菅原正志の『世田谷漁報』

(有)大漁企画 菅原正志が、ココロに残ったヨシナシゴトを書いています。お暇なときにおつきあい下さい。 

★新潟能生(のう)港 彩波(あやなみ)マゴチ、キジハタ、弾丸リレー 2015年6月21日5

日帰り弾丸 新潟釣行!!

新潟のルアーフィッシングチーム海梟(うみふくろう)の、イエたん(家塚隆之くん)からのお誘いで、『 大漁企画 』のシム兄ぃ(志村知幸)、 『五畳半の狼』のアシスタント柳野玲子さんと共に、新潟の能生(のう)へ、マゴチとキジハタのリレーフィッシングに行ってきました。

お世話になった遊漁船は、能生港所属の彩波。...
キャプテンは、高木義一さん。
同船者は、幹事のイエたんの他に、新潟魚沼漁協の林隼人くんという愉快な布陣。

マゴチ初挑戦という柳野さんに、イエたんがワインドによる釣り方を手取り足取り(足は取ってません、念のため)アレコレとレクチャー。

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朝イチに入ったポイントで、1OZのGGヘッドに、マナティのオレンジ9センチをピョンピョンやって、アッサリと58センチを釣って、女神っぷりを発揮。
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魚沼漁協の林隼人くんも安定の釣果。
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1尾釣れると連発するのがマゴチの特徴で。

ミヨシで頑張っていたにも関わらす、まったく釣れないシム兄ぃを尻目に、柳野さんはサクサク釣り続けて、マゴチの竿頭に。

シム兄ぃがやっと1尾をキャッチしたタイミングで、やや深場の根が散在するエリアに移動。

ワインドからテキサスリグにタックルをチェンジし、キジハタ狙い。
再びイエたんが柳野さんに手取り足取り(しつこいようですが、足は取りませんでした。柳野さんのファンの皆さんご安心下さい)、キジハタの釣り方をレクチャー。
柳野さんは、ここでも、イエたんお勧めのレインズホッグ、UVスカルピンで最初の1投目から良型のカサゴをキャッチ。
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さらに本命のキジハタも上げて、船内は大盛り上がり。
やはり、柳野さんは釣ります!

高木船長も拍手喝采で、ミッションコンプリート。
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上越はイエたんの故郷でもあり、高木船長と共にマゴチのボトムワインドやテキサスリグによるキジハタ攻略を編み出してきた。
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良い調子で釣れるので、最近ハマっているテイルスピン・バイブ(既存の鉄板バイブを改造)を試す。
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こんなゲストもヒットしたり。

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いやいや、よくファイトしました。

一方、ミヨシのシム兄ぃは、ひとり蚊帳の外。
マゾイ(小)、カサゴ(小)、ワカシ(極小)などでますますブルーに。

午後1時をまわったころ、高木船長がコッソリ耳打ち 『 菅原さん、帰りの時間、大丈夫?延長しましょうか?ここ、型の良いキジハタが出ると思うので・・・・・ 』
延長しましょうか?というのは、もちろん柳野さんに対する気遣いではなく、《 キジハタを釣ってないシム兄ぃに対して  》のこと。

そして、その直後・・・・・。

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やってくれました!

シム兄ぃが特大ヒラメをキャッチ!

9回裏、逆転サヨナラ満塁ホームラン(しかも場外)。
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さらにキジハタも!!

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あまりにも美しい逆転打の余韻に、酔い知れて《 たそがれている 》シム兄ぃ。

満足そうに微笑んでいる柳野さん。

梅雨空の上越地方。

最高の日曜日でした。

高木船長、イエたん、林くん、お世話になりました。

有り難う!
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この日のレポートは、後日、海のルアーフィッシング専門誌『SALTY!』(交通タイムス社)の連載エッセイに柳野さんのイラストを添えて書きました。
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なぜ、柳野さんがよく釣るのか・・・・。俗に『持っている』とか言いますけど、単なる『運』だけで、毎度毎度『竿頭(さおがしら)』になれるワケがありません。

ベテランに引けを取らない釣果を出すには、じつは《明確な理由がある》のです。
ボクなりの分析を『SALTY!』に書きました。


★山像かおりさんのオバチャン芸と、辻親八さんの滋味 2015年6月20日5

赤坂RED THEATERで、はんなりラヂオ プロデュース公演 『 はんなり 夏物語り 縁 』を観てきました。

山像かおりさんのユニット、西瓜糖や、彼女が所属する文学座では観られない、すっとこどっこいな大阪のオバチャン《 芸 》を楽しむのが目的でした。
いいぞ!ヤマガタカオリぃ!!

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三本の掌小説を下敷きにした朗読劇ですが、その三本目。

佐藤衆一原作、『 江戸は廻灯籠 』(講談社文庫)
阪脩さん演出による

 『 縁の五十両 』

辻親八さんが出色でした。

『 文七元結 』の長兵衛を思わせる情に厚い壮年の瓦職人、留八を好演。

というか、留八なのか親八なのか よくわからなくなるほど、辻さんの身幅に合った役で、しみじみと涙を誘います。

公演は2015年6月22日、月曜日まで。

★悲報 2015年6月18日1

ネジ踏んじゃった・・・・・。
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いつも使っている、下高井戸のENEOSドクタードライブで、恐る恐るネジを抜き、洗剤を塗ったら、ほんの、かすかに泡が立ったので、補修してもら・・・・・と書いてたら、もう終わった。
作業時間7分くらいか。

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3456円なりぃ。

時給に換算すると、とてつもない高給。

手に職があるってすごい。


SUGAWARA MASASHI

★小三治と平和祈念像と 2015年6月17日5

夕方、赤坂のスタジオでTVーCMのナレーション収録を終えた足で、JR王子駅 北口至近にある北トピアさくらホールへ急ぐ。

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『 柳家小三治 一門会 』
 
大漁企画の小野兄弟の三男、雅士がチケットを取ってくれて、長男タヌキと三人で二階A席後方へ。

都内での小三治さんのチケットは取りにくいのだが、さすがにキャパ1300席、二階後方ともなれば・・・・・。

まったくの余談だけれど、この北トピア正面には、長崎市にある『 平和祈念像 』のミニチュアが設置されている。

大正から昭和期に活躍した日本を代表する具象彫刻家、北村西望の作品。  

西望の名は知らなくても、あの長崎の平和祈念像を知らない者はいないのではないか。

天に向けた右手指先は、原爆の脅威を、水平に伸びた左腕は平和と安寧を表していると言われている。

昭和19年、金属材料の調達に窮した陸軍省が、兵器用の鋳鉄供出を国民に発令し、全国の寺の鐘や、彫像、二宮金次郎のブロンズ像などが接収された折り、西望は同志の彫刻家たちと『銅像救出委員会』を結成して、反対運動を展開した闘志でもあった。

その西望のブロンズが、なぜここに?

調べてみると、長崎県(現南島原)出身の西望は、大正期から37年余りを北区に住み、昭和56年に名誉区民の第1号になったという。

謎が溶けた!

