土日に南相馬に行って来た。

日曜の夕方からTAICHI-KIKAKUの
大切な打合せがあったので、
土曜の早朝に出て、日曜の昼には
東京に戻るという強行スケジュール。

まあ、今回はMJCアンサンブルという
南相馬の少女コーラスグループだけが
目的だったのでそれで十分だったのだが。

MJCがゴスペラーズといっしょに
コンサートをやるので見に行ったのだ。



MJCというのは南相馬と浪江出身の
少女達20人で構成されたコーラスグループ
なのだが、結成して2年目にして8月の
全国大会への出場権を獲得した。

その連絡が来たのが今年の2月25日。
少女達が歓喜に飛び上がったのは
いうまでもないが、その余韻も冷め切らぬ
うちに3月11日を迎えた。

原発の爆発でメンバーは散り散りに
各地に避難して、全国大会出場も
取りやめになるかと思われた。

南相馬は原発の爆発によって7万人の
市民があっというまに1万人まで
減ったのだが、MJCのメンバーも
1人を残してみんな避難した。



しかし、少女達は歌を手放さなかった。



全国大会出場を辞退しようと言う
代表のメールに「出場したい」「歌を続けたい」
「今やめたら私には何かもなくなってしまう」
と返信し、出場することにしたのだ。

楽譜とCDを頼りに、避難所の体育館の裏で、
あるいは仮住まいの片隅で、ひとりひとり
の練習が始まった。

それぞれがかかえた大きな悲しみや不安を
少女たちは歌うことによって乗り越えようとした。



5月になって屋内退避が解除されてやっと
10人ほどが南相馬に集まって練習をした。

避難先から少女達は駆けつけたのだ。
中には片道300kmの距離を母親の
運転で駆けつけた子もいたという。



そのとき練習していたのがゴスペラーズの
「青い鳥」という曲。

そのことを知ったゴスペラーズが
わざわざ南相馬まで来て少女たちと
今回共演したのだ。

で、ゴスペラーズを少し調べてみたら
彼らはかなり被災地に行っている
真摯に支援活動も色々している。

そんなゴスペラーズと少女たちが
「青い鳥」という歌によって結ばれ
南相馬での共演が実現したのだ。





僕は南相馬はある種のパワースポットに
なっているように思う。


大変な状況には違いないけれど、
その中で前を向いて活動している
人たちがたくさんいる。

そういう人たちとともに歩こうと
外の人たちもどんどんつながっている。

つながることによってさらに
力をつけて輝き始めている。

その輝きは、きちんとした「想い」を
持った人と人のつながりから始まるものだ。

パワースポットに吸い寄せられるように
ゴスペラーズもつながろうとしてきた
外からの人たちなのだろう。



もっともっと色んな人たちが
このパワースポットを訪れて
輝きがどんどん増していけばいい!!!