七転納豆

納豆と大豆。ときどきデパ地下。時には文書もくりひろげます。

掛け紙の左側には常照皇寺につたわる納豆起源のあの絵が載っていて、右側はあれです。
こんなメッセージが載ってたわけです。
塩でいただくのが昔ながらの京北納豆スタイル!
塩でいただくのが昔ながらの京北納豆スタイル!

知ってました?
京北>山国では塩で食べてたって。
たしかに京北のお正月の納豆餅は、納豆に塩をかけてモチに包んで、それこそジャリっていうくらい塩をかけてましたっけ。
だけど、それがレギュラーの納豆の食べ方だなんて知らなかったわ。

というわけで、山国納豆の付属物はタレではなく塩だったわけです。
赤穂の塩がついてき山国納豆

いままで、さんざん調べたり、現地の方にお尋ねしたりしてたけど、こういうのってやっぱり行ってみないとわからない情報だったりするんだろうな。

リアルなめんなよ。
ちゃんとフィールド行かなあかんよ。
やっぱり食べなきゃいけないわけですよ、こういうの。

反省することしきりの探検隊隊長でした。

たぶんなんですけど。
塩水につけて作ってる納豆って冨良しかないと思います。

駿河湾深層水使用って掛け紙にも書かれてるけど、海洋深層水の原水に浸けて納豆を作ってるんだそうですよ・
経木で包んだ塩味納豆の2種
おもしろいでしょ。。

だけどね。。
そもそも納豆って無塩発酵食品なのに、塩水つけちゃったら発酵しないんじゃないのって勝手に思う私。

まぁ、たしかに発酵の具合とかちょっと浅めなことは間違いありません。

こちらは、福岡県産のフクユタカ だっけ。
経木で包んだ塩味納豆静岡県産03
豆味あっさり。豆肌つるっとで、そんなに旨味は載っていません。
豆味はそこそこですが、味わいは全般に控えめです。

そして。。
こちらは小粒のスズマルの方ですが、やっぱり、テロっとした肌でしょ。
自然の味塩味納豆鈴丸03
スズマルだから豆味あっさりなのは当たり前。
発酵の旨味ももちろん控えめです。

おもしろいのはね。。
小粒のスズマルの方が浸透が深いんです。
つまり、塩味しっかりな納豆に仕上がっているわけです。

たぶん、こういう現象って海水じゃなくても起きてるんですよね。
小粒は深くまで浸漬して、粒が大きいと浸漬はゆっくり。
豆と水と味の関係を考える上で、大いに参考になりそうな話です。

とろ納豆って名前に記憶はあったんです。
だから、お店ににいた時はリニューアル品かなって思ったんだけど、納豆wikiをリファレンスしてみたら全然違うんでびっくり。

そうだよね。。
温泉卵付属だったよね。
しかも、しっかりカップで食べるタイプの容器だったよね。
とろ納豆温泉卵

しかも、これ。サポーレで買ってる。
みずほのサポーレね。
十年以上前のこと、現場の合間の休日に訪問したんだっけ。
>2020.06.02:温泉卵入り納豆ですか!

さて。解題できましたね。
この商品、サポーレのバイヤーさんがずっとこだわり続けてきて、地域に愛されてきたってこと。そして、それに答えて高丸食品も商品を進歩させ続けてきたのでしょう。

個食に対応するために、カップも小さくなり、そして半熟卵からうずらの卵付属に変わったと。
とろ納豆05カップの間にうずら卵

80g入り1カップから、40g入り2カップに変わったと。
うずら卵が付属のとろ納豆
それと、最近の高丸食品さんって地のものを大切にされていて、うずらの卵も豊橋産を採用してたりすして、その辺が製造者としての心意気なのでしょう。

うずらの卵付属っていうと色物のように感じられる方もいらっしゃるでしょうけど、だけど、ちゃんとこだわれば面白い商品になるんだなぁ。。

でも、正直いうとわたしは温泉卵の方が好きだったな。

これまた我が目を疑う商品を見つけてしまいました。
すごすぎません?
名古屋の食品スーパーマーケット事情。

だって、これ。
どう見たって、西日本におけるメロンパンじゃないですか。
FullSizeRender
なんで、それが名古屋で売ってるの?
名前こそクリームパンなる名乗りになってますけど。。

その一方で、同じメーカーなんだけど、ちゃんとメロンパンもあることに、またまたのけぞります。
普通のメロンパンだってあるのに

しかしまぁ、驚きました。
たぶん、これで間違いないでしょう。
クリームパンを名乗るこのパンこそ、本来のメロンパン。こがねメロンはクッキー生地がけで、後から出てきたパンだったのでしょう!

さて。
中京圏にもメロン型のメロンパンがあったなんて。
これはもう間違いなくメロンパン界における大発見ですよ。

もう驚くしかないでしょ。
なんで、こんなに普通じゃない納豆が続くんだか。。

経木で包んだ塩味納豆
えっと、ここは名古屋の熱田神宮前のスーパーなんですけど、普通じゃない納豆をしかも初見の納豆を見つけちゃって慄きまくるわたし。

なんでかって。。
しょっぱい納豆なんてふつう存在してないわけですよ。

だってね、発酵食品の世界で納豆を分類する言い方は無塩発酵食品なんですよ。
なのに、この納豆。原材料は大豆、そして駿河湾深層水と納豆菌。
しかもですよ、この深層水なんですが、塩分をろ過してない原水を使っているわけですから、そりゃぁしょっぱいわけです。
そんな塩水に浸かった大豆がほんとうに納豆になるのかい?ってね。

始め食べた時はしょっぱい納豆だなんて思わなくて、口に入れた時、思わずのけぞってしまったっけ。。

それがですよ、将棋に入って登場!
しかも、それが二種類もあるって、どういうこと?

ひょっとして、ここ名古屋じゃしょっぱい納豆がうけてるの?

まぁまぁ、とにかく高丸食品の納豆が多かったんです。
まぁ、なんてたって三年連続日本一だもの。お店だって売りやすいだろうし、メーカーだってそりゃ入れ込みやすいよね。

下段のあたりは東京でもよく見かける納豆たちが並びます。
サポーレの納豆棚
ほら、当ブログの読者ならよくご存知のあれですよ。
普通の人には絶対わからない商品名の「心」とか「伝説」ってやつ。

小杉食品さんもやっぱり多くて、その一方で頑張ってるのは東京の菅谷さんかな。

中段あたりに色々並ぶ高丸食品のあれこれも東京じゃ見ない商品がちらほらと。
この辺は東京には出てこないからえ
この緑色のやつは食べてないと思うし、ウズラの卵入りもたぶんリニューアル品で未食です。

どうです。。なかなか充実の納豆棚じゃないですか。

おや、これは?
大阪Pantryの納豆がここにある
これって、大阪のPantryのオリジナル商品じゃないですか。
なんで、名古屋のサポーレにあるんだ!

なっだこれ!
そういって絶句するしかなかった私。

ファサードがこれ。
サポーレ 熱田伏見通り店のエントランス
普通じゃないでしょ、このたたずまい。
ガードマンの風情だって、スーパーというよりはブランドショップの気配。

中に入るとこれですよ。
サポーレ熱田伏見通り店のドーム天井
いきなりドーム天井のエントランスホールがお出迎えしてくれるという。
テナントとしてアンデルセンを入れてるんだけど、普通のアンデルセンじゃなくて、広島の本店みたいな本格的な雰囲気のブーランジェリーに仕上がっています。

しかも、これ。なんだかわかります。
ホテルのレセプションカウンターじゃなくてレジなのだ
なんだよ、これ。
ホテルのレセプションカウンターみたいだけど、これキャッシャーなんです。
なんなんだろう、この高級感。

システムこそスーパーだけど、このおもてなし感ははっきりいってホテルクラスなわけです。
福岡の六本松にできたボンラパスの新業態店もすごいと思ったけど、ラグジュアリー感はこちらが上。芦屋のイカリのそばにあるグランドフードホールもホテイチ感しっかりでなかなか良いなって思ったけど、おもてなし感はこちらが上。
この半端ないステータス感はバンコクのエムクオーティエに匹敵するんじゃなかろうか。

それに、容赦ない品揃え感もたいへんなものじゃない。

たとえば、こちら。
これ全部、オリーブオイル!
これ全部、オリーブオイルなんですよ。

そして、これが全部はちみつなわけです。
これ全部ハチミツ

ゆったりの空間に、さりげない演出を一味添えて買い物に彩りを与えてくれるあれこれ。
デパ地下だってここまでやらんだろう
シズル感あるよね。。

チーズ売り場なんですが、ここまでやりますか?普通。
ホテイチも超えてるかも

なんだこのスーパー。
なんなんだろう、ここまでのグレードを必要とする名古屋市民のリッチでアッパーな暮らしぶり。

そして、こんなにすごいって知ってたなら、もうすこし訪問時間を用意しとくべきだったと反省する私。
このお店、また来なくちゃ。


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17.02.01:ベンツやポルシェでお買い物か。さすが、芦屋の高級スーパー。納豆もポルシェ級だった。
17.12.26:なんだ、これ。こんなスーパーは世界のどこにもないと思う。福岡六本松に生まれたボンラパストレゾに驚愕する。
19.03.06:そんなスーパーフジからプロンポンのエムクオーティエへ向かう。

だって、ネバランカイだよ。
どんだけ、ネバ好きなんだか。

なにしろ、村上さんの二つ目の名刺の名乗りは「ネバ」ですからね。

で、来週はNU茶屋町で「粘覧会」なるイベントを開催するそうなんです。
粘覧会@NU茶屋町

プレスリリース系の情報をそのまま引用しますね。
納豆好きによる、納豆好きのための、納豆の祭典、その名も「粘覧会」。
「納豆マガジン」編集長と、その出版元「さりげなく」でお届けします!
日時は5月18日〜23日の約1週間。NU茶屋町4F「STANDPARK」にて開催します。
全国各地から「納豆マガジン」編集長が厳選した納豆販売や、納豆生産者を招いた納豆直売会を楽しめる食パビリオン。
納豆の起源や、納豆の食べ合わせ、原料でもある大豆とSDGsの関係性などを知る、
学びパビリオン。納豆アパレル『ネバネバビーン』や、一見納豆のTシャツには見えないのに、納豆好きの編集長から見ると納豆に見えてしまうUSEDTシャツが並ぶ、服パビリオン。
納豆の世界感を体感できる納豆壁紙コーナーなど、様々なコンテンツで納豆の面白さ、奥深さをネバっと提案していきます!

N.N.BeanのTシャツ、お気に入りの柄はソールドアウトで買えなかったし。
どうしよう?

今度の水曜日から開催で、
しかも、土日は納豆製造者もやってくるって!

▼納豆直売会(土日限定)
◎5月21日(土)、22日(日)
・相沢食産(兵庫)※日曜日のみ
・エイコー食品(大阪)
・藤原食品(京都)※日曜日のみ
・らくだ坂納豆(大阪)※日曜日のみ

相沢さんとはずいぶんご無沙汰しちゃってるし、エイコーさんもお久しぶり。京都の藤原さんはまだお会いしたことないんですよね。

ほんとは日曜日に伺いたいところだけど、どうしようかな。。

関西圏の方々はぜひ、大阪茶屋町へ行って欲しいなって思う私。
そういえば、おぺこさんもどっかで出演されるんですよね。

行けるようだったら、乱入しちゃおうかな>>オレ!

いつだってまさかの出会いがあるのが、納豆探検の世界なんだけど。
もう、心臓はばくばく!
これは何かの間違いじゃないよねって何度も見直す私!

間違いじゃないです。
京都の京北地方>山国の山国納豆でまちがいありません!
まさかの山国納豆を見つける
うわずりながら、写真撮っていいですかってお願いする私。

すごい納豆だなですねって、なんか言い訳しながらす写真を撮るけど、店員さんは当たり前のような表情。だって、山国納豆って道の駅じゃないと買えないじゃないですかっていうのが舞い上がっている私のセリフ。

変な客だと思われたろうな。。たぶん。

豆腐メインのお店なんだけど、山形、群馬、東京、京都の納豆が揃う見応えのある納豆棚で。。もちろん豆腐も見ごたえあるんだけどね。
大丸の食品ってリニューアルしたばかりといいますから、担当のバイヤーさんも相当力を入れたんだろうなぁ。
京都大丸の京の豆腐コーナー

ほら、書店売りの納豆ってあるじゃないですか。
たとえば、藤原食品さんの商品で書店限定で販売してた紅豆と黒豆のアソートセット。

だけどね、まさか四条烏丸のど真ん中の書店で納豆売ってるなんて思わなかったのよ。
本屋さんで納豆が買えるのは京都ならでは
やるな、京都!って感じかな。

食品や雑貨を売ってる書店って今はそんな珍しくないけどさ。だけど、冷ケースがあるのはレアだと思うし。。
それに、いろんなところ行ってる探検隊ですが、書籍買ってるお客さんと一緒にレジに並んで納豆を買うのは生まれて初めての体験。

そうそう、それだけじゃなくて、あれも売ってたのよ。
納豆マガジンの編集長にしてNNBeansなるブランドのディレクターでもある村上さんとこのあれ。
藤原食品とコラボしてるあれね。
納豆皿もあったよ
京都本と一緒に並んでて、観光で四条烏丸訪れた人が買ってくんだろうなぁってね。

そうか、そうか。
藤原食品の京納豆も、ここならお土産で買ってく人がいっぱいいそう!
なるほど!京都ならではの売り方に納得したのでした。


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