総合文化施設 『 北とぴあ 』( ほくとぴあ と読む。北国のカラオケスナックみたいな名前だ。本当にあったらごめんなさい )

設立意義がふるっている。

 『 北区の産業の発展と区民の文化水準の高揚 』

文化水準の向上ではなく、《 高揚 》なのだ。

もちろん、小三治さんの出番を高揚して待つ。

前に出たお二人も結構でした。

柳亭こみちさん、 『 饅頭こわい 』。
早大第二文学部出身で出版社のOLを経てから2003年に柳亭燕路(小三治さんのお弟子さん)に入門。
燕路さんも早大卒なので、何かご縁があったのだろう。

女性落語家でボクが最も気になるのは《 声 》だ。
八っあん、熊さん、お侍、ご隠居、与太郎・・・・・何をやっても《 アニメの少年 》のように聞こえて頂けない。

とくにホール落語は高座が遠く、マイクを通した声がキンキン響くので、どうしても不粋に聞こえてしまう。

ところが、この柳亭こみちさんは、声のトーンだけで巧みに演じ分けようとしない。
 

登場人物の造形は、あくまでそれぞれの《 了見になって喋る 》という落語の真髄に迫っている。

今回のような大きなホール(しかも二つ目さん)なら、熱演、オーバーアクトになりがちなところを、自身の手綱を緩めずに真摯に(しかも爽快に)語っている。

その口跡は歯切れよく響き、心地良いテンポで流れる。

余分なくすぐりを入れないところも好ましい。

誰でも(小三治さんを聴きにくるような年配のお客さんなら、なおさらのこと)知っている 『 まんじゅう怖い 』に、少しずつ少しずつ引き込まれ、やがて大きな笑いに満たされて行った。

柳家はん治さんは、 『 妻の旅行 』。
初めて聴いた。

口うるさい奥さんを沖縄旅行に送り出す亭主と、その息子の会話劇。

古女房に対するただの愚痴なのだが、そのボヤキ相手が三十路を過ぎた息子という設定が眼目。
 
『 おまえ、あのうるさい女と付き合って何年になる? 』
 
『 何言ってんだよ、ボクは息子だよ、今年32だから30年以上もガミガミ言われてるよ 』
 
『 バカやろう!亭主のオレのほうがお前よりキャリアは長い 』

抱腹絶倒のボヤキの先に、熟年夫婦の《 やるせなさ 》もチラリと見えて来るあたり、新作とはいえ落語的な妙味が効いていた。

落語協会のプロフィールを読み返してみると、はん治さんは92年(平成4年)に、この北とぴあが主催した、若手落語家競演会で大賞を得ている。

円熟した壮年の噺家でなければ決して真似の出来ない世界。

そして、いよいよトリの小三治さん。

前回観たのは2011年の東日本大震災の直前、3月2日のことなので4年ぶりだ。
あの頃より声に《張り》がある。

例によって延々と続くマクラ。

『 大した話しじゃないんですけど・・・・・ 』
と言いながら、本当に大した話しではないことを、あっちに脱線し、こっちに寄り道しながらお話しになる。

大筋としては、自宅テレビで録り溜めしている 『 日本映画専門チャンネル 』を、深夜に観ることが昨今の楽しみであること。

自分が黒紋付きを好むのは、少年時代に憧れた嵐勘寿郎主演の 『 鞍馬天狗 』の影響であること。

山中貞雄監督 『 丹下左膳余話  百萬両の壷 』における、大河内傳次郎が素晴らしいと思っていたら、2004年にリメイクされた《 豊川悦司 》の丹下左膳もなかなかであったこと。

※豊川悦司の名前を思い出すまでに10分以上かかり、その間、話題が再び嵐勘寿郎に戻り、さらに、自分が真打ちに昇進したときに、当時ご贔屓だった料亭の女将に紋付きを新調してもらったときのエピソードに展開する。

銀座の呉服屋で、紋付きが仕上がる直前、その料亭が潰れ、贔屓の女将は失踪。
結局、当時(1969年)の金額で、50万円という代金を自分で支払うハメに・・・・・。。

のらりくらりと喋っているうちに、不意に豊川悦司の名前を思い出したときには、会場は割れんばかりの拍手だった。

ここまでで40分以上は話している。

もう、きょうはマクラだけなのか・・・・・というギリギリのところで、 『 お茶汲み 』に入って行く。

(え?これからお茶汲み?けっこう長いゾ・・・・・)

しかし、走るでもなく、端折るでもなく、大蔵流狂言 『 墨塗 』を下敷きにした廓話を、丁寧に語ってくれた。

このお話しは、下げが痛快なドンデン返しになっているのだが、その一言がスパッと決まって、大きな緞帳が下りるとき、小三治さんがとても大きく見えた。

1300席ものホールの、二階席の後方から見て、間口いっぱいの緞帳に相応しい芸だった。

とても満ち足りた気持ちでホールを出た。

平和祈念像が、梅雨に濡れていた。


※小三治さんに関してはこちらも↓
http://blog.livedoor.jp/tairyou_masashi/archives/51567498.html

★御前崎『光輝丸』のシアワセは1週間つづく・・・・。2015年6月14日5

九十九博士に誘ってもらい、乗ってきました御前崎の『光輝丸』。

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ハチビキ、ワラサ、大サバ、マハタ・・・・。楽しいジギング。

帰宅してハチビキとサバ、マハタをさばき、冷蔵庫へ格納。

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ハチビキのアラは、大鍋でグラグラ煮て、秀子さんの餌に。

魚の棄てるところが少しだけですんでいるのは、秀子さんのおかげだ。

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シアワセな月曜日

薄く酢を入れて〆サバにしたものを、バーナーで皮目を軽く焼いて、 『 炙り〆サバ  』に。

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スーパーの店頭や、回転寿司で廻っている炙りが(?????)なのは、炙ってから時間が経っているからであって、もう、炙りモノはマグロだろうが、キンメだろうが、イサキだろうが、口に運ぶ寸前に、高温のトーチで瞬間的にチリチリっとやるに限る。

表皮の香ばしい風味と、締まり過ぎていないレアなサバの食感は、たとえようがない。

足が早いせいか、とくに夏のサバは、オフショアのアングラーから疎まれているけれど、この味を知ったら、近海のサバは捕り尽くされ、ホームセンターからバーナーの在庫が消えるのではないかと思う。

大げさか・・・・。

しかも、いままさに、冷蔵庫でマハタが刻一刻と熟成に向かっているという心の充実。

月曜日がこんなにシアワセになる趣味が、釣り以外にあるだろうか・・・・・。

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完熟 

『マハタ』はジッとガマンして4日間(!)冷蔵庫で熟成させ、 木曜日に生放送(『 五畳半の狼 』)から帰宅して、お刺身で頂く。

美味いっ!

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そのまた翌々日、マハタを鍋にしてみる。

鍋?

この季節に?

長葱、豆腐、大根の薄切りだけのシンプルな具材。

プリプリとした皮と、ホクホクの白身。

涼味の秘訣は、ポン酢に加え、清涼でパンチの効いた 日向地方特産の『 平兵衛酢(へべす) 』という柑橘類を絞ること。

これこそ、極上の夏鍋。

宮崎中央青果にお勤めの視聴者の方から、番組宛てに送って下さったもの!

香酸柑橘類 特有の香り成分(リモネン)は、脳のリラクゼーションに働き、クエン酸には疲労回復効果が期待できるとか。

また、癌細胞の増殖を抑制するナツダイダインという成分が、柚子の37倍も含まれているとのこと。

その効能はさておき、外見は『すだち』 や  『かぼす』よりもさらに濃緑色の硬い果実で、外皮に包まれているときには何の香りもないけれど、ひとたび包丁を入れた瞬間、弾けるような香気が漂う。 

この小さな果実に封じ込められた涼感のフシギ・・・・・。

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それを、下ろし金で外皮ごとスリ下ろしてポン酢醤油に散らす。

梅雨時の鍋にはバツグンの涼味。



SUGAWARA MASASHI

★ 『 アドルフに告ぐ 』2015年6月12日5

 『 アドルフに告ぐ 』

KATT神奈川芸術劇場 

●手塚治虫 原作

●木内宏昌 脚本

●栗山民也 演出

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懐かしいコミックスの舞台化。

時代背景で言えば、ヒトラーがナチスの再結党を宣言した1925(大正14年)から、第4次中東戦争が勃発する1973(昭和48年)までと、《 その後の10年 》を描いた長編。

どう舞台化するの?

15分の休憩をはさんで3時間を超える長尺ながら、弛緩は少しもない。

よく整理された脚本が素晴らしい。

整理されているというのは、長い原作の時系列を、うまく《はしょって》いるということではない。

時間と場所を自由に往来できる《演劇独自の話法》に成功しているということだ。

漫画や小説原作の舞台化は、ほとんど《本作りでコケる》。

あえて悪例を上げないけれど・・・・。


アドルフカウフマンを演じる成河を観に来るお客さんにも、手塚治虫ファンに対しても目配りが効いている本だった。

演出は・・・・・。

お手のものでしょ、こういうの。

という感じ。

3時間、アッという間だった。

劇場を出たら午後10時をまわっている。

良い芝居を観た週末は、気分が良いです。

そのまま東名高速の町田インター経由で静岡県の御前崎に向かう。

釣れるかしら?

