことに非常に感謝している。以下に、その3つの問いについて述べていきたい。
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