猫の欠伸研究室(アーカイブ)

~淡々と飽きもせず……~ チベット・ラサの僧侶曰く、「人の生涯は猫の欠伸のようなものだ」

2006年01月

 1月31日(火)22時過ぎに,4,000アクセスに達しました.開設以来,3ヶ月あまりです.皆様に感謝申し上げます.

 周りの院生や研究員の皆さんだけでなく,卒業生の方達,同僚の方々もお読み下さっているように伺っていますし,BLOGでの新しい出合いも少しずつ増えており,ありがたいことだと思っています.

 引き続き,お読み下さるようお願い申し上げます.また,コメント等で是非ご参加下さるよう,お誘い申し上げます.

 1月も今日で終わりです.第5火曜日ですので,定例の会議はなく,別の打合せが1件,午前中にありました.先週,すでに資料をつくっておきましたので,今日は報告をして,大筋で了解をしてもらえました.M秘書さんは,お子さんがどうもインフルエンザのようで,今日はお休みでした.大事にしてもらいたいと思っています.

 さて,午後は,昨日の発達心理学の採点をしようと思っていましたので,アポも入れないでおきました.1時半から採点を始めて,途中,I助手が現れたりして中断しましたが,5時には,合否を事務室に届けてきました.81名中,60点の合格に達しなかった学生は5名ほどでした.前回は,当初の採点では20名前後になってしまい,慌てて“出席点”を加算したりして調整しましたが,今回は,調整なしで済みました(センター試験みたいですが).平均点が74点ほどと,かなり良くなっています.これまでは,60点代後半くらいでしたから.不合格者は,2月に再試験期間がありますので,そこで再試験を行う予定です.

 ただし,履修要項では,再試験は,“単位取得の見込みがある場合に実施できる”と決められています.つまり,“必ずやりなさい”という規定ではありません.学生達を脅かすには,ちょうど良い決まりです(笑).

 私たちが学生の頃には,一度不合格になれば,それでおしまいでしたから,それに比べれば,今は,救済措置が充実していますねぇ.私自身,教養部の時代に,ある自然科学系の講義で,毎回出席を取られたので,すべて出席したにもかかわらず,見事に落第したこともありました.今の学生であれば,“あんなに一生懸命出席したのに,なぜ不合格か?”とクレームをつけるかも知れません.

 実際,学部ができた1回生の時には,“あんなに一生懸命勉強したのに,なぜ落ちるのか?”とか,“たくさん回答を書いたのに,どうして不合格なのか?”というクレームが寄せられ,驚いた記憶があります.中には,“今まで試験に落ちたことがないので,お母さんにいえませ~ん”といって,泣き出した女子学生もいましたし,泣きながら私のところへ来る途中,廊下で当時の学部長先生に出会って,「どうしたの?」と聞かれ,「mamekichi先生に,試験で落とされました」と言いつけた学生までいました.

 それからは,予防措置として,試験前の最後の授業で,“頑張って誉められるのは,小学生まで.大学生は結果を出しなさい”ということと,“意地悪をして,落としてやろうなどとは決して考えません.勝手に落ちないように!”と通告しています.

 もっとも,それ以前の,短大であった頃の一時期には,再試験の日程を発表すると,“その日は都合が悪いから,変えて欲しい”と談判に来る強者もありましたから,今はかわいいものです.ちなみに,再試日程を変えて欲しい理由としては,“旅行に行く予定を入れた”とか,“母親が不在で,自分が家事をしないといけない”とか,さまざまでした.まぁ,旅行は,試験に一度で合格すると勝手に決めて,予定したものですから,当方は関知しません.“母親が不在で……”は,“食事を作ったりしないといけない”というものですから,幼い兄弟の世話をする感心な姉なのかと思ったのですが,よくよく確かめると,父親と高校生の弟だったりということでした.“それなら,自分たちでやらせろよぉ.甘やかすな!”といいたいところでした.実にいろいろとあります.退屈はしませんが,疲れることは多々あります.

 話を元に戻しますが,出題形式を変えて,点数を取りやすくしたつもりでした.その1つは,昨日も書きましたように,“穴埋め形式”の問題です.ところが,これは予想したほどできは良くはありませんでした.この問題で満点を取った学生もいましたが,結構,つまらないところで間違えている学生が案外たくさんいました.それよりも,あるテーマについて(今回は,基本的生活習慣の形成),ステップを踏んで,いくつか答えさせる形式の問題は,ヤマが当たったせいもあるのか,かなりの学生が,満点の20点を取りました.

