矛盾の拳法 2018年6月2日(土) by ボン

他には安見練士から「勾掛試力と扶按試力の足の

使い方は同じでしょうか?」との質問が。

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高木先生のご回答は「同じです」でした。地面を猫の

まんじゅうでグリグリしたり、差し込んだり、引き抜いたり。

幾つもの意念を使い、試力で感覚を養う稽古です。

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そして「この感覚があるからこそ、歩法で前足を抜くと、

スッと前進出来るんです」とご説明されました。

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これは非常に重要なポイントです。静止状態の立禅で

先ずは色々な感覚を得て、次は試力で動きながらの

感覚を得て、更には活歩で感覚を得ます。

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静止状態から段階的に感覚を得ないといけません。

動きが入れば10倍・100倍難易度が上がります。

ですが、慌てずにしっかりと感覚を得られれば、静止

状態の複数の感覚を維持したまま、動きにつなげる

ことが出来ます。

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そうすれば、高木先生がよく言われる「前足を抜き、

沈み込むけど前に進む歩法」という矛盾が成立します。

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「矛盾しているから分からない」と考えてはいけません。

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「自分の中で整合するまで稽古する」しかないです。

何故ならば、同じ動作をやっても、Aさんが感じている

「矛盾」とBさんのそれは、全く違うでしょう。そこは他人

ではわかりませんので、自分で納得できる迄稽古する

以外にありません。

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それが澤井先生の言われた「自分の太氣拳を作る」

ことなんだと確信します。とはいえ、常に優れた模範を

見ておかないと目と感覚が腐ります。

なので、高木先生のご指導に参加することが重要です。

「見てるだけ」でも、被爆量が増えると、目が肥えてきます。

実はそれが非常に大事です。鈍ら刀と銘刀を見分ける

眼は持っておかないといけません。

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昨今はYouTubeとかで、太氣拳関係の動画も沢山出て

ますが、玉と石を見分けるのは自己責任だなあ、と痛感。

そんなこんなで本日の柴又稽古も終了。

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今回の推手でも、ゆっくりながらも確実に高木先生の

飛ばされたのであった。



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基本の稽古 2018年6月2日(土) by ボン

本日の稽古はここ2週間の復習(胴体を如何に

使うか)と基本稽古から開始となりました。

胴体の使い方は既に日誌に書いていますので、

そちらをご参照ください。基本的な質問を参加者

から受け付ける形になります。

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先ずはボンの「立禅の型」についての質問から

開始です。

1.   モデルはつま先を開き、腰を入れる=骨盤を

反らす、ことで背筋をピンとする。

2.   太氣拳は〇を閉じ(というか絞る)、骨盤を開く

=命門を開くことで背筋をピンとする。

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「背筋をピン」としても、顎は上げません。また人間

の背骨は横から見ると湾曲していますので、「

背筋をピン=背骨が直線」ではありません。

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でも頭頂部から「垂直」であることは必須です。

背中は丸くとも、どことどこが垂直であるか、は

高木先生の立禅の写真や、澤井先生の立禅の

写真をご参照ください。

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続いては英国紳士のKさんから「背中を丸くする

方法を教えてください」との要望が。

1.   懐を深くすることが大事。

2.   屁っ放り腰では駄目。

3.   重要なのは肘の位置。

4.   前腕は微調整のみ。

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高木先生のご指導はこんな内容でした。また「懐を

深く」から「這いの姿勢」にも触れられました。

良い型と悪い型をご示範された写真が撮れました

ので、こちらもご参照ください。

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懐の浅い這いは、これでは用をなさないですね。

変化に対応できる姿勢ではありません。これは非常

に勉強になります。メモメモ、と。 基本が大事です。

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続く.。



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澤井先生のお墓参り 2018年5月27日(日) by ボン

