「サケ学入門/自然史・水産・文化」に寄稿しました。

  • author: tadekichi
  • 2010年01月08日

文章だけの仕事に四苦八苦して描きあげた
原稿がやっと本になりました。

北大で年に一回講義している「総合講義サケ学」のテキスト本です。

026ee38a.jpg

 
残念ながら昨年の私のサケ学の講義には間に合いませんでしたが
原稿を提出したのが2008年の8月それから校正や図版の用意などをへて2009年末にやっと刊行されました。 


「サケ学入門/自然史・水産・文化」阿部周一編著 北海道大学出版会 

テキストとしても使えますが 
一般書籍として書店にも並ぶはずです。 
価格は3000円+税

知る人ぞ知るサケ学の権威が非常に高等なお話を 
わかりやすく噛み砕いて書いて下さっています。 

私は一番最後の章、第14章で「豊平川のカムバック・サーモン運動」について書かせて頂いてます。

8086fde6.jpg


カムバックサーモン運動については 
父が創始者の一人であることや 
思春期の多感な時期に経験したことでもあり 
私の今までの創作活動の大きな根っこになっているのは否めません。 
サケというものの存在に育てられたんだと今更ながら思っています。 

私はカムバックサーモン運動を 
過去の色褪せた記憶にしたくないと考えています。 

サケは人に育てられていますが 
同時に人の目を自然界に向けさせ深い思慮を呼び覚まします。 
サケは人を育てるのです。 

そんなことを思いながら 
がんばって論文的に書いています。 
ほかの方に比べると
私の担当部分はだいぶ叙情的ですが(笑)

どうぞよろしくお願いいたします。

サケ学入門の詳細についてはこちら
http://www.hup.gr.jp/details/ISBN978-4-8329-8193-5.htm