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★中休みカモ〜 2015年6月11日5

梅雨の中休みの木曜日。 
午後から品川の港南にあるスタジオで、ある新作ゲームのPVのナレーション収録だった。

品川駅 港南口の再開発地区には、ナレーション収録をするポストプロダクションがいくつかあるのだが、収録前や収録後、決まって 『 運河めぐり 』の散歩をする。

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港南一丁目の橋のたもとには、消波ブロックを積み重ねた緩流帯があって、もちろん、その《 ヨレ 》にシーバスも着くのだが、きょうは鴨たちが羽繕(はづくろい)いに励んでいる。

この鴨たちも、営巣場所の整備に力を注ぐ、港区議の榎本さんの恩恵を受けているのカモ。

ボーッと眺めていたら、危うく遅刻するところだった。

収録は、テスト一回、本番2回でサクッと終了!(どこの現場もこうだと良いんですけどね・・・・・)

また少し時間に余裕が出来たので、再び運河沿いを散策。

蒸し暑い午後の都心にあって、運河を渡る潮風は爽快だった。



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★菅原家の秘密 part4 『 晩春 』2015年6月10日5

わが家のジャスミンに営巣したキジバト。

今朝方まで、某誌の原稿を書いていると、五時過ぎ頃、ウッドデッキから、いつになく切羽詰まった親鳥の鳴き声
・・・・・。

直観的に( ヒナの巣立ちだ )と確信した。

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昨年は、ジャスミンの木立からウッドデッキに降りて、鉢植えの陰に身を寄せながら、2〜3日、親鳥からピジョンミルクを貰っていたけれど、今回は、先ず、発育状態の良いヒナが道路を隔てたお向かいの屋根の庇(ひさし)に飛び移り、これを追うように、小さいほうのヒナが慌てて飛び立った。

しかし、あえなく墜落。

隣家とのスキ間に落ち、そこからバタバタとあっちに飛び、こっちに飛び、電線に留まったかと思えば、バランスを崩してお向かいの物置の屋根に落ちたり・・・・・。

小一時間、見守っていたけれど、やがて親鳥を追って、どこかへ飛んで行った。

この先、カラスやネコに食われないだろうか・・・・・。

巣作り、抱卵、子育てと、短い間の観察だったとはいえ、いざ巣立ちを見送ってみると、なんだか、嫁を送り出した父親の胸中とは、こんな気分かと、ひっそりしたウッドデッキで、朝のお茶をすすったりした。

原節子を送った、笠智衆のように。


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★房州びわ 2015年6月8日5

今年も、千葉県館山市で寿司職人をしている、ボクの最も古いルアー仲間の貝本哲也から、 『 房州びわ 』が送られてきた。
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秀子さん、段ボールを開けるので、どいて下さい。

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※入梅前に収穫したほうが、果肉が水っぽくならず、甘いと聞きました。

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★大漁企画年次総会 2015年6月7日5

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きょう(2015年6月7日)は、 伊豆松崎町にある 『井むら』で、ボクたちのクラブ 『大漁企画FRIENDS』の総会でした。
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一年に一回だけ、マジメなお話しだけをする日です。

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前日から伊豆へ乗り込んで渓流に入っていたグループは、シム兄ぃもアマゴが釣れたとかで
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あ、そうそう、 『 ふじなみ丸 』では、タヌキに釣られるウッカリレンコダイもいたりしてね。

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この日は新メンバーに承認された佐久間洋くんの誕生日で。

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その佐久間くんは、ラブ作が作った、見事なエイジング塗装のサクマジグのプレートを貰ったりして。

帰り道は東名の渋滞を避けて、箱根を越え、小田原厚木道路を選んだら、ちょうど厚木で東名に復帰する頃に渋滞が解消し、スイスイでした。

★いやはや水曜日、やれやれ木曜日 2015年6月3日、4日5


昨日(2015年6月3日水曜日)は、明け方4時過ぎから、歯の根が合わないほどガタガタ震える悪寒がして、ふだんは滅多に体温計など見ない(熱があったところで、どうせ仕事は休めないのだから、測らない)のだけれど、39度5分という高熱。

うわ、5、6年ぶりくらいに大風邪ひいてしまった。

それでも仕事に穴をあけられない不自由業の身。
解熱剤をユンケルで流し込み、モーローとした頭でスタジオへ。

いやはや、こんな日に・・・・・。

朝から海外ドラマ(REIGN/クイーン・メアリー〈セカンド・シーズン〉)二本録り(!)のレギュラーで。

薬が効いたのか、本番中に寝落ちして、隣りに座っていた競演の勝杏里に起こされるというテータラクながら、午後8時40分に収録終了。

この夜は収録後に、大沢事務所マネージャーの大沢由紀子と、『 大漁企画 』の水野先輩と、東京湾ボートシーバスに行くつもりだったけれど、さすがにキャンセルし、かわりに小野タヌキに行ってもらい、フラフラ帰宅。
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夜中に舞い込んできた写メによると、
シークロの岡本キャプテンが、超ビギナーの大沢由紀子に83センチのシーバスを釣らせた!とのこと。

さすがー!


そのまま死んだように寝たら、翌朝には7度5分まで下がった。

8時間も寝ると、こんなポンコツ野郎でもそこそこ復活するもんだ。

9度から7度まで下がると、なんかスースーして気持ちいい。

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リビングに下りたついでに、ウッドデッキのキジバトのヒナを見に行ったら、ジャスミンの葉の間から、可愛い目がこっちを見てます。
親鳥は、エサ取りに出掛けている模様。

やれやれ、きょうは午後2時からスタジオで、夜は夜で 『五畳半の狼』なので、お粥をすすって再び横になる。


ガバリ、ガバリ・・・・・。

氷枕が鳴っている。

白鯨の夢を見た。

昼近くなって眼が覚めると、汗だくだくで・・・・・。


前にもここに書いたけれど、ふだん、ボクは和室に布団を敷いて寝ている。

和室の窓は、いわゆるスクリーンカーテンになっていて、真っ昼間に寝てるわけだから、当然、それを下ろす。

すると・・・・・。

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このカーテンの下のほうに、針で刺したような、小さな小さな穴が空いていて、それが、枕元から見ると、あたかも砂漠に昇った満月のような風情で・・・・・。

氷マクラと月の沙漠。

イメージの旅は、南氷洋からタクラマカン砂漠に消えた楼蘭王国へ。
つまり、ハーマンメルヴィルから井上靖へ・・・・・。

バファリンてのは、なかなか良いクスリですよ。

さて、気力ふりしぼってスタジオ行くか!!!

★あえてマネキンとの誹りを覚悟で 2015年6月3日5

東京造形大学彫刻専攻領域四年生選抜展 2015
手下Gの作品が二点、展示されているというので、見てきた。

中・高等学校の教職課程を履修している手下Gは、、母校(高校)での教育実習で不在だったため、彼にかわって、同じ彫刻専攻領域の吉田孝弥くん(4年生)が、開催にこぎつけるまでの苦労話しや、展示作品のコンセプトなどを説明してくれた。

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先ずは、その吉田孝弥くんの作品。
塗装職人だった彼の父親をモチーフにした、タイトルは 『お父さん』。

背景の雑木林の新緑に、ショッキングピンクが映えて、存在感バツグンの偉容をたたえていました。

歌舞伎町に現れた金剛力士像みたいだ。

『ゴジラVSオヤジ』みたいな風情。

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ボピュリズムを軽視せずに 洗練された『美』
を追求することは、一歩踏み違えると、マネキンになりかねない危うさがある。

手下Gの持ち味ともいうべき 『企まざる品格』が、辛うじて保たれていたのは、襟の先端の二点で自立させた軽やかさと、迷いを残したまま磨き込み、着彩した結果と見た。
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『彷徨のヴィーナス』4体も同じフロアに展示してあった。

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会期は2015年6月6日(土)まで。
東京造形大学CSギャラリー。

JR横浜線 相原駅から無料バスが運行しています。
http://chokoku.exblog.jp/24098356/

★菅原家の秘密 part3 木の葉隠れの術 2015年6月1日5

木の葉隠れの術

都内30度越え必至のきょうも、ジャスミンの葉陰でキジバトの子育ては忍耐強く続いている。

スマホで角度を変えながら何枚も撮影し、トリミングしてもなお、親鳥の存在はジャスミンのツルや葉と同化しておぼろだ。

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※要 写真拡大のこと

その間、ヒナを両翼の下に入れた親鳥は、身じろぎもせず、だいだい色の目をカッと見開いて、こちらをねめつけている。

まばたきもせず、1ミリたりとも動かない。

わかりますか?

