猫の欠伸研究室(アーカイブ)

~淡々と飽きもせず……~ チベット・ラサの僧侶曰く、「人の生涯は猫の欠伸のようなものだ」

2007年01月

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 1月も31日となりました.久しぶりに大学でのアポイントがありませんでしたので,自宅研修とさせてもらいました.朝,よく晴れていて暖かそうでしたの834c7e9a.jpg
で,早速9時前から,仕事前の散歩に出かけました.例によって,取りあえずはコンビニで新聞をと思って,駅前のサンファーレまで行くことにします.途中で,おそらく百舌だと思いますが,見かけました.かなりトリミングをした結果が,最初の写真です.途中,いつもとおるところですが,紅梅のあるお宅があります.しかし,まだ,右の写真のように,蕾が膨らんだ程度でした.もうじき咲き始めることでしょう.

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 新聞を買った後は,益生の方まで足を伸ばそう,と考え,市役所や光風中a9b4862b.jpg
学の西側の旧道を南に向かって進みます.矢田のあたりの電柱に,こういうサインが巻き付けてありました.“何,カラスの巣?”と思って,見上げると,電柱のてっぺんにそれらしきものがあります.ちょっとゴチャゴチャしていてわかりにくいかも知れません.交通量の結構ある交差点でアヤシイオッさんが,上を見上げてカメラを構えていると,不審がられるかも知れませんので,早速,益生駅の方に向かいました.

Dsc04629  益生駅まで来ると,走井山がすぐ目の前ですので,久しぶりに登ってみec7cfe21.jpg
ることにしました.途中,いなべ街道沿いには,だるま屋さんがあるのに気 づきました.これまで何度も通ってはいたのですが,目に入っていなかったのです.益生駅近くの近鉄線路沿いでは,ハクセキレイ出合いました.ハクセキレイは,市内のあちこちで見かけます.

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 mamekichiブログのプロフィール写真にもしてありますし,研究室の入りa5e5d858.jpg
口の魔除けにもしてありますが,“みざる・きかざる・いわざる“です.走井山下の,三岐鉄道北勢線馬道駅の近くに鎮座しています.なぜか,気に入って,撫で撫でしたいくらいです(キモイ?).北勢線の電車は,何度かブログにも紹介していますが,この写真のように,民家の軒先をナロー・レールの小さい電車が,まさにガタンゴトンとゆっくり行き交っています.

Dsc04636  その走井山ですが,石段が,80~90段くらいあると思いますが,かなりきつかったですね.もう少し,毎日歩くように心がけなければ,と反省しました.山頂は,ソメイヨシノや枝垂れ桜の木がたくさんありますが,今の季節に花をつける草木は,残念ながらありません.散歩をする方は,数人見かけました.ここからは,旧桑名市街や,グランスパ・長島までよく見えます.写真は,寒そうな風景に写っていますが,陽射しは,春近し,と思わせるものでした.

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 走井山からは,徳成町の住宅街を桑名高校の方に抜けました.校庭では,体育の授業でしょうか,女子高生達もサッカーに興じていました.この近くには,“諸戸水道遺構”があります.もう一昨年になりますが,療養休暇中に散歩がてら探しに来た記憶があります.ここへ来たのは,昨年末の中日新聞北勢版に,東方にもう1軒,諸戸家の旧宅があり,市が整備に乗り出すという記事があったからです.東方という地名は,桑名駅の西側一帯を示すもので,かなり広範囲にわたっています.年末以来,散歩の時に探していたのですが,それらしい大きなお屋敷はありませんでした.しかし,今日,散歩の途中で,「そういえば……」と思い出したのです.桑名高校南側の丘の上,諸戸水道遺構のすぐ西に大きなお屋敷があったのです.現在は,すぐ東でマンション建設工事が進んでいます.たぶん,この写真のお屋敷ではないかと想像しています.もちろん,内部は伺うことはできません.

