本日は「立禅+揺りの後で気を入れる」事と
試力の関係性、そして打拳の精度について、が
お題です。
単純化すると胴体に働く力は「縦と横」ですが、
初学の内は個別の稽古で良いのですが、長じる
につれ「協調・統合」が必須になります。
そして本日のご指導の中で「ロックする」という
表現が出ました。
①肘から先は固めず自由に
②肘から後ろは固める
こう書くと色んな誤解を生みそうですが、決して
力んで固める訳ではありません。
立禅の要点である含胸抜背や真っ直ぐ立つ
(背骨は元々曲がっているので要点の通りに
立てば真っ直ぐ)をやればこうなる、というだけです。
そして「打拳の精度」は「体幹の精度から
生じる」という事になります。
如何にも太氣拳らしいかと。
そして槍の技法から「手が体幹を誘う」打撃の
やり方、そしてその逆の「体幹から腕を誘う
(鞭の様に使う)」打撃のやり方、の2通りの
ご示範がありました。
更にはそれらを駆使した組手の間合いの測り方、
のご指導も。
大事なのは
①基礎をしっかり築く
②そこからの「変化技」である
でした。それが無いと「(高木先生を)真似ても
上手く行かない」そうです。
確かに。自分の基礎技術から以外には何も
出てこないので、日々の稽古が重要です。
立禅・這い・試力で自分なりの基礎を構築
した上での変化技でないと上っ面だけ真似、
相手にしたら「なに、それ?」となります。
自戒です。基本が大事です。
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