親鳥の姿が・・・・・。
それでも、これが、親鳥が最もわかるように撮れた1枚。

しばらく見上げていると、どうにもこうにも首が疲れ、さらに汗が目に入って痛くて仕方ないので、ジャスミンの下から逃げ出した。

忍法 木の葉隠れ、恐るべし。

冷たい麦茶を飲みつつ、これを書いる。

人間の負け。

★菅原家の秘密part2/頭かくして・・・・。 2015年5月30日5

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キジバトの続報

拙宅のウッドデッキの東側に茂っているジャスミンに、今年も営巣したキジバト。

昨日、1羽の孵化が確認できた。

丸裸の、何とも貧弱でみすぼらしいヒナが1羽、親鳥が座っていた位置に顔を出していた。

多くの野鳥のヒナは、生まれたてのとき、かなり《 残念な感じの姿 》だけど、分けてもキジバトは、親のりりしさと比べると、ギャップが凄い。

羽をむしられたダチョウのミニチュアみたいな感じで(ダチョウに失礼か)。

手が届きそうな距離だけれど、ジャスミンの葉に巧みに隠されて、スマホでは撮影不可能。

ウッドデッキに三脚を立てて、一眼レフのズームレンズで撮ろうかと思ったが、本当に至近距離なので、そんな仰々しい撮り方をして、万一、親鳥が巣を放棄するようなことがあっても困るので、三階のベランダからそーっと見下ろすようにスマホで撮影。

親鳥のオレンジ色の尾羽が、少しだけジャスミンからハミ出して見えている。
頭かくして尻かくさずだ。

カラスなどの外敵を警戒してか、親鳥たちが鳴き合うのは、早朝のわずかな時間だけで、あとは卵を抱いていたときと同様に、1日中ひっそりとしている。

朝のほんのひととき、低い声で囁きあって、1日の互いの行動計画を確認しているようだ。

子育ては続く。

★『 東京造形大学彫刻専攻選抜展'15 』2015年5月29日 〜6月6日5

手下Gの作品が『 東京造形大学彫刻専攻選抜展'15 』で展示されるという。


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【 展覧会のお知らせ 】

5/29(Fri.)〜6/6(Sat.)

東京造形大学内で開催される『 東京造形大学彫刻専攻選抜展'15 』という展覧会に作品を出品いたします。

今回の展覧会では、彫刻に欠かすことのできない「素材」や、それを表現へ昇華させる「技法」を、同じ会場内で詳らかに紹介し、彫刻というメディアについてわかりやすく掘り下げていきます。

様々な素材や技法から生まれる多様な作品世界を、是非ご高覧下さい。

私は、旧作を一点、新作を一点出品する予定です。

私は、中・高等学校美術科の教職課程を履修しているため、開催期間と教育実習が重なり、終日在廊することが出来ませんが、足をお運び頂く節は、ご一報下されば幸いです。

東京造形大学 彫刻専攻領域4年 菅原玄奨

★バランス 2015年5月28日5

暑い木曜日。

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今朝は、 『 そうめん 』。
5月から 『 そうめん 』てのは、ちょっと早いかな?と思ったけど、昨夜、仕事の後に、釣り仲間たちと東北沢の焼き鳥屋さんに行って、一時過ぎまで盛り上がってしまったので、朝はアッサリと・・・・・。

どこでも手に入る『揖保乃糸』が美味しい。

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でもって、夜は、北海道から菅原弘司さん(ボクの左)が出張で東京に来ているというので、大漁企画のラブ作(写真中央奥)の仕切りで、西新宿にある韓国食堂『ジョッパルゲ』に集った。
シム兄ぃも来た(写真左)。

菅原さんは室蘭へ釣行するときにいつもお世話になっているアングラーで、苗字も同じことから親近感(?)も沸いて、もはや親戚のようになっている。

韓国焼肉をタンノウした後、ボクの大好きな薬膳料理『参鶏湯』で締める。

こりゃ、明日の朝もそうめんかな・・・・。

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★揺れるアリンカ/1985年のこと 2015年5月26日5


玄関の扉の横にある鉢植えのバラ( アリンカ )が咲いてくれた。

園芸初心者向けらしく、強くて花咲きがいい。 

調べてみたら、このアリンカは、1985年に、ドイツのコルデスが作出した品種。

これもコルデス家か・・・・・。

コルデス家は代々バラ作りの名家で、イプセンの戯曲に因んだ『 ペールギュント(!) 』なんていう凄い名前のバラもある。

放蕩のバラ?

アリンカの意味はよくわからない。

1985年はボクが社会人になった年なので、よく覚えているけれど、ペレストロイカを推進したゴルバチョフがソ連共産党の書記長に就任し、民主化の機運が東ドイツにも波及して行った年だ。
ベルリンの壁はその4年後に崩壊する。

85年は、日本も騒々しかった。

日航機123便、御巣鷹山墜落事故。

豊田商事社長刺殺事件。

ロス疑惑の三浦和義逮捕。

つくば万博開催。

桑田清原のKKコンビの活躍でPL優勝。

バース、掛布、岡田が槙原から3連続ホームランをカッ飛ばしてくれて、阪神が21年ぶりに優勝。

8時ダヨ全員集合!が終わり、アップダウンクイズが終わり、久米さんのニュースステーションや、夕焼けニャンニャンが始まる。

中曽根が靖国神社を公式参拝し、中国に抗日記念館が落成する。

電電公社がNTTに。

専売公社がJT日本たばこ産業に。

30年か・・・・・。

確認のために、ウッドデッキでコーヒーをすすりながらWikipediaを拾っていたら止まらなくなった。

鉢植えのアンリカが朝の風に揺れている。

ブリキをひん曲げ、白いペンキをテキトーに塗った龍馬(リュウメ)のプレートも揺れている。

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★日曜日の日曜大工 2015年5月24日5

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半地下のガレージで、物置を製作中。 

最下段は頑丈な引き出し式で、ディープサイクルバッテリーを三台並べたまま充電できるように設えた。

扉を作ったら塗装します。

★そろそろ硬いのに着いてるかな・・・・。2015年5月23日5

日帰り弾丸 

前回、琵琶湖に行ったとき、フットコンのワイヤーがズルズルになり、メンテナンスをお願いしていたところ、作業完了のお知らせが来たので、様子見がてら日帰りで行くことに。

トレーラーに取り付けたいパーツ(ボートドリー)もあり、PAJEROに、タックルと工具を積んで近江八幡へ。

面倒な作業になる可能性もあったので、一人で気楽にピュッと行こうと思ってたのだけれど、買い物に行ったキャスティング稲田堤店の関田くんが、 『 自分、土曜日休みですよ、ふひふひふひ 』と言うので、急きょ同行してもらうことに・・・。

午前二時に浜田山にある関田邸に寄り、新東名、名神でマリーナに7時過ぎに到着。

大阪H報堂の樋熊さんが、艇庫から早々と自分のレンジャーを出していたので、長命寺沖から電話してみると、すでに3尾を釣っているという。

うららかな天候と、心地良い微風の釣り日和。

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見えバスはウロウロして、ネスト狙いの人も多かったけど、水深3メートルくらいの固いもの(岩場)に着きはじめた個体を、ビッグクランクの遠投で釣る。

