以下は
森友・籠池氏、財務省と大阪府に「ハメられた」可能性…崩れる「国有地払い下げ」説
文=横山渉/ジャーナリスト 2017.03.25
からの引用です。

この問題を取材するジャーナリストの須田慎一郎氏は「籠池氏は肝心なことについて、何も理解していないのではないか」と証人喚問を見た印象を語る。
その上で、国有地が格安で売却されたと報じられているが、そのこと自体に異議を唱える。

「そもそも、土地の鑑定評価額9億5600万円に妥当性はあるのか。
その算定根拠については、ほとんど報道されていません。

すぐ近くに名神高速が通っていますが、その向こう側に住宅地があり、その宅地評価額をベースに算定したものです。
小学校用地はかなり広いのですが、そこに狭い土地を前提とする宅地価格をあてはめて計算するのは不動産取引上あり得ません。
だから、実際はかなり安くなるはずです」

小学校用地のロケーションも決して良いとはいえない。
伊丹空港の騒音の問題と(タコ注:飛行機が上をとぶので)建物の高さ制限がある。
よって、
不動産業者にとっては
マンション建築などで
開発しづらい土地
だ。

宅地価格を当てはめたのは理不尽ですし、逆にいえば、9億5600万円は不当に高いということになる。
道路を隔てすぐ隣の国有地9492平方メートルが豊中市に14億2300万円で売却されたと報道されていますが、
実際に豊中市が支払ったのはたった2000万円ほどです

近畿財務局が10年に公共随契で豊中市に売却した土地の価格が14億2300万円で、森友学園への売却額の約10倍とされてきた。
しかし、国から7億1000万円の公庫補助金、住宅市街総合整備事業の補助金が出ていた。
さらに、臨時交付金、地域活性化公共投資として6億9000万円も出ていた。
それらを差し引くと、豊中市の実際の負担額は約2000万円というわけだ(タコ注:この取引の際の民主党国土交通省の副大臣が辻本清美です)。
image

(タコ注:画像はこちらから。)
つまり、
森友学園が不当に格安で国有地の払い下げを受けたとする前提が崩れることになる

(タコ注:森友学園が不当な取引なら、辻本清美と当時の豊中市民主党議員も国有地を不当な安値で譲り受けた事になる)。

「土地の評価額を高く設定するのは仕方ないとしても、
ああいう
使いづらい土地は
補助金やなんらかの名目で
価格を下げるための調整をするわけです。


森友の場合、補助金に当たるのがゴミの撤去費用8億1900万円だったと考えられます。
この金額は7メートル除去する前提の費用だそうです」

このような説明を財務省理財局が素直に行えば、国民は納得するとも思えるが、「なぜ最初に高く設定して、ゴミの撤去費用でさじ加減したのか合理的説明ができないだろう」(須田氏)という。
それゆえに近畿財務局は「交渉記録を破棄した」と言っているわけだが、本当かどうかは不明だが。

「証人喚問で、籠池氏は『定期借地後にゴミが出てきて、その報告を受けたか』と質問を受けました。それに対して、籠池氏は『受けていない』と。
建設業者と設計事務所と弁護士が近畿財務局に交渉しに行きました。そのなかで、定期借地契約から買い取りに変わって、ゴミ撤去費用も積算され、瑕疵担保特約も決まった。

籠池氏を除いたところで決められた
ので、本人は『そんなに安くなるんかいな』と思ったわけです。

彼はカラクリを何も知らないのでしょう」

売却価格は確かに1億3400万円だが、籠池氏はそれとは別にゴミの処理費用を負担しなければならないことになっていた。
須田氏はそのことに対する認識が薄いと指摘する。
さらに、
産廃処理の仕組みなどを知らないために、いいように使われた可能性すらある
と語る。

「多額の産廃費用を見積もるために、最初の土地評価額を高く設定しようと誰かが考えても不思議ではない。
一方、
国側にしてみれば、
使い勝手の悪い土地を
森友に押し付けることができる。


そして、
建設業者や産廃業者はみんな儲かる。

財務省や国土交通省は関係業者らに良い顔をしたかったのかもしれない

大阪府の私立小学校認可のあり方も問題視されているが、須田氏によれば、
土地を手放したい財務省側が大阪府にプレッシャーをかけたと考えるのが妥当ではないか
と語る。

以上引用終わり。




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