今年の澤井先生のお墓参りです。毎年参加している

こと、自分なりの誇りです(暇なだけとも言うが)。

池袋に集合し、北坂戸駅から妙安寺に、

今年はタクシーが全然来なかったけど、結果オーライ。

晴天に恵まれ恙無く完了しました。

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手を合わせて澤井先生にお伝えすることは、

毎年決まってます

1.   太氣拳を遺して頂き有難うございました。

2.   後世に伝えてまいります。

3.   見守っていてください。

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その後は恒例の北坂戸駅前の中華屋で遅めの昼食、

そして池袋で飲み会、で締めとなりました。

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今年は別のところに珍念さんが先回りしてましたが、

どうせ無視するので声はかけませんでしたとさ。



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太氣拳的な動き2 2018年5月26日(土) by ボン

続いて先週と同じ「膨張と収縮の活歩」をやります。

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要点は先週のご説明と同じなので省略しますが、

今週は追加で「胴体の丸める位置は、出来るだけ

上です」とのご指摘がありました。

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つまり「屁っ放り腰は駄目」です。それを機に「鏡を

見てください」とも言われました。

1.   鏡ばかり見ているのは駄目。

2.   だが、偶に鏡を見ることは重要。

3.   自分のイメージと実態の差を認識できる。

「自分のイメージ」は高木先生です。高木先生の動き

に目が慣れると、恰も自分が「出来ている」と勘違い

しがちです。偶に鏡を見て「がっかり」するのも大事です。

そこから足りないところが見えてきます。

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そして渡辺練士を相手にして「或る力士の上手」の話に

なりました。高木先生は相撲好きですのでよく事例として

出されますが、太氣拳的な動きの説明に使われます。

1.   上手の取り方はこうなり、〇が境目となる。

2.   この境目よりこうだと、相手を制御できる。

3.   が、こうだと相手は〇を張るだけで上手を切ってしまう。

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これって正に推手の技法と同一ですし、「〇が境目」は

立禅・這い・試力でも同じです。ここがブレると全身が

まとまりません。

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相撲の例ですが、太氣拳的な技法の好事例です。

しかも再放送とかを見れば、実際にその技法が生で

再確認できるという、おまけつきです。

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高木先生のお話、擬音もそうですが、聞き逃してはいけない、

と再認識しました。

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更にそこから「腕回し練り」の重要点にも展開され、

肩、腰、肘、指先まで滑らかに動かすやり方のご説明に。

最後は掌打合わせと推手で締めとなりました。

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さて、明日は一大イベントです。晴天を祈ります。
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太氣拳的な動き1 2018年5月26日(土) by ボン

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本日は「勾掛試力=揺り」の基本からのスタートです。

1.   指先の感覚が大事。

2.   中でも〇指の感覚を大事に。

3.   相手に指を刺すような感覚。

4.   引く時の動きはこうなる。

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静止した状態の立禅で学んだ感覚と力を「試す」稽古

が「試力」です。ゆっくり丁寧に、型に忠実に、が要求

されます。当然手先だけではなく、胴体から足腰まで

を統合した動きになります。

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基本中の基本の稽古ですが、時には高木先生から

再度教わることも必要です。

或るボクシングの試合の日本人選手の戦い方が

「太氣拳的な動きだった」とのお話になりました。

所謂「手打ち」ではなく、「胴体と足で打っていた」

ことに感銘を受けたそうです。

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そして「太氣拳の打拳・組手は『空き巣狙い』では

ないんです」として、Sさんを相手にご示範。

1.   真ん中を抜くのが王道。

2.   だが、必ずしもそこを抜かずともよい。

3.   力の向きが真ん中であること。

「そうすれば〇〇をこう打ったら、相手が自滅します」

とのことです。

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その前提は、自分の動きがきっちりと狙った方向に

向いており、力が集中しているか、です。自分がブレ

てたら、相手を動かすことは出来ません。

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高木先生は何気なくやられていますが、難易度は

結構高い動きです。 自分も大分前に高木先生に

やられ、完全に崩されたことがあったっけ、と
思い出す。

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続く。



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