2007年10月

2007年10月31日 18:52

三十一日午前五時四十五分ごろ、札幌市北区北一三西八の北大工学部材料化学棟(鉄筋コンクリート八階建て)の五階の実験室五一八号室から出火、同室と、隣接する実験室二部屋の内部計約百二十平方メートルを焼いた。けが人はなかった。

 札幌北署と札幌市消防局の調べでは、三部屋は、北大大学院工学研究科物質化学専攻の実験室。室内には薬品や実験装置などが多数置いてあったという。出火当時は無人で、ドアは施錠されていた。同署などが出火原因を調べている。

(北海道新聞より引用)


2007年10月30日 20:24

バスケットボールの日本リーグに新規加入したレラカムイ北海道は4勝2敗とまずまずの滑り出しを見せている。その活躍を後押ししているのがレラカムイのチアリーダーチーム「ファンタマジック」。「選手たちを勇気づけたい」と華麗なダンスで試合を盛り上げ、熱戦に花を添えている。

 レラカムイのホーム初戦だった20日の日立戦。会場の札幌月寒アルファコートドームには4000人を超す観客が集まった。チアリーダーたちはそろいの白のユニホームでコートに登場。オープニングではアップテンポの曲が流れる中、オレンジと金色のポンポンを手に笑顔を振りまいた。第2クオーター後のハーフタイムでは軽快な音楽に乗った、しなやかなダンスで会場を魅了した。

 緊張の初舞台を終えたリーダーで大学生のヒロコさんは「観客の皆さんが温かく見守ってくれて心強かった。試合中、息をのむような場面では応援にも力が入った」と充実感に満ちた表情だった。21日の試合でも軽快な踊りで会場を盛り上げた。

 メンバーはオーディションで選抜された12歳から22歳の21人。札幌などのほか岩見沢や士別から参加している人もいる。レッスンは週2回。米国プロアメリカンフットボールNFLでチアリーダーの経験を持つ中山麻紀子ディレクターが指導する。「チアは応援するだけでなく、会場の一体感をつくるよう盛り上げていくことが大切」と話す。

 チームは札幌でのホーム戦を中心に試合会場でダンスを披露する。4歳から中学3年生までを対象にしたチアスクールもあり、コートではスクール生も一緒に踊って試合を盛り上げる。

(北海道新聞より引用)


2007年10月29日 17:30

札幌ドーム(札幌市豊平区)で二十八日に行われた日本シリーズ第二戦で中日に1−8で完敗し、1勝1敗で敵地に乗り込むことになった北海道日本ハム。昨年の日本シリーズと全く逆の展開だが、スタンドを埋めたファンは「絶対に大丈夫」と信じて、チームを名古屋へ送り出した。

 セギノール選手の本塁打以外は見せ場のない試合。試合終了を待たずに席を立つ観客もいたが、大半のファンはいたって冷静だ。

 「こてんぱんに負けたので、逆にすっきりして第三戦を迎えられるはず。心配は全くない」。札幌市豊平区の会社員小林圭一さん(39)は、こう言い切った。白石区の主婦下里美子さん(57)も「全勝というわけにはいかない。第六戦あたり、札幌ドームで胴上げが見られるといい」と、打線の奮起に期待した。昨年、今年とファンの期待を裏切ったことのないファイターズ。スタンドからは「信じてるぞ」と声が飛んだ。

(北海道新聞より引用)


2007年10月28日 18:32

二十七日午後四時四十分ごろ、美唄市大通西一南二の百円ショップ「ザ・ダイソー」が入っていた空きビルから出火、木造一部鉄骨造り三階建て延べ約二千五百七十平方メートルを全焼した。焼け跡から、消火作業に当たっていた美唄市消防署の北清幸司消防士長(40)と山岸信貴消防士(25)が遺体で見つかった。

 同署や美唄署などによると、空きビルでは同日、札幌の改装業者が看板などの撤去作業をしており、作業員はバーナーの火が建物に燃え移ったと話しているという。

(北海道新聞より引用)