関田くんが型の良いバスをDEPS 『 ブルフラット 』を使ったテキサスリグでキャッチしたところで琵琶湖観光マリーナに戻り、作業開始。

マリーナの端山さんと、地元近江八幡の凄腕アングラー辻大吾さんにも手伝って頂いて、午後10時過ぎにボートトレーラーにドリーの取り付け完了。

帰りは彦根から名神に乗り、養老サービスエリアで気絶しかけて、 『 激強打破 』をグビっと飲んで愛と哀しみの東京へ朝方到着。

端山さん、辻さんお世話になりました。

関田くん、お疲れさんでした。


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★ 『 まつざきしげるいろ 』の定着と展望 2015年5月21日5

(株)さくらクレパスが出している
絵の具 『まつざきしげるいろ』が、再び話題になっている。

日焼けの季節だからだろうか・・・・。

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当初、さくらクレパスも思い切ったことをしたもんだなぁ、いつまで続くやらと、この冗談とも本気ともつかないアイデアを笑っていたけれど、市販品にたよらない、『 松崎しげる色の作り方 』なるサイトもあったりして、世間では静かに、しかし確実に、この色が認知されつつあるようだ。

そう遠くない将来、高校の美術教師が、 『 岸田劉生の麗子像は、松崎しげる色の微妙な使い方が優れている 』とか言い出すのではないか・・・・。

言わねーか。

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ボクが愛用している絵の具も、さくら絵の具だ。
この、小学生でも使う絵の具で人や魚や風景を描くことが楽しい。

※イラストの注文は、水彩画のみお受けしています。


http://buzzmag.jp/archives/27043

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★『ルアーフェスタ IN 仙台』2015年16日(土)、17日(日)5

 キャスティングpresents『 Lure Festa in sendai 2015 』

2015年5月16日(土)、17日(日)の2日間。
『仙台 夢メッセ』で開催される、 『キャスティングプレゼンツ 2015 ルアーフェスタ IN 仙台  』のMCを仰せつかりました。

タイトルが示す通り、大手量販店『 キャスティング 』主催によるバスフィッシング、シーバス、ロックフィッシュ、トラウトなど、ルアーフィッシングに特化したイベント。

会場は仙台市郊外にあるみやぎ産業交流センター 通称『 夢メッセみやぎ 』。
仙台港 港湾利用高度化事業の一環として、‘87東北博( 昭和67 )の跡地に建設された本格的コンベンションホールで、展示棟の面積は約1万4000屐
仙台港に隣接した土地柄のせいか、フィッシングショーOSAKの会場であるインテックス大阪や、ジャパンフィッシングショー( 旧 国際フィッシングショー )が開催されるパシフィコ横浜に酷似している。その点でも首都圏のイベントと遜色はない。
当日、PAを担当してくれた地元音響会社のベテランスタッフに聞いたところ、この会場も2011年3月11日の『 東日本大震災 』の津波被害に遭い、ホール内に大量の海水と土砂が流れ込んだという。
『 すべての扉と搬入口が破損しましてね。ひどいもんでした。メチャクチャでした。よくここまでキレイに補修して再開にこぎつけたもんだと思いますよ 』そう言って彼が指さした水位は、目測5メートルほどあった。


これまで小規模な見本市や釣り関連のイベントは東北6県各地で開催されていたものの、ルアーだけに特化してここまで本格的な催しが開かれるのは初めての試みであり、主催者発表による出展ブースは70社( 欄外下 )を越えた。
会場内にはA,B二ヵ所のステージが設けられ、錚々たるゲストアングラーのトークショーが開かれる。
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トップバッターは、第4代アングラーズアイドルに選出され、キャスティング・イメージガールを勤める 晴山由梨(はれやまゆり)さん。

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明るく利発なお嬢さんです!
可愛いトップバッターを相手に、
おっさんは何を話して良いやら、タジタジです。

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楽屋口に大漁企画のメンバーで、航空自衛隊松島基地所属 ブルーインパルス1番機の搭乗員 春山三佐が、1番乗りで駆けつけてくれた。
ハレヤマさんと、ハルヤマさん、一番乗りと一番機!
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会場のプロデュースと、ステージを仕切って下さるのは、ワールドスポーツの戸村竜太さん。
量販店『キャスティング』が提供するラジオプログラム『フィッシングトレイン』の仕掛け人でもあります。
東北初の試みに燃えてます。
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さらに、ステージ裏で・・・・・。OSP並木敏成さん

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エバグリーンインターナショナル
菊元俊文さん。

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バスフィッシング界では、いまや名実ともにトップランナーの青木大介くん。
今年もtop50頑張ってね!
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東北ロックフィッシュ・ゲームを牽引するプロズワン佐藤文紀さん。
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エイテック中村宗彦さん他も、弁当食べてるところで無理やり撮影。

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初日が終わった後、仙台市内で、『 喜多丸 』の船長(右)や、気仙沼フィッシング協議会の高橋会長(左)とお魚食べました!
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ボクの右側の2人はチームウミマン・初田将克さんと、レザークラフトでも辣腕を発揮する吉田哲志(テッちゃん!)
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宮城、岩手の愉快なアングラーがたくさん集まってくれました。
この場を借りて、感謝感謝です。

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『 五畳半の狼 』のヘビィー視聴者 菊池 一宏さんご夫妻。
そんな皆さんとお話しできるのも、仙台ルアーフェスの楽しみです。

出展ブース一覧 順不同

株式会社アムズデザイン
アングラーズデザイン株式会社
アングラーズリパブリック株式会社
株式会社一誠
R&Bデザイン株式会社
株式会社ツネミ
有限会社エバーグリーンインターナショナル
有限会社O.S.P
有限会社オフィスZPI
OrynO/オライノ
カハラジャパン株式会社
株式会社がまかつ
有限会社ガンクラフト
株式会社コアマン
東邦産業株式会社
株式会社サンライン
クレハ合繊株式会社
株式会社ジークラック
株式会社魚心観
株式会社プラスエム
株式会社バスデイジャパン
株式会社ジャクソン
株式会社ジャッカル
株式会社ささめ針
スタジオ・オーシャンマーク
株式会社スタジオ コンポジット
株式会社スポーツライフプラネッツ
株式会社スミス
SEDITION
株式会社ゼニス
株式会社双進
有限会社ソウルズ
グローブライド株式会社
景山産業株式会社 つりいく事業部
株式会社ディーパース・ファクトリー
株式会社DSTYLE
株式会社ティムコ
株式会社エイテック
株式会社デプス
株式会社デュエル
株式会社デュオ
株式会社天龍
株式会社ビックオーシャン
ウエルエフ
株式会社バスデイジャパン
株式会社ザップ
パッションズ
株式会社モーリス
谷山商事株式会社
ピュアフィッシングジャパン株式会社
株式会社魚矢
株式会社アレア
株式会社ハヤブサ
ブルーブルー株式会社
PRO'S ONE
ベイトブレス
株式会社岳石デライト
株式会社ハリミツ
株式会社オレンジブルー
メガバス株式会社
メジャークラフト株式会社
UCHIDA TRADING
株式会社モビーディック
株式会社山鹿釣具「YAMAGA Blanks」
株式会社ヤマリア
株式会社ラッキークラフト
有限会社リトルプレゼンツ
株式会社ささめ針
レイドジャパン株式会社
株式会社レイン
レジットデザイン株式会社
株式会社ロンジン
株式会社内外出版社
株式会社釣り東北社
株式会社つり人社
株式会社釣りビジョン
株式会社ワールドスポーツ


