猫の欠伸研究室(アーカイブ)

~淡々と飽きもせず……~ チベット・ラサの僧侶曰く、「人の生涯は猫の欠伸のようなものだ」

2009年02月

P2210002 いよいよ2月も末日になりました。まさに、「2月は逃げる」ように過ぎ去ります。今日は、いわゆる二十四節気のさらなる下位分類である、“七十二候”では、「草木萌え動る<そうもくめばえいずる>」だそうです。読んで字のごとくですが、「草木が一斉に萌え動き、芽生え始める」ということです。2月22日には、最初の写真のようであった我が木瓜も、さらに花盛りになってきました。

P2280005 P2280009   本来は、どちらが正面であったか、記憶が定かでなくなってしまいました。左の2枚は、ちょうど表裏両面を撮ったものです。造詣の深い方がご覧になれば、いかにも手入れしていないと思われることでしょう。実際、その通りで、適当に、あらぬ方向に延びた枝だけを切り落としたものです。

P2280014  余りこういうアングルでは撮影しないとは思いますが、真上からみると、P2280018こう いう状態(左の写真)になっています。一斉に、たくさんの花が開いていて、素人としては満足してしまっています。トップにあるものをアップにすると(オヤジギャグではありません、念のため)、右の写真の通りです。

P2280024  これは、もっとも後から咲き始めたもので、スーパーマクロで撮影しました。実際には3~4cm程度の大きさです。もうしばらくは楽しめそうだと、感じさせてくれます。

P2280026  真横からにも挑戦してみましたが、いずれもピントを合わせるのが難しP2280029 く、これでも比較的よくピントがあったものです。うつになる前であれば、自分がこれほど花をよく眺めて楽しむ、などということはまったく想像もしなかったことです。鳥たちについても同じです。どちらも、ほとんど知識もありませんでしたし、関心もなく通り過ぎていたものでした。

 このところ、低調気味で、26日の受診日に、さらに処方のマイナーチェンジをしてもらいました。朝・夕にアモキサンを服用するようになりました。まだ、その効果を判断する時期ではありませんが、昨日は、終日、眠くて仕方なく、午前も、午後も居眠りをしていました。夜も、早々に寝てしまいました。

090228_072302  今朝は、7時過ぎに目覚め、新聞を取りにマンション玄関まで降りていったところで、ジョウビタキの雄が出てきてくれ、しばらく遊んでくれました。ケータイしか持っていませんでしたから、きちんとした写真は、残念ながら撮れませんでした。しかし、陽の光にも当たって来ることができ、気分も多少上向くかなという気持ちでした。ところが、部活に出かける娘を起こしたところ、耳元で「分かってる!」と大声で、怒られ、一気に、気分低下[E:down]。いやぁ~、まったくこれには参りました。逆に叱りつける元気も奪われるほどのパワーでした。中学生恐ろし、女性恐ろし、です。

P2280062  10時半くらいから、あまりの暖かさに誘われ、久しぶりに歩いて、近くのP2280063 毎日新聞販売店と、バローの100円ショップに買い物に出て来ました。歩いたのは、2.5�q程度でしょう。暖かく、陽にも当たることができたのですが、なかなか調子も出てこず、気分も変わりませんでした。これまた久しぶりに惣構堀沿いの遊歩道に行ってみましたら、ホトケノザやイヌフグリの小さな花が、結構たくさん咲き始めていました。まぁ、元気のでないときには、元気が出ないなりに過ごすしかありません。日向ぼっこでもしつつ、居眠りでもしましょう。

 久しぶりに傘のいらない天気になりました。今日は、定例の受診日でしたが、前回、処方をマイナー・チェンジしてもらって以来、天候不順の影響もあってか、低調傾向でした。眠気、ふらつき、イライラ感、熟睡感欠如+夢、ため息などが続いていました。とくに先週末から、今週初めは、ちょっと波が大きかったと思います。

 一方で、午後くらいには多少気分も良くなり、読書や、資料作り、脳科学やうつ病治療などについての番組を録画したDVDを見たり、月1回の資源ゴミ出しとか、ドアノブの修理など、活動面では、多少良くなっているところもありました。午前中や、午後、ミステリの再放送を見ているということも減りましたので、これらは「良くなった点」として、もっと評価した方が良いのでしょう。

 受診の結果、前回変更された処方は、さらに別のもの、多少古いタイプである、四環系抗うつ剤に変更されました。新しいタイプのSSRIなどに比べ、副作用は出やすい傾向にあるようですが、とくに精神科のくすりの効き方や、副作用の出方には個人差も大きいようですので、これが効いてくれることを期待しています。主たる狙いは、活動性や意欲の向上、ということです。

