破壊的イノベーション

2009年05月22日

「自動車2.0」は走った分だけ課金、石油を使い続けるのは奴隷制を続けるのと同じだ! はてなブックマーク - 「自動車2.0」は走った分だけ課金、石油を使い続けるのは奴隷制を続けるのと同じだ!

昨日も紹介したTEDの動画の中でも、これまでに見た中で、ベストだと思ったスピーチ動画と、その日本語要約を紹介します。 世界級のエリートが、どれくらいのストーリー展開力とアピール力と、行動力を持ちながら、高い理想の実現に向け、突き進んでいるのか、ということがよく分かると思います。 このShai Agassi氏(SAPの元幹部でイスラエル人)。今はBetterPlaceという電気自動車のインフラ提供会社のCEOのスピーチです。 電気自動車の推進について、単なるエンジン、動力源の置き換えに留まらない変革を自動車業界や、世界の経済にもたらすのだ、と政治家も顔負けのアピールぶりで、熱く理想を訴えます。 Talks Shai Agassi's bold plan for electric cars 公式ページの動画本体へのリンク 彼のスピーチの最も肝の部分を私なりに、要約すると以下のようになります。 自動車2.0では、自動車が携帯電話のような存在になる。走った分だけ、課金され、本体はもっと安くなるのだ。 電気マイルが新しいコモディティになる。しかも、「ムーアの法則」に従い、どんどん安くなっていく。 2020年には1マイル走る電力を2セントで提供する。そうなれば石油会社は太刀打ちできない。 モラルと経済、どちらを取るか?のトレードオフに悩んだときは、奴隷制廃止の歴史を思い起こそう。 石油依存の今日の経済は、当時の奴隷制に依存した経済と同じ状況だ。200年前は、労働力の25%が、奴隷制という背徳的なシステムからもたらされていた。 そのため、奴隷制廃止は経済に大打撃を与えるのではないか、ひどく懸念されたが、奴隷制度廃止の直後に、産業革命が勃興し、むしろ奴隷制廃止が次の100年の繁栄のトリガーになったともいえるのだ。 だから、数十年かけてシフトするのでなく、この数年のうちに石油から電気へ。所有から利用へ、と自動車産業の構造を変えよう。 emaile
奴隷制を、スピーチ最後のメタファーに持ってきて、ストーリーを展開するあたり、論理の飛躍があるのですが、欧米のインテリには、これは拍手を拒否できない、凄く刺さるアピール方法でしょうね。 奴隷制の廃止と、産業革命の勃興の因果関係は、実際のところは、奴隷制を廃止したから、機械での労働力が必要になり、産業革命が起こった、なんていうほど分かりやすいストーリーではないように思うんですが、まあ、「分かりやすい」という意味では、「あっぱれ」なまでに見事のアジテーション演説です。 以下は、私が翻訳したスピーチの骨子です。例によって跳躍的な超訳が含まれてますので、間違ってたらすみません。(印象に残ったので、細かく訳したところと、ズバっと無視したところの差が激しいですw。) 日産のカルロスゴーンが言ったという、 「ハイブリッド車は、人魚姫(マーメイド)のような存在だ。魚が必要なときには、女性になる。女性が必要なときには魚になる。」という例え話も、グッドですね。 ちょっとファンタジーがあって、洒落たメタファーなのですが・・・。 女性が必要なときって?性欲かい?それ? 魚が必要なときって?食欲かい?それ? みたいな、ツッコミ心をくすぐる、えらいベタな欲求に裏打ちされた比喩ですから、妙な説得力を感じました。 私のような下品な人間だと、ついつい 「ハイブリッド車は、人魚姫(マーメイド)のような存在だ。ムラっと来ても、セックスするわけにもいかないし、腹が減っても食べることも出来ない。」 と言いそうになってしまいます・・。 さすがゴーン。競合のトヨタやホンダが、注力するハイブリッド車を批判するにも、ユーモアと、ポリティカリーコレクトであることを忘れていませんね!(日産はハイブリッドではなく、一足飛びに100%ピュアな電気自動車にカジを切っています。) それにしても、自動車業界はどうなっていくのでしょうかね。電気自動車化で本体がコンポーネント化されて安くなったら、日本の自動車産業全体が、GMのようになってしまうのでしょうかねぇ・・・。ここがやられると、日本の「モノづくり」は終わった・・という感じだと思いますがね。。

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2009年04月19日

ネスプレッソ(Nespresso)があればスタバに通う習慣をやめられる? はてなブックマーク - ネスプレッソ(Nespresso)があればスタバに通う習慣をやめられる?