 ということで,今日の散歩は,5�q弱でしたが,結構アップ・ダウンがあって,運動になりました.帰宅後は,修士論文審査委員会の報告を3名分,仕上げました.午後は,読書をしていましたが,これから夜にかけては,来週の実習連絡協議会での授業評価の説明資料を作る予定です.

 タイトルのことは,重々承知しているのですが,本質を突いており,また,大笑いできるということで,紹介だけしておきます.

 例によって,内田樹先生のブログです.“言い訳上手になりました”というエントリーです.勝手にリンクを貼らせていただきました(そのうち,お叱りを受けるかも知れませんが……).マイ・ブックスにも載せておいた,小田嶋隆さんの“テレビ標本箱(中公新書ラクレ,#231”と合わせて読むと良いかも知れません.

 まぁ,NHKも,民放も含め,テレビは,すでに終わってしまったメディアなのでしょうか?

 それじゃぁ,新聞は?? 日垣隆さんの“刺さる言葉(角川Oneテーマ21,A-53)”によれば,新聞とは,“データベースとしては使えると思う”程度の存在なのです.

 ナットク.

070130_102401 今日は,午前中は年休を取って,定例の受診に行ってきました.8時に自宅を出たのですが,終了したのは10時過ぎで,早く行くという効果は全くありませんでした.順調であれば,減薬に入れるところでしたが,先々週の例の会議,先週の教授会5時間のお陰で体調不良があったため,残念ながら,それは次回に持ち越しでした.あれこれ考えても詮無きことです.まだ,今の状況では,維持量の投薬が必要だ,と素直に理解しておくことにします.

 ところで,病院から帰ってきたとき,マンションの隣,我が家が借りている駐車場の大家さんのお宅に,蝋梅が咲いているのに気づきました.梅というと,“東風吹かば 匂いおこせよ梅の花……”ではありませんが,菅原道真公を思い出します.それと,何となく春めいてきたというイメージがあります.もう1箇所,近所の散歩コースにあるお宅の紅梅も,蕾が膨らんできていました.

 ということで,午後から出勤ということでした.出勤途中に,時間がありましたので,名古屋駅で,近鉄パッセの星野書店に立ち寄って,新書を2冊買って行きました.星野書店は,新書についていえば,三省堂などにないものが,結構豊富に在庫を取りそろえてあります.

 午後は,1時過ぎから,昨日の発達心理学の採点作業に入り,3時半頃におえることができました.まさに,淡々と飽きもせず,というペースです.今回は,この“淡々と……”のために,1つだけ工夫しました.いつもなら,水性ペンか,ボールペンで採点するのですが,自宅から,わざわざ赤鉛筆を持ってきたのです.こうすると,ときどき,鉛筆削り(手回しや,電動ではなく,小さいSteadler製のもので)をしなければなりません.数名分ごとに鉛筆削りをすることで,小休止にもなりますし,採点のリズムを作ることもできました.これは,予定通り&思惑通りとなり,独りでニヤリ,としていました.あまり,あれやこれや,考えたり,思い悩んだりすることなく,比較的短時間で,80名分の採点を終えられました.

 さて,試験の出来の方ですが,過去問が当たってしまったのか,学生達が懸命に努力したせいなのか,相当ハイ・レベルの出来でした.平均が80点台に突入してしまいました.まぁ,仕方ありません(という言い方は,ヘンですが).ほぼ全員が1回で合格という結果でした.再試験を考えてはいたのですが,首尾よく行かなかった学生には,代わりにレポートを課すことにしました.

 1年生の基礎ゼミはすでにレポートで点数をつけてありますし,人文社会学部の心理検査法�Uも,2回のレポートで採点済みで,あとは,Webで成績入力をすればよい状態になっています.

 今日は,このほかは,入学試験委員長の先生から,1つ依頼された仕事を片付けたところで,5時15分となりましたので,モットー通り,用事が済んだらサッサと帰ることにし,自宅には,18時30分にたどり着きました.明日は,アポがありませんので,自宅研修とさせてもらうことにしました.そう決めたら,何となく,疲れが出たような気もしましたが,夕食を済ませた現在の時点では,その疲れもどこかへ行ったようです.

