ヤマハより、長期保管時の最新情報が入りましたので、お知らせ致します。
2ストロークの場合も、エンジンが高温状態で、チルトアップすると
海水の水分だけ蒸発し、濃度の高くなった海水が残り塩固着の原因になりますので
帰港後のエンジン停止後は、すぐにチルトアップせずに、約1分間程度垂直状態を保ち、
海水を充分に排出させてからチルトアップしてください。
以下、ヤマハからの情報です。
4ストロークエンジンは各部が高温になるため、様々な冷却装置を装備しています。
そのためエンジン内のブロック、ヘッド、燃料配管、VST、レクチファイヤーレギュレーターなどには、多くの冷却通路、ホース類が配置されています。又、その一部の冷却系通路は非常に細く、且つ複雑化しています。
今回、冷却水の排出についてお知らせ致します。
冷却系に溜まった水を排出させることは冬期低温環境下での凍結防止、更には腐食防止、異物の堆積を防止する上で重要なことです。以下を参照にメンテナンスを進めてください。
<内容>
2ストロークの場合も、エンジンが高温状態で、チルトアップすると
海水の水分だけ蒸発し、濃度の高くなった海水が残り塩固着の原因になりますので
帰港後のエンジン停止後は、すぐにチルトアップせずに、約1分間程度垂直状態を保ち、
海水を充分に排出させてからチルトアップしてください。
以下、ヤマハからの情報です。
4ストロークエンジンは各部が高温になるため、様々な冷却装置を装備しています。
そのためエンジン内のブロック、ヘッド、燃料配管、VST、レクチファイヤーレギュレーターなどには、多くの冷却通路、ホース類が配置されています。又、その一部の冷却系通路は非常に細く、且つ複雑化しています。
今回、冷却水の排出についてお知らせ致します。
冷却系に溜まった水を排出させることは冬期低温環境下での凍結防止、更には腐食防止、異物の堆積を防止する上で重要なことです。以下を参照にメンテナンスを進めてください。
<内容>
- 寒冷地(氷点になる地域)においての、長期保管時や日常の使用後に、エンジンの冷却水が排出されず溜まったままの状態ですと、冷却水の凍結によりブロックやカバー類を破損させるおそれがあります。
従いまして、エンジン停止後はすぐにチルトアップせず、エンジンを垂直状態に約1分程度保ち、冷却経路内の水を充分に、排出させてからチルトアップしてください。 - フラッシングデバイスを使用した冷却系通路の洗浄は、チルトアップの状態が有効ですが、洗浄後は一度チルトダウンさせて約1分間程度垂直状態を保ち、洗浄した水を充分に排出させてからチルトアップしてください。
- 冷却水を冷却経路内から排出することは、凍結防止以外に腐食の防止にも有効です。
海水、泥水域等でのご使用後は、確実に洗浄を行ってから冷却水を排出してください。
寒冷地や長期保管に限らず、海水での使用後はフラッシングや、冷却水の排水、チルトアップの向きによっては、冷却水系統に塩分の堆積・固着等により、パイロット水が出にくくなったり、ヒートの要因になる事があります。