こんばんは。たいぴーです!
いちごちゃん、取れました!!
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なんともいえぬ感動!!!
ここまで長かった。。。
まだ酸味が強いですが、これから徐々に寒くなってあまあーくなると思います!!

こちらが今挑戦しているクラウドファンディングです!
農家新参者がこれから作るいちごを先行販売する、新しいビジネスモデルを作りたい


▼山を買って農園を作り、コワーキングスペースを作ります

以前、ブログで「23歳、2000万円で山を買う」
という話をさせてもらいました。

いろいろありまして、
イチゴの観光農園をつくったり、
宿泊施設を建てたり、
やりたいことが大量にあるのです。

中でも面白いなと思っているのは、
山の上にコワーキングスペースを作り、
面白い個人経営者、
スタートアップ企業を呼んで
宮崎・北郷を盛り上げることです。

※コワーキングとは
コワーキング(Coworking)とは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指す。一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを行う人々は同一の団体には雇われていないことが多い。


例えるなら山の上にイオンを作って、

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無印良品やらユニクロやらスタバ
TAKEOKIKUCHIやらLUSHやらテナント募集して
イオンの食料品コーナーでは
私いちご売ってますみたいな感じです。
伝わりますか? 

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私は自身が経営して
他業種化させるのではなく、
やりたい人、得意な人に土地を提供して
やりたいことができる環境をつくりたいのです。
そしてそこで一緒に
仕事やたわいもない話ができる
仲間がほしいのです。

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▼山=広スペース=活用無限大

僕の買おうと思っている山は8haあります。
これは東京ドームでいうと2個分、宮崎公立大学の校舎でいうと4個分に値します。
まさに広大!という感じですね。 
※地主さんとの話は全く進んでいないので場所は言えません。

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これだけ広いわけですから、
活用方法も無限大なんです。
机と椅子さえ準備できれば、
個人事業主がいきなり100人やってきて、
朝から晩まで作業しても
何の問題もないんですよ。

仕事に疲れたら山の中を
散歩してもらえるだけで気分がよくなりますし、

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近くの北郷の温泉に入ってきて
作業再開すれば最高に気分よく働けると思います。

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▼コワーキングスペースの新しいカタチを作る


コワーキングスペースって、
Macを使いこなしているエンジニアや
Webデザイナーのものって印象が強いと感じています。

でも、僕は山でやるなら、
ITだけではなくて、
個人で面白そうなことをやっている
いろんな個人事業主に
来てもらいたいと思っています。
陶芸家、デザイナー、作家のように。

都心のコワーキングスペースだと、
土地の都合だったりで
大きな道具を持ち込むことなんてできないわけですから、
使用できる人は事実上、

「PCだけで使って仕事のできる」 

個人ワーカーに
限られているのだと思います。

しかし、山の上だからこそ、
スペースの制約に縛られずに、
多くの面白い人が集まれる
新しいコワーキングスペースを
作れるのではないでしょうか。


日本で唯一のコワーキングスペースを作り、
そこに集まってくる
最高に面白い人たちと協業しながら
宮崎・北郷を面白くしていくのが僕のビジョンです。

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故郷=おかえり(平仮名漢字)

▼自営業を増やし、山を盛り上げ、宮崎を盛り上げる

僕のひそかな目標として
考えていることの一つに、
日本の自営業を増やす、というものがあります。

それは自営業が増えれば
地域コミュニティの再生ができると思うからです。

私は移住して1年半、
2つの集落で地域つきあいを
させていただいております。

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俗に言う田舎は地域つきあいが大変!!
と、よく聞いていましたが
正直実感としてはそこまでないなと言う印象です。