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今日は、熱いエスプレッソコーヒーを巡って盛り上がる!?スタバvsネスレの熱い異種格闘技バトルの話です。

ネスプレッソで入れた一杯のコーヒー。う〜ん、いい香り


最初に投稿したブログの投稿日時より、この↓ビジネスウィークの翻訳記事の日付のほうが、先なので、今更こんなこと書いても、「後出しジャンケン」っぽいですが、ネスプレッソにおけるネスレの戦略が、自分が「きっと、こうじゃねえかな?」と考えていた通りだということを教えてくれるビジネスウィークの翻訳記事があったので、ご紹介します。

コレは本当に「スタバにとって、不況の中で自社の本当の競合はどこなのか?」というビジネススクールのケーススタディになりそうなくらいの事例だと思いますね。

不況の中、高いコーヒーが売れずに困っているスタバがネスプレッソのことを
「あんなのは、本当のエスプレッソじゃない。」
「バリスタが作らないなんて、心がこもってないから美味しくない。」
「ネスプレッソなんて、子供のオモチャだ。スタバの店頭のエスプレッソマシンこそ、本物だ」
とか、ネスプレッソを小馬鹿にしだしたら、逆にスタバの「負けパターン」突入ランプが点灯だと思います。スタバ株売り!ネスレ買い!?。
「あんなのは本当の○○○じゃない」
「○○○なんて、機械まかせで、職人の心がこもってない。」
「○○○なんて、オモチャだ。」
こういう発言は、破壊的テクノロジーに直面したときに、「旧体制」の側がいう典型的な負け惜しみの戯言です

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2009年04月12日

ネスプレッソ(Nespresso)はウマい!デスク脇にはエスプレッソマシンを はてなブックマーク - ネスプレッソ(Nespresso)はウマい!デスク脇にはエスプレッソマシンを

ココしばらく、妻が妊娠終盤ということもあって、週末に家で過ごすことが多くなってます。で、家で過ごす時間のほとんどは、密かな自慢の書斎スペースにて、ブログ書いたり、本を読んだりしてます。(このブログもそこから書いてます!)

モノ書きしたり、読書をしたりのお供と言えばやっぱり、コーヒー!ということで、実は我が家に2台あるネスプレッソのうち、1台をデスクの脇にもってきました。

nespresso

これで一歩も立ち上がらずに、何杯でもエスプレッソが飲めるぜ〜、と独りで悦に入っております。

desk

デスク全体の中での配置はこんな感じ。

cupofcoffee

出来上がったエスプレッソ、スタバやタリーズに負けませんゾ!

知らない人のために、説明すると、ネスプレッソは、(おそらく私が勝手に思うに)、ネスレが対スターバックスを狙った最新鋭兵器として、全世界でローンチされた家庭向けエスプレッソマシンのラインナップです。

1杯分のカプセルは、約70円という値段で、家で飲むコーヒーにしたら安くはないのですが、コーヒーの味の種類が豊富で、掃除も本当に簡単なので、かなりイイ感じだと思います。

有楽町ビックカメラの地下での実演販売で魅せられ、買うか買わないか迷ってたときに、誕生日プレゼントとして妻から貰い、自宅で初めて飲んだときには「自分ん家で、こんなにうまいコーヒーが飲めるのか〜〜!」と素直に感動しました。

デザインも色んなデザインがあって、オサレですしね。

エスプレッソ好きのかた、是非どうぞ!。オフィスで来客に出すコーヒーにもいいかもしれません。掃除はとってもラクですしね。(1杯70円なんで、缶コーヒーより安いですが、缶コーヒーとは、もう全く異次元のウマさです。)

