来月アタマには切れるAmazonプライム契約期間。
こちらも配信開始直後でもありますし、
モッタイナイ精神で、観ておこうか、と。

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』。
正直、鬼太郎誕生の謎?今更??って思ってたんですが、
公開時に、結構話題になってて、評判も良かったので、
気になってました。
ただ、個人的には、ゲゲゲの鬼太郎、
あんまり親しみがないのです。
子どものころから、鬼太郎を見たいからと、
テレビの前で楽しみに待ってた記憶は、無い。
もちろん、有名な主題歌も知ってますし、
主要キャラクターの名前と姿は一致します。
(昨今の猫娘の美少女化には、度肝を抜かれますが。)
でも、どちらかと言えば、妖怪ものなら『ドロロンえん魔くん』派。
今もたまに、エンディング曲が、ふいに口をつくことがあるくらい。

変な感じがぁ〜しませんか〜♪
さておき。
そんな、本編にあまり親しんでいない僕が、
言わば鬼太郎エピソードゼロを観て、おもろいか、というと…

おもろかった!これは、おもろかった!

人里離れた山村に、その村を支配する一族、
その絶対的当主の死から始まる跡目争いに、
独自の因習、謎の儀式、次から次に起こる殺人…
って、金田一じゃん!
もう、雰囲気が、完全にソレ。
まぁ、金田一耕助なら、いくら祟りのように見えても、
ちゃんとトリックがあって、多分に手遅れではあるものの、
最後には犯人にたどり着くものなのですが、
こちらはゲゲゲの謎ですから、怪異のように見えて、
結局、やっぱり怪異なんですけど。
とは言え、その事件が起こる背景とか原因とかは、
しっかりミステリーとして成り立ってて、
見応えのある展開となっています。

なるほどねぇ、こうやって鬼太郎は生まれたのか…
というラストに至るのですが、解説を読むと、
これは『ゲゲゲの鬼太郎』の前身とも言える、
『墓場鬼太郎』の冒頭なんだそうで。
で、『ゲゲゲ』では人間のために戦う正義の鬼太郎が、
『墓場』ではキャラが全然違ってて、
人間に友好的でもないし、悪事も働くそうで、
そうなると、この映画から続くのは『ゲゲゲ』じゃなく、
『墓場』の方の鬼太郎になるんじゃないの?ってとこですが、
ラストのラスト、スタッフロールのあとに、
主人公水木がとった行動で、『ゲゲゲ』につながり、
人間のために戦う鬼太郎になるんだ、と。
『ゲゲゲの鬼太郎』に詳しくない身ではありますが、
だからこそ、なぁるほど、こうなるのかぁ、
と感じ入った次第です。
あとから解説読んで、だけど。

いや、ホント、面白かった。
鬼太郎に興味なくても、面白かった。
そう、本編の前の時代を描くなら、
わざわざそういう時代設定にするなら、
本編につながるエピソードゼロにして欲しかった、
ってことよ、『ゴジラ-1.0』。