遅くなりましたが、活法セミナーに参加しましたので報告させて頂きます。
活法とは
戦国時代に生まれたもので、古武術の裏の技として存在していました。活法が必要とされた理由として、戦場で傷ついた武士を治療し素早く戦場に戻す事が必要とされたからです。
(以上 活法セミナーテキストより抜粋)
セミナー受講
活法セミナーは、少人数制で中身の濃いものです。今回は、全部で10の技を勉強しました。
橋本代表や秋澤院長にやって頂く活法の技(技術)は一見簡単に見えます。当たり前ですが自分がやったら簡単ではありません。1つの技を練習する度に、汗が噴き出て、疲労が蓄積される感じがします。無駄な力が入っていたからだと思われます、 これを繰り返し練習して行く訳ですが、なんと中身が濃いことか。セミナーは2日間行われるのですが、終わった時はヘトヘトになってしまいました。帰りの新幹線では熟睡です。
私は、色々なセミナー•講習会•勉強会などに参加してきましたが、活法研究会のセミナーはどれも中身の濃いもので、初めての経験でした。
横の繋がり
また、1日目のセミナーが終わった後の親睦会も有意義なものでした。
いい年をして人一倍人見知りな私は(決して暗い人間ではないと思います)、なかなか自分から喋ることは出来ませんでしたが、色々なお話しを聞く事ができて有意義なひと時を過ごせました。私は、治療技術を学ぶ目的ともう一つ共に同じ物を学ぶ方々との横の繋がりができればと考え参加しています。
受講を終えて
活法と言う言葉は知ってました。私が柔道整復師の免許をとる際に、授業で習った記憶があります。その授業では「活法とは、骨折•脱臼の整復術(正骨範に記載)」だと学習したのですが、まったく違うものでした。むしろ、整体的なものに近いと感じました。しかし、世にある整体とは全く別物です。
このような、素晴らしい技から600年前から存在していたとは!
唐突ですが、何をかくそう私は妄想好きです。
戦国時代から伝わる活法の技、どんな時代にどんな状況で人々を救ってきたのか妄想すると、頭の中でロマンがどんどん広がります。
最後に想うこと
現在は、鍼灸師・柔整師にとって間違いなく1番厳しい時代だと感じます。
せっかく国家資格を取ったのに食べて行けない(私もその中の1人)、活法•整動鍼はそんな鍼灸師• 柔整師が生き残っていくためのひとすじ の光だと思います。
東洋医学のエキスパートである鍼灸師、筋肉や軟部組織のエキスパートである柔整師こそ活法を極めるべきだと感じます。
何としても生き残って行かなければ‼️👍