ビジネス目線でいうと、もし、私がスタバやドトール、タリーズの経営者なら、ネスプレッソを飲んだら、かなりビビると思いますね。これは、写真業界において、銀塩フィルム・カメラに対してデジタルカメラが巻き起こしたのようなインパクトを、コーヒーの世界で巻き起こすかも・・と私のビジネス妄想が炸裂しました。

だって、ワザワザお店にいく理由を無くさせる味をマシンが、人手より安く作るんですから。これは、コーヒー業界の「破壊的イノベーション」なのかもしれませんなぁ。

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カフェタイムのBGMにはSOMA FMLUSHチャンネル(これは緩めのボーカルが載ったエレクトロニカな感じで統一されたCM無しネットラジオchで超Good!。最近は、一番有名なGrooveSaladのほうでなく、Lushを聞いてます)をiPhone3Gから鳴らして、エスプレッソ片手にウーム・・・至福のとき・・・。

気分的には・・・
タバタァ〜♪ タ〜バタァ〜タバタァ〜♪タバタァ〜。
ネスカフェ・ゴールドブレンド。

あれですよ「違いの分かるオトコ」って奴
を気取ってる真っ最中です。

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2009年02月04日

旧来型の広告会社は典型的な「イノベーションのジレンマ」状態か はてなブックマーク - 旧来型の広告会社は典型的な「イノベーションのジレンマ」状態か

次世代広告研究会にいってきた。

前半の織田さんのセッションは、AD:Tech NYの復習という感じであり、ad:tech NYに参加した私としては、知っている話が多い。オバマの選挙活動におけるソーシャルメディア担当は、Chris_HughesというFacebookの4人いるファウンダーの1名だったとのこと。これは知らなかった!。どうりで、オンラインのサイト制作からバイラルまで、ウマいわけだと納得した。

後半は、エージェンシーの方中心にパネルディスカッション。日本で広告のインタラクティブ化が、それほど進んでない原因は何か?問題は広告主か?代理店か?媒体社か?の議論が最も刺激的なハイライトだった。

いつも思うのだが、真の問題は、こういう場に「忙しい忙しい」といって決してやって来ない業界の多数を構成するサイレントマジョリティの心の中にあると思う。そういう意味では、こういう場で、それぞれの会社の中では、少数派になりがちな人たちが連携できるのは、とてもいいことだ。

我々も、さらに次の商売のネタを探し続けないといけない。時計の針を先に進める側にならないといけない。そういう気分で買った本がある。今日は、先週末の沖縄旅行にもっていくつもりで、実は羽田空港に着くまでの京急で読み終えてしまった「ウェブを変える10の破壊的トレンド」を紹介したい。

ウェブを変える10の破壊的トレンドウェブを変える10の破壊的トレンド
著者:渡辺 弘美
販売元:ソフトバンククリエイティブ
発売日:2007-12-22
おすすめ度:4.0
クチコミを見る
出版社からのコメント
もはやWeb2.0は単なるスローガンではない。世界のIT業界では、日々新たなテクノロジーが生み出され、それをマネタイズするための試行錯誤が繰り返されている。一つひとつの技術やビジネスモデルは、個別に展開されているように見えながらもいくつかの大きな潮流(トレンド)の上に成り立っている。イノベーションを自社のものとし、変化に対応していくためには、そのトレンドを読み誤ってはならない。
ニューヨークから世界のITビジネス事情をリポートし続けてきた著者が、主に米国の事例を中心に紹介しながら、ウェブの進化の方向性とわれわれが進むべき道を指し示す。

著者からのコメント
米国で肌身に感じた破壊的イノベーションの数々。それらがユーザー・エンパワーメントの視点を伴ったときに、大きな力となる。本書ではウェブを中心とする最新情報を満載したが、これらの一つ一つを知っているだけなら、単なる「情報オタク」だ。底流にある破壊的トレンドをつかんでこそ、次のビジネスの方向性が見えてくる。IT企業の経営者、企画部門、マーケ部門の方々はもちろん、日本から次代の破壊的トレンドを生み出す若手エンジニアの達にも読んでほしい。


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