昨日は風邪をひいて自宅にいた。そのおかげでTVニュースなんてものを久しぶりに見たら、小渕優子が「お前と、うちの父ちゃんとが似てるだって?とんでもない天と地の差があるわい」みたいなことを読み上げていた。それに対して野田首相が「それは痛み入る。でも僕なりにあなたの父を尊敬と親近感を持ってるよ」ってなかんじのを読み上げていた。

ま、なんていうか事前に原稿が作られるわりには稚拙なやりとりだ。台本では小学生が大人にけんかを売って、大人が上手に対応する様子を表現したかったんだろうか?。WEBでニュースを検索すると「女の子のデビュー」みたいなタイトルがでてくるし、結構みんな適当なんだな~っと思ったりして。

谷垣さんの復興債の償還期間について「政府・与党案の10年は短すぎ」っていう指摘に関して、野田首相は「若い世代に負担を押しつけるのはよくない"が"(←すごく強調してた)、野党がそこまで言うなら(若い世代に負担を押しつけることを)考えてもいいかな」てな回答。ま、この妥協が野田さんらしさってとこなんだろう。

退職が60歳だとすると、償還期間10年から20年にすると、50~60歳以上の負担は減るわけだ。このあたりの世代は票のボリュームゾーン。なので谷垣さんの指摘は、政治家として、この世代の負担を減らしたいというのは当然だろう。