多賀の食「ふなやき」
ふなやき

聞き取り調査で、
普段どんな「おやつ」を召し上がりましたか?
と伺うと
「かきもち」「アラレ」に次いで、
「ふなやき」「ふのりやき」と
多くの方々から回答をいただきます。

県外から来た私には、
当初「ふなやき」が
どんなものか想像もできず、
魚の鮒(フナ)を連想していました。

話を伺ううちに、
どうやらホットケーキやクレープに近い
「おやつ」と分かってきました。

先日、無理なお願いをして、
ちょっと昔の事を思い出してもらいながら
一番素朴で簡単な
「ふなやき」を作っていただきました。

「めっそ(おおよそ)でいくわ」
作って下さる途中、
何度も手を止めてもらい
計量し記録しました。
各家庭の作り方や、味があると思います。
色々レシピをアレンジして
ちょっと昔の「おやつ」を作ってみてくださいね。


材料(約20枚分)
・強力粉…500g
(中力粉でもよい。家で収穫した小麦を挽いた。)
・水…750g
・塩…ひとつまみ(5gほど)
・砂糖、餡など
作り方
1、強力粉と水を計量して、ホットプレートを予熱する。
2、強力粉に塩ひとつまみ入れ、水を少しずつ加えお玉で混ぜる。
ふなやき
ふなやき
3、ホットプレートで薄く焼く。片面焼けたらひっくり返し両面焼く。
ふなやき
ふなやき
4、両面焼けたものに、砂糖または餡をのせて
どら焼きのように間にはさむ。
砂糖をのせて、真ん中で折って合わせるのを
「おがみにする(手を合わせて拝む姿から)」と言っていた。
ふなやき
5、出来上がり
ふなやき
「ふなやき」の事を、
犬上川流域の集落では「ふのりやき」、
また他の家庭では「じゅうぴしゃん」「べたやき」と言い、
ネギを切って入れたものは「ねぶか」「一銭焼き」などなど
様々な呼び名があるようです。
どんな「ふなやき」の思い出がありますでしょうか?

龍見