猫の欠伸研究室(アーカイブ)

~淡々と飽きもせず……~ チベット・ラサの僧侶曰く、「人の生涯は猫の欠伸のようなものだ」

2007年07月

 通院加療中であり、服薬で体調維持を図っている身であることをついつい忘れ、このところ、調子に乗ってあれこれやり過ぎたためか、先週末の“メールで振り回された1日”がダメ押しとなって、とうとう倒れかけてしまいました。

 たとえて言えば、脚がもつれてよろめいたような感じですが、主治医から、「いい加減にしておきなさい」と、「しばし休養すべし」という指令が出ました。診察の結果、取りあえず、診断書という大げさな状況は避けられ、「この週末までは、ゆっくり休養して下さい」といわれて、帰ってきました。ということで、今日、7月31日から、8月5日までは、思いがけなく、休養日となりますので、ご了承ください。

 現在のところ、疲れが抜けていない状態で、それに伴うであろう意欲と集中力の低下が見られています。また、2つばかりドタキャンをさせてもらわざるを得ない状況に陥り、反省しています。m(_ _)m

 先日の“初心忘るべからず”の記事の通りになってしまった、と笑うに笑えない状況です。暑さの真っ盛りですから、室内で大人しく、休養に努めたいと思います。

 必要な連絡をあちこちと入れ、何件かのお願いも済ませ、早速、午後からは臥して<ふして>、反省しておりました。

 珍しく政治ネタです。とはいえ、mamekichi心理学の学説の延長です。

 「反省すべきところは、反省して」と、惨敗した安倍総理は、何度も述べています。しかし、反省のポーズは、サルでもできますが、本当に、心からの反省は、お子様や、ボンボン、はたまた、お坊ちゃまにはできません。反省するためには、何が問題であったか、どうすべきであったかの本質を、自分の問題として捉えられなければなりません。そういうことがきちんと出来るのは、自らを厳しく見つめ、苦しんで大人になった人だけです。

 また、よく言われる話に、初代ががむしゃらに頑張って築き上げた身上は、二代目は、初代の苦労を見ているだけに、つぶしてしまうことはありませんが、三代目になると、初代、二代とは違って、さほど苦労はしていませんから、つぶしてしまうことが多いといいます。安倍さんは、岸信介、安倍晋太郎に続く三代目ですから、苦労知らずだろうと思えます。まさに身上つぶすのに、これほど適した人はいないでしょう。

 赤城農水大臣は、三代目ではないようですが、祖父から引き継いでいるという点では、また、お坊ちゃま然としているという点では、安倍さんと似たり寄ったりでしょう。三代目お坊ちゃま内閣が、自民党という“身上”をつぶした、ということになるのではないかと思います。

 安倍さんは、また、「美しい国」とか、「戦後レジームの何とか」とか、言葉は美しいのですが、どうも中身はアヤシイ、むしろ何もないということに国民が気づいたのでしょう。危機管理能力のなさや、スマートで格好良く見えるものの、中身がない、そのため、ドタバタを演じざるを得ないというのが、テレビのお陰で、すべて見て取れてしまった、というのが、敗因でしょう。

 既に、相当嫌われてしまっているということにも気づいていないのでしょう。ある意味、幸せな人です。ファースト・レディーも、アッキーなどと呼ばれていたのは、まぁよしとしますが、手をつないで飛行機のタラップを上り下りした程度の存在感しかありません。

 自民党と対峙した方の民主党は、“勝因は、敵失による”と総括しているようですが、まだ、その総括の方がマシでしょう。民主党が、頼りになるとか、好ましいとはあまり思えませんが、自らの立場を冷静に見られている分だけは、自民党よりは頼りになるかも知れません。

 さて(いきなり、さて、でもありませんが、先ほどの記事からは、気分を変えようということです)、今日は、M2のOkさんの研究指導と、Is秘書さんの出勤日でした。

 本来であれば、先週届いた、LD、ADDD、高機能自閉症に関するDVDの鑑賞会をしようという話になっていたのですが、そのDVDは、他の先生が、「貸して下さい」と持って行ってしまいましたので、先週末に届いた「LD、ADHD等心理的疑似体験プログラム」(日本LD学会発行)の鑑賞会を開きました。3時のお茶の時間に引き続いて、です。

 このソフト通りに、LDや、ADHD等の子ども達が、見たり、聞いたりしているとは限りませんが、彼ら(彼女ら)の体験を、シミュレーションするに最適なソフトだろうと思えました。内容は、テキストと、パワーポイントファイル、音声CDから出来ています。2万円でしたが、研究費で購入するには、ちょっとばかりインチキをしないと変えませんでしたので、やむを得ず、私費で購入しました。しかし、その2万円以上の価値があるソフトだと言えます。

 ここで公開することはもちろん出来ませんが、注意集中については、パワーポイントのアニメーション機能を使って、注意の被転導性を実感させるに十分な内容でした。実によくできています。LDや、ADHD等の子ども達の認知的な歪みや、特徴などについての研修会の資料に十分以上に使える内容でした。

