猫の欠伸研究室(アーカイブ)

~淡々と飽きもせず……~ チベット・ラサの僧侶曰く、「人の生涯は猫の欠伸のようなものだ」

2012年01月

 1月25日(水)にも、中日新聞(東京新聞)の連載企画をもとに、「大人のADHDと二次障害」というエントリを書きました。今日は、その連載の第2回が、朝刊に掲載されていました。今日のテーマは、「治療と自助活動」ということで、診療態勢づくりが急務であることや、当事者を中心とした「自助活動」が紹介されています。東京新聞のサイトに記事が載っています。

大人になってから「注意欠陥多動性障害(ADHD)」の可能性に気づいても、専門の医療機関は非常に少なく、治療薬の使用にも制限がある。診療態勢の充実が求められる一方、特性を知って自ら対処しようという当事者グループの活動も増えている。 (竹上順子記者)

 ADHDは、これまで小児期の発達障害と考えられてきました。そのため、大人に対する診療態勢づくりは始まったばかりです。診断基準も、小児用のものが使われてきましたが、大人になると代わる症状もありますので、厚労省の研究班が、アメリカの成人の診断面接法を元に日本語版を作成中で、3月にも公表され、出版される予定ということです。

 小児のADHDでさえ、現在の診療態勢は十分とはいえません。そういう状況の中、このところ「大人の発達障害」に対する認識が広まってきています。しかし、ADHDを含む、大人の発達障害への医療は十分ではありません。記事の冒頭には、次のようなケースが紹介されています。

 東京都内に住む女性(38)は6年前、ADHDの診断を受け、衝動性や不注意などを和らげる薬を処方されました。集中力が増すなど症状は改善したのですが、翌年、こ の薬を使える疾病が厳しく制限されてしまい、ADHDの治療に使えなくなってしまいました。専門クリニックに通ってみたようですが、受診希望者が多く、待ち時間も長い。薬ももらえないため通院はやめた、ということです。

 現在、日本では、18歳未満の子どもたちには、ADHDの治療薬が2種類ありますが、成人向けのものは、現在治験中です。17歳以前にADHDと診断されて、薬を使っていれば18歳以降も「継続使用」が可能だといいます。

 ADHDのある人には、他の発達障害もあることが多く、専門医によって、適切に診断を受けることが重要になります。中村和彦・浜松医大准教授(精神神経医学)によれば、「日本の成人の約2.1%にADHDがあるとみられる。だが、長年気づかず、うつ病などの二次障害で医療機関を訪ねる人も多く、『医師にも広く知って欲しい』」ということです。

 ところで、診断の有無に関わらず、ADHD的な特性が原因の困りごとに工夫で対処しようという活動が、当事者団体を中心に広まりつつあります。記事では、NPO法人「えじそんくらぶ」の活動が紹介されています。えじそんくらぶのWebサイトにはリンクしておきましたので、詳しくはそちらをご覧いただければと思います。

 紙面で紹介されていたのは、ADHDの理解に加え、弱点の克服や長所を伸ばすための支援として、特性や生活の工夫などの情報を、冊子や講座などで紹介していること。また、最近では、心が楽になる考え方や気持ちの伝え方、怒りへの対処法などを学ぶ『ストレスマネジメント講座」に人気が集まっているといいます。

 また、コミュニケーションに焦点を当てているのが、東京都成人発達障害当事者会「イイトコロサガシ」のワークショップだそうです。コミュニケーション上の失敗が多いため、どうしても自己肯定感(自尊心)が低下することが多い当事者のために、自分の良さや可能性に気づいてもらおうという活動をしているということです。

 大人の方の発達障害をきちんと診て、適切に診断をしてくれる医療機関や、専門医はまだ多くはありません。一般論としては、心療内科など心身症の専門医よりは、精神科を受診した方がよいとは思いますが、すべての精神科医が、大人の発達障害をきちんと診てくださるかというと、現状では難しいかも知れません。各自治体の精神保健福祉センター、発達障害者支援センターなどへも相談しつつ、大人の発達障害の皆さん、ご家族の方々が少しでもスムーズに日常生活を送ることができるようになってもらいたいと思います。

 前回のエントリ(大人のADHDと二次障害)もご参照ください。中日新聞(東京新聞)の記事、次回は、2月7日に掲載されます。

 今朝は、この冬一番の冷え込みでした。桑名のアメダスで、-1.8℃だったそうです。しかし、それでもめげずに、午前中は、散歩に出かけてきました。ただし、9時半くらいには、風はなさそうでしたし、青空が広がり、陽がよく当たっていたからです。確かに、9時、10時頃の風は2m/sほどでした。

 さて、その散歩は、七里の渡し跡から、九華公園と、久しぶりに貝塚公園とを回ってきました。散歩の成果は、一つ前のエントリで書きましたように、ハシビロガモか? と思っていたかもが、やはりハシビロガモであることを確認してきたという次第です。

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 今日の九華公園は、寒かったためか、散歩の人も少ない上に、野鳥の種類は少なく、カモと、アオサギ、それに少数のc598f76b.jpg
カワウくらいしかいませんでした。アオサギは、珍しく、二の丸橋から東の方に一本足で佇んでいました。左の写真で、背景に見えるのは、ほとんどがキンクロハジロからなる集団です。貝塚公園にもいってみましたが、こちらも静かでした。少々ウロウロしましたので、これだけでも4.6�qほど歩いてきました。