 さて、今日の本題です。以前、プリンタのインク消費量が多く、それに費やす金額もかなりかさむということを書きました(2月1日、インクジェットプリンタのインクは速く減る)。家電量販店の広告やWebサイト、ネットでいろいろと検索してみたのですが、それなりに信頼のできるメーカからは、私が使っているEPSONのPX-A740というインクジェット・複合機に使う“46シリーズ”の互換品はないようでした。

 楽天で探してみますと、2、3のメーカから出ているようでした。しかし、使われているインクの品質や材質が微妙に異なっているようでした。また、詰められているインクの量も数%しか違わないようでした。それを試してみようかとずいぶん悩んだのですが、今ひとつ踏ん切れないでいました。

 そうこうしているうちに、Justsystemから、“おまかせエコ印刷Pro”というソフトが発売されていて、その中に、インク節約ソフトである、“おまかせエコインク”という、節約率75%まで、1%単位で調節でいるソフトが含まれていることを知りました。定価は、¥7,350でしたが、JustsystemのJustshopのゴールド会員でしたし、ポイントが、1,200ポイントほど貯まっており、両方の割引を使うと、\2,000ほど安く買えることが判明したのです!

 ソフトは昨日届き、早速試してみましたが、25%節約で印刷してみたところ、節約なしと比べほとんど見劣りしませんでした。50%節約に設定しますと、さすがに薄い!と思いましたが、自分で見るだけであれば、十分です。まだ、使い始めたばかりですから、どのくらい効果があるかは、分かりません。

 しかし、私の使っているプリンタのインクは、4色が別々のタンクになっています。1つずつは税込み¥1,050で、4色セットが確か、\3,980です。中、長期的な使用結果は、また、いずれご報告したいと思いますが、純正品が使え、期待通りの節約効果が発揮されれば、元は早い時期に取れそうです。

 ところで、今日は、本務先の前期日程の入学試験でした。つつがなく終了していることと思いますが、大学として最も重要な仕事を担当しておらず、ちょっと申し訳ない気分がしています。

 息子の高校は明日が入学式で、今日はその予行演習だったようです。自転車競技で東海大会に出場したということで、「体育功労賞」と刻まれたトロフィーをもらってきました。競技人口が少ないために出場できたようなものですが、仏壇に供えてありましたので、それなりには嬉しかったようです。

 午前中は、結構強い雨でした。う~んと迷ったのですが、本屋と文房具屋に出かけることにしました。今日は、いつもの三洋堂ではなく、白揚桑名店とマルサン文具にしました。ルミオンの方で出かけたのですが、いまいちの状態のせいか、帰ってきて、ドッと疲れが出ました。

 白揚では、勝間和代さんの“断る力”(文春新書)を買って来ました。うつ病発症前の私にとって、もっとも必要な能力だったと思ったからです。というのも、たとえば、2003年度(平成13年度)などは、以下の役職を務めていたくらいだったからです:

【市立大学】
評議員
入学試験委員会委員
入学者選考委員会委員
大学制度検討委員会評価検討小委員会委員
セクシュアル・ハラスメント学内相談員
セクシュアルハラスメント・専門委員会委員長
学長選挙管理委員会委員

【看護学部】
教授会議長職務代理者
入学試験検討委員会委員長
自己点検・評価委員会副委員長
将来構想委員会委員
研究紀要委員
シラバス向上委員会委員長
カリキュラム検討委員会委員
大学院入試委員会委員
法人化準備委員会委員
精神看護学教員(講師・助教授)選考委員会委員長

【関連組織】
市立大学厚生会副会長
(財)大学基準協会相互評価委員会看護・福祉学系分科会委員

 これ以外にも、非常勤講師や、学外での研修会講師などを務めていたくらいでした。自分で考えても異常だと思っていましたし、この当時は、本務先が、看護短期大学部を改組して、看護学部が発足して3年目。そのため、走りながら、諸々新しいことを決めていく、作っていくという仕事をしていました.また、ここには書けませんが、入試関係の実務も担当もしていました。「倒れないこと」が、自分にとって最優先の仕事だと思っていたくらいでしたから。

 当然ウィーク・デイのほぼ12時間勤務では仕事は片付かず、週末は、持ち帰り仕事をしているか、疲れ果てて寝ているかのどちらかでした。学部発足後、着任されたある先生が、「どうして、教授会のたびに、先生が提案や、報告をたくさんしているのか、不思議でした」と言われたくらいです。

 何人かの同僚教員諸氏は、「大丈夫ですか?」と心配はしてくれましたが、仕事を代わってやろうという奇特な方は、当然のことなのでしょうが、いらっしゃいませんでした。表現は悪いのですが、正直なところ、倒れた当初は、「看護職を養成する学部で、同僚が倒れるまでこき使うなどとは、トンでもない職場だ!」とか、「何が、健康と福祉をテーマにした大学だ!」一人で憤慨する気持ちもありました。

