2005年10月11日

ドラムとかスネアとか。

 初めて太鼓を叩いたのは幼稚園の時です。吹奏楽を始めたのは小学4年の時でした。とにかく太鼓が好きでした。そこには音楽はありませんでした。私にとって哲学でした。
 中学、高校でもそれは変わりませんでした。ただ、恋とか本とか人生とか、カテゴリーが増えました。
 


 大学生で、バンドを真面目にやりました。でも、私に音楽はありませんでした。ドラムを愛せますが、バンドという形態を受容できませんでした。完全にドラムをやめた時、ひとりのひとに出会いました。


 彼はドラムの先生でした。くまさんみたいに大きくて、りすさんみたいに優しいドラムを叩くおにいさんでした。私は、彼に会ってもう一度スティックを持ちました。ひとりで完結し得るドラミングを提示してくれた人でした。


 そんな先生が急に天国へ召されました。先生とレコーディングしたドラムの本が世の中のドラマーの救いになると確信しています。


 こんなところでしかおはなしできないことを、本当に悔しく思います。どうか、安らかにおやすみなさい。





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