岡山城後楽園南門から月見橋で旭川を渡ると岡山城がある。かつて城は現在地より西に300mほどの位置にあったが、豊臣秀吉の養子(猶子)となって大大名にのしあがった宇喜多秀家により、慶長2年(1597)に現在地に完成した。平山城であるが、天守閣は小さな丘の上(岡山)に築かれ、また旭川の流れを付け替えることで、掘削した土砂を盛り上げ、上中下三段の地形を造成したという。外壁には黒漆が塗られていることから、「烏城」の別名がある。

天守閣は第2次世界大戦の空襲により昭和20年に焼失したが、昭和41年に鉄筋コンクリート造で復元された。

岡山城岡山城岡山城

天守閣2階の茶店の名物は「珈琲ぜんざい」。苦めのホットコーヒーに、粒あんと白玉をぶち込み、ミルクを注げば完成。不味くはないが、美味しくもない。コーヒーを飲めばコーヒーの味がするし、白玉を食べれば白玉の味がする。ただしあんこは甘苦くて微妙。「コーヒーを飲みたいが、ぜんざいも食べたい」という客の要望か。岡山の名物というわけではなく、ネットで検索してみるとほかの町でもメニューとして出している喫茶店がある。どうやら京都の「味処マミ」という店が発祥であるようだ。岡山城名物というのも、ほかに店がないからであって、なんだか“言ったもん勝ち”な感じもする。

お城茶屋(ぼっけぇ!グルメ岡山)

珈琲ぜんざい珈琲ぜんざい珈琲ぜんざい

岡山城
住所/岡山市丸の内2-3-1 [地図
電話/086-225-2096
交通/JR岡山駅よりバス「県庁前」下車
     または岡山電気軌道(路面電車)で4分「城下」停より徒歩9分
料金/大人300円、小人120円(5〜14歳)
     共通入場券(後楽園・岡山城):大人520円、小人260円
     ※ほかに林原美術館、オリエント美術館との共通券あり
時間/9:00〜17:30、12/29〜31は休館