 ところで、午後からは、予定通り、大学時代の同級生、Nさんと会ってきました。静岡で住職をしています。昨日は滋賀県で、今日は桑名市内で所用があったということで、連絡をくれたという次第です。

 大学卒業以来、小生が前々職の時に、労働組合(お断りしておきますが、ノンポリです。しかし、遠い過去には、労組の役員をしていた、という経歴もあったということです)の会議で静岡に出かけたときに、彼のお寺を訪ね、歓待してもらったことがあります。また、ずいぶん前には大学の研究室の同窓会で会いましたが、それ以来です。何年ぶりか、お互いに記憶がないくらい、前のことです(もっとも、双方とも、50代も後半になってしまいましたので、記憶がアヤしいと言えば、それまでのことです……笑)。

 少し横道にそれましたが、という次第で、1時間半ほど、喫茶店で、積もる話をしてきました。どなたもご経験のように、学生時代の友人というのは、ありがたいもので、一瞬のうちに、若い頃の自分に戻してくれます。

 現在、大学を取り巻く状況にも厳しいものがありますが、お寺など、宗教界も、時代や、社会の大きな、しかも、急激な変化に遭遇していますので、いろいろと大変なようです。彼のように住職という立場にある方ももちろんですが、住職と力を合わせて寺を守っておられる坊守(ご住職の奥様)もあれこれご苦労がおありのようです。

 これまでのお互いのあれこれ、これから先のことなど、ついつい話しこんでしまって、あっという間の1時間半でした。まさに、「有朋自遠方来 不亦楽乎」(論語、学而第一)でした。友はありがたいものです。再会を約し、桑名駅の改札まで送ってきました。

 冗談抜きに、一度くらい、世話になって、しばらく彼のお寺で修行してくると、今後の小生の人生にとって、有意義かも知れません。

 昨日、日曜日のエントリ「お知恵、拝借……ハシビロガモと思うのですが?」の解決編です。

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 今日も、午前中、九華公園に散歩に行って来ました。今日午前中は、割と晴れていて、カモたちを自然光で撮影できました。これが、今日撮影してきた写真です。日曜日の写真では、明るさが足らず、頭がかなり黒く写ってしまい、ハシビロガモという確信が、今ひとつ持てませんでしたが、間違いないでしょう。

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 こちら、オスです。見る角度によっても、頭の緑色の見え方がかなり異なるようですが、間違いなく緑色をしています。嘴は黒く、先端で広がっていますから、ハシビロガモのオスと考えました。

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 メスは、色合い、嘴とも、図鑑に載せられた図や、説明と一致しています。オス・メス一緒にいますので、たぶんつがいなのでしょう。


 ということで、お陰様で、ハシビロガモか? という疑問、自力で何とか解決できた次第です m(_ _)m

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 爆睡いたしました。昨晩、22時過ぎに寝て、今朝は、8時45分頃起き出してきました。それも、自分で目が覚めた訳ではなく、家内の「お父さんもまだ寝てるの?」という声が聞こえたからでした(笑)。いつぞやも書きましたが、昨年の今頃も眠くて仕方がなかった記憶がありますし、健康な方でも、この時期、なかなか起きられない用ですから、その意味ではフツーに戻ってきたのでしょうかねぇ??

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 さて、いつもより時間は遅くなりましたが、10時半から散歩に出て来ました。今年になってからまだカワセミを見かけていませんでしたので、カワセミを探しがてら、そして、このところどうも、野鳥だけに目が向きがちでしたので、それ以外もということです。まずは、お隣のお宅のロウバイであります。いつもの年ですと、年末くらいからか、遅くとも年始には咲き始めています。今日は、あの甘い香りは、余りしませんでした。

 散歩は、カワセミのいる「福島コース」へ行きましたが、福島にも、トウメイハウス北にも、修86b33ed0.jpg
徳小学校あたりにも、いませんでした。代わって、途中で、少々遊んでくれたのは、ハクセキレイでした。小生が立ち止まっているところへ、どういう訳か向こうから寄ってきてくれたという次第です。

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 ところで、ロウバイは咲いていましたが、こちら、紅梅や白梅は、まだまだつぼみのb315f434.jpg
状態で、咲きそうな感じはしませんでした。2月に入って、10日くらいにならないと、咲き始めないかも知れませんね。

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 また、日陰になった田んぼには、この通り、氷が張っておりました。この冬、寒い日が続きますが、拙宅の周りで氷を見たのは初めてでした。今朝の桑名の最低気温は、アメダスによれば、-0.5℃だったので、氷が張っていても不思議はありません。

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 ということでしたが、それでもまあ、3kmほど歩いてきました。鳥にどうしてa1099071.jpg
も、興味が集中しておりますが、今日はハクセキレイの他には、ケリ2羽、たぶんつがい、に逢っただけでした。ちなみに、先日ヌートリアを見かけた踏切にも行って来ましたが、今日は、ご不在でした。

 午後は、日当たりの良いリビングでゆるりと過ごすことにします.明日は、「朋あり遠方より来たる 亦楽しからずや」の予定です.昨晩、学生時代の友人で、静岡で僧職にあるN君が、仕事の関係で、来桑の予定で、次いでに会うことになりました。

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 昨日(2012年1月28日、土)、九華公園で撮影してきたカモです。左はオス、e5777864.jpg
右はメスと思います。ハシビロガモだと思うのですが、いかがなものでしょう?とくに、左のオスと思われる個体は、典型的なオスとは色合いが異なりますが、エクリプスであるように考えているのですが……。

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