 Okさん、Is秘書さん、精神のKt准教授と4人で、大いに楽しみました。楽しみました、というと不謹慎に聞こえますが、こういうものは、たとえ、疑似体験ソフトであっても、体験してみるという点には、かなり大きな意味があると思います。

 精神科領域では、hallucinaciton(幻覚)体験ソフトがあるそうですが、それよりも、“向こう側に行ってしまう”危険性はかなり低いと思います。これから、研修会などで、まさに活用したいと思います。

 「先生って、優しいんですね」と、潤んだ瞳で見つめられて……、なぁんてことはあり得ません。

 が、先週の試験結果を発表して以来、点数確認にやってくる女子学生達が、異口同音にいうのが、この「先生って、優しいんですね」という言葉です。「うっそぉ~!」とか、「ホントかいな?」という反応をする方は、きわめて正常で、私の行動パターン、すなわち性格を良く知っている方です。

 なぜ、こういう風に、珍しくも、「先生って、優しいんですね」と学生達にいわれるかというと、例の、試験において、“下駄を履かせた”お陰なのです。“下駄を履かせる”というのは、やはり歴史的用語、というか、現代では“死語”なのでしょう。正解率が、15%か、それ以下であった、とある試験問題には、間違いであっても、一律に5点を配点したのです。そのことを告げると、ほとんど皆が、「先生って、優しいんですね」と言ってくれるのです。

 しかし、現在、2年生以下の学生諸君に告げますが、これは、私が優しいからとか、“学生の皆さんの思いを受け止めている”からではありません。あくまでも、formalに言えば、出席点を加えたという説明になりますし、informalに言えば、“下駄を履かせた”以外の何者でもありません。したがって、誤解しないよう、極力努力することをお勧めします。

 下駄を履かせないと、不合格者が、続出とまでは言いませんが、今の3倍くらいになりそうだったため、やむを得ずに執った措置なのです。とネタ晴らしをしてしまうと、元も子もありませんが、おそらく、現役の教え子達は、このブログの存在に気づいていないのが大半なようですから、大丈夫でしょう。

 7月29日(日)、参議院選挙の投票日です。朝、10時過ぎに投票所に指定された小学校へ行って、投票を済ませてきました。別に意味はありませんが、712番でした。子どもの頃から、選挙の開票速報と、台風情報をテレビで見るのが好きでしたが、これで、選挙には参加してきましたので、安心して開票速報をみることができます。

 さて、昨日の朝、2つエントリーを書いてからほぼ2日間、間が空きました。昨日は、花火大会の写真を載せようと思っていたのですが、1週間の疲れが出たせいか、この1日半ほどは、ドーンと、心身ともに沈んでいました。先週末には、クレームメールと、迷惑メールに仕事の依頼が含まれていたという、ハプニングがあったせいか、もろもろの反動が一度に来たような感じでした。そういえば、先週は、月曜日に7時間目の授業(夜7時半から9時まで!)、火曜は試験を済ませてから、トンボ返りで桑名市教育研究所、水曜は、午前中に再び、教育研究所のスーパーヴィジョン、午後は大学で試験の採点、木曜は、採点の確認をして、午後から会議・面会が3件で、そのうち2つは責任者を務めていた、という結構ハードな1週間でした。

 やはり、まだまだ通院加療中のみですし、服薬で体調を維持ししているということを忘れて、やりすぎてはいけませんでした。

 以下のモットーを、この頃忘れがちですから、今日のタイトルのように、初心忘るべからずと、自戒のために、今日のエントリーは書いています。

 

・スロー・ライフ&ミニマム・ワーク
・淡々と飽きもせず通い、黙々と最低の水準の仕事をこなす
・いつも軽うつで、手抜きしながらホドホドに働く

 ドーンと沈んだ状態は、今日の午後4時頃から、どうやら回復してきました。金曜に出現した仕事も、回復した状態でみれば、2,3時間で対処可能なものでしたが、沈んだときには、永遠に完成しないのではないか、と思えるくらいです。沈んでいるときにもがいても仕方がないというのは、よくよく承知しているはずなのですが、なかなかそうは行かないところが、生身の人間の苦しさです。

 昨日の花火の時間帯も、とてもしんどい状態でしたので、花火どころではありませんでした。しかし、あとで家族から、二尺玉3発は、さすがに迫力があったと聞かされると、ちょっと残念な気もします。ここに中日新聞に載った、桑名水郷花火大会の記事にリンクを貼っておきます。

 さて、今週は、夏休みに突入です。明日、月曜は、秘書さんとM2のOkさんの指導のみです。火曜は、午後から、教授会と地域貢献委員会です。8月は、会議は、どれも休会となります。水曜と木曜の夕方は、研究指導とサマーセミナーです。当研究室では、“夏休みは、授業がないだけで、勉強や研究に夏休みはありません”というモットーでやっています。金曜からは、久しぶりに、2泊3日で学会に出かけたいと予定しています。無事に行って来られると、ありがたいのですが、どうなるでしょう?
 

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