ゲストアングラー一覧 順不同 敬称略

【ソルトウオーター】■泉裕文■伊藤英樹 ■及川太一 ■大野ゆうき■小沼正弥■鹿野栄健 ■佐々木修 ■佐々木俊■佐藤俊介■佐藤尚行 ■佐藤文紀■佐藤雄一■佐藤竜一■塩津紀彦 ■高橋慶朗■田中努 ■戸澤直彦
■巴雄介■中島成典
■西本康生■橋本景■橋本久弥 ■ヒデ林 ■藤澤周郷 ■松橋慶行■三宅伸豪 ■村岡博之■村岡昌憲■森大介■吉岡進 ■RED中村
【バス】■青木大介■赤羽修弥■五十嵐将実 ■市村直之■内山幸也 ■江口俊介■大仲正樹■岡友成■奥村和正■小野俊郎 ■金森隆志■川村光大郎■菊元俊文■木村建太 ■草深幸範■篠塚亮■鈴木隆之
■センドウアキラ■センドウタカシ ■TAKU石黒■並木敏成■成田紀明 ■橋本卓哉■秦拓馬■平岩孝典■松本猛■水野浩聡 ■村上晴彦■村川勇介■茂手木祥吾 ■吉田撃■吉田遊
【トラウト】 ■高田能史■山田安孝

ルアーフェスタ仙台2015にお越し頂いた皆さん、2日間、本当にありがとうございました。

また、各出展ブースのメーカー・スタッフ、トークショーのゲストアングラーの皆さん、お疲れさまでした。

A、B、両イベントステージまわりで働いて下さったワールドスポーツのスタッフ及び、地元のPA会社の皆さん、お世話になりました。

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仙台で美味い魚をたらふく食べたので、帰りのトーホグ道、那須高原サービスエリアでは、お肉にしました。


★菅原家の秘密 2015年5月15日5

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じつは・・・・・。

我が家のウッドデッキの東側にある、このジャスミンの小さな茂みのなかで、キジバトが、今年も飯椀ほどの小さな巣を作りました。  

三階のベランダからよくよく覗き込んでも、ご覧の通り、巣の様子はまったく見えません。

去年は、3羽生まれたヒナ鳥のうち1羽が、恐らく兄弟との争いに負けて巣から落ちて死に、2羽のヒナ鳥が巣立ちました。

今年も、親鳥は一切の鳴き声を立てず、羽ばたきもせず、ジャスミンの葉に紛れ、ひっそりと気配を消して卵を抱いています。

5月にしては稀な台風通過の豪雨の夜も、きょうのような真夏を思わせる暑い日中も、親鳥は巣に座ったまま、微動だにしません。

すぐ目と鼻の先の電柱には天敵のカラスも来るのですが、ここにキジバトが営巣していることは、ウチの家族だけの秘密です。






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★バタバタ・・・・・。2015年5月14日5

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何もかもバタバタの一週間!

ふだんから24時間いっぱいいっぱいの生活ですが、今週ばかりは、あまりにも目まぐるし過ぎて、自分でもワケがわからず走り続けてる感じ。

そんななか・・・・。本牧海釣り公園で、仲野裕さんがキャスティング練習をしているというので行ってみた。

忙中閑ありの木曜日。
一度帰宅して、釣りビジョンのスタジオへ。

★福島県白河『 林養魚場創立80周年記念式典 』2015年5月12日5

福島県白河

『 林養魚場創立80周年記念式典 』


白河フォレストスプリングスや、開成フォレストスプリングスなどで知られる 『林養魚場』開設80周年記念式典の司会を仰せつかりました。

福島県 白河の地で80年の長きに渡って養鱒業を手掛け、近年ではメイプルサーモンなどのブランド化によって、東北
の養鱒をリードする林養魚場。

当場と縁の深い養鱒研究の専門家の方を始め、政、財界、海外からの賓客も招いての盛大な式典でした。
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ソコツ者の司会はさておき。

この写真は、本日の来賓にあまねく配布された記念誌の表紙です。

戦前、戦中、戦後、高度成長期、オイルショック、バブル崩壊、さらに東日本大震災による原発事故・・・・・。

この記念誌を拝見すると、80年に渡って福島で養鱒を営む林一族の労苦が、並大抵のことではなかったことが伺えます。

その内容、希少な写真の数々、二代に渡ってアメリカで学んだ養鱒のノウハウ、メイプルサーモンを育む経緯・・・・・。

単なる社史を越えて、日本の養鱒史を語る上でも興味深い資料だと思いました。

前取締役の慎平氏、その経営理念を引き継いだ総一郎さん。
父子二代の実直な人柄が読み取れる内容でした。

真摯に編まれた読み物の、なんと清廉なことか。

ボクは《日本の》虹鱒が、さらに好きになりました。

★津留崎健さんのこと  2015年05月11日5

定期購読している雑誌のなかに、『 NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版  』( 日経ナショナル ジオグラフィック社 )がある。

昨年(2014年)の秋、11月号のグラビアページを見ていて思わず腰が浮いた。
長崎県上五島の地磯で、機雷が炸裂したような波しぶきを浴びてヒラスズキを狙うアングラーの姿・・・・・。良く見れば、断崖に張り付いてロッドを振っているのは津留崎義孝( つるさきよしたか )氏だ。

(ん?雑誌を間違えたか?)

自分の眼を疑って、もう一度表紙を見る。間違いない、ナショジオだ。釣り雑誌ではない。
世界中の文化、歴史、習俗、自然、医療、先端科学を網羅して権威あるこのグラビア雑誌は、漁業としての釣りを取り上げることはあっても、趣味としてのそれを取り上げることは滅多にない(20年余り購読しているが、日本の釣りが6ページにも渡って取り上げられたのは初めてのことではないか・・・・)。


『 写真は語る 魚に導かれて心地よい水辺へ 』と題されたその特集ページには、冒頭に述べた上五島のヒラスズキと同様、共通した視点が見て取れる。

源流帯の遡行にしろ、湖のウエーディングにしろ、アングラーは景観の一部に溶け込むように存在していて主張がない。
したたるような緑の峡谷に、まるでブナの葉の一枚か、苔むした石ころの1つとなって水面に竿を繰り延べている。誌面をよくよく見ないと、そこにアングラーがいることを見落としてしまうほど小さい。

ボクは、過去に何度か五島の地磯で津留崎義孝氏と一緒に釣りをしたからわかるのであって、よほどのヒラスズキマニアであっても、断崖絶壁に張り付いてロッドを振る蟻ほども小さな久留米のスパイダーマンの正体が誰かは特定できないだろう。

そこまで被写体と距離を置き、広い画格の隅にアングラーを放擲( ほうてき )しておきながら、彼等の息遣いはもちろん、心の中までも生々しく活写している。

渓魚にしろ、シーバスにしろ、誇らしげにブツ持ちをしているプロモーションめいた写真は1枚もない。にも関わらず、ひたすらに1尾の魚を追い求めて釣り場へ向かう孤高なアングラーの、癒しがたい瘴気( しょうき )が写真から滲み出ている。

それは、世界中の辣腕フォトグラファーが鎬(しのぎ )を削るナショナルジオグラフィックにあって、巻頭グラビアを飾るに相応しい作品たちだった。

カメラマンは誰か・・・・・。

確信を持って、撮影者の名前を見た。

津留崎 健( つるさきけん )。

やはりそうだったかと得心が行く。
ちなみに、先述のヒラスズキアングラー津留崎義孝氏と苗字も出身地も同じで、遠縁に当たる可能性は否めないと双方から聞いたが、兄弟ではない。
釣りのエキスパートと、写真のエキスパートが出会うべくして出会い撮影された1枚だろう。
九州のルアーフィッシング専門誌( LURE PARADISE九州2014年春号 ) の、表紙および特集記事にも同様の写真が掲載されている。

健脚で知られる津留崎義孝氏と供に、悪路の続くアクセスルートを踏破し、峻険な地磯を転戦することは体力のないカメラマンには勤まらない。
徹底した現場主義。
国内外の釣り場を経巡( へめぐ )り、彼ほど多くの釣り人に向けてシャッターを切り続けたカメラマンを筆者は他に知らない。

ボクがまだ三十代なかばの頃、ある釣り雑誌の撮影で駿河湾にシイラを追ったことがあった。
プロカメラマンの間にデジタルカメラが普及するのはまだ先のことで、解像度はリバーサルフィルムに適わなかった。
とくに魚の写真は露出が難しい。濡れた魚の体表は光を反射して白く飛びやすく、帽子を被ったアングラーの表情は影になって黒くつぶれやすい。
まして暴れるシイラを揺れる船上で撮影することは、容易なことではないだろうと思われた。

