2007年08月02日
「飛鳥よ、そしてまだ見ぬ子へ」
こちらもニューズレターに載せさせていただいた詩です。「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ(井上和清著・祥伝社)」より・・・。胸を打たれる内容と、とても素晴らしい詩がありました。『あたりまえ』
あたりまえ
こんなすばらしいことを、みんなはなぜよろこばないのでしょう
あたりまえであることを
お父さんがいる
お母さんがいる
手が二本あって、足が二本ある
行きたいところへ自分で歩いてゆける
手をのばせばなんでもとれる
音がきこえて声がでる
こんな幸せはあるでしょうか
しかし、だれもそれをよろこばない
あたりまえだ、と笑ってすます
食事がたべられる
夜になるとちゃんと眠れ、そして又朝がくる
空気をむねいっぱいにすえる
笑える、泣ける、叫ぶこともできる
走りまわれる
みんなあたりまえのこと
こんなすばらしいことを、みんなは決してよろこばない
そのありがたさを知っているのは、それを失くした人たちだけ
なぜでしょう
あたりまえ

