ご無沙汰

前回の更新は9月だったか。。
蚊に刺されながら稽古したインディアンサマーからすでに2か月。
だらだらマイペースで稽古しているうちに、塾長来阪指導の11月14日を迎えた。
コロナで在宅勤務になった日があるお陰で練習量が若干増えたのは結構なのだが、書くべき事柄が段々減ってくるから最近困っている。新しい発見はあるのだけれども、膨張と収縮の一点に向かっていく感じが強まって、情報量の多さが喜ばれるこの世界で、あたかも海水を煮詰めて塩を作る工程のように、ブログネタが煮詰まっていく。

9月から現在に至るまで、歩法をやるうちに、過去、ビデオでちらっとみた澤井先生の歩法との共通点がピタリと重なる感じがしたのがこの2か月の僅かな成果と言えるかも。
塾長の滑らかで、UFOのような動きと、一見虫のような澤井先生のあの歩法は、同じ部分を同じように使っているのだから興味深い。

さて、塾長の大阪指導は、今回、螺旋と体当たりの二本立て。
これに膨張と収縮が加わると、もう太気拳の三種の神器である。
当日入塾したてのOさんには、何が何やら訳の分からない稽古内容であったとは思うが、イメージの刷り込み=一期一会は10年分の講習の価値があるのだから、見たものは忘れないようにしていただきたい。
一流料亭の厨房に修行に入って、初日にいきなり、秘伝の出汁やタレの味見をし、その調理法の重要な一部を垣間見るのと同じ経験である。

体調不良の事前情報にも拘わらず、塾長の動きはまさに剃刀の鋭さ宜しく、十分に打てるポジションに
動き、ごっつあんですの位置から体当たりで加撃する一歩手前までを何度も再現して頂いた。
体調不良の原因がコロナお籠り期間中の稽古のし過ぎだという。しかし、ちょっと休んでなまってしまったかなと言う位で動きが良くなるのを還暦後感じるようになった私は、ただただ納得なのだ。

最期に組手前哨戦の状態での全身の連携を練る新しい対練をして当日はめでたく終了。
こういう稽古を気長に行い、秋の野原を闊歩する気分と探手が繋がり、それが自然に組手で身体に任せた動きができるところまで練れれば、本能で動く太気拳本来のゾーンに入ったことになるのだろう。
が、道はまだまだ遠い。


















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9月12日 塾長指導日 

いつもの場所で立木を前に立禅を組むと、木の向こう側に見えるグラウンドでは、上下白に身を固めた塾長が、どこでも止まれるバランスを保った練りをしている。
獲物を前にしたカマキリの様だ。
木に向かってぼんやり視野を広げると、グラウンドを煌々と照らす夜間照明をバックに、木の向かって右側、ひっそり樹皮にしがみつく蝉のシルエットが視界に入った。産卵している風も最早ない。羽が透明でサイズが小さいところを見るとツクツクボウシだろう。
朝7時過ぎに庭で15分立禅するだけで汗だくになった夏ももう終わりだ。

今回の塾長の指導内容は常に基本=奥義の実演だ。
奥義というクリスタルをどの結晶方位から切り出して断面を見せるか、である。
理屈は言葉にするとシンプルだ。
高椅子に座り、ロープを引き、膨張と収縮を組み合わせ、軸足を入れ替えると太気拳の基本=奥義になる。
井戸端のロープ引きと解放をやっている分にはいいのだが、塾長の気分がだんだん乗ってきて、マシンガンのように先ほどの4要素に転身を組み合わせて見せられるともういけない。
手と体が別方向を向くようになるので、我々塾生は3要素を体性感覚と折り合わせるために、立ち止まって考えなければならなくなる。
突き出した掌がいつの間にか身体を引き付けるところまで身体がつながっているのだ。
もう根本的な部分では、芋虫やミミズのイメージの方が近いのかもしれない。

一つ気がかりなのは、初心者が今回の稽古の後、這いをもっと練ろうと考えて帰るかどうか。
高椅子にちょこんと腰を乗せるところまで這いをやりこんでほしい。
なるべくサボって姿勢を保つ事を通じて、脚力で姿勢を維持する必要性を減らす。
これは取りも直さず、年取って筋力が衰えるとともに、型崩れする度合いを減らすことにもなる。
そう考えると、這いでサボれるようになるまで、這いをさぼるなとなる。



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日誌

7月29日 立禅、揺り、這い、練り 30分程度
7月30,31日 出張+飲み会でサボり
8月1日 掌打約30分、禅~揺り~練り 20分 柔軟
日が沈んだ後でも、動きを止めた途端大汗が噴き出す季節になった。
お菓子を食べた後だと、エネルギーが溜まっているため、30分間動き続けても疲れを感じないのに、ゆったりとした稽古に入った後、その流れの中で時折すっと動くと、予想外のダルさを感じるのは暑さのせいだろう。コーヒーを控え、水分とミネラル補給が大事な季節になったと実感。

先週、指導内容について塾長にご相談し、方向性が確認できた。
コロナで当初の予定から遅れてはいるが、8月からはこの方向性に沿って、面白みのある稽古内容にしていきたい。







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