ボクはバンダナを頭に巻いて撮影に向かった。
津留崎氏からの注文は何もなく、『 自由に釣っててください。僕は適当に表情や姿を撮りますんで 』と言う。
驚いたのは、自作のハウジングに入れた一眼レフを、これまた自作の( 現代で言う“ 自撮り棒 ”のような )竿の先端に装着して、船側から海中に突っ込んでいる。レンズは広角寄りで、レリーズ( シャッター )はヤマカンで押すという。

『 これで、プラグをくわえたファイト中のシイラと、水面と、船と、その上にいる菅原さんが1枚の画格のなかに納まるはずです。うまく行くかどうかはギャンブルみたいなもんですけど 』と笑っている。

今なら画面を手元の端末に飛ばして確認しながらシャッターを切れるし、色や明度もパソコン上でカンタンに補正できるが、その当時はまったくのアナログ作業だった。

掲載誌を見て驚いた。
ヤマカンでレリーズすると言った《 欲張りな構図 》が見事に成功している。
プロの仕事とはこういうことかと舌を巻いた。

しかし、こうしたユニークな創意と実践は、津留崎氏の後の作品に色濃く反映されて行く。

アングラーの両手で支えられた水中のトラウトが、いまにもリリースされようとする一瞬。

ワカサギの氷穴釣りを、水中から見上げた構図。

水中メガネで川面を覗き込みながら、竹棒に結んだ粗末な仕掛けで、まんまとハゼを釣った夏の少年を、水中から見た瞬間。

背丈ほども伸びたウイードのなかから見上げたバスボートのシルエットと、その手前を横切るランカーバス。
小さなホソで、微細な針に喰らいつく寸前のタナゴたち・・・・・・。

《 魚だけ 》を撮り続けている水中カメラマンには思いもつかないであろう作品が何枚もある。
それは、釣り糸が結びつけた、自然と人との関わりの姿そのものだ。

そんな津留崎健氏の作品展『 絶景 日本の釣り 』が、ゴールデンウイークを終えた5月9日から、新宿にあるコニカミノルタプラザで開催されると聞いて足を運んだ。
会場には先に紹介したナショナルジオグラフィック誌の掲載写真や、昨年上梓したばかりの同名の写真集『 絶景 日本の釣り 』( つり人社 )に収録されている作品が多く展示されている。

複製画や画集では現物の絵画の魅力が伝わらないように、印刷された雑誌や写真集では味わえない迫力が生写真にはある。

入り口から順路にしたがって見て行くと、源流、山岳渓流、里沢、湖沼、ダム、清流、河口域、港湾、島嶼、沖根と続き、最後は長崎県男女群島の帆立岩で締めくくられている。
そのいずれもが、日本の四季折々の釣魚と、それを追う釣り人の姿が、文字通り『 絶景 』の景観美のなかに織り込まれている。

東京湾のマダイの鱗を接写した超マクロの視点から、乗鞍高原の山懐にある高低差40メートルの『 番所大滝( 注 ) 』の滝壺に竿を出す渓流師の俯瞰など、構図取りの振幅も大きい。
そのメリハリの利いた視点も津留崎健ならではの企みによるものだ。

三脚が立て難い位置にも関わらず、画格の隅々まで行き渡った深いピントの巧緻さ。そこから立ち上がって来る圧倒的リアリティ。
水の音、風の匂い、濃厚な魚の気配・・・・・。
筆者が素直な賛辞を述べると、津留崎氏は相好を崩して言った。
『 釣りをするときはね、見えない魚を見ているわけですよ。釣り上げるまではね、魚だけに意識が集中しているもんです。ところが、いざ釣りあげて、一息ついて周囲に眼を向けると、思いがけない風景が広がっていましてね・・・・・。そんなときありませんか 』

画質の良いコンデジの出現や、高性能のスペックを搭載したスマートフォンの普及によって、かなりクオリティの高い写真撮影が、シロートのわれわれにも可能になった。
色彩補正やトリミングさえ小学生でもカンタンに行える。
プロカメラマンとアマチュアの線引きはますます危うい。
『 いかに撮るか 』という技術的なスキルは不問になり、ますます『 何を撮るか 』が問われる時代になった。
自然を被写体にする多くのプロカメラマンのなかで、《 釣り人を媒介にして自然を撮る津留崎健 》の存在意義は大きい。
『 絶景 日本の釣り 』写真展のコンセプトを、津留崎氏は以下のように述べている。

日本国内の水辺で釣りをする風景や水景を集めた作品です。
日本人は昔から釣りと関わって独特の釣り文化を築いてきました。世界的に見てもその懐は大きく、まさに日本は釣り天国と言えます。その大きな要因となるものがこの国土が持つ変化に溢れた環境です。魚が好んで息づく水辺の風景はとても複雑で、四季によりまた様変わりしていくのです。
私は長年、 釣り人の足跡を追って水辺の風景に接してきました。水という融通の利かない被写体は激しく穏やかにその姿を露呈し、 時には容赦なく進路を遮り身の危険さえも感じる時がありますが、そのような環境で目にするものは私にとってとても新鮮で心に響きます。景勝地でもない無名の風景に心奪われた時の喜びはひとしおで、日本にもまだこんな光景があったのかと再認識させられてしまいます。 そして多くが一瞬で終わる出合いでした。 止まっているようで常に躍動を続ける風景、自然と対峙し竿を操る人、水の情景、これらが一つの構図を作り上げた時にこそ、私の絶景が訪れるのです。魚に導かれて見る風景は、憧憬の日本原風景に違いないような気がします。本展は2014年に出版した「絶景 日本の釣り」写真集記念展として開催いたします。

※『 絶景 日本の釣り 』写真展は2015年5月19日で終了した。興味のある方は津留崎健写真集『 絶景 日本の釣り 』つり人社刊 2800円+税に当たって頂きたい。
ただし、写真集は印刷書籍であって、生写真のサイズ、迫力、高精細な色彩には及ばない。
次回の写真展を切望する。


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津留崎 健(つるさき・けん)プロフィール

以下 Ken Tsurusaki official siteより抜粋

1960年 福岡県生まれ。
九州産業大学芸術学部写真学科卒業後、 上京し「自然と人間の共存」をテーマに写真家活動を始める。なかでも水を取り巻く自然を様々な角度から捉えた作風と釣り世界をライフワークにして、撮影フィールドを深山の源流から数十メートルの海底まで広げ活動する。1990年 日本写真協会奨励賞受賞。近年は、多誌の表紙・巻頭グラビア撮影を担当しながら、日本の森と山、釣りをテーマにした撮影や水をとりまく写真制作に取り組み、海外メディアとの交流、テレビ出演等を手がけている。

●主な写真展
日本及び世界各地の水辺を舞台にした日本初のフライフィッシング写真展「WATER GAMES」(東京/大阪ペンタックスフォーラム)
アメリカの原野で釣りをする人たちの肖像写真を集めた大判カメラ写真展「RIVER 魚に会いに出かける午後」(銀座ニコンサロン)
豊かな森を舞台に日本の河川と湖沼を旅する写真展「幸福の森 2700km フライフィッシングの旅」(全国6ヶ所のキヤノンサロン)
主な写真集
1994年『WATER GAMES』(つり人社)、1997年フォトエッセイ集『Catch&Release』高橋幸宏氏共著(大栄出版)、
1999年『フライフィッシングの世界』(つり人社)、2006年『幸福の森 2700km フライフィッシングの旅』(つり人社)、
2014年『絶景・日本の釣り』(つり人社)など。
http://www.kentsurusaki.com



sugawaramasashi 

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★日曜日の鰻 2015年5月10日5

午後、二階の和室で仮死状態になっていると、三階から降りてきた手下Gが耳もとで 『 腹へったよぅ 』とのたまう。 

死にそうに眠いけれど、確かに腹も減った。

手下Gの顔には明らかに、ヒラマサ、ワラサは一回お休みにして、ここらで別のものを食べませんか?と書いてある。

というわけで、お馴染み自由が丘の鰻割烹 『 八沢川 』へ。

蟄居を這い出す鰻になった気分でヌルヌルと路地を走り、環八へ抜ける。
相変わらず太陽が眩しい。
日曜日の自由が丘を歩くなんて、何年ぶりだろう。

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やっぱり『八沢川』の鰻重は格別だ。
手下Gは鰻重大盛りを即食。