2007年10月27日 19:00

石屋製菓(札幌)の島田俊平社長は二十六日、クリスマス時期に向けて、本社工場に併設した観光施設「白い恋人パーク」(札幌市西区)で、恒例の屋外イベントを開催する意向を明らかにした。同日、東京都内で開かれた北海道倶楽部主催の行事で記者団に答えた。

(北海道新聞より引用)

2007年10月26日 19:51

前立腺手術を受けた帯広市の男性=当時(79)=が手術後に死亡したのは、医師の麻酔ミスが原因だとして、男性の遺族が帯広市の病院「高山泌尿器科」と担当医を相手取り約八千五百万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が二十五日までに札幌地裁であり、奥田正昭裁判長は病院側の過失を認め、計約五千八百万円の支払いを命じた。

(北海道新聞より引用)

2007年10月24日 19:37

前節の福岡戦で久々に連勝し「昇格」というゴールが見えてきた、と思いきや、徳島戦は主力5人を欠く苦しい戦いとなる。出場予定メンバーもけがを抱えており、満身創痍(そうい)のチームは、総力戦で首位を死守する。

 ダビ、石井が出場停止で、藤田、西谷、西沢がけがのためベンチにも入らない。ブルーノクアドロスは前節、雨あられのごとく自陣に飛んできたロングボールを、ヘディングではね返し続けた代償で首を痛めた。三浦監督は「軽いむち打ちのような状態。(徳島戦の出場も)微妙」と表情を曇らせた。

 加えて曽田は右ひざ、中山と芳賀は腰、鄭は右足首を痛めている。シーズン終盤で疲労がたまっており、万全の状態で臨める選手は少ない。

 ただ札幌のベースとなる守備陣は前節と同じメンバー。西嶋も「誰が出てもやることは一緒」と、1年を通して同じ戦術を貫いたことに自信を持っている。

(北海道新聞より引用)


2007年10月23日 20:47

日本臓器移植ネットワーク東日本支部の第八回臓器提供・移植症例検討会が二十二日、東京都内で開かれ、市立札幌病院救急救命センターの鹿野恒医師ら専門医五人が、家族への臓器提供の意思確認をテーマに事例報告を行い意見を交わした。

(北海道新聞より引用)

2007年10月21日 21:20

第46節第1日は2試合を行い、首位の札幌は福岡・東平尾公園博多の森球技場で7位の福岡と対戦、高卒新人の岡本のJリーグ初ゴールを守り抜き、1−0で競り勝った。2連勝の札幌は24勝9分け10敗で勝ち点を81に伸ばし、首位を守った。

 同77の2位東京Vは21日に山形と対戦する。草津も愛媛を1−0で下した。草津のFW高田はJ2通算300試合出場を達成した。

 次節の札幌は24日午後7時から、札幌ドームで徳島と対戦する。

 前半に退場者を出した札幌が、数的不利の中で最後まで集中力を切らさず、岡本が挙げた貴重な1点を守り抜いた。

 札幌は前半22分、砂川の左サイドからのクロスに飛び込んだ岡本が頭で合わせて先制した。しかし、前半35分、ボールを追って相手GKと接触した石井が、この試合2度目の警告を受けて退場。選手が10人となってからは再三攻め込まれるピンチが続いたが、GK高木を中心に粘り強く守り、福岡にゴールを割らせなかった。

(北海道新聞より引用)

2007年10月20日 18:42

バスケットの日本リーグは19日、代々木第二体育館などで3試合を行い、トヨタ自動車がオーエスジーを80−71で、東芝が三菱電機を90−81で、アイシンがパナソニックを72−63でそれぞれ下し、いずれも3連勝した。20日は4試合を行い、レラカムイ北海道は午後4時から札幌月寒アルファコートドーム(旧札幌月寒グリーンドーム)で日立とのホーム開幕2連戦の第1戦に臨む。

 ホーム初勝利を目指すレラカムイは19日、同ドームで最終調整した。スターター(先発)は三菱電機戦と変わらず折茂、桜井、加藤吉、ウィリアムズ、ニュートンの見込み。折茂は「ファンにホームで勝ち試合を数多く見せることが僕たちの役目」と意気込んだ。

(北海道新聞より引用)