2012年03月29日

介護保険料は大幅値上げに

3月議会報告


 住民の声を無視・大幅値上げ
   
共産党以外は異議なし賛成



  これでよいのか高田の議会
   
     
市長の提案には何でも賛成


 市長が提案した介護保険料の大幅値上げ議案は、23日の議会で、明石光子社会文教委員長(公明党)が「全員異議なく賛成した」と委員会の審議結果を報告。 共産党の大石議員が「年金の少ない方への保険料の軽減や、申請による減免制度の充実など審議したのか」と質問。「質疑や意見はなかった」などと答弁し委員会では市長の値上げ案には異議なく賛成したことが明らかになりました。
 大石議員は反対討論にたち、値上げを抑えるために12月議会で代案を示したにも係わらず、まともに取りあげず大幅値上しようとする市長案に反対。3年後の大幅値上げを阻止するために、制度の抜本改正めざし政府に働きかけるよう要求しました。(左記に討論要旨) 他に討論なしで表決。他の議員(1人欠席)は全員賛成し可決。




年金は下がり介護保険料の大幅値上げ許すな
  
 
値上げ抑える代案示し追及・共産党

 
 値上げ案は、3年前比で一番少ない方でも年間6720円の負担増、所得が190万から200万未満の方は年間3万2508円の大幅な負担増です。

大石議員は12月議会で、
①県のため込んでいる42億円の財政安定化基金を介護保険料の軽減にあてる。
②所得に応じて適正な保険料を設定するために、料金設定の細分化をする。
③一般会計からの繰入をして、高齢者の負担軽減を図るべきと要求。

 2月20日、大幅値上げを抑えるため。
①県の基金取り壊した3000万円の交付は少なすぎる、県の基金の全面活用を。
②宇佐、中津と同じように3段階の細分化し低所得者の軽減を。
③所得が190万以上の方はいくら所得があっても保険料は同じ。他市のように所得の多い方にはそれ相当の負担をしてもらうように、せめて宇佐、中津なみに1.75の段階設定すべき。
④基準月額5240円は市民の所得に比較し高すぎる、一般会計から繰入し大幅値上げを抑えよ。
⑤年金の少ない方で、収入が生活保護基準の1,2倍により算定した額と、住宅扶養控除に係る合計した額以内の世帯は、市独自の減免制度を導入すること。
など5項目を文書で市長に要求していました。



国と地方自治体の負担割合増やし

 
住民負担軽減・制度の抜本改正を

 
 年金暮らしの高齢者に大幅な負担を押し付けける市長の提案には反対だ。
 高齢化で介護給付費が増えるほど保険料が際限なく増える、介護保険制度の根本的な欠陥だ。このままでは、3年先の第6期計画では、団塊の世代が本格的に介護保険を利用するようになり、さらに保険料の大幅値上げになりかねません。 国と地方自治体の負担割合を抜本的に増やすことがどうしても必要であり、低所得者からも保険料を取り立てる現行の制度を抜本的に改正すべきです。
 市長は市民の負担軽減にあらゆる尽力されるよう要求し反対討論。
ご意見はこちらへ ooisi32@po.d-b.ne.jp 



tada170302 at 22:17コメント(0)トラックバック(0)議会報告  

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
クリックが元気の源です
プロフィール

tada170302

月別アーカイブ
記事検索
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