デザートには黒糖蜜のアイスクリームをタンノウ。

料理人の木島くんと、次回の釣りの約束をして別れた。

再びヌルヌルと桜上水の穴蔵に戻り、机に向かう。

巨人、負けたのか。

やれやれ・・・・・。

sugawara masashi 

★GW恒例 萩『芳美丸』釣行と、その後のこと2015年5月4日5日5

新東名、名神と走り、夜半過ぎに中国自動車道を山口県 萩市に向かって移動。

佐用、上月、作東、美作・・・・・。

このあたり、昼間に走ると新緑がしたたるような風景だが、夜間はかなり寂しい。

ゴールデンウイーク後半戦は、恒例の『芳美丸』でジギングだ。
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今回のメンバーは、幹事の九十九透仁くん。熱海のご意見番 訓覇啓雄さん、大漁企画伊豆支部のひろべー、茅ヶ崎の藤原さん、阪本アツロー、横浜の岸上和典さん。
岡山県津山市の神部吾一くん。

夜明け前に江崎港に着く。

「 きょうはあいにくナギが悪いけ、近場のポイントを回って根魚をメインで狙いましょう。青物もヤズ( イナダ )
やハマチ( ワラサ )くらいやったら釣れると思うけぇ 」

この春から新造船を就航させた芳美丸の船長、和田卓二さんは、そう言って沖に向けてスロットルを開けた。


山陰沿海の空は早朝から雲が低く垂れ込め、今にも泣きだしそうな空模様だ。
徹夜ドライブで萩まで乗り込んで来たものの、新しくなった芳美丸への期待と、『 強強打破 』が程よく効いている( ? )せいか、まったく眠気が差さない。

※最近、コンビニではこの強強打破の上を行く『 激強打破 』も売られている。

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つまり、ランクを下から言うと、旧来の『 眠眠打破 』。 次いで 『 強強打破 』。さらに強烈な『 激強打破 』という順になる。

強強打破も激強打破も眠気覚ましのカフェインは同じ150mgながら、激強打破のほうはアルギニンは200mg多く、700mgだ。

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さらに、原材料の表示を読むと思わずのけ反る。ウミヘビ、赤マムシ、スッポン、サソリ、蟻( ルビ あり )・・・・・。思わず二度見すること請け合い。蟻???薬事法とか、食品表示法のことはボクのようなシロートにはサッパリわからないけれど、清涼飲料としてコンビニで売られている眠気覚ましのドリンクに蟻?!読んでいるだけで眠気が吹っ飛ぶ。ボクは、ここ1発という局面では『 激強打破 』を飲む。
※効果には個人差《 のようなもの 》がある《 と思います 》。

副船長の有福さんと世間話しに興じながら小一時間ほどの航行でポイントに着いた。
南西からの風が思いのほか強く、ミヨシが上下する。
「 ヤズがおるねぇ・・・・ 」
和田船長のアナウンスに船首方向を見ると、風波でザワつく海面に、テニスコート半面ほどのワカシの群泳が見える。
時折しぶきが上がるのは、ヒラマサに追われてのことか、ブリは共食いも珍しいことではない。
「 あのワカシを食ってるヤツを釣りたいねぇ 」
同行のヒロベェや、福岡から来た渡辺くんと、そんなことを半分本気で言い合う。
「 このへんから始めてみますわ。ミヨシの人はトップでも食うかも知れんよ 」
和田船長の言葉を受けて、ミヨシに立った岸上さんがナブラに向かってペンシルを投げ始めた。

期待を込めて第1投。右舷の船首方向へジグを入れてみると、案の定、表層の潮が船尾へ走ってジグが船の胴の下に潜ってしまう。
風と潮が真逆で、船首はすこぶる釣りにくい。
一度、ボトムを取ってからセオリー通りのワンピッチでしゃくるも、下層の潮はスカスカでジグに絡んで来ない。

「 食わんね。移動しまーす 」

和田船長が早々に見切りをつけて転舵する。

次のポイントでは、上層にワカシの群れがいて、フォール中のジグに掛かってしまう。
とくにスロージギングは、ジグの沈下速度が遅いことと、フックが4本着いているので始末が悪い。
このワカシをうまくかわし、ボトムから中層付近で巧くジグをコントロール出来た者にだけ、ポツリ、ポツリと根魚やワラサのヒットがある。
シケ模様に加え雨も降って来て、周囲に見えた船が1隻、また1隻といなくなって、昼前には《 貸し切り状態 》になった。
ボクとヒロベェは、ヒラマサ狙いに絞ってロングジグを硬いロッドで飛ばしていたが、あまりのバイトの遠さに折れてしまった。

「 もう少しここで辛抱しとってね、魚探には青物の反応が出よるけえ、午後の潮が来たら間違いなく食いが立ちますわ。言うまでもないことですけどねぇ、これ神のお告げよ 」そう言って、和田船長が太鼓判を押す。

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過去、船長の神託( しんたく )が外れたことは1度もないので、コンビニで買ったお握りを食べつつ適当にしゃくって根魚を釣る。
初日の魚は岡山県の津山市から来ている神部くんが日帰りなので、お裾分けした。

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果たせるかな、午後2時頃になってプライムタイム到来。
風が落ち、雲間から薄日も射しはじめると、午前中より一回り大きいワラサ、ブリがヒットし出した。
FCLLABOのSF S200gを、緩いワンピッチで引いて来るとボトムから15メートル付近で、ひったくるようなバイトがあった。
オシアジガー2000のドラグが心地よく効いて、ラインが引き出される。
いままでのワラサとは明らかに違う手ごたえ!

( しめしめ、来た来た )

内心ほくそ笑んだものの、しばらくファイトしてるうちに、なかなかこっちを向いてくれないことに気づいて、スタードラグを僅かに締めた。
これが運の尽きで、あえなくラインブレイク。

「 げー。切れた・・・・・・ 」

豚のしっぽになったリーダーが、リングの結節点からプッツリ切れて戻って来た。
うーむ、親指ドラグで対応すれば良かった・・・・・、と思っても後の祭りだ。

「 スガワラさん、リーダーが細いんじゃないですか? 」
有福さんが慰めとも、気休めともつかない声を掛けてくれる。
気を取り直してワラサを追加するもあまり嬉しくない。
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この後、同行の藤原さんが80センチ5キロのヒラマサを揚げ、翌日に希望をつないで帰港となった。
藤原さんは、昨年、ヒラマサ運に見放されていたので、1年越しのリベンジに成功。
ニンマリ笑ったブツ持ち写真が、訓覇( くるべ )さんのカメラに納まった。

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この日の船中の釣果は、ブリ、98cm8、85kg  ワラサ86cm5、6kg 85cm6、58kg 84cm6、09kg 81cm5、4kg 81cm4、56kg  ヒラマサ80cm5kg 78cm 65cm2尾 アコウ( キジハタ )44cm  カサゴ40cm〜30cm16尾 チカメキントキ35cm  クロソイ30cm
例によって、釣った魚は副船長の有福さんが1尾ずつ丁寧に計測し、メモを取っている。したがって、芳美丸のホームページに記載されている釣果はとても正確である。

夕食は、味にうるさい和田船長おすすめの、益田市あけぼの西町にある『 炙りや聖道( ルビ せいどう ) 』という焼肉屋に行った。
東京に帰れば、連日、刺身、煮魚、鍋物、フライと《 魚責め 》になるので、船長に『 肉系 』をリクエストしておいたのだ。
昨年は、益田名物の地鶏を使ったメチャメチャ美味い焼き鳥屋で、さんざん飲み食いした挙句、いざ会計の段になって、《 その支店が東京の新橋にