以前(4月)次のように書いた。

九官鳥は意味もわからずに話す鳥である。
力士が本当の理由がわからずに女人禁制を
受けついでいきたいというのであれば、九官
鳥であってはいけない。協会は女人禁制を
貫くならば、その理由をあやふやのままに
せず、この際明確にすべきである。
1705風景 027
<土俵>

その後協会は「土俵は神聖な戦いの場、鍛錬
の場」という趣旨を打ち出した。さすがに
女性は不浄とか女性差別を当然ながら否定
した。ただ、伝統という言葉をよく使われる
が、江戸の大相撲以来「土俵は神聖な戦いの
場、鍛錬の場」のみが脈々と伝わって伝統に
なったのか。むしろこれは現代版の解釈では
ないだろうかと思えてくる。現に元力士は、
理由を口にせず、女性は土俵に上がれないと
教えられたと語っている。明治、大正、昭和
戦前は女性に選挙権はなかった時代である。
現代のヒューマニズム(平等・人間性などを
重視し、人間の価値を重視する人道主義)的
思考はなかったのである。

人によっては土俵に上がれないのは、女性
差別でなく区別と言う。区別というのはトイ
レ、更衣室、温泉などをいうのであって、
土俵での表彰・断髪・挨拶はできるか否か
しかない。また、歌舞伎や宝塚をもちだす方
がいる。だが、歌舞伎に女性が出演しても、
宝塚に男性が出演しても受けないであろう。
なにより、役者の道はこの2つに限定されて
いるわけではない。
180512土俵祭り 259
<土俵祭り>

ここで、相撲協会の視点に立つと次のような
ことが言える。土俵は土の塊である。ただし、
そこに何かが宿ると考えている方にとっては、
特別の存在である。印画紙は紙にすぎない。
しかしだからといって、母の写真を踏んづけ
られるかというとそういうことにはならない。
その背後に何かが臨在しているのである。

女人禁制という大枠ではなく、問題は表彰
したい、断髪したいという女性をどうするか。
それは無用とばかりに排除するのか。ことは
AかBかではなく、別の知恵を出してみよう。
その方法は組み立て式ブリッジを製作し、
ブリッジ自体土俵に直接ふれることのない
ように設置することである。これなら男女
問わず表彰、断髪ができる。
110528春日王引退相撲 931
<土俵下の断髪式>

断髪式はこれまで土俵下で女性が断髪する
ことはあった。しかし、土俵下は暗く、客席
の位置によっては見えにくい。組み立て式
ブリッジならその点は払拭できる。相撲協会
にとっていきなり女性解禁は抵抗が大きいと
思う。段階を踏む最初の一歩にしてはいかが
だろうか。

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