地区の集まりや清掃にしても
年配の方がきても若い人は全くいない。
悪いとは思わないですが
現実を垣間見た気がしました。

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地域の獅子舞を舞わせて頂きました。

確かに、若い人は減ってると思います。
しかしそれ以上に
地域つき合いに参加する若い人の
割合が減ってる気がします。  

僕の仮説ですがこの背景には
自営業の減少があるのではないかと考えます。
農業や建築、土木、商店等
地域の繋がりが仕事にも繋がることが大いにあると思います。

しかしながら、
例えば製紙工場や車会社で働く場合(例)
地域つきあいから仮に会社の売り上げに
繋がったとしてその人への恩恵は
微々たるものではないでしょうか。

そして、平日きっちり時間の
管理をされて土日は休みという
時間感覚が植えついた中で
わざわざ地域つきあいをしようと
思わないのも自然な考えと思います。
 
自営業が増えれば
地域コミュニティがより屈強なものになり
経済が地域でグルグル回り、
内貨を回し外貨を稼ぐことができる。
そして、災害時にも協力し生き延びれる。


以上の考えから
自営業の人が拠点を構えやすい環境と
面白い人たちの活躍の場を作り、
山を盛り上げ、
北郷を、宮崎を盛り上げていこうと思っています。


▼山の上のコワーキングスペースを実現する第一歩として


まずは、しっかり目の前の
いちご作りに集中します。
どういうステップを踏むかは以前の記事で
そのためにも、
共感してくださる方
ぜひとも下記をよろしくお願いします!

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【期限は今月26日まで】




農家新参者がこれから作るいちごを先行販売する、新しいビジネスモデルを作りたい




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こんばんは。たいぴーです!

先日Facebookに投稿したいちご第一号ちゃんら2日経って真っ赤に!
いやはやまだ、白いところがあるのでいただきます。は、明日にお預けにします!

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さてさて、
農業の大先輩で、北海道の帯広で農業をしてくださっているSさんから非常に勉強になるコメントをいただきました。


◆新規以外の支援はどうするの?

引用開始ーー
多くの農家は何代も継続して営農しているので、資金がありますが、運営費についてはは収入が最初からあるわけではなく、土地を担保に融資(借金)を受けて営農しています。収入が確定しているわけではなく、別名目で融資を受けていても事実上は借金して飯を食っている状態もあるので、新規だから、既存だからではなく、莫大な借金をして生活している状態がとても良くない。

新規だからお金がないに限らず、広義の視点で農業の問題点を語っていただきたいです。

僕は問題は農協でしか融資を受けれない状態が問題だと思います。(もしくは農協は楽なので農家が探そうとしていない。)
そこで民間融資を受けようと当座開設の準備をしていますが、そこではサラリーマン並みの安定した返済余力を求められます。
銀行側には義務でもありますが決算報告をして農家のキャッシュフローを開示して、勉強してもらい、また信用を確認します。
つまりはそれなりにお金を自分で準備しないといけないか、斬新なアイデアでエンジェルかオーナーを募るか。
マネージャーとオーナーが分離した海外のような農業スタイルが選択肢としてあればやる気ある人が農場のマネジメントに注力できますが、あまり成功事例を聞かない。
クラウドファンディングのように最近流行っている一時的な資金繰りの解決策も大事ですが持続可能な農業経営のために長期的な資金調達のための選択肢を日本の農業界がもっと考え、増えていってもいいと思っています。
クラウドファンディング会社の手取りと融資の利率を考えたら、融資を得られる日々の信頼作りがより重要ではありませんか?
顔晴りましょう。
ーー引用ここまで

こういうコメントすごく嬉しくて、本当にために鳴るし、勉強になります!農業の資金繰り問題、労働問題について一緒に考えてくれる方がいるってすごく励みになります。

新規だから、既存だからという限定的な視野だけでなく、農業全体を見渡す多角的な視野を持つべき、という、首を縦に振るしかない、本質的な意見をいただきました。

本当にもっともだと思います。いつまでも新規にこだわり続ける必要なんてないですよね。
新規就農者の数よりも、圧倒的に既存農家の数のほうが多いわけで。

そこで一度自分のスタンスを見つめ直してみて、「あえて新規就農者に対する支援をすべき理由」を言葉にさせていただきました。


ーー引用ここから
確かに資金繰りの支援が必要なのは、新規も既存も同じですね。今回のプロジェクトを「個人の資金繰り改善」だけで終わらせず、「若手のみの資金繰り改善」に留めず、「農業全体の資金繰り改善」につなげるためには多角的な視野が必要だと改めて感じました。ご指摘ありがとうございます!

