桜の時

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先週末から敷地内の桜並木の八重桜が満開でした。
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当院がある白鳥台地区は、室蘭市内でも高台に位置するので、桜の開花が若干遅いのが特徴です。
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もう名残の桜ですが、毎年この時期は心弾む季節です。
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文責・写真 地域連携室 平上 健一

看護部長インタビュー② ~病気ではなく人を看護する~

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―看護師、介護福祉士、ケアワーカー(看護助手)とたくさんの職種がありますね
清拭や体位交換、おむつ交換などは看護師、介護福祉士、ケアワーカーが協力して行っています。看護師の数が少ないと、ケアの部分が介護福祉士さんやケアワーカーさんに頼りっきりなっていましたが、今は看護師の数も増えましたので、患者さんのケアにかかわるところは職種に関係なく協力して行っています。

―先ほど、若返り(笑)と仰ってましたが
本当に!若い職員がよく育ってきています。看護主任も若い世代に変わりましたし。そういった中で「これからの太平洋病院を動かしていけるように」と日々頑張ってくれています。
管理職の師長と主任の年齢差は確かにあります。ただ知識や経験など互いにフォローし合いながら業務を進めてます。

―何科がないのが療養病院
急性期病院などは「〇〇科病棟」のようにそれぞれ専門科がありますが、いわゆる療養病院ではそうはいきません。循環器、呼吸器、消化器、脳外科、整形などあらゆる患者さんの全身管理ができる力が必要になります。そういった時にやはり師長などベテラン看護師が力を発揮しますね。

―若い職員の中でも特に看護師は、他の病院で数年経験を積んできた方も多いですよね
今の太平洋病院は「急性期病院と慢性期病院の橋渡しをする中間病院」だと思います。気管切開や人工呼吸器管理、胸腔ドレーン挿入、CVポートやPEG造設など急性期的な面から、リハビリテーション目的の患者さんまで幅広く受け入れています。そうした中で他の病院で経験を積んできた職員は、その経験を存分に役立ててくれていますよ。

―当院の特徴ですよね?「橋渡し・中間病院」という立ち位置
急性期病院ほどではないにしろ、あらゆることに対処する場面は多いので、患者さんを診る「目」は養われると思います。「病気でなくて人を看護する」と言いますが、科ごとに特化しているわけではないので、本当に患者さんの全体を診る目が養われると思いますし、経験のある職員が若い職員に伝えて勉強してもらえればと思います。

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―苦労することも多いのでは?
慢性期の患者さんの看護計画を立てるのは難しいんです。例えば外科なら「オペをして家に帰るまで」とある程度一定のルーチンで診ることもできます。ただ高齢の方々がメインとなると、患者さん全体を診るアセスメント力が必要になります。なので実習生は苦労すると思いますが、新卒や若い看護師さんは勉強になると思います。
入職された方への指導プログラムはその方に合わせて行います。能力や経験値に合わせて、指導プログラムを柔軟に変えて行っています。

―楽しいことばかりではない?
仕事をするということは、楽しいことばかりではないですよね。トラブルも起きます。仕事の面でも人間関係でも。
そういう時に師長や主任、仲の良い職員同士で相談をしているようです。私ができることは「せっかく入職してくれた職員が、気持ちよく長く働ける環境」をこれからも作っていくことだと思っています。

―組織作りから?
そうですね。なので改善すべきことはたくさんあります!一気にはできないこともありますが、優先順を考えながら進めています。お金のかかることもありますけどね(笑)一昨年、すべてのベッドが電動ベッドになったのは大きいですね。職員の負担軽減には大いに役立っていると思います。昨年は職員休憩室を若干ですがリフォームできました。次は仮眠室の整備を考えています。費用と相談しながらですけどね(笑)

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―仕事をする上で大切なことは?
「自分がなぜ働いているんだろう?」と考えることだと思います。私も看護師になった時には「こんな看護師になりたい」って強く思っていたけれど、時間が経つとどうしても忘れがちになってしまう。忙しさにかまけることもある。だけど「自分がなぜ働いているんだろう?」と考えることで「自分がどんな看護をしたかったんだろう」と思い返すことができます。理想と現実との兼ね合いもあるし、忙しさや現状に慣れてしまうことまりますが、「看護・介護ってなんだろう?」と考えることはとても大切だと思います。その上で「患者さんのために」という大前提のもとに、本質を見失わないように。ですのでこれからは「倫理、心の部分も含めた研修体制」を作っていきたいと思っています。

―どういう人材に入職して欲しいですか?
「意欲のある人」「興味を持って働ける人」ですね。他所で働いて疲れたから「楽に働きたい」というのは困りますね。
そして「自分を省みれる人」です。自分の看護や介護が「これで良かったのかな?」と常に振り返ることができるか?そうでないと自分本位の仕事になってしまいますし、自分だけ満足したり「私はこんなにやっているのに」というようにネガティブになってしまいます。大前提は「患者さんのために」です。




編集後記

大川看護部長へのインタビューは1時間近くに及びました。まだまだ書ききれないことはたくさんありますが、「せっかく入職してくれた職員が、気持ちよく長く働ける環境を作りたい」その言葉がすべてを表しているのかな。と思います。

インタビュ―日時 2018/4/6
interviewee 看護部長 大川  須栄子
interviewer 地域連携室 平上 健一





看護部長インタビュー① ~全体的にゆったりとした雰囲気~

新年度を迎え、太平洋病院看護部の「今・そして未来」について大川看護部長にinterviewをしました。interviewerは地域連携室 平上です。

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―看護部はどのような体制ですか?

4月現在で正看護師72名、准看護師28名、介護福祉士24名、ケアワーカー(看護助手)44名、入浴(介助)専従4名の5職種172名が在籍しています。病床数は210床。病棟は5病棟あります。一般病棟が2病棟(74床)、医療療養病棟が3病棟(136床)です。その他外来や中央材料室といった部署があります。


―看護師数が増えましたよね
昨年度入職した正看護師が18名、退職は6名でした。純粋に看護師は増えてます。新卒の方も毎年入職されてますし、他の病院で数年経験を積んだ方々も入職されてます。退職者は残念ながら6名でした。理由は進学の為や、新卒で入職した方がより専門科の勉強したいと札幌の急性期病院に転職された方がいました、あとは旦那さんの転勤で退職といった理由です。


―子育て世代の職員さんが増えましたね
幼保園(虹の丘幼保園:事業所内保育所)があるので、お子さんの近くで働けるという安心感からか、看護職・介護職問わず子育て世代の方々の入職が多いですね。


―職員の平均年齢も下がってきましたね
そうですね、平均年齢は年々下がってきています。若返りというか(笑)子育て世代の方が増えたこともあって、30代の方々が本当に増えました。

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―太平洋病院看護部の特徴はなんでしょう?
病院全体が急性期病院と違い落ち着いているところだと思いますよ。第3・5病棟(一般病棟)は医療療養病棟と比べると、入退院数が多いのでその分動きがありますが。数年前まで「バタバタ仕事に追われている感じ」がしましたが、看護師数が増えたことに加え、業務改善の効果があって今は落ち着いていると思います。毎日見ているとあまり気づかないのですが、こうして振り返ってみると本当に落ち着いたと思いますよ。


―そうですよね。ちょっとずつ変わっていると気づかないものですね
そうそう。それに5月なると看護実習生が実習に入るので、また雰囲気が変わると思います。

つづく








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