2010年02月13日

寸法合わせで行きつくのは・・・う〜ん、やっぱりどう考えてもオーダー

オーダー

オーダースーツ 東京ボットーネのモリーヌです。



スーツという洋服は、一見単純なようですが
実は様々な要素が絡み合っています。

・サイズ
・生地の品質
・素材
・色
・柄
・縫製
・ブランド

他にも
シャツ ネクタイ 靴 ベルト 鞄 との
色・柄・素材の相性 等々

さて、この中で
一番重要視すべきものは何でしょう?



人の価値観はそれぞれですので
生地やブランドと答える方もいらっしゃるでしょうが
私の場合、サイズと即答します。

サイズを追い求めた場合
やはり既製服では限界があります。

決して既製服が悪いと言っているわけではありません。
(既製服のメリットについては別の機会に述べるとします)

既製服でも、数十万円もするものがざらにあります。
ここまでの価格になると、さすがにブランドものになりますが
やはり良い素材を使い、仕立てのクオリティも高い一着となります。

最高の素材に最高の仕立てで
その一着だけを見るならば
文句無しで「最高」でしょう。

(ブランドでなくても信用できるお店であれば
価格が高くなるにつれて当然クオリティも上がります)


ただ、問題は
「それが誰のために作られているか」
です。

芸術品であれば
最高の素材に最高の技術を使えばいいのでしょうが
洋服は実用品ですので
その人が着たときの美しさや
使ったときの使いやすさ(着心地)も考えるべきです。

既製服というものは
「できるだけ多くの体型をカバーし、できるだけ多くの人が着れる」
ことを考慮しないといけません。
例えば特定の人向けに作ると
どうしても生産着数が少なくなり
スケールメリットが活かせないだけでなく
売れ残りのリスクも高くなりますから。

ゆえに、不特定多数の人向けに
最大公約数なサイズで作らざるを得ませんし
個人特有の体型、例えば
手が長い、太ももが太い、撫で肩や怒り肩
猫背、胸の筋肉が大きい、肩甲骨が出ている
なんてことまでは考えてくれていません。

したがって
悲しいかな、サイズや肩の作りが合わない場合が多く
外見や着心地に強い影響を及ぼします。


なんかかっこ悪い
やぼったい
自分にスーツは似合わない
ラインはかっこいいけど、どこそこが突っ張る
スーツは疲れるから嫌い・苦手だ

これは、私が今まで聞いてきた声ですが

シルエットが良い
軽く感じる
動きやすい
今まで着ていたものは何だったのか
同僚からの評価が変わった

という喜びの声に変わる時が私にとっても嬉しいですし
これが寸法合わせの持つ力ではないかと思っています。

オーダーは
ひとりひとりの体に合わせたものを作るという点で
既製服とは決定的に違います。

最初の問いで「サイズ」を選ばれた方は
オーダーを一度味わってみてください。



tailor_morrine at 15:30│Comments(0)TrackBack(0)clip!
トラックバックURL
この記事にコメントする
名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
オーダーコンシェル
「ファッションで人はより輝く」
をテーマに
お客様一人一人の感性や個性を見出し
あなたというブランドを表現するお手伝いをさせて頂いております。


表参道に、
看板のないアトリエ・サロンがあります。