七転納豆

納豆と大豆。ときどきデパ地下。時には文書もくりひろげます。

大阪七転家の面するなにわ筋なる通りがあるのですが、これを南に下っていったところにBig Beans WEST本店なるスーパーがあると。Googleマップが教えてくれました。
あら。。
そんなところにBig Beansのお店があったんですか!

大阪来てもう三ヶ月にもなりますけど、まだまだ知らないことばかり。
ほんとすぐそこなんだけどなぁ。

さて、こちらがそのお店。
BigBeansWEST本店
Gate in Gateなこのデザインって、なんかフォルクスワーゲンのショップみたい。
白と黒だけの色使いでゲートを作ってて、シンプルながら高級感あります。
中に入るとVWとはちがって濃色なウッディな感じの内装で親しみやすさと同時に高級感を演出してます。
レジだって円形のカウンターだったりするし。。
2階はフレンチのレストランなのかな。

自動車で来る方もいらっしゃいますけど、気軽に自転車でいらっしゃてる方もいます。
でもね、カジュアルでドレスダウンしてるミドル大阪人と違って、みんなちょっと小綺麗で東京ライクなアッパーな感じの人たちばかり。
まぁ、商品のお値段もちょっといい感じですよ。。

Bio-Ralのライバル店はひょっとしてここなのかもしれませんね。
でも、Bio-Ralとちがってお客さんはずんずんやってきます。

そんなBigBeansの今日の試食販売はなんとモッツァレラチーズ。
これまた、七転読んでるんじゃないかいって言いたいくらいですが、今日はイタリアから輸入してる水牛のチーズを試食さていただきました。

いつもは週末に10ヶしか入れないけど、今日は60ヶも入れてみました。
でも、残すところはこれだけですから。
イタリアでも水牛のモッツァレラチーズはもう希少ですから。
なんて言ってましたけど。。

水牛じゃないモッツァレラってあるんだっけ。たぶん、イタリアでそんな表記をしたら法令違反になるはずだけど(後略)。

さて、そんな具合で売ってたイタリア直輸入のモッツァレラよりも、その隣の置かれてた岐阜高山産の牛乳モッツァレラがついつい気になっちゃいまして。。
輸入品と比べてもけして安いわけじゃないんですけど、買っちゃいました。
飛騨高山のモッツァレラチーズ
作っているのは株式会社リアラインが展開するTRIDENTEなるブランドの工房で、デザインモチーフはどうやらポセイドンのみつまたのようです。

でも、このデザインの感覚はけっこうモダンイタリアな感じ。
この会社さん。
たぶん、イタリアで修行してた気配がただよいます。

では、この牛乳モッツァレラ。カプレーゼにしていただいてみましょうか。
まずはカプレーゼで
こちらのモッツァレラは正直言ってちょっと残念な感じ。
ジューシーさとかフレッシュ感とかはなくて、牛乳を固めましたって感じの方が強いなぁ。

日本のチーズ作りって難しいですね。
ほんとは普段使いのカジュアルな食べ物のはずなんですけどね。。
もっと言えば。。チーズを漬物とするなら、モッツァレラは浅漬け。もっと気軽でお安い食べ物のはずなのに。

平和堂名物なんだそうです。
このおはぎ。
平和堂のおはぎ
でも、これってどうみても主婦の店のさいちのおはぎ直伝ですよね。

ずんだおはぎなんて大阪にないでしょ。
っていうか、そもそも、ずんだって言葉が大阪にはないはず。

わたしだって、ずんだのおはぎを初めて見たのは、たしかあれはヤオコーのお惣菜コーナーでしたから。。
ヤオコーだってもちろんさいち直伝。
何年か前に主婦の店さいちのおはぎを標榜するお店が増えた時期がありましたけど、どこももちろんずんだのおはぎがありましたから。

