猫の欠伸研究室(アーカイブ)

~淡々と飽きもせず……~ チベット・ラサの僧侶曰く、「人の生涯は猫の欠伸のようなものだ」

2007年11月

 横綱・朝青龍と、ボクシングの亀田大毅選手の謝罪記者会見が、午後から相次いで行われていました。

 まずは、亀田選手の会見があったわけですが、あれは、謝罪会見といえる代物ではありません。“元気になりました報告記者会見”としかいいようがありません。最初の父親との同席の会見で見せていたしおらしさはどこへ行ったのでしょう。今日は、何となく、ヘンに自信にもあふれていて、元の木阿弥に戻ったのか、と思わされました。ちょっと世間を舐めているのではないかと思います。やっぱり、分かっちゃいないんだなということです。

 それに比べれば、まだ朝青龍の会見の方が、まともでした。とはいえ、夕方のニュースでは、途中までしか生中継はありませんでしたが、少なくとも、朝青龍自身の言葉で、自分に責任があることや、足りないことがたくさんあるので勉強する、横綱の責任は自分が考えていた以上のものがあることを体で実感したということを述べていました。今回は、高砂親方も、今までの記者会見の中では、もっともまともな受け答えをしていたように思います。

 ただ、北の湖理事長のコメントは、相も変わらず意味不明で、「やはり」という言葉ばかり繰り返されていて、笑ってしまいました。うちの研究室の添削指導を受けたら、「何について、やはりといってるのか?」と突っ込まれること必至です。一部の週刊誌では、理事長殿は、「今年は、土俵の上では、白鵬が横綱になるなど目出度いことがあった」といったという報道もあり、結局、頓珍漢この上なしということが、改めて(何度目か分かりませんが)、確認できたというところです。

 マスコミも、謝罪、謝罪と大騒ぎするだけでなく、もっと問題点や論点の整理をして、正しい意味に置いて、批判的な立場から検討する、建設的な対案を提示するなどが必要と考えました。

 ところで他人様のことはさておき、私自身は、さほど体調が悪い感じはしなかったので、散歩に出掛けたのはよかったのですが、1�qあまりで、足がだるくなってしまい、2�q足らずで帰ってきました。まさに他人様のことをどうこう言っていられる状況ではありません。自らのことに専念することにしましょう。

 ということで、明日から休養加療も、4ヶ月目に入ります。体力もつけていきたいと願っているところです。

 先だって、振り込め詐欺と思われる電話があった顛末を書きました。今朝の中日新聞に、三重県北勢地方(四日市、桑名)で、被害が出ているという記事が掲載されました。 ここに 勝手にリンクしておきます。以下に、若干、勝手に引用させてもらいます。

 社会保険事務局の職員を名乗る男から、振り込め詐欺とみられる不審電話が相次ぐ三重県内で、26、27日の2日間、実際に振り込んでしまった被害が10件あり、計1500万円をだまし取られたことが同県警捜査二課の調べで分かった。不審電話は28日以降も続いている。

 捜査二課によると、被害は桑名市や四日市市など県北部に集中し、最高で約300万円を詐取された人もいた。被害者の10人は40、50代が各1人、60代6人、70代2人と高齢者が多い。

 犯人は電話帳などで無差別にかけているとみられ「医療費の過払いがあるので還付する」とショッピングセンターのATM(現金自動預払機)に行くよう指示。電話口で入金確認の操作を教えるふりをして、被害者の預金額を聞き出したうえ、犯人の口座に振り込ませる。

 三重社会保険事務局(津市)によると「不審な電話があった」との連絡は26、27日の計157件に加え、28日にも93件あり、さらに被害が拡大する恐れがある。

 この手口による被害は三重県内では昨年1年間で3件、計300万円だったが、今年はこれで99件、計約1億円に達した。

 県警は「ATMによる還付はありえない」と話し、振り込まないよう注意を促している。

 手口から判断すると、拙宅にかかった電話と同一犯と思われます。高齢者の方を中心に実際に被害が出てしまったようですが、訳の分からない話や、身に覚えのないようなお金の話には、注意が必要です。

