2007年05月05日

洞幡の大比武(だいひぶ) DB

単に大比武というと、大規模な軍事演習のことだが、洞幡の大比武と言った時には洞幡の演武場で挙行される真剣試合をさす。素仏來王の時代に占雅殿で始まったのが、琉河の刑場跡へと場所を移され、現在では洞幡の大比武で毎年秋に行われている。参加資格は在野の武人であることのみ。真剣試合ではあるが、降参も認められている。観戦する将官に認められれば初戦敗退でも相応の軍籍が与えられ、能力次第で一足飛びの出世も可能。頂点まで勝ち上がると独峰と呼ばれて尊敬され、出身地の地名には「嶺」という尊称が冠される。ただし、ある程度の腕があるものならばすでにそれなりの地位についていたり大金を稼いだりしているので、本当の実力者はわざわざこんな危険な催しには出ないという意見も多い。出願期間は回暑から先涼までの三十三日間。一番手から五番手までの講武所は、慣例として毎年一人ずつ名代を出すことになっており、二名以上が参加すると弟子の束ねが利かないと噂されかねない。


tadano24 at 23:41│Comments(0)TrackBack(0)clip!文化 

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