 話を戻しますが、勝間和代さんは、最近あちこち引っ張りだこになっていますが、マッキンゼー・ジャパン在職当時は、「断る力」は、まだ身につけておらず、「究極の優等生」と呼ばれ、私都道投下、それ以上の仕事三昧の日々だったようです。

 私も、復職を考える上では、1日24時間という限られた時間を自分のためにも使いたいと思いますので、この“断る力”の広告が出たときから、是非読もうと思って、待っていたのです。

 勝間さんのいう“断る力”は、もちろん単純に、仕事を断るノウハウではありません。読後感は、また、マイブックスに掲載しますが、文藝春秋のサイトで“はじめに”が読めますので、興味のある方は、どうぞご覧ください。

 ところで、明日は、定例受診日です。前回、処方のマイナーチェンジがありましたが、主観的には余りプラス方向には作用していない感じです。精神科の薬ですから、2週間で結論を下すのは、早いかも知れませんが、主治医とよく相談する必要があると思っています。

 体調は、お陰様で、一晩しっかり寝て、また少し元に戻りつつあります。

 さて、今年、1月18日(日)のエントリー、“皇學館大学の名張からの撤退”が、私のブログの人気記事ベスト・ワンになっているようです。そのこともあり、最近、報道された内容も含め、続編を書かせてもらいます。記事は、2月20日(金)の中日新聞三重版によります。

 2月19日に、皇學館大学と名張市との間で、大学が和解金6億5,976万9,000円を市に支払うほか、用地を返還し建物を無償譲渡、建物を撤去する場合の費用も大学が負担することで合意した、というのがその内容です。

 皇學館大学は、先に2011年3月末に、名張市に設置した社会福祉学部を撤退し、現代日本学部社会福祉専攻と改組の上、伊勢市に移転することを発表していました。2008年度で定員(168名)充足率は、62.5%(105名)に留まっており、年間5億円の赤字が見込まれるからという理由でした。全国的に、とくに地方私学では定員充足率が低いところが増加しているという例に漏れず、大学に関わる方々のご関心が高かったのであろうと思います。

 さて、社会福祉学部創設の際に市との間に結ばれた協定では、「用地は市に返還する、建物は第三者に譲渡してはならない」とあり、今回は、「跡地利用を考慮して建物を市に無償譲渡する。協定書で、引き渡す際には更地にすることになっているので、建物の撤去費用相当額を市に支払う」という説明が、大学本部からなされているようです。

 さらに、和解金の額は市が同大の誘致にかけた助成金34億円のうち市債で賄われた補助金21億円の昨年度末残高だそうです。大学本部事務局長は、「大学撤退で助成金の返還や和解金の支払いは例がないと思う。しかし、いろんな状況の下で必要と判断した」と述べた、といいます。

 最後のコメントにあるように、助成金の返還や、和解金の支払いという前例のない事態であることを当事者が認めています。我が国では、とくに官公庁や、地方自治体の事業では、前例踏襲主義ともいえる、「これまでに例があったか」が1つの、重要な判断基準が存在します。

 その前例がなかったところに、今回、皇學館大学と名張市が、いわば「前例を作った」ことの意味は大きいのではないかと考えます。つまり、学校法人が、自治体と協力して、大学や学部を新設したとしても、定員が満たないとか、経営上うまくいかないという事態に陥っても、お金でチャラにすればよういという例を作ってしまっ たことになります。

 自治体と大学との間の問題は、お金で解決するかも知れませんが、おそらく大学の周囲には学生たちの需要を当て込んだ、アパートや商店(コンビニが主かも知れませんが)が、一定数は営まれていたでしょう。今回の記事には、そういう点にまで言及はされていませんでしたが、昨今の厳しい社会・経済状況の下、周辺地区の経済情勢にもいくばくかの影響はあるでしょう。また、それ以外にも、若者たちがいて活気があったのに、それがなくなってしまうというような無形の影響も考えられます。

 また、この頃は、大学の地域貢献が求められていますので、教員や研究者と、地元の産業関係者などとの連携も中断してしまう事態なども考えられます。今回は、社会福祉学部でしたから、地元の社会福祉事業をしている団体にもなにがしかの影響があるのかも知れません。

 聞き及ぶ範囲では、関西地方の歴史のある、とある短期大学が、4年生大学に改組し、新学部を立ち上げたのですが、いきなり定員割れで、翌年度以降の募集を停止したという話も伝わっています。

 それでも大学や学部の新設、改組は、まだ進行中です。大学院も増えています。少子化が確実に進む中、また、昨今の行き先の見えない不況の中、企業だけではなく、大学(資金運用で失敗したところも多々あるようです)、その教職員や学生、地元自治体など、よくよく考えて、まさに抜本的な構造改革(小泉・竹中流ではありません)が必要不可欠です。そのためには、よほど革新的な理念や、建学の精神を打ち出さなければならないと思います。

