2010年02月20日

細身のダブルタキシード

タキシード

モリーヌです。

今日はO様のタキシードをご紹介します。


会社設立2周年のアニバーサリーパーティ用にお仕立てした一着で
ダブルブレステッドでは襟の形が通常ピークドラペルとなりますが
今回はご希望によりショールカラーでお仕立てしました。

かなり目を引く個性的な一着ですね。

細身のダブルは、数年前に流行ったかに見えましたが
このところ、またその兆しが見え隠れしています。




タキシード

光沢の強めの黒無地のイタリア生地で
フォーマルな印象を持たせつつ
かなりタイト目なシルエットとショールカラーで
他にはない個性を醸し出しています。

O様の持つ雰囲気とマッチして、かなりお似合いでした。
思わず自分用にも一着欲しくなりましたよ(笑)


話は逸れますが、私がかつて働いていた
ザ・リッツカールトン東京のサービスマンの制服(タキシード)が
シングルブレステッドのショールカラーでした。
某百貨店のオーダー(パターン?)メイドでしたが
バスト周り、袖丈、パンツ丈などサイズがいまいち合っていない方が多く
正直「もったいないなぁ」といつも思っていました。

リッツカールトンで開かれるパーティに参加されるお客様の中には
外国人の方も多く、やはりスーツの着こなしがとても上手です。
そういう方々の目には、リッツのサービスマンがどのように映ったのか
いまだに気になるところです。


自分のサイズを知るということは
ファッションにおいて基本であり
最も重視すべき要素のひとつだと考えています。

どんなにハイブランドで、どんなに良い生地を使っていたとしても
身体に合っていないと、どう頑張ってもかっこよくは見えません。

とはいえ、サイズだけを合わせたら良い、というわけにもいかないのが
ファッションの難しいところであり面白いところでもあります。

先日は、生地は二の次だと書きましたが
「ファッション」として昇華させるには
色使いや素材の合わせ方なども含め
全てのバランスを考えてあげる必要があります。
ここで個々のセンスがものを言いますし、それが個性として表れます。

これを面倒と受け取るか、面白いと受け取るかは
その人の価値観次第ですが
このブログをいつも読んでくださる方々は
後者であると思っています。



tailor_morrine at 20:20│Comments(0)TrackBack(0)clip!オーダータキシード 
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オーダーコンシェル
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