猫の欠伸研究室(アーカイブ)

~淡々と飽きもせず……~ チベット・ラサの僧侶曰く、「人の生涯は猫の欠伸のようなものだ」

2009年10月

 土曜日ですので、いつもであれば、午前中から散歩に出かけます。しかし、今日は、昨日の夜から、娘が風邪症状を呈し、37度台の熱が出ていましたし、午前中は家内も出かけ、息子は学校の模試で不在でしたので、様子を見がてら留守番をしていました。娘は、自分もとうとう新型インフルエンザに罹患したかと、恐れおののいていたのですが、それ以上の発熱はありませんでしたので、私自身は、「たぶん違うだろうな」と見当をつけて様子を見ていました。午後から、近所の内科に連れて行ったのですが、新型インフルエンザでも季節性インフルエンザでもなく、普通の風邪だということでした。一応、受験生ですから、早めにかかっておいた方が良かったのかも知れませんが、まあこれで良しとしましょう。

 という状況でしたので、散歩には出ませんでした。午前中の方が、晴れて天気も良く、暖かかったので、ちょっと残念な気もします。

 話しは戻りますが、昨日の朝も、今朝も、4時過ぎから目が覚めて起き出していました。そのためか、昨日も、今日も、昼過ぎに眠くて仕方なくなって来ました。昨日は、大学に行っていましたので、前日同様、プチ散歩に出かけ、1.2�qほどを歩いてきたのですが、眠さのせいもあってか、何となくふらついていました。今日は、北側の部屋にいると、案外寒かったため、南側のリビングで本を読んでいたのですが、あまりにも眠くて、久々に昼寝となりました。

 が、しかし、いったん寝てしまったら、今度は、目が覚めかけてもウツラウツラとして、起き上がることができないまま、結局、3時間ほども、“爆睡”してしまいました。これだけ、昼寝をしたのは久しぶりです。早くから起きていたのと、復職して1ヶ月あまりの間に疲れが溜まっていたのかも知れません。

 明日こそは、散歩に出たいところですが、どうやら天気は下り坂のようです。そして、来週になりますと、気温も下がって、寒くなるという予報もあるようです。11月に入りますから、そういう時期ですね。

 それにしても、病休、休職期間から、復職と、この数年、何となく時間の過ぎ方が、ゆっくりのような、早いような、不思議な感じがしています。それと合わせて、記銘力の低下も関わっているのか、「あれは、いつのことだったかな?」と思ったりすることも増えたような気がします。父親が亡くなったのも、もう5年前になるのですが、ついこの間だったような気もしたりして、時間感覚と、記憶のあり方が、若いときとは変わってきているのかも知れません。「ということは、やはり、歳を取ってきたということかぁ……」と、独りつぶやいています。

 夏日になったところもあったようです。名古屋も、昼は暖かいをやや通り越していた感じでした。今日は、とくにアポイントもありませんでしたが、市立大学で実施している、「学び直し講座」のうち、本当は、私が担当するはずだった講義を、勤務軽減のため、替わっていただく先生との連絡・調整などで、けっこうたくさんメールのやりとりをしていました。メールが使えるようになって便利なのですが、仕事をお願いされた側の先生には、ずいぶんご迷惑をおかけしていることと、恐縮しています。今回の復職にあたっては、いろいろな先生方や、事務の方々にずいぶん助けていただいています。

 さて、今日のタイトルは、妙ちくりんなものですが、その心は、看護学部ホームページのリニューアルにあります。これまでは、学部内のY先生が作ってくださっていたものが、外部の専門業者さんに委託して作成されたものに、今日から替わっています。ずいぶんイメージも変わったと思いますし、写真も多用され、内容の充実も図られています。御用とお急ぎでないようでしたら、そして、好奇心旺盛な方は、ご覧ください。

 ところで、仕事の方は、今日も、とくに変わりないパターンで淡々と進めていました。いつもと若干順序は異なりましたが、午前中は、文献読み、午後一番は、認知行動療法のDVDを見て、その学習を1時間。その後は、次回の授業用のパワーポイントの準備ということです。その合間に、メールのやりとりという訳です。

 今日読んでいた文献は、さる大家による自閉症研究のレビュー論文でしたが、小生には、イマイチ、何が言いたいのかよく分からないものでした。「新しい視点」という小見出しがあったので、気になって読んだのですが、自閉症の研究史や、療育の歴史が概観してあるだけで、小生としては特段目新しいと思えることは書かれていませんでした。う~ん、評価は難しいところです。アタマが回っていないせいかもしれませんし……。