 もう1つエントリーを.

070129_124801  このところ紙の辞書よりも,電子辞書をよく使うようになっていました.が,先週末以来,電子辞書が不調で,とうとうダウンしてしまいました.愛用していたのは,SONYのDD-IC5000という機種です.この頃,SONYからは新製品が出ていませんので,この分野からは撤退してしまったのでしょう.平成14年に購入したものですので,5年弱使用していました.研究社のリーダーズ英和辞典の他,Oxfordの英英辞典も入っていて,重宝したものです.

 ダウンしてしまったのは,おそらく液晶です.液晶は,消耗品と思わなければなりませんので,致し方ないところです.週末,自宅に持ち帰って,あれやこれや試してみた結果,液晶が悪くなったと,結論づけました.以前,院生用の電子辞書も同様の症状に陥り,修理見積もりをしてもらったところ,2万円以上ということでしたので,今回も修理よりは,新品を購入するという選択にしました.

 何とももったいないところですが,予算の効率的執行という観点からは,やむを得ません.新しく購入することにしたのは,SIIのSRG-10000という最新機種です.生協さんのカタログでは,\68,000の値段がついていました.SIIの最高級モデルで,英語系のコンテンツが充実しているほか,ブリタニカの百科事典,Oxfordの英英辞典も搭載されています.日本語も,明鏡国語辞典,デジタル大辞泉,日本語大シソーラスなども載っています.広辞苑は,あまり好みませんので,ちょうど良いと思っています.

 電子辞書がベストだとは思っていないのですが,携帯性と,文字の見やすさを考えると,手放せません.紙の辞書も,もちろん使用するのですが,ここ最近,一段と老眼が進行してしまったため,細かい文字を見るのが苦痛になっています.それに,250グラムほどで,あれだけのコンテンツが載っているというのは,何とも魅力です.

 ただ,英語の初学者の方には,電子辞書はあまりお薦めしません.ウチの院生達にも,そう申し渡してありますが,辞書は,紙のものでしっかりと引くというか,読む必要があります.つまり,それらしい日本語を見つけるために用いるのではなく,英語の学習自体には,ある単語についての説明を最後まで目を通して,どのようなニュアンスなのか,どういう熟語や,言い回しがあるのかまで,確認してもらいたいと思っています.そのためには,電子辞書のように小さな画面でこと足れり,とするのではなく,紙の辞書で,きちんと最後まで目を通すことが重要なのです.

 もちろん初学者でも,授業に持ってくるというような場合には,形態の利便性を考え,電子辞書禁止としているわけではありません.自宅や院生室の机で勉強する際には,紙の辞書をきちんと読む,という風にしてもらいたいところです.

 ついでに英語の文献が読めるようにする方法についても簡単に.大学受験用の単語集で構わないので,2,000語前後の単語を徹底的にアタマにたたき込むことと,英文法の参考書1冊を何度か読み通して,熟語や言い回しをアタマに,これもたたき込むことが,まず大切です.その上で,ある一定量の文献を読むことが大切です.そのようにして,一定のレベルまで達することができれば,しばらく英文から遠ざかっても,力が落ちないようになります.ラクしてトクする,ということは決してありません.戦略的に(ゴールとそれに到達するストラテジーを立てて)勉強することが重要です.

 ちなみに,中国からの留学生のLkさんが日本語を勉強したときも,あらかじめ,ゴールを決め,それに達するストラテジーを立て,multi-sensory methodを用いて勉強したようです.mluti-sensoryとは,音読,聞く,書く,見るなど,さまざまな感覚やアウトプットチャンネルを駆使して,勉強する方法を指します.

 いずれにしても学問にも,語学にも王道はありません.

070129_124401  早くも1月の最終週です.というより,今週後半は,もう2月になります.2月は逃げる,といいますから,月日の経つ速さは,さらに加速されることでしょう.

