スーパーの店頭でリプトン印の”練乳ミルクティ”なる商品を見つけたんけど、牛の頭に花飾りを乗せてると言う不思議な取り合わせ。
これ、なんでリプトンなの?
でも、なんか記憶があるんですよ。
この図版。

なんだったっけ?

で、「花牛」なることばで検索してみたんです。
これなら、なにかひっかかって来るだろうと思って。。
そしたら、北広島町(北海道じゃなくて広島県です)の方で、花田植なる祭事があって、「牛たちは、角や体をきれいに磨かれた後、美しく飾りつけられ」るなんて情報を発見!

ステキな習慣がにほんにはあるなぁって。。
いやいや。
それとはちょっと違うかな。。

とこうしているうちに、思い出しました。
これってあれじゃないですか。

森永の練乳のトレードマークと言うか、キャラクターというか、昔からあるやつですよ。
そうそう、森永の練乳なのだよ!
そう、これ。

近代納豆の父=三浦二郎氏(最初の就職先は国務省傘下の種畜牧場ですから。しかも広島県の七塚原!)と練乳は深い関係があるので、明治、大正にかけての牧畜や製乳業についてちょっと調べたりしてて、それで記憶があったんです。

ところで。。
この牛さんに名前があること、みなさん知ってました?
これも、今回の検索で見つけた情報なんですけど、"「モウそろそろ、名前が欲し~い」キャンペーン"を実施してミルリンなる名前をつけたそうです。
そのプレスリリース記事には、そもそも話も載っていましたので、それも紹介しちゃいますね。
この「ミルリン」は、昭和31年に、当時の「森永ミルク 加糖れん 乳」と「森永βドライミルク」(育児用の調製粉乳)の 2 つの商品 に初めて採用されました。 当時はデザイナーがいなかった時代。このキャラクターは画家 の方に描いていただいたものです。その後はさまざまな森永乳 業の商品パッケージのシンボルとして活躍しています。
そして 2012 年 8 月 20 日(月)、56 年目にしてついに名前が決定 いたしました。今後ともよろしくお願いいたします!

ミルリン
そうか、採用されたのは昭和31年か。。
しかも画家の方に。。

なんですと!
この件、もう少し追跡せねばなりませんね。