 認知行動療法は、うつにも効果的というもので、エビデンスを重視しています。日本の臨床心理学では、これまで、ロジャーズのクライエント中心療法や、精神分析的心理療法、ユング派の分析心理学などが主流で来ています。私自身は、学部、大学院と実験心理学のトレーニングを受け、その後病院に就職して、臨床心理士資格を取得しましたので、どうもこれら主流のものには違和感を感じていました。

 イギリスのH.J.アイゼンクは、精神分析をコテンパンにやっつけていますが、実証可能性という点では、アイゼンクの主張に軍配を上げたいと思います。ただ、何事もそうですが、あらゆるものに効果があるということはなく、認知行動療法も、うつのひどいときには適用は難しいように、体験的には考えています。

 閑話休題。岩波書店から新しい心理学入門のシリーズが刊行中です。最近、「臨床と性格の心理学(心理学入門コース6)」が出版されました。そのオビには、「精神分析から認知行動療法へ」と書いてありました。しかし、その一方では、新たに「フロイト全集」も刊行中なのです。何となく、書いてあることとやっていることが違うような気もしますが、天下の岩波書店も、まあ商売ですからねぇ。

 話を元に戻して、授業のパワーポイントは、一応次回の分が用意できました。今度は、きちんと推敲、吟味をして、月曜日に印刷までしてしまおうと思っています。そして、来週は、さらにその次の回の準備に着手しようという計画です。この通りに行けば、ストックがようやく1回分確保できます。

 週末ですが、日曜日後半は天気が崩れるようです。明日は散歩に出て、日曜は天気次第というところです。

 最後に、リニューアルされた看護学部ホームページの某所に、小生の最近の写真が載っております。お見苦しいもので恐縮至極であります。

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 朝は、雲が出ていましたが、次第に晴れてきて、日中は春のような暖かさに9bf6c0f7.jpg
なりました。写真は、午後の散歩の時に撮ったものですが、見事な鰯雲です。右は、蟠龍櫓を入れて撮ってみました。なかなかスッキリとした、良い感じだと思います(自己満足で、恐縮ですが……)。

091029_114901  さて、午前中は、年休を取り、精神科の診察に行ってきました。本来は、2週間おきですので、先週でしたが、主治医がお休みということで、3週間ぶりでした。それもあってか、11時過ぎに受け付けに行ったのですが、「10人待ちで、時間がかかりますが、よろしいでしょうか?」といわれました。混んでいるだろうとは思ったのですが、これほどとは思いませんでした。しかし、案外スムーズに診察は進み(というより、実は主治医の先生は、猛スピードで診察をしていたようです)、12時半には、終了となりました。

091029_114903  今日の診察の結果、体調も安定していますし、アタマの回転もそれなりに戻ってきているということで、これまでのように2週間に1回ではなく、3週間に1回の診察で大丈夫でしょうということになりました。ただし、薬の処方の内容、量ともに、「維持量」ということで、これまで通りで続くことになります。多少、ふらつきがあるのですが、今は変更しない方が良いでしょうというのが、主治医の判断でした。待ち時間に、顔なじみになった入院患者さんと少し話しをしたりしていました。「顔をよく見るけど、外来者の人?」と聞かれたり、いつも外来あたりをウロウロしている女性患者さんに、顔を見るたびに「おはよう」と挨拶され、待っている間に、その同じ人と10数回、挨拶を交わしたりして、退屈はしませんでした(苦笑)。この2枚のケータイ写真は、病院の裏手の様子です。

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 帰宅後、昼食を摂って、小休止のあと、腹ごなしと気分転換を兼ねて、散af4130a8.jpg
歩に出かけました。バローの100円ショップで付箋紙(半透明の、小振りのもので、使い勝手がよいのです)を買ったあと、六華苑から揖斐川堤防、七里の渡し跡、船津屋と回り、2.3�qほどでしょうか、小1時間の散歩です。蟠龍櫓の上には、たくさんのハトが飛んできて、集団で休憩しているところに出遭いました。それぞれ思い思いの姿で、休んでいるように見えます。

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 今日は、風向きの加減でしょう、セントレアに着陸する飛行機は、西からecd1729f.jpg
やってきて、長良川河口堰の上空で、南に向きを変えて、着陸態勢に入って行っていました。この、左の写真は、18倍ズームで撮影したものですが、これくらい大きく見えます。頭のすぐ上を飛んでいく感じです。この写真では、どこの会社の飛行機か、よく分かりませんでしたが、次に飛んできた飛行機も同じマークでした。右は、18倍ズーム+トリミング処理をしてありますが、Cathey Pacificの飛行機でした。