 もう1つ,論述式の問題は,ある基準をクリアし,キーワードが書いてあれば,点数を与えようと思って出題したものですが,こちらも割と良くできていました.論述式は,学生の方は嫌がるのでしょうが,採点の自由度が高いので,点数調整に使うには適していると考えています.

 さて,再試験該当者がいましたので,再試験の方法を考えなければなりません.このところ,私自身が気に入っているのは,毎回学生に書かせている質問カードを使うものです.各学生が10数回の授業で提出した質問カードを,再試験の場ですべてそろえて返却して,そこから1つ質問を選んで,自分の質問に自分で回答を書きなさいというスタイルです.“教科書,プリント,その他の文献など何を参照しても良いから,必要と思うものをもってきなさい”“ただし,教員の配った質問回答のまる写しは不可”という条件で行います.まともな質問をしていないと,再試験で困ってしまう,という仕組みなのです.実際,この方式でやるというと,学生達は「エーッ,止めてよぉ」という反応を示します.

 毎回,きちんと考えながら聞きなさいというように話していますから,それにしたがってやってきていれば,楽勝だろうと,教員としては思うのですが,どうもそうではないようです.“自業自得(などというと,学生に申し訳ないのですが)”のドツボにはまってしまう学生やら,“最後にツケが回ってきてしまった”学生やら,いろいろです.

 夕方,事務の方に結果を掲示してもらいましたので,明日あたり,不合格であった学生はウロウロしていることでしょう.というのも,明日は,水曜日で,私は,いつものように自宅研修で,学校には行かないからです.明日,午前中は年休で定例の受診です.午後は,自宅で仕事をします.

 そうそう,ちなみに,I助手は,まだ声が出ない状態で,頑張っています.かすれ声で話しかけてきますが,どういう訳かこちらもつられて小声になってしまったり,筆談をしようとしたりしてしまいます.実習も,実質的には終了ですから,だんだんと良くなることと思います.

 早くも1月最後の週となりました.学部2年生の授業は,先週で終わりましたので,今日が後期試験でした.また,今週の終わりには,M院生の修士論文審査委員会があります.今日は,その予行演習もしました.

 学部2年生の発達心理学の試験は,2時間目に60分で実施しました.2年生の後期試験のトップバッターでした.発達心理学の範囲は一生涯にわたりますので,学生達にとっては結構ハードな勉強だったのではないかと思います.今までは,用語説明と記述式のスタイルで試験をやってきたのですが,今回は,“穴埋め式”を取り入れてみました.点を取らせようという,私としては,“親心”のつもりなのですが,どうでしょう,学生達に通じているのでしょうか?まだ,今日は採点に手をつけていませんので,どのくらいの出来具合かは分かりませんが,試験中に見た限りでは,4問中3問くらいは,どの学生もできているような印象でした.論述式の問題もあるのですが,結構,書いてあるようでした.ただ,実際にきちんと採点してみないと分かりません.“頑張ります!”という決意表明に期待しましたが,期待通りか,はたまた裏切られてしまうのかは,明日の午後明らかになります.

 修論審査会の予行演習は,要するに,修論内容のプレゼンテーションの練習ということです.審査委員会の冒頭に,院生は自分の修論の内容について,30分以内で説明をし,その後質疑応答やディスカッションをすることになっています.今日は,午後,研究指導を受けに来ていたF院生にも残ってもらって,聞いてもらいました.途中からは,M1の院生も飛び入り参加でした.

 パソコンとプロジェクターを用意して,研究室で行ったのですが,本人は,緊張していました.練習でそんなに緊張していて大丈夫か?と思うか,練習で緊張しておけば,本番では大丈夫と思うか?どちらでしょう?

 プレゼン資料を印刷したものだけチェックしていても,見逃してしまったり,気付かないことも多々ありますので,事前に,予行演習をしてみる意味は大きいのです.つまり,こういうプレゼンテーションをする場合に大事なことは,資料をきちんとつくるということももちろんですが,その資料によって,何を,どのように説明するかということなのです.

 もっとも良いのは,プレゼン資料として,スライドに示した内容について,説明をしていくというやり方です.しかも,原稿を読み上げるのではなく,ポインターで,資料の必要箇所を指し示しながら,その説明をすることができれば,いうことはありません.なぜ,こういう方法がよいのかというと,視覚からはいる情報と,聴覚からはいる情報とが一致するので,聞き手にとっては,より理解が促進されるからです.