しかし、宮城県秋保温泉のスーパーの影響が、まさか大阪にまで届いてるなんて思ってもいませんでした。


関連記事)
・やっと訪問できた主婦の店さいちのレポートです
七転返上!今日は主婦の店「さいち」でおはぎやらいろいろ購入する。 15.12.28
・ここのおはぎは「さいち」そのままといわれたヤオコーのレポートです
秋保温泉「主婦の店 さいち」のおはぎが食べたくて。 13.04.07

阪急線とJRの路線がまじわる淡路のエリアに絶品のラーメン屋さんがあると聞いて出かけてみたのはこの週末の土曜日のことでした。
お店の前に到着して。
人影があったので。。
お昼ご飯いただけますか?って声かけしたら、今は仕込み中でお店を始めるのは夕方からなんです。

あらら。
どうしよう?
まぁ、しょうがないです。

そんなわけで。。
ラーメン屋さんのご近所のカレー屋さんに行って、いろいろお話ししてたら、あそこに行きなよって言われて、淀川のワンドに立ち寄ったり。
いやいや、このワンドに立ち寄るための橋が(後略)

で、今度は大阪工業大学の方へ熱暑のなかえんえんと移動して、そこから北へ登ります。
その道沿いに、いろんなスーパーマーケットがたくさんあって楽しかったのですが、そこからさらに北東の茨木でもいってみる?

その途中で見つけたのが大阪かみしんプラザなるショッピングモールなんですけど。
あらあら。。
フードコートに名古屋のスガキヤが入ってるじゃないですか。
大阪かみしんプラザのフードコートでスガキヤを見つける
なんだか、ちょっと嬉しいですよ。
先割れスプーンに、ちょっと頼りない感じの豚骨スープ。
アイスクリームとかデザートとか。。ほんと、名古屋そのまんまなメニュー構成。
これが大阪で食べられるのかと思うと嬉しくなってきます。

いつもは年に一度のサンシャインでの出会いでした。
会うたびに、どんどん美味しい納豆に進化していくのも驚きでした。
でもね。。
大阪市内じゃあんまり見かけないんです。

納豆wikiでも報告してますが、購入できるのは心斎橋の大丸の豆腐屋さんくらい。
先日開業したBIO-RALでレギュラー商品になってるのをみてびっくりしたののも記憶に新しいところです。

さて、昨日今日と自転車に乗って北摂のあたりをうろちょろしてたら、その山口食品の未食の納豆を見つけてしまいました。

そんなわけで、こちらはサボイ豊里味道館の納豆棚です。
サボイ味道館の納豆棚
ほとんどミツカンで、あとは豆紀。
あらまぁ、かなり残念な感じがただよいます。
どちらも元をただせば水戸納豆系の筋ですが、どちらさまの納豆も正直言って美味しいと思ったことがまったくないんですよね。
糸引き抜群、粘りも抜群だけど、豆味弱く、うまみも(後略)。。

そんななか、キラリと光る豊能の山口さんの納豆など見つけてしまいました。
サボイ味道館で山口食品の納豆を見つける
このPOPいい感じでしょう。
バイヤーさんの思いも伝わってきますよね。

さっそく今朝の昼食でいただいてみたけど。
香り良し、粘り良し、旨み良しな逸品。
あらま、これいいじゃないですか。

今度は新居浜にやってきました。
ご縁があるときは、ずずんとつながるもんなんですね。

先日は対岸の尾道なんかをぶららぶらしてて、お昼ご飯を食べてたレストランですてきな猫とか猫写真家でしられる岩合さんとかとご一緒してしまったりとか、あいかわらず珍道中だった我らが七転納豆探検隊ですが。。
今回は仕事で四国に来ることになっちゃいました。

で、よく朝早いので前のりしたんですけど、駅前には何にもありません。ホテルにいってもご飯はないし、ちょっぴりだけある周りのお店も食指がわきません。
ホテルまでご案内いただいたシャトルバスの運転手さんの言うところによれば、ホテルのすぐ裏にスーパーがあって、みなさんそこで買い物されて、お部屋で晩酌されてるようですよ。って。