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 これも、18倍ズーム+トリミング処理をしてありますが、向きを変えつつ6dc215a9.jpg
あるところの様子です(なお、これは、最初の飛行機の写真です)。このあとは、船津屋さんの前を通り、再び、揖斐川沿いの住吉神社に出て、惣構堀の脇の遊歩道を経由して帰宅としました。

 帰宅後、D3のSさんの学会発表用の英文のチェックをして、一応、自宅でも仕事をしたということです(アリバイづくりのようでいけませんが……)。先ほど、印刷して、最終確認を終えたところです。明日は、また、1日、出勤の予定です。診察は、3週間に1回となりましたが、油断せずに、ボチボチとやっていかないといけないと、自らに言い聞かせています。

091028_151801 晴れて暖かい1日でした。いつもであれば、水曜日は自宅研修という予定なのですが、今週は、明日が受診日で、午前中に年休、午後は自宅研修にしようと考え、今日は、出勤して仕事をしてきました。

091028_151101  とくにアポイントもありませんでしたので、自分のペースで仕事を進めていた訳ですが、091028_151102 2~3日前にも書きましたように、ずっと研究室にこもっていますと(もちろん、事務室へメールボックスを覗きに行ったり、コピーを取りに行ったりという程度のことはしますが)、どうも、気分的にも良くないようで、頭が飽和したような感じというか、息が詰まるような感じというか、そういう気分になってきます。

 そこで、今日は一計を案じ、午後から、“プチ散歩”に出かけてみることにしました。勤務時間中ですから、遠くまで行く訳にも行きませんので、1�qほどでよいから、ブラブラしてこようということです。

091028_151301  大学の目の前は、環状線になっており、クルマの交通量はかなり多いのですが、横断歩道橋を渡って、西側に行きますと、静かな住宅街が広がっているのです。車の通行も少なく、オチつついた雰囲気で、古くからの住宅と、最近ではマンションがいくつか建っています。

091028_151302  ということで、午後の仕事が一区切り付いたところで、20数分、散歩に行って来ました。看護学部の建物を出て、北に向かい、昭和郵便局まえの桜山交差点を西にわたって、桜見町や洲雲町あたりを900mほど、ゆっくりと歩いてきました。けっこう良い気分転換になりました。今日の写真は、その途中のあちこちで、ケータイのカメラで撮影したものです。

091028_151701  最初の写真は、大学の前の横断歩道橋の上から、西方向を撮ったものです。私のメイン・バンク(とはいえ、このところ、休職していたため、へそくりは底をついてしまっています)である愛知銀行桜山支店の建物があります。今日の散歩は、この裏の辺りから右(北)の方を歩いてきました。2~4枚目は、途中で撮った風景です。古い民家もありますし、マンションやCEATECという会社の建物もあります。5枚目は、昔は、ユニー桜山店があったところに立つ、ピアゴです。ピアゴは、以前はユーストアという店舗でしたが、ユニー系列のショッピングセンターです。ユニーの時は、確か6階建てくらいで、一通りの品物が揃っていましたが、ユーストアになってからは、食料品などが中心に名手います。そして、この最後の写真は、そのピアゴの南側を通る道から見た市大病院の病棟です。奥の14階建ての高い建物が病院です。そのすぐ手前が、看護学部の建物で、クルマが見えるところが環状線です。ここは、かなりの交通量があります。

 あくまでも、気分転換のための“プチ散歩”ですから、さほどの距離を歩いたのではなく、あちこちに視線をやりながら、ブラブラとしてきました。休職する以前に比べ、マンションや、アパートが新しく建っているのが目に付きましたまた、桜山交差点あたりの商店街では、新旧いろいろの店があります。以前と同じ店も多いのですが、すっかり業態が変わってしまった店舗もありますし、空き地になっていたり、駐車場が増えていたりと、相当変貌していました。

 昼食後の腹ごなしや、気分転換にちょうど良い散歩コースを見つけられました。道が、碁盤の目のように行き交っていますので、適当にぶらつくのには絶好の環境でした。

 それから、復職後、今までは、「一仕事の区切り」が付かないと休憩を取らなかったのですが、「時間制限法」で仕事をすることにしました。つまり、1時間~1時間半を一つの単位として、時間が来たら、小休止を入れて、別の仕事に切り替えるようにしたのです。