 その際、単純な市場原理の導入や、同様に、単なるコスト・パフォーマンスの追求、おかしな形でのトップ・ダウンの導入などは、いずれも教育における阻害要因として作用することが多いようです。「国家百年の計」とか、「米百俵」とか、言葉だけではなく、人作りの基本は何かというところからのとらえ直しが大切だと思います。

 前のエントリーでも書きましたが、大学は、2度、3度と来てくれるようなリピーターが望める産業ではありません。また、重要なことは、拡大だけが成長ではありません。人間の発達においても、あることができなくなる(消失する)ことによって、次のレベルの正常発達が進むということもあります(例えば、原始反射は消失することが運命づけられており、それがあって初めて、正常な運動発達が進みます)。縮小する、根本的にミッション(使命)を転換するなどを、私自身も含めて考えていく必要があると思わされたニュースでした。

 さほど油断していたという気持ちは、自分としてはなかったのですが、この週末、久しぶりに、不調のやや大きな波に翻弄されました。

 土曜日くらいから、「何となく、体が温まらないなぁ」とか、「体の芯から、あるいは、足下からやたら冷えた感じがするなぁ」と思っていたのです。それでも、昨日、2月22日の日曜日は、午前中は、晴れ間が出るということでしたので、「日に当たってきます」と家族に言い残して、散歩に出かけました。

 風が冷たいだろうと思って、揖斐川や七里の渡し方面は避けようと考えたのですが、ところがどっこい、マンションの玄関を出て、数歩歩いただけで、「こりゃ、ダメだ」という気持ちになりました。う~ん、外の風に当たったとたんに、ということでしょうが、気分的にもすっかり萎えてしまい、また、体調もドーンと体が重くなってしまった感じに襲われました。久々の感覚です。

 それでも、盆栽など鉢物の土を変えるのに買ってこようとか、CDの薄型ケース、新聞もと思っていましたので、マンション北側のバローに比較的最近回転した、100円ショップmeetと、八間通の毎日新聞販売店だけは行ってこようということにしました。

 バローの店内は、日曜日ということもあり、また、早朝のタイムバーゲンでもしていたのか、かなり混雑していました。調子の悪いときに、こういう場所はいけません。人混みを見ただけで疲れ果ててしまいます。おまけに足下がふらついていますので、他人様にぶつかりそうになります。気分は、何となく後期高齢者でした。気分だけでなく、動作、行動もそうだったかも知れませんが……。

 100円ショップに行って、目的のものだけ買って、早々に退散してきました。ただ、フード・コートで目に入った、鯛焼きがおいしそうだな、と思ったような気がします。幸い、他人様にはご迷惑をおかけせずに済みましたし、ひっくり返るというような失態もしでかさずに済みました。

 そのままヨタヨタと、裏道伝いに八間通に出て、毎日新聞販売店の販売機で新聞を買って、また裏道、細い路地を通って、我が家まで何とかたどり着けました。測定してみましたら、この不調なのに、2.5�qほども歩いてしまっていました。

 午後は、じっと何もせずに、おとなしく過ごしていました。家内からは、調子が悪いと、無口になると指摘されていますので、家内は、私の体調を読んでいたと思うのですが、子どもたちはどうやらそういう気を遣うことは、まだ家内には及びません。夕食の最中に、言い合いを始め、手も出て、とてもうるさくなり、耐えられなくなって、ぶち切れました。昔なら、まさにちゃぶ台をひっくり返すのですが、さすがに食卓の大きなテーブルはひっくり返せません。

 怒ると、とてもエネルギーを消耗してしまいますので、普段は気をつけて怒らないようにしているのですが、さすがに昨晩は、ぐったり。本当は、今日は、学部長のYm先生が、わざわざ休職の辞令を届けてくださる予定でしたが、とてもいける状態ではありませんでしたので、家内に代わって受け取ってもらってきました。大変失礼なことをしてしまい、反省しております。しかし、どういう訳か、家内と学部長は、喫茶店で1時間あまりも話し込んできたようでした。女性同士だからでしょうか?不思議です。

 午後からは、陽が当たってきましたので、日当たりのよいリビングやベランダで日光消毒を行い、少しだけ元気を回復してきたかな、というところです。

 どうもやはり、寒暖の差が大きい時期で、寒いとき、and/or曇りや雨など天気が悪い(たぶん、気圧の低さも関係すると思うのですが)ときは、調子が今ひとつということが多いようです。

 反省しつつ、早く安定して暖かくならないかなと期待したいのですが、その前には、三寒四温など、寒の戻りもありますから、今度こそは、油断大敵とならないようにしたいものです。

↑このページのトップヘ