稽古日誌

今日は、坂道ジョグ4km。棒振り。立禅。降龍トウ。
寒い中いきなり立禅しても風邪を引くだけなので、しっかり体を温めてから、一気にリラックスして立禅をするのが私の流儀だ。

ところで、どうも最近稽古の出席率が宜しくない。
立禅、揺り、歩法、打拳、それに最近探手といった具合に、螺旋型の稽古が中心だと、スイス登山鉄道に毎日乗るみたいなもので、どんなに素晴らしい景色でも、飽きてしまう。そして仕舞には進化につながることをちゃんと習っているんだろうかと、特に若い人は疑問に思うだろう。
実際実感としてわかってもいないことであっても、それが言葉で表現され、自分の頭に記憶されただけでできるようになったつもりになり、もう来る必要性を感じなくなるのだろう。
わかるように指導しない者が悪いということになる率が極めて高いのだと思う。
しかし、芸事の理解は本来体得を伴う。
来なくなる者たちは、どれだけ自分で練習しているのだろうか。 毎日2、3時間練習しろとは言わない。
しかし、数をこなして初めて感じることがあるのは事実だ。 

習った通りできないのには3種類の理由がある。
一つは、わかったつもりが実は間違っている。
二つ目は、教わった内容自体が間違っている。
三つ目は、理解もやり方も正しいのだが、稽古の量がその人個人にとってまだ足りない。
(実は四つ目がある。習っていることが難しい。また、それを知らなくても強くはなれる。)

確率的には二つ目の要素が3分の1はあるわけで、指導員はこれを心しなければならない。
特に基本を十分理解していない指導員が入れ替わりで教えると、初心者は混乱するばかりだ。
しかし、残りの3分の2の問題は教わる側にある。 
数稽古を良くしたのは、単身赴任時代だ。インナーマッスルと体の裏側を使う太氣は数が大事だ。
私の場合、一つの動きを大体数百回やると感じが掴め始める。これを一週間やると自然に動くようになる。
中年を越えて、毎日やるとサボる(省エネする)コツがわかる。
すると、塾長の動きを見るポイントも変わってくる。
だから、理解できるように教えてくれと言われても、初心者には理解できないことがあることをわかってほしい。
何故なら、言われたとおりに筋肉が少しでも動くようにならない限り、理解できない事があるからだ。
形を教わっているのではないから、真に厄介な問題だ。












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孤独のライザップ1

大阪支部ですでに知られていることだが、私が糖質制限を始めて1年あまりになる。
はっきり言いたい。ライザップに高い会費を払って痩せる等全くバカげた話だと。
2年前までは、我が居住地猪名川町のアップダウンだらけのコースをジョギングし、脈拍を測りながら、いい汗かいて体脂肪が燃えたと悦に入ってものだが、何のことはない。15年の年末に一念発起して正月三が日に餅三枚しか食べず、米穀、イモ類、麺類を完全にストップし、根菜類は適当に食べながら、酒は赤ワイン、蒸留酒にとどめ、タンパク質、脂肪、野菜をそれこそ腹いっぱい食べて正月気分そのまま一週間過ごすうちに、横から見た体のシルエットがみるみる逆三角形になっていく。 つまり、腹がべコリとへこんでしまった。 これにはダイエットに腐心する家族もびっくり。 
なにがしか稽古をする習慣があるから、正にライザップのジムに通っているようなもので、結局私の投資は、食費を除けば、糖質制限食に関する本二冊分。 1年で11kg落として、今は絶好調。 パワーは落ちず。むしろついたか。アメリカに出張したら、ここぞとばかりにステーキ1kg食べ、普段外出先でもご飯を半分以下にしたとんかつ大やローストビーフ丼を食べ。朝は糖質20g以下のクロワッサンにバターをたっぷり塗りたくっていても、中性脂肪は下限値ぎりぎり。 あまりの体の絞れ方に、武田ガン説が社内で流れたほどの効果が出た。
1月の人間ドックの数値はパーフェクトで、この10年間でこんなデータ叩き出したことがない。
ともかく、体系は毎日2時間部活していた20代に戻ったのだった。
本当に食事だけでこんなになったのかと健康管理センター長から驚かれる始末。もう、アラカンですよ。
タンパク質多めの食事は腎臓に負担がかかるからお勧めしませんといまだにこの医師言ったのだが、2014年にいよいよ日本でもこのコンセンサスは緩和され、一定以上の腎機能がある人は、タンパク質摂取の制限は特に不要となった。 分かっていてもなかなかそうは言えまい。 
発力で腹圧を上げ、血管に負荷をかける内家拳の一派太氣拳をやるおっさん達にはお勧めである。








 



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日誌再開

舞洲合宿記事を書いたのがもう一年余り前。
その後太氣をやめたというのはまだしも、大阪の塾生を除く一部では冗談交じりの死亡説まで流れていたらしい。
70越えてまで長生きする気はないのだが、この一年で体を作り替えたことでもあり、未だ新年の抱負かろうじて冷めやらぬうちに日誌再開と行こう。

昨年12月の舞洲合宿について
スぺトレで自分の動きのビデオを見せられて、動きが緩慢だなとがっかり。
まだもたついているところあり、やっぱり牛だな、こりゃ。
その後、みんなで偶然の掘り出し物Youtube画像を鑑賞。
よたよた歩く老人が套路に入るやゆっくりとバランスのとれたメリハリの利いた精密機械並みの動きを見せる光景に、拳法の奥深さ、若い頃余程鍛えたであろう功夫の素晴らしさで盛り上がったのであった。 
「強い爺になる。」これ我々の目指すもの。

とりあえず今日はこれくらいで。

 









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プロフィール
猪名川穴の日記

太気拳至誠塾 大阪支部
武田 練士五段による
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