大学でこんな講義をしています(1)

  • author: tadekichi
  • 2011年06月29日

2011年4月から江別市にある北翔大学で非常勤講師をしています。

週一回の講義です。全15回で構成されています。

 

北翔大学 芸術メディア学科 マンガ表現研究 講義骨子

 

第1回「本講義のガイダンスと講師の紹介及び漫画家になるには」

最初の講義ですから、一通りのガイダンスと講師であるかじさやかの紹介をします。

また、講師から学生の皆さんにおすすめの漫画をご紹介します。

 

第2回「マンガとは何か、マンガのルーツとは何なのか」

この回から本格的にマンガというものを捉えて行きます。

「本講義はマンガ表現研究」とありますがマンガとは何なのか?どのような構成要素でできているのか、

そんなお話をします。

 

第3回「手塚治虫が作った未来」

マンガは常に社会からの影響を受けて生まれ続けています。

では逆にマンガは社会に影響を及ぼすのでしょうか?

この回ではマンガが日本の社会に与えた良い影響を考えていきます。

 

第4回「漫画を描くということ 発想から制作まで」

0からものを作りだすのは、コストもかかりますしとても大変なことです。

しかし恐らく最も金銭的コストのかからない仕事の一つが漫画家です。

マンガを制作する過程を実際にお見せしながら、舞台裏をご紹介します。

 

第5,6,7回「キャラクターをつくろう」「ペンを使って描いてみよう」

実習です。第5回ではキャラクターを作るとはどういうことなのかお話しします。

第6回でキャラクターのデザインをしますので自分ならどんなキャラを作るのか考えながら聞いて下さい。

第7回はペンを使って描いてみます。

 

第8回「手塚治虫ってどんな人?」

第3回で紹介した手塚治虫とはどのような人物だったのかお話しします。

そして彼がマンガ・アニメ業界に対して与えた影響についてもお話しします。

 

第9回「萌えという感覚~いとおかし、から」

オタクと言うと「萌え~」と言ってるイメージが「何となく」あります。

では「萌え」という感情はどのようなものなのでしょうか?

そしてその始まりは意外なところにありました、というお話です。

 

第10回「マンガファンからオタクへ、漫画を読むものへの偏見:手塚治虫の受難から宮崎事件、東京都条例の問題まで」

オタクという言葉を聞いて皆さんはどのような人種を思い浮かべるでしょうか?

オタクという人種のイメージはいつ頃作られどのように利用されてきたのでしょう?そういうお話をします

 

第11回「東京都条例 反対派と推進派はなぜすれ違うのか」

東京都を始めいくつかの地方自治体では青少年の健全な育成のためにマンガなどの販売に関して条例を

取り決めています。2010年、東京都条例の改正案について大変な物議が醸されました。

その経緯と意見が噛み合わなかった反対派、推進派の視点をまとめてみます。

 

第12回【実習】扉の絵を描いてみよう!

 

第13回【実習】扉の絵を描いてみよう

 

第14回「著作権とは?」ディズニーの神話

恐らく世界一著作権に厳しいとイメージされているディズニー。

小学校のプールに描いたミッキーの絵を消させた事件はあまりに有名です。

しかし本当のところはどうなのでしょうか?

そしてそもそも著作権とはなんなのでしょう?

将来メディアを扱う皆さんにとってとても大切なお話になると思います。

 

第15回「メディアミックスという戦略 漫画の周辺事情」

マンガはアニメーションになったりゲームになったりライトノベルになったりと

たくさんのメディアになりながら社会に波及して行きます。

マンガのもつメディアへの波及力を利用して相乗効果を狙うのがメディアミックスだとも言えます。

そんなお話をします。

また、現在、日本のコンテンツ産業に対する国際的な関心が高まっています。

でもそれは今始まったことではなく江戸時代の終わりから世界は日本の文化に注目してきたのです。

国際的な交流を通じて育って行く文化についてもお話ししましょう。

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受講している学生の皆さんの積極的な関わりの中
毎回充実感をもって講義を行っています。
教えることが最大の学びであることを今体感中です。