 今日も午前中は、再来週の授業準備にあて、午後は、認知行動療法のDVDを見て、認知療法の考え方、その実際場面(シミュレーションです)を見て、勉強しました。その後、いったんブレイクを入れたのち、プチ散歩に出かけ、15時半くらいからは、授業資料に使うパワーポイントのスライド作成に熱中していました。そして、5時には、ほぼきっかりとした時間に大学をあとにしてきました。

 晴れましたが、日本の南海上を通過していった台風の吹き返しのためか、風の強い1日でした。

 9月28日に後期が始まり、翌29日から、1年生の「人間関係論」の授業を毎週火曜日に担当してきました。久しぶりの授業でしたから、勘がなかなか戻りませんでした。今日で、5回目の授業が何とか終えられ、少々ホッとしているところです。

 というのも、来週は、11月3日、文化の日で、ちょうど休みに当たります。また、教科書第�T部の「発達からみた人間関係」の4章分が終わったということもあるからです。この科目は、昨年度から始まっている新カリキュラムの科目で、「準備をしながら、毎週の授業をこなす」という、いわば自転車操業状態で、ストックがありませんでしたので、ちょっと気分的にも余裕がなかったというのが、正直なところだったのです。

 これで、1週、間が空きますから、この間にプラス1回分のストックを作りたいと考えています。それと、どうしても内容が多くなりがちですので、パワーポイントのスライドで、1回を20枚から、多くても25枚に納めるように、これも軌道修正をきちんと図らなければなりません。

 いつも、授業の最初に前回の授業に対する質問への回答を10分ほどで説明しています。その後、予定では、60分あまりで当日の予定内容を話すことにしているのですが、この部分を20~25枚に納めたいのです。そうしないと、最後に、自己理解のために行っている、その日の内容に関連した、簡単なアンケート、尺度をゆっくりと実施する時間がなくなってしまうのです。

 授業が始まる前に読んだ、わかりやすい説明のノウハウ本を、再度読み直すこともしたいと思っています。単なるノウハウ本は、あまり読まないのですが、それでも一応、スキルを磨くには、ほかの方がやっているよいところを「盗む」ことも必要だと考えるからです。

 ところで、ご存じの方も多いと思いますが、大学の授業は、15回がワン・セットになっています。普通は、講義14回+試験1回で15回のカウントをしています。これで、通常は、2単位分となります。さらに基本的なことに立ち返りますと、大学設置基準では、1単位は、45時間の学習時間という決まりがあります。したがって、2単位分は、90時間の学習が必要です。この90時間は、授業時間+自学自習時間で成り立ちます。授業時間は、ちょっとインチキなのですが、たいていの大学では、90分を2時間とカウントします。そうすると、授業では、2時間×15回=30時間を学習していることになります。残り、60時間は、学生たちの自学自習に当てる計算です。

 単位制度は、本来はこのように、学習時間で計算するものなのです。アメリカの大学などでは、課題図書や論文をかなりたくさん指定して、次の時間までに読んでくるようにと指示し、この単位制度に忠実に、授業を運用しています。

 話がややこしくなりますが、上記の自学自習60時間分を15週でこなすとすれば、1科目あたりは、60時間÷15週=4時間となり、本来であれば、学生たちは毎週、1科目につき、4時間、自分で勉強しなければならない(させなければならない?)のです。

 しかし、これは現状の日本では、理想論になってしまうところです。そこで、私自身は、今回の授業では、予習として、授業前に、教科書の該当する章を読んで、おおよその内容や、何を扱うかを頭に入れてくるようにと指導しています。また、復習をしないと、1日たつと、2/3を忘れてしまうというデータがあります(エビングハウスの忘却曲線)。これに対し、復習をすれば、記憶の定着率がかなり向上することもしられていますので、復習も奨励しています。

 ただ、学生たちも、ほぼ1ヶ月半がたち、少々中だるみに入っているようで、今日の授業で以前話したことを覚えているか、確認したところ、どうも記憶は怪しいようでした。私の方も、初心に帰ることが必要ですが、学生たちにも、最初のオリエンテーションで伝えたことの記憶をリメンバーさせなければいけないかもしれないなと、1/3を終えたところで考えた次第です。

 授業は教員だけが努力すればよくなるものではありません。教員と学生の相互作用が成り立って初めて、よりよい授業になると考えていますので、学生諸君の奮起をもう一度、図る戦略も練ろうと思います。

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