氷点下の世界から絵葉書を送りたいと願う観光客の要望に応えるため、オーストラリアの郵便局は今月、南極に出張所をオープンした。

オーストラリアの探検家ダグラス・モーソンは1911年末から14年にかけ探検隊を率いて南極を訪問。その際に数棟の小屋を建てており、現在ではそこを訪れる観光客も多いという。

南極東部に開設されたこの出張所は、南半球で夏を迎える時期に数週間営業するのみ。投函した郵便物は1つにまとめられた後、夏の終わりにオーストラリア本国に送られ、ほかの郵便物と一緒に郵送される。

今シーズンは、南極をクルーズ船で訪れた観光客約150人が出張所のサービスを利用したほか、世界の切手収集家からも記念切手の注文が寄せられた。出張所での業務担当者によると、気温が低すぎて消印が付かないなどの問題もあったという。

(ロイター通信より)

南極の郵便局ですか。発想が面白いですね。日本もいっそのこと南極に基地があるので作ったらいい観光名所になるかもしれません。

それにしても寒すぎて消印がつかないところなんて、ちょっと住むのは勘弁してもらいたいけど、1年に数週間しか営業しないのはいかにもさみしすぎますね。