今回の場合、支援の対象として、まずは「新規就農者」に焦点を当てていきたいという気持ちが強いです。そして、Sさんの仰る既存の農家さんを対象とした融資のお話については、第二のステップとして宿題にさせていただきたいと思います。

先に新規を優先する理由は2点で、「自分が新規就農者の代表として、資金繰り改善の旗振り役となることができる」「新規就農者という同じ立場から、支援できる」からです。やはり、支援するには支援内容を自分事として語れなければ、聞く人の耳に入ってこないのではないかと。

既存農家の問題も多く、ボリュームとしては新規就農者よりも既存農家の問題のほうが多いかと思います。しかし、残念ながら僕自身の実体験がまだなく、自分が「若手農家」から成長して一端の農家になったとき、はじめて自分事として捉えることができるのではないかと考えています。

これから経験を積んで広い視野で農業問題を俯瞰し、解決していきたいと思います。

利率に関してはそうですね。日々の信頼作りに励みたいと思います。頑張ります!

新たな気づきをありがとうございました!
ーー引用ここまで

◆宇宙飛行士以上に宇宙の美しさは語れない

僕が大事にしているのは「言葉が刺さるかどうか」です。

僕みたいな若者が「年金受給額少ねえぞ!!」って怒るよりも、
年金もらってる当事者のおばあちゃんが「年金受給額少ねえぞ!!」って言う方が納得ですよね。

僕が「戦場に行きたくない!!」って叫ぶよりも、
自衛官の方が「戦場に行きたくない!!」って叫んだほうが、凄みがありますよね。

僕が「宇宙きれい!」っていよりも、
宇宙飛行士が「宇宙きれい!」って言う方が、響きますよね。

要は、「当事者の気持ちを知っている人間が声をあげたほうが納得する」んです。

その点、僕は既存農家の気持ちがまだわからないです。農協からお金を借りたこともなく、そういった人の気持ちもわからない。

なので、既存農家の声を代弁するには早いと考えました。

逆に、新規就農者の気持ちは誰よりもわかっています。だから声を大にして叫びます。「新しいモデルを作ろう!」って。

というわけで、Sさんから頂いた意見は「人生の宿題」ですね。大先輩からもらった課題なので、簡単にうまくいくかはわかりませんが、、、笑

Sさんのおっしゃる「長期的な支援」についても考えていきたいですね。

なんていうか、農業の大きい問題に切り込んでいる感じがして、1人で考えるよりも有意義な時間を過ごせました。

そんな形で、少しでも多くの人が新規就農者支援に興味をもってくれたらなと思いますし、少しでも考えがあるのでしたら、ぜひシェアしていただきたいと思います。議論、コメント大歓迎!!



そして。。最後に。。
現在クラウドファンディングに挑戦しています!
https://camp-fire.jp/projects/view/9746
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こんにちは、たいぴーです!

現在クラウドファンディングに挑戦しています!
https://camp-fire.jp/projects/view/9746

先日、

いちご「9ヶ月間無収入だけど農業やる?」

http://blog.livedoor.jp/taipeey/archives/67180127.html


という記事を書かせていただいたところ、意外と反応があって個別にメッセージをたくさんいただきました。

内容としては「農業のブラック企業的な部分をぶっ壊して、農業にどんどん挑戦できる習慣をつくるべき!」という話だったのですが、

最近だとブラック企業問題で大手広告会社が注目されていたりもしますし、案外的外れではなかったのかな、と安心しています笑

さて、今回は、新規就農者の抱える「辛さ」について、実体験も含めつつ紹介していきたいと思います!