 初心者や,あまり考えないで準備した人ですと,プレゼンはプレゼン,話は話と,別々の内容を並行して発表してしまうことがあります.たとえば,「対象者は,スライドの通りですので,みておいて下さい」と話して,スライドには対象者が示されたまま,方法の話に入っていってしまうようなことです.これでは,視覚情報と聴覚情報とが一致しませんので,聴衆はどちらに注意を向ければよいのか混乱してしまい,せっかく準備した内容が伝わりません.

 その他注意すべき点は,スライドには,あまりたくさんの文字情報を盛り込んでも,うまく伝わらないということです.キーワードや箇条書きを上手に用いたり,あるいは,図・表や,図解をうまく使うことが望まれます.

 さらに,30分で修士論文に書いたことをすべて盛り込んでプレゼンを行うことは,ほぼ不可能ですから,どういう点にポイントを絞るか,どのようなストーリーで発表をするかなどについても,よく考え,整理し,順序よくプレゼンをすることが必要です.

 今日の指導も,概略上のような点に沿って,なるべく分かりやすくなるように修正点を指示しました.本人は,一生懸命になっているのですが,却って,全体像が見えていなかったり,適切な説明方法や,ことばが選べていなかったりします.教員として,その他には,全体のストーリーが分かりやすくなっているか,という点もチェックします.これには,スライドの印刷資料はみないで,プレゼンをみて,説明を聞いて,キチンと理解していけるかどうか,という点がチェック・ポイントになります.審査委員会までには,マイナーチェンジをしてもらって,より分かりやすいものにしてもらいたいと思っています.

 今日は,このほか,中国から博士前期課程に留学している院生が心理学のことを聞きに来たり,共同研究をしている看護学の先生が論文の査読結果をもってこられたりと,結構賑やかでした.明日は,某出版社から依頼されている原稿の締切ですが,まだ書いていません.依頼が遅かったので,多少遅れても大丈夫かな?と思っています.以前であれば,無理矢理にでも期限に間に合わせたのですが,そういうことはしないことにしました.テレビの一休さんのアニメではありませんが,“慌てない,慌てない”ということです.

 明日は,午前中に打合せが1件.午後は,採点をまずは片づけたいと思っています.

 暖かい日曜日です.朝,氷が張っていたとは思えません.飽きもせず,散歩に出かけましDSC01404た.とはいえ,今日は,11時頃出発となりましたので,さほど遠出はしていません.新聞を買いに行ったついでに,地元の寺町商店街や,桑名別院などを回ってきただけです.それでもウロウロしていたせいか,3.2�qほど歩いてきたようです.

 散歩には,いつも,写真のような,“怪しげなオッさんスタイル”で出かけます.これですと,近所の方に出会っても,私とは認知されないことが多いので,助かります(何がぁ?悪いことでもしているのかよぉ?といわれそうですが,そういうことは断じてしていません).今朝も,親しくしている方の車とすれ違いましたが,気付かれなかったようです.“リュックが小さいよ”といわれるかも知れませんが,近所の知人の息子さん(今は,高校生)が,小学校くらいの時に使っていた“お古”です.本当は,ウチの息子がもらったのですが,散歩用にちょうど手頃なサイズなので,取り上げてしまいました.ナイス・ミドルであれば,“男の背中には,哀愁が漂う”ところでしょうが,“オッさんの背中には,贅肉が余る”がせいぜいでしょう.

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 まずは,昨日行った“のりの”に,“手作りパン&喫茶の店 みんとをオープン”というビラがあり,その住所が近くでしたので,探しに行きました.「みんとを訪ねて三千里」といって出かけようとしたら,子どもたちから,「アホか」といわれてしまいましたが,それくらいでめげてはいられません.ありました.市立精義小学校から東へ2本目の通りに,写真のような,ド派手なオレンジ色のお店がありました.市の総合福祉会館のやや北西です.オッさんが一人ではいるには,少々気後れしましたので,店にはいるのは,また今度です.

 中央町のファミマで新聞を買い,寺町商店街の方へ回ります.途中,改装工事中の百○銀行の前で,おばあさんが,“この辺に銀行がありませんでしたかなぁ?”と聞いています.“明日は我が身”です.“ここですけど,今日は,工事をしているからダメですね.駅の方に行くと,もう1つ支店がありますよ.でも,今日は日曜ですから,やっていないんじゃないですかね”というと,“駅までは遠いで,行けんなぁ.また今度にします.すんませんでした”ということでした.

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 いつもの寺町堀沿いの散歩道の端にある藤棚で,見上げてみますと,少しだけ膨らんae8b7cb8.jpg
だ蕾がありました.しかし,まだまだ固そうです.寺町商店街の河津桜の並木も見上げてみましたが,こちらもまだのようです(右の写真).この桜並木も,去年の2月から3月,療養休暇中,散歩に出て,写真を撮ったりしていましたので,そのころを思い出させます.

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 寺町商店街の東側,寺町堀沿いには,“正一位白蔵稲荷大明神”があります.このあたりの氏神様でもある春日神社の別当天台宗仏眼院の守護神として,江戸時代に伏見稲荷から勧請されたもの,という説明がありました.火伏せ,商売繁盛,子女の学徳成就などに御霊徳があるようです.

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 寺町商店街に隣接した真宗大谷派桑名別院にも立ち寄ります.晴れていDSC01377て,風もありませんので,しばし休憩してきました.左の写真が本堂です.前にも書きましたし,散歩写真(その1)にも写真が載せてありますが,松尾芭蕉の“冬牡丹”の句碑があるお寺です.真宗開祖の親鸞聖人の像もあります.傘の上には,罰当たりな烏が1羽,止まっています.親鸞聖人といえば,2011年に750回御遠忌を迎えます.このところ,ご本山である,京都の東本願寺にもお参りしていませんので,春になったら出かけたいものです.

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 そのあと,寺町商店街で花屋さんを覗いたり,近所のお寺のあたりを回っDSC01397て,帰宅の途につきました.あちこちで,サザンカや寒椿が咲いています.左の写真は,近所のお宅のものですし,右の写真は,マンションの前の木です.

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 マンション東のポンプ場の入り江は,朝は氷っていましたが,さすがに昼にはすっかり融けてしまっていました.鵜が1羽,何度も何度も潜って,餌となる魚を探しているようでした.人の姿が見えると,飛び去っていくことが多いのですが,この鵜は,ぐるっと回って,近くまで寄ってきました.どうも,餌は,うまく手に入らなかったようです.

 最初に書きましたが,昼は,結構暖かくなりました.藤原岳は,写真のように,頂上あたり3f7990ec.jpg
の雪化粧した部分だけがよく見えていました.下の方は,霞んだ感じです.

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 1月29日(日)です.ぐっすり寝込んでいて,起きたのは7時半でした.すでに外は明るく,天気がよいことを窺わせていました.8時頃,“新聞でも取りに行くbb49cc67.jpg
か”と,玄関を出てみますと,マンション東側のポンプ場の入り江が凍っていました.ここに住んで13年ほどになりますが,全面的に凍ったという記憶は,ありません.早速,デジカメを取り出して,撮影です.上から見た写真でも,凍っているのは分かると思います.右の写真は,入り江の周囲の散歩道から撮った,いわばアップですが,これなら,よくお分かりいただけると思います.風はほとんどありませんでしたので,“寒い”とか“冷たい”という感じはしませんでした.晴れていましたから,放射冷却という現象によるのでしょう.

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 撮影する角度を変えてみて,太陽が反射している写真も撮ってみました.もうちょっとデジタル写真の撮り方を勉強しなければなりませんが,できばb3b28654.jpg
えは,どうでしょう?もう1枚は,水面だけのアップの写真ですが,暗くなってしまいました.しかし,氷の模様はみることができます.

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 マンション北側の水路も,もちろん氷っていました.こちらはあまりきれいな水ではなく,ゴミも結構たくさん浮いているところですが,凍ると,きれいに見えます.右側は,旧・諸戸家住宅で,左側が拙宅・マンション(駐車場)です.

 この水路のところでは,たぶんセグロセキレイではないかと思いますが,氷の上を歩いてfb638e4a.jpg
います.このセキレイは,最初は,水路の横の通路から,水路をのぞき込んでいました.まるで,「どうなってるの?」とちょっと困ったような様子で,のぞき込んでいました.そのうちに,ぴょんと飛び降り,氷の上を歩き回っていました.ちょうどそういうところが撮れたのが,最後の写真です.ハンディ・デジカメですので,あまり望遠が効かないので残念です.トリミングして,多少大きく見えるようにしましたが,シャープさには欠けてしまいますね.

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