私もそうすることにしました。
新居浜のマルナカ久保田店
あら、マルナカですか。山陽地方中心のスーパーですけど、大阪にもあるんですよ。
って、ちょっとがっかりしたんですけど、品揃えを眺めていくと四国ならではの、愛媛ならではの商品が並びます。
大阪とはだいぶ違います。

練り物はとにかく豊富。
練り物はもうもう!
しかも、どれも美味しそうなんです。とりあえず、ビールとじゃこ天は買いましょう。

お刺身とかもあるかな?
おや、すてきな鯛!
あら、身の引き締まったチヌ!
さすが、瀬戸内。
嬉しくなってきますね。

あら、こんな色付きの寒天があるんですね。
白寒天、緑寒天、赤寒天
緑に白に赤。
あら、この色合わせ。
懐かしくね。
去年の今頃は毎日眺めてたっけ。

こちらはラーメンコーナーですが。
とうぜん金ちゃんラーメンが中心です。
愛媛のラーメンはやっぱり金ちゃんでした
どうする?買ってく?

って思ってたら、その横に。
戸田久の盛岡冷麺とじゃじゃ麺が
戸田久の袋麺が置かれてます。
盛岡の冷麺とかじゃじゃ麺が四国でも愛されてるんだ。
地域の食が袋に入ると全国に届いちゃうんですね。
ひょっとしたら世界に届いちゃうかも。

納豆はどうだったかって。

しっかり売られてますよ。
納豆不毛の地だったはずの四国でこんだけのフェースをしめてるなんて思ってもいませんでした、
おかめ納豆が!
しかも、なんかおかめ納豆がはじけてませんか。
関東じゃ、王者おかめはあんまりこういうことしないですよね。
ちょっと遠慮してるんでしょうね。

逆にあれです。
関東では販売奨励金とかを配りまくってますけど、関西ではおかめの安売りってあんまり見かけません。

おや、ミツカンくめの丹精。
くめの丹精は群馬工場製でした
関東の群馬工場から持ち込んでるじゃないですか。
これって、いいんじゃない。

どう。
四国のスーパー。

いいでしょ。。

皆さんわかります?
鞆の町の家々をずっと囲むように張り巡らされた注連縄。
これがどの町もどの町もずっと連なっているんです。
注連縄が張り巡らされた鞆の町
どうして注連縄を張ってるんですか?
地元の方に尋ねてみたところ、いまは祇園さんだからとの答え。

ほんとはすごく長い説明だったんですが、端折って説明しますね。

鞆の町の氏神様は沼名前神社。別名、祇園さん。
主神は大綿津見命(おおつわたみのことと読ませていました)と須佐之男命。
そして、いまは祇園さんの季節。
つまり、神様が神社から外に出てお神輿に渡御されている季節。
なので、注連縄を貼り、茅の輪を下げ蘇民将来としていると。
そんな、説明でした。
家ごとに小さな茅の輪が下げられる
なるほど、なるほど。
霊験あらたかな神様が、自由に街中を歩かれているわけですから、それはもう物騒なわけで。。やたらに家の中に入ってこられては困るので注連縄を張り、蘇民将来をかかげると。

これって、伊勢神宮の界隈と一緒ですね。
力の強い神様が、神域である街中のあちこちに偏在している伊勢。どの家もかならず門先に蘇民将来を掲げています。神様が家の中に入ってきたらやっぱり危険なわけです。
そういえば、月夜見尊が毎晩通るから、夜は歩いちゃいけないなんて道もありました。

吉備の国は大和以上に古い国ですから、そんな神奈備な習慣が町のあちこちに遺っていてふしぎはありません。
でもね、私のイメージの中では鞆って常夜灯&ポニョの町だったわけで、こんな神さびた古い古い儀礼が現代にそのまま生き残ってるなんて思ってもみませんでした。

しかもですよ。
鞆の町の方に言わせれば、京都の祇園の勧進元はこの鞆の祇園さんなんだそうです。
祇園が祀られる沼名前神社
吉備国、鞆の町。
どんだけ古いんでしょうか。
なんか、すごくね!