◆新規就農は「金なし・土地なし・道具なし」

前回の記事でも言いましたが、「新規就農者はお金を稼ぐ難易度がめちゃくちゃ高い」です。

売り物(作物)がないから収入がつくれないし、もしも病気や台風に襲われたら、収入は限りなくゼロに近づく。夢を追いかけたのに「無収入」。真面目に働いたのに「無収入」。

エグいですよね。

しかし、辛いのはそれだけではないのです。

新規就農者は、支出がめちゃくちゃ多いんです。

例えば僕の場合、
※あくまでひとつの事例として考えてください


・ビニールハウス回り:80万円 
・苗・農薬・肥料等:40万円
・電気工事:30万円
・冷蔵庫:30万円
・その他:30万円


などです。
なんと、全部で210万円!
ビニールハウスが、運良く中古があって安く済みましたが新品なんて建てたら700万は超えるでしょう。運がよかったです。


更に、今までは近隣の農家さんに無理言ってお借りした軽トラやトラクターや畝立て機をこれから購入してそろえなくてはなりません。
それらをそろえると倍近い、いやそれ以上の出費になります。
しかし、来年度以降ずっと借りるわけにもいかないので少しづつ自前を用意する必要があります。

もしも親が農業をしていて、その土地や道具を使うことができればこんな費用は必要ありません。

しかし、「新規就農者」は土地も道具もないのです。だから、お金がどんどん減る。

すなわち「金なし・土地なし・道具なし」の三重苦なんです。


◆「仕事をやるためにバイト」あなたはする?

僕はとにかく農業をやりたくて、大学を中退してバイトをし、お金をためて宮崎県日南市に移住しました。研修しながらお金を貯めました。

あの努力は思い返せば自分の決意を確かめる良い機会でした。

しかし、その反面、その時間を農業の勉強や農家さん宅への訪問・コミュニケーションにあてることができれば、より早く農家として成長できたかもしれないと思います。
今週にバイトを減らしますがそれまでは週4~5日作業後の夜に働きに出ていました。


◆本業に集中しなければ、事業は失敗する

就農してみて、農家には勉強するべきことがいっぱいあるのだと知りました。
特に、新規就農の初年度には。

勉強しなければ、知らなければ、
病気にやられます。
台風に飛ばされます。

だから、初年度は農業に死ぬほど集中しなければならないんです。

農業以外の例を挙げますね。

たとえば僕が、スマホのアプリを開発する会社を起業したとします。しかし、僕一人ではアプリを開発するスキルがない。

だから、アプリ開発のできる人を雇うとします。1人月給20万円。管理費を含めたら、実質月あたり50〜60万円。

そうなってきたときに、お金が必要なのでアプリの企画や事業計画立案をしながら深夜のコンビニバイトも兼業して、自分の給料はバイトからの収入で賄おうとする。それでも足りないから、アプリ開発以外に別事業を立ち上げてムリに売上をあげようとする。

……これってちょっと変ですよね?
わざわざ起業をしたのなら、その事業に集中しなければ絶対に転ぶじゃないですか。やると決めたら一本集中。

農業の話に戻りますが、バイトをしながら新規就農して、農業の知識がおろそかになり、収穫を失敗したら無収入です。

そうなったら、ふつう、やめたくなりますよね。

新規就農者が迎えるべきはそんな悲しい結末じゃないです。そうなっていいはずがない。

すでに土地や道具を持っている農家と同じように、金や土地、道具に困らない状況を作ることで、農業に集中し、作物で収入を得る。「金なし・土地なし・道具なし」状態からの脱出に成功する。

これが、新規就農者が置かれるべき状況だと思います。


◆新規就農者が「農業に集中できる」世の中を作る

こうした現状を踏まえて、

新規就農者が農業に集中できる環境づくり

って、すごく重要だと思います。
自分自身も当事者ですし、必要性を実感しています。笑

なので、作ります。

「新規就農者への先行投資モデル」
https://camp-fire.jp/projects/view/9746

よろしくお願いします!
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