 さて,今日,2時間目は,2年生の発達心理学の試験でした.前の方の席に着いていた学生から,「先生,これだけ努力しているんで,それだけは認めてくださいね」と訴えられました.そうなので,「頑張って誉められるのは,小学生まで.大学生なら,結果を出しなさい」という,小笠原研究室不滅の用語集に対する,懇願です.しかし,それに負けてはいけません.「頑張ったかどうかは,答案を見ればよく分かります.最後の授業でいったように,皆さんはきちんと結果を出してください」といっておきました.

 その試験ですが,60分の試験時間で,最後の最後まで粘っていたのは,1名でした.どうやら,自分一人になっているということを認識しなかったようですが,それは全く構いません.試験時間の最後まで粘るというのは,受験者に与えられた権利なのですから.しかし,ほとんどの学生が,60分を待たずに退席した,というのは,ちょっと簡単すぎたのでしょうか?まだ,答案は,1枚も見ていませんので,何とも分かりかねます.採点は,明日,午後,行う予定です.

 ところで,午後からは,Fj院生さんの修論審査委員会でした.15時となっていたのですが,副査の先生まで,「15時からでしたか?」と確認に来られ,I秘書さんが不思議がっていました.審査委員会は,私の関わった中では,最長の1時間15分ほどにわたりました.とはいえ,彼女の不出来を示すものではなく,副査の先生が大変興味を持ってくださったお陰です.現在,看護の世界で問題となっている,新卒看護師の離職願望や離職行動について取り上げた研究だったからです.半分くらい本気なのですが,“新卒看護師の職場適応プログラム”を開発して,売り出せば,かなり儲かると思います.以前には,とある公的病院の看護部長さんから,「先生,寝たきり看護師を起こすプログラムというのを作ってくれませんか?」といわれたこともあります.日○研の方に,「開発しないか?」といったのですが,あまりマジメに受け取ってくれなかったようです.プログラム開発をしたい,という方がいらっしゃれば,ぜひご連絡を頂きたい,と思っています.

 とにかく,Fjさんの審査委員会も大過なく終了しました.研究科教授会で承認されるまでは,最終的な結果は出ません(出せません?)が,うちの研究室の3名の院生の皆さんは,いずれも,おそらく大丈夫ではないかと思われます.

 あとは,指導教授たるmamekichiが,審査結果報告書を書いて,副査の先生方に署名・捺印を頂き,研究科教授会で説明をし,了承していただく,ということに相成ります.

 今日は,以上の他には,I秘書さんと,Mk研究員さんが来る日でした.Iさんには,Lkさんにプレゼンとする本の代金振り込みやら,人文社会学部の授業アンケート結果のとりまとめ,それに,図書整理をお願いしました.図書整理は,まだまだ途中の段階ですが,旧い本で,処分できないものを書棚の下の方に移動してもらい,利用率の高いものや,新しいものを使いやすくしようと思っています.2月になれば,dutyの仕事も少なくなりますので,図書整理を本格化しようと考えています.

 Mk研究員さんは,修論原稿の投稿論文化の件で来てくれました.添削したものをお渡しし,3月中には,取りあえず1本を投稿する,というゴールを決めてしまいました.ゴールを決め,そこに至る道筋や手順を明らかにすることで,戦略的に進めることができます.戦術レベルの方針は,具体的な手順だけを決めることですが,それだけでは目標達成はできません.ということで,このように決めてしまいました.

070129_124402  最後に,研究室のオーディオですが,CD/MDラジカセを持ち帰ったあとは,写真のように,SONYのメモリータイプのDAPに接続できるアクティブ・スピーカーを持っていき,設定しました.パソコンをおいてあるデスクの左側のデスクにセッティングしました.奥に見えるのは,“仕事を見える化したラック”です.トレイタイプになっていますので,上にDAPをおいて,接続してあります.DAPを外すなり,スイッチ・オフするなりすれば,電源がオフになるという優れものです.筐体がプラスティックですので,音的には,必ずしも満足のいくものではありませんが,仕事場ですので,それには目をつぶることにしたいと思います.DAP自体が,フル充電で50時間連続再生可能ですので,今日は,午後からずっと音楽を流しっぱなしにしていました.α波が出るのに貢献してくれそうです.

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