2006年04月25日

家族の話3

こんばんは。サリーです。
私が立て続けに二日続けてblogを書いたのを知ったテツヲくんが、「俺も書こう」と言うのを少なくとも3度は聞きましたが、まだ書いていませんね。
今日も聞きましたがきっとまた書かないんだろうと思います。

でもサリーは頑張ります。

さて、今日はTinkers親子のお話です。

Tinkers親子に限らず、多読ネットで本を借り始めて思ったことがあります。短い話が多いので、その分量だからしょうがないのかもしれませんが、とにかく展開の早さにびっくりします。あれよあれよという間に話は起承転結というより起床転々転々転々…。(店店みたいですね。いえ、失礼しました。でも店店も起床転々転々、びっくりさせられる人ですが、その話はまた今度。)
1ページにあれだけ短い文章しかないのに、ページをめくる毎に突然の展開が待っています。

Tinkers父娘も数奇な運命をたどります。
私は以下の2冊を読んだのですが、この親子、すごいです。

Tinkers Island (Penguin Joint Venture Readers S.)

多読ドットネットで借りる>>

Tinkers Farm (Penguin Readers Series: Easystarts)

多読ドットネットで借りる>>

1798年11月、ロンドン、コベントガーデンで花や野菜を売っているTinkers親子。まるでStevie WonderのLiving For The Cityのような展開で、あっという間に2ページ目でお父さんは泥棒扱いです。お父さん、挿絵を見るとちょっと頼りないです。娘Jenny、島送りにされるお父さんを助けようと考えます。手段を見つけたJenny、5分後には船長に仕事をくれるよう掛け合っています。かなりの行動派です。

6週間後、Jennyはチャンスを見つけお父さんを助け出します。
くさりをつけられ船の中で捕まっているだけのお父さん、びっくりです。
挿絵を見ると、やっぱり頼りないです。

そして船から逃げ出した二人がたどり着いたのは無人島、Tinkers Islandと名付け、二人楽しく暮らします。大きな船が島に向かってやってくるまでは…。

ということで、一冊目は"Tinkers Island"とタイトルにあるように、本の半分は二人島に暮らしてるんですけど、二冊目もすごいです。"Tinkers Farm"というタイトルなんですが、二人がFarmを手に入れるのはなんと一番最後のページです。

"Tinkers Farm"では、New Yorkにたどり着いた二人、農家に雇われて働き始めるんですが、過酷な労働条件、低賃金です。でもお金も土地もない、Jennyも我慢して働きます。ところが、お父さん、ある日突然、あまりの過酷な労働条件に耐えかねて、「俺は日曜日は働かない!おまえがやれ!」と雇い主とやり合ってしまいます。おおっ。頼りなさそうだったがやるじゃんお父さん。でも、あては全くありません。だめじゃんお父さん。嵐の中、Jennyを連れて出て行きます。

住むところもお金もない二人。またまたJennyが二人のピンチを救うのですが…。

と、何か安っぽい宣伝のような紹介になってしまいましたが、そんなTinkersシリーズ。
Jennyはお父さんといれば幸せ。お父さんもJennyといれば幸せです。

私がカナダで体感したことのひとつに、みんな家族を大切にするのがもっとあたりまえだったということがあります。言い換えれば、家族を大切にすることが、もっと美徳として強固に確立されているというか。友達やボーイフレンド、ガールフレンドは家族に紹介するのはあたりまえ、家族のために休日をあけることも多い。いくつになっても誕生日には家族が集まって食事をとる…。

日本でもある程度の年齢になればそうかもしれませんが、私なんかもっと若いときは家族の話なんて友達にあまりしなかったし、家族に友達の話もほとんどしなかったと思います。

離れて暮らしていたこともありますが、一人暮らしが楽しくて、経済的に助けてくれている家族に対して罪悪感を感じつつも目の前の楽しさにおぼれていって顧みることなんてほとんどない…。東京というところはそういうところ…。リリーさんではありませんがまあこれはまた個人的な話ですね。

形骸化してしまえば必ずしもいいことばかりを生むとは限りませんが、家族を大事にするって、重要なことだと思います。

なんでこんな話になってしまったんでしょう。ん〜。
Tinkers親子の話を読んでいてふと思い出したのでした。

みなさんも英語を話す友達やボーイフレンド、ガールフレンドができたとき、家族の話をしてみましょう。家族の話は世界共通です。私もカナダでできた友達と、親、兄弟の話でよく盛り上がりました。

また機会があれば盛り上がれるように、サリーも多読ドットネットで準備しておきます。
どうでしょうこんな感じで…。店店?

今日は少しとばしてしまった気がします。読者を増やそうとしているつもりがタダでさえ少ない読者を減らしていなければいいのですが。

おつきあいありがとうございました。
おやすみなさい。




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この記事へのコメント

1. Posted by juki_blua   2006年04月25日 07:59
サリーさん、初めまして。私も多読ドットネットさんにいつもお世話になっています。
ブログもサリーさんのパワーで又動き始めたようで嬉しいです。これからも楽しみにしています。(というとプレッシャーになってしまうでしょうか・・・)
店店さん、記事楽しみにしてますよ〜
2. Posted by 店店   2006年04月25日 10:04
juki_bluaさんありがとうございます。ネタを書くようにしますね。これからも多読ドットネットをよろしくです。

3. Posted by 店店   2006年04月25日 10:10
そっかー。僕は起承転々転々かあ。しかし今回のサリー話は考えさせられる面があるね。確かにアメリカにいってたときホストファミリーがとても複雑な家庭で子供が6人いたのだけれど2人が先妻の子で残りの4人がそのときの奥さんの子だったのでなんかギクシャクした面があったよ。いろいろ牛に話しかけていたけどやはり日本の家族のことを考えてたなあ。よし今日は帰りに母の日のためにカーネーションを買おう!

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