週間予報を見たりすると、結構雨の日があるのに、
ちぃっとも降りませんね〜
今日も、午後から雨、とか言われてたのに、
雲はどんよりしてるものの、パラリとも降らず。
朝予報を見た時点では、明日は一日雨、って言われてたから、
明日の用事も今日ついでに済ませてきちゃったのに、
さて、明日何かやること、あるのかな…
と、やるべきことはいっぱいあっても、
夕方のドラマの再放送、『ランチの女王』が見逃せない、
大阪は堺の行政書士・FP荒井が今週もお送りします、
“水曜だから、どうでしょう?”

基本的にこのシリーズ、あんまりお金のことをよく知らないんだけど…
っていう方に、こういうのんは気をつけた方がいいですよ〜
というお知らせの意味で始まったのですが、
僕の影響力の小ささのせい(?)で、
投資信託などの銀行や郵便局での窓口販売が、大変好調のようです。
でも、やっぱり色々問題あり、ってことで、しょっちゅうどこかの銀行が、
行政処分を受けてたり。
じゃあ、どういうのが良くないのん?って話になるのですが、
この手の問題となる商品って、“初心者向け”なんて言ってても、
ものすんごいややこしいしくみが中に隠されてるもんなんです。
というわけで、今回からしばらく、
そのややこしい部分の説明に挑戦しよう…かな?と。

そのキモになる部分が、オプション取引なのです。

オプション取引というのは、単純に言うと、
株とか通貨とか債券を、ある決められた条件(時期、価格など)で売買する、
“権利”のことです。
そう、株とかドルとかそのものではなく、あくまで権利。

例えば、ある会社の株を100株、6ヵ月後に120円で買う、
という権利を、1000円で買ったとします。
ところが6ヵ月後、その株が150円に値上がりしてました。
その時点で市場でその株を買おうと思えば、
150円×100株=15000円かかっちゃいますね。
でも、先にこのオプションを買ってて、権利を行使すれば、
120円×100株=12000円で買えちゃうんです。
すぐに売却すれば、15000円−12000円=3000円が儲かりますが、
先に1000円で権利を購入してますので、実際には、
3000円−1000円=2000円の儲け、ということになります。

この場合、1000円の投資で、2000円の儲けがあった、
つまり2倍になった、ということがお分かりいただけたと思います。

逆に6ヵ月後、その株が100円に値下がりしてたら?
権利を行使してしまうと、その時点の株価なら、
100円×100株=10000円で買えるはずのものに、12000円出すことになります。
出します?出しませんね。
こういう場合、権利を放棄してしまえばいいんです。
つまり、最初に権利を買ったときの1000円だけが損失、と。

これ、例えば80円に値下がりしてても、50円に値下がりしてても、
損失は1000円に限定されてる、ということになりますよね。
例えば6ヶ月前に120円で買ってたとしたら…
恐ろしい損失を被ることになるところでした。

逆のパターンもあります。
例えば、120円で100株、6ヵ月後に売る、という権利の場合、
売らないといけないわけですから、6ヵ月後の株価で一旦買って、
すぐに売却をする、ということになるのですが、
上記の例で言えば、150円に値上がりしてしまってると、
その時点の株価で、わざわざ150円×100=15000円で買って、
120円×100=12000円で売らないといけません。
つまり、3000円のマイナス。
それにオプション価格1000円を加えて、トータル4000円の損。
誰もそんなことしません。
つまり、権利を放棄して、1000円の損失にしてしまうんです。
100円に値下がりしてれば、100円×100=10000円で買って、
12000円で売ることが出来るんですから、2000円の儲け。
そこからオプション価格の1000円を差し引いて、1000円のプラス、と。

お分かりいただけましたでしょうか?
買うオプション(プットオプションといいます)も、
売るオプション(コールオプションといいます)も、
儲ける方はいくらでも儲けられる可能性があり、
損する場合には、最初に支払うオプション価格のみに限定できるんです。
そして、儲かった場合の利益の大きさもオイシイのですが、どちらかと言えば、
損失を抑えられるってのが、オプション取引の一番重要なところです。

そして注目して欲しいのは、 プットオプションもコールオプションも、
買う側にとっては、儲け無限大、損失限定、なんです。
逆に言えば、オプション取引って、売る側にとっては、
損失無限大、利益限定なんです。
じゃあ、誰でもオプションは買う側に回りたいと思うはず、でしょ?
ところが、ところが。
売り手になりたがる、というか、売り手に回らされる仕組みがある、というか。
その辺は、また来週。

今週は、かなり、かな〜りややこしい話をしたと思いますが、
ヤバイ金融商品の中身には、必ずと言っていいほど、
このオプション取引の仕組みが入ってます。
金融機関に踊らされないためにも、オプション取引を理解するって、どうでしょう?