多賀の食「おやき・ゆりこ団子」
おやき

先日「ふなやき」を作っていただいた時、
もう一品「おやき・ゆりこ団子」を作ってくださいました。
「ゆりこ」は、くず米のことで、
昔は未成熟の米や、茶色い悪い米をよばれ(食べ)
良い米は出荷していたそうです。
一番素朴なおやきの作り方を教えていただきました。

材料(約12個分)
・米粉…400g
・湯…370g(加減しながら足す)
・たくあん…25g
・大根葉漬物…70g
・塩(漬物の塩分があるので入れない)

作り方
1、お湯を沸かし、材料を計量しておく。
2、漬物を洗いぬかを落とし、口当たりがいいように細かく刻む。
(餡子の代りに漬物を入れる)
おやき


おやき
3、お湯が沸いたら米粉に少しずつ入れて混ぜる。湯と同量の米粉が基本。
こねあがりを調整するために、半握りの米粉を別の器によけておく。
白玉団子を作る要領で、耳たぶのかたさくらいにこねる。
4、蒸し器にお湯を沸かし、湯気が上がってきたら、
3でこねた団子を棒状、または、
火が通りやすいようにドーナツ状に成型し蒸し器に並べる。
手を濡らしておくと付きにくい。
団子が多い時は何段か重ねて蒸す。
おやき
5、約20分蒸して、箸で刺して柔らかければ蒸しあがり。
かたい時はもう少し蒸す。
おやき
6、餅つき機で、約5分つく。
おやき
7、団子生地を分割する。漬物を団子生地に包んで丸める。
手のひらに団子を平たく伸ばし、真ん中を高く、端を薄くして、
漬物をのせて包む。
おやき
おやき
8、ホットプレートで、軽くフライ返しで押し両面焼き目をつける。
おやき
9、出来上がり
おやき
おやき

「おやき」の中に包む漬物は、
今回、たくあんと大根葉の漬物で代用しました。
カブラの葉の方が柔らかくて美味しく、
紅カブラや日野菜の葉を刻んで入れるのが一般的で、
12月から1月の頃のおやつだそうです。

冷えて固くなった「おやき」は、
風呂の焚口にワラを入れて焚き、
ポンと灰の中に入れておき、
ちょっと焦げた熱々を
「ふうふう、ぽんぽん、ぱありぱり」と
歌いながら食べたそうです。

モノが無くて大変な時代、
工夫して食べさせてあげる
お母さんの知恵がつまった
心豊かなおやつ。


龍見