 それにしても、この間の電話では、「はがきを送る」といっていましたが、こういう記事が出てしまっては、もうはがきは来ないのでしょうねぇ。

 

 今日は、定期の受診日でした。一昨日出掛けたafter effectか、疲れか、昨日は、かなりの不調でしたし、昨晩も、ずっと夢を見ているようで、熟睡感がありませんでした。しかし、今日は、まあまあの感じで、受診に出掛けました。9時半頃受付を済ませたのですが、前の順番の方が、2時間ほど診察にかかってしまい、私が、ようやく診ていただけたのは、11時半くらいでした。これまでの最長不倒距離?です。前の方は、待合室に戻ってこられるなり、外来中に響き渡るくらいの奇声・興奮をあげている状態でしたから、まあ長時間待つのも仕方ありません。

 さて、私の診察はといえば、10分もかからないくらいでした。結論からいえば、「まあまあのペースで回復してきていますね」ということでしたが、「しかし、せっかくですから、もう少し休養して、しっかり回復した方がよいでしょう」ということで、「12月31日まで休養加療を要す」ということで、診断書が出ました。

 勤務先の同僚教職員の皆様や、学生、とくに院生の皆さんや、研究員の方達には、引き続き迷惑をかけてしまう結果となりますが、中途半端に復帰して、またご迷惑をおかけするという始末になってもいけませんので、ここは、ひとつ、しっかり休養して、十分体調を整えてから復帰を考えたいと思っています。分かりやすく書けば、大変申し訳ないのですが、「開き直った」という気分です(ご容赦ください)。

 ところで、受診の結果、処方が少しだけ変わりました。抗うつ剤の方は、そのままですが、漢方薬が変更されました。今年の夏以来、夏バテということも考慮して、“ツムラの#41(補注益気湯)”を処方していただいていました。これが、もとの“ツムラの#7(八味地黄丸)”に戻ったというわけです。この八味地黄丸については、以前にも主治医からいわれたのですが、「これが効果があるということは、老化してきているということの証です」なのだそうです。

 改めて主治医から、「老化に効く」といわれますと、何だか自分の不調のかなりの部分が、老化のためのように思えてきて、何となく情けないような気分です。がしかし、ここは、苦笑いでもしているより仕方ありません。

 11月も終わりに近づきました。現在の診断書では、今月末までの休養加療が命じられています。明日が次の受診日で、12月以降、どうするかを主治医と相談することになっています。

 今回の休養の始まりとなった9月頃に比べますと、ヘンな倦怠感や妙な疲れやすさは、ほとんどなくなってきました。9~10月頃は、いくら寝ても、いくら休んでも、朝、起きた頃から、倦怠感というか、体が重いというか、ドーンとした、実にいやな感じがつきまとっていました。しかし、それも、半月とか、1ヶ月の単位で比べるとかなり回復してきました。今月の初め頃には、そういういやな感じの倦怠感は、ずいぶん軽減しました。そういう倦怠感がある頃は、寝ていてもズーッと夢を見ている感じで、熟睡したという気が、ほとんどしていませんでした。その頃の夢というのは、たまに悪夢に近いものもありましたが、そうではなくても、むちゃくちゃなストーリーで、目覚めてからも、スッキリしたという感じよりも何となく却って疲れてしまった、という感じがしていました。

 11月の後半くらいからそういうことも少なくなってきました。体調としては、かなり改善された感じがしています。しかし、それに代わって、体力がかなり低下しているな、という感じが実感されるようになっています。時々、散歩の後の疲れやすさ、疲労感をこのブログにも書いていますが、ちょっと負荷をかけすぎると、疲れやすいという感じはまだまだ残っています。ただし、9~10月頃の、ヘンな疲れやすさではなく、かなり普通に近い疲労感です。それも、また、前回の受診日である、2週間くらい前からは、少し変化してきました。違いを言葉にするのは結構難しいのですが、下半身や、腕についても肘から先の部分がだるいという感覚があります。

 昨日は、午後から所用で出掛けてきました。その直後はさほど疲れたとは思わなかったのですが、昨夜や、今朝からは、やはり半日出掛けると、ちょっとしんどいなという感じがしています。8月も半分くらいしか仕事に出ていませんし、9月からこれで3ヶ月休んでいることになります。もうそろそろ復帰しなければという気持ちが強くなっていますし、とくに、院生の皆さんの研究の進捗状況については、ずっと気になっています。また、職場の先輩・同僚の皆さんや、学生の皆さん、とくに院生の方々にはずいぶん迷惑をかけているのですが、来週から復帰というのは、ちょっとまだ自信が持てないなというところです。

 自分でいうのも何ですが、心理学の用語でいえば、まさに葛藤、という状態にあると思います。ただ、自分だけの判断で、焦って復帰しても、前回(平成17年3月)のように、1ヶ月も経たないうちにまた休んでしまったというような失敗を繰り返してもいけないという気持ちもあります。そう思うと、先にも書きましたが、もう少し体力をつけてから復帰した方が、きちんと出来るかなと思っているところです。

 いずれにしても、明日、主治医とよくよく相談してきて、その指示にしたがいたいと思います。

 ウィークデイの日中に、家にいますといろいろセールスの電話がかかってきます。退屈なときには、相手をすることもありますが、今日、先ほどかかってきたのは、おそらく“振り込め詐欺”の電話だ、と思います。最初は、家内が出たのですが、話の要領を得なかったようで、「主人がおりますから、代わります」ということで、私が替わって応答しました。

 「ミエ社会保険事務所のヤマモトと申します。医療費の過払いが生じていまして、38,000円程お返ししなければならなくなりました。4月頃にはがきをお送りしたのですが、ご連絡がありませんでしたので、期限は過ぎているのですが、今日、こうやって電話を取らせていただきました。」ということで、昼の12時10分くらいのことでした。

 と、これだけ書いただけでも、十分怪しいことがお分かりいただけます。

 その1.“ミエ社会保険事務所”が、“三重社会保険事務所”と思わせますが、そういう組織は社会保険庁にはありません。存在するのは、“三重社会保険事務局”なのです。“社会保険事務所”は、四日市とか、桑名という単位で設けられています。

 その2.いくら社会保険庁が袋だたきに遭っているからといって、昼休みに入ってから電話をかけてくるような公務員の方がいるというのは、余り考えられません。

 その3.「電話を取らせていただきました」という表現は、セールス電話をかけてくる人たちに特有の言い回しと断言しても良いでしょう。普通の(まともな)社会人であれば、「電話をさせていただきました」とでもいうでしょう。

 家内から電話を替わって、最初から説明を求めたのですが、どうもしどろもどろの、滑舌の悪い話し方になっていました。まさか、旦那が、平日の真っ昼間から在宅とは予想しなかったのでしょう。私は、「お話の内容がよく分かりませんが、はがきなんか来てませんよ」というと、しばし絶句していました。

 それから、また、「過払いが生じたので……」と説明を始めるので、「訳が分かりませんね。期限が過ぎているのに、何をどうしろとおっしゃるんですか?」とたたみかけますと、先方は、しばし沈黙に陥ってしまいました。まさか、こういう反応が返ってくるとは思わなかったのか、マニュアルには書いてなかったのでしょう。「どうして、今頃医療費の過払いを返すというの?書類で説明してくれる?」と、さらに突っ込むと、「それでは、もう一度はがきからお送りした方がよろしいということですね?」と聞いてきましたので、「ああ、そうしてくれる。」といったら、「承知しました。」ということで、電話は切れました。

 おそらく“振り込め詐欺”の仕業だろうと思います。家内は、「しまった。私が相手をして、からかえば良かった」と残念がっています。たくさんの方が被害にあっていらっしゃるので、不謹慎な感想なのですが、向こうの予想を裏切るような反応をしてやると、向こうから墓穴を掘って、馬脚を現す、という結果に終わるのではないかと思います。ちょっとでもヘンだとか、訳が分からないとか、おかしいと思ったら、徹底的に聞くことをお勧めしたいと思います。

 さて、はがきは来るのでしょうか?はがきが来たら、傑作です(笑)。

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