2013年01月11日

碧山の化粧まわし

7243d6fd.jpgちょうど、1年位前の事。親方が、もし、碧山が三役に上がったら、新しい化粧まわしを、作って頂けないでしょうか?と、所属していた、ワンハンドレットライオンズクラブの方に、お願いしていたようです。碧山が一番初めに作ってもらった化粧まわしは、紺色に白く親方の家紋が、入ったデザインでした。生前親方がデザインしたもので、碧山にも、初めて作ってもらった思い出のある化粧まわしです。ただ、田子ノ浦部屋後援会と書いてあるため、この文字を変えなければ、部屋を移った碧山は、これをつけて、土俵に上がる事ができません。私が、まわしの下の部分の田子ノ浦部屋後援会のところを変えれば、つけて上がれるから、そのようにしようか?と、碧山に尋ねた事がありました。すると、碧山は、変えたくありません。変えるなら、つけれなくてもいいです。と、キッパリ答えました。碧山にとって、親方が作ってくれたものその物を、残したかったのだと思います。変えたくない。それは、イコール、亡くなった親方に対する碧山の思いだと、私は、話していて痛いほど感じました。碧山が三役に昇進した時に、ご報告と、この話しをしたところ、亡くなった田子ノ浦
親方との約束だから、作りましょう。そのように、言っていただきました。デザインの中に親方のゆかりのものを入れてくださいとの、私と碧山のワガママも、聞き入れて頂きました。文字のバックは、親方が久島海の現役のころ作った、故郷の海をイメージして作った浴衣柄を参考にしてデザインして頂きました。化粧まわしの右下部分には、親方の家紋を、綺麗に入れて頂きました。碧山は怪我の為、九州場所を途中休場し、巡業も参加する事ができませんでした。ですから、まだ、今日のパーティーに出席するわけにわけにいかず、お礼のご挨拶と受け取りに、行きました。その時の、碧山のスピーチは、デザインの中に親方の家紋や、ゆかりのものが入っていて、とても嬉しい。この化粧まわしを、つけて、土俵に上がる時は、亡くなった親方と一緒です、と話した時には、私はこみあげる涙を、こらえるのが精一杯でした。ライオンズクラブの皆様、ありがとうございます。親方、素晴らしい化粧まわしを、作って頂きましたよ。新しい化粧まわしをつけた姿を、天国から見て下さい。


tagookami at 00:32│Comments(0)

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