追記)
今日は松岡納豆聞き語りの中で理解できなかった「窯の中に水が溜まる」の解題をするつもりだったのですが、とてもそこまで行き着けませんでした。
保命酒ご用の太田家の釜屋を見てやっと納得した話はまたいずれ。
松岡納豆問わず語り>松岡納豆問わず語り 其ノ壱

さて、その福山よりももっと広島よりな尾道。
納豆事情はどんな感じ?

こんな感じでした。
ふくや@尾道の納豆棚
ここは尾道駅前すぐのエリアに出店してた福屋百貨店のミニ店舗。
福屋さんは広島が本拠地で、広島駅前店や八丁堀の本店で購入した数々の納豆につきましては、過去記事や納豆wikiをご参照くださいな。

しかし、この納豆棚。なかなか非凡なものがありますね。。
京都牛若納豆を主軸に、関東のカジノヤ、熊本のマルキンなどが並びます。どう考えても普通の納豆棚とは違います。

しかも。。
これはなんということでしょうか!
大阪小金屋食品の納豆が大量に並ぶ
最上段のプレミアムな納豆コーナーにはなんと大阪大東の小金屋食品さんの納豆がずらりと並びます。
これにはほんとびっくり!

ひょっとして。。
広島の福屋本店でも小金屋食品の納豆が買える時代になったのでしょうか。

福山駅前の天満屋さん。
おもしろいことに、納豆棚はちょっと離れて2か所に置かれてました。同じ冷ケースの中なんですけどね。
角の平場の見やすいところにあるのは、なっとういちとかミツカンあたり。

で、京都の牛若とか熊本のマルキンとかちょっとひねりの入った納豆がこちらに置かれてました。
天満屋福山店の納豆棚

しかし、ここは広島県。天満屋は岡山の百貨店。
なんで、岡山や広島の納豆がないの?

練り物の品ぞろえは豊富なんだけどなぁ。
練り物は豊富です


しかし、津山の蒜山食品とか広島のエイショクって天満屋さんで以前は置いてたんだけど。。
どこに行っちゃったかなぁ。

ここは広島県東部の福山市の百貨店のデパ地下です。
上ノ原牧場のモッツァレラチーズを福山天満屋で見つける
広島の百貨店といえば「ふくや」ですが、何故かこちらは天満屋。
そう、岡山が本拠地の天満屋百貨店です。
でも、つい先だってまでは広島市にも出店してましたし、先日うかがった津山のショッピングモールにもキーテナントとして出店されてました。
やっぱり、吉備の国の商業は天満屋でなければならないのでしょう。

で、この棚。
チーズ棚なんですけど、皆様お分かりになりますでしょうか。
カドーレブランドのモッツァレラチーズです
そうなんですよ。
モッツァレラチーズが置かれてます。
東広島市の上ノ原牧場が製品化してるカドーレブランドなる一群の商品の一つでした。

わさび醤油のモッツァレラチーズなんてのもあって、ずいぶんこなれてる印象をうけます。
こんなのもあるのかわさび醤油のモッツァレラチーズ
しかし、よーっく考えてみれば当たり前のことかもしれません。
当ブログの読者であれば、広島県は近代酪農における先進地の一つであることは重々承知のことですよね。
明治政府が創制した日本初の種畜牧場こそ広島の七塚原種畜牧場。そして、この牧場こそが、近代納豆の父三浦二郎氏の最初の就職先であったことを。

今注目されている短角牛(ショートホーン)種と共に写る三浦二郎氏の写真などもかつて紹介させていただいたことがあります。

広島が近代乳業の先進地であったことに今更ながら納得させられてしまいました。

しかし。。
あらま、もう一種おかれてたよ。
まだあるぞ!広島のモッツァレラチーズ

東京にいたんじゃ、こういうニュアンスってほんとわからないよね。


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