日誌

晴天に恵まれた9連休であったが、日ごろ溜まりに溜まった家回りの雑用や早めの終活ならぬ断捨離の合間に
普段のペースで稽古する日々。最も使ったのは眼である。 
予定から4日遅れて届いたペーパーバックをひたすら読み、何とか連休中に半分を超える400ページまで漕ぎつけた。 連休の後半は日中ほぼ座っていることが多かったため、練習は軽めで済ませてしまった。

5月6日
降龍椿 4分x2
立禅 20分
ヒンズープッシュアップ
単把 少々

5月7日
久々の坂道ジョギング4km。
ブランクを全く感じない。太氣の静的稽古は呼吸力と血液循環能力を維持する効果がある。これは確か。
柔軟+プルアップ30回
〆の立禅 20分
血圧測定したら102/62。
会社の抽斗にはナッツ類やプロテインバーを常備して口寂しくなるとポリポリやっているから、カロリー的には結構な数字を摂取しているんだが、採る片端から消費されているようだ。

5月8日
降龍椿 4分x2
独立椿 3分x2
























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日誌 

意念が光を越える可能性に触れた際に挙げた板橋しゅうほうの作品は「アイシティー」ではなく、「凱羅」だった。
序でに言えば、「ヘイ ギャモン」も好きな作品。
あれを連載していた双葉社の月刊スーパーアクションは個性溢れる漫画家ばかりを集めた雑誌だった。
諸星大二郎の西遊妖猿伝もここから始まったし、蛭子能収を知ったのもこの雑誌だったのだが、往々にして良質で個性的なものは商業的には成功しない。 

9連休のうち早くも3日が過ぎ去ってしまった。
今回は毎日適度に練習しながら、先月の出張中にフランクフルト駅の本屋で偶然見つけた763ページもある分厚いジョン・アーヴィングの最新作(ペーパーバック)を集中して読むのが一番の楽しみ。
分厚い本を持ち歩くのを敬遠し、帰国後アマゾンで安く注文したら、これが失敗。
4月上旬に注文したのに、納期を4日過ぎた1日の午後漸く郵便で届いた。 
読破は流石に厳しかろうと思っていたから、せめて半分までは行くつもりなのにこの出遅れは辛い。  
作品は、人の心が読めて、その先も見える妹を持った青年の物語と、裏表紙にあるのが興味をそそる。
映画になるような出来なのかどうか、 お歳を召したアーヴィングの作品は波があるから不安もある。 
長編小説が苦行に転じないことを願いたい。 
そういえば、作者のアーヴィングは根っからのレスリング選手でもある。 だから、彼の作品には折に触れレスリングが出てくる。彼は70年代からLGBTを題材にしている点で新しくて古い人物である。
前回読んだIn One Personにも名レスラーだったTransGenderが登場する。

今日はトランプ28枚を使ったゴッチ式のサーキットトレーニング中心。
スクワット約300回、プッシュアップ系動作約200回。 
歩法少々。 淡々とやっても汗が出る季節になったのは嬉しい反面、花粉に加えて黄砂が舞い始めたのか、外で稽古をすると鼻水がでてしまう。
















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意念は光速を越えるか

「意念は光速を越える」とは澤井先生が口にした言葉だと、塾長は懐かしそうに述懐する。
SF小説の熱心な読者ではないものの、SFの世界で人間が思いつくことは大体実現するものだと、考えている私には、この言葉が澤井先生組手の動きや、弾が飛んでくる方向が見えたという植芝盛平翁の逸話にどこか共通する要素があると思えてならないのだった。

人間が高速に近い速度での宇宙飛行を可能にしたとしよう。
地球を離れること1光年の彼方に達したとき、不意に親兄弟が亡くなったとしても、その時から1年以上経たないと、宇宙船内にいる人間には、あの何とも言えない虫の知らせのような感覚が届かないだろうか。
私はそうは思わない。 瞬時にピンと来ると思いたい。

そんなことはオカルチックな妄想に過ぎないと一蹴できない可能性が出てきたので、最近密かに喜んでいる。
NHK総合テレビの「時空を超えて」で紹介される量子力学と宇宙論は、一つの量子が正に同時に二か所に存在し、同じ挙動を取ることに今週も触れていた。 つまり、量子は光速は越えるのだ。

また、2年程前の同番組では、確か夢と意識に関するテーマの回で、UCLAのあるコンピュータ学者が、人間の脳は量子の世界とつながるチャネルがあるのではないかとの大胆な説を語っていた。 
(こんな話、いたばししゅうほう作のSFマンガ 「アイシティー」の終盤に出てきた謎解きにもある面似ている。)

更に言えば、これもNHKなのだが、意識に関するサイエンスゼロの回で、人間の動作は、人間の脳の無意識レベルの領域で、その動作を実行に移す7秒前に既に決定しているという話で盛り上がっていた。
打とうとしたら、そこには居らず、目の前に現れてキャン、とは傍から見て大して動きの速くない澤井先生が絶対有利なポジションで組手をしたことに関する塾長の述懐である。これは単に経験知なのだろうか。

脳、量子レベルのつながり、無意識レベル7秒前、 これらをカバーできるセンサー機能が何等かの訓練方法で身に着くとしたら、武道はノーベル賞物の価値がある。

そういった世界ににじり寄る一つの方法論として、氣を養う日々の稽古があるのだと考えると、面倒な仕事などもう適当に切り上げて、身体の動くうちにもっとまじめに練習しなければと思うのである。

とはいい乍ら、雑用に追われた今日は、立禅20分、揺り10分、這い10分。 これではいかん。













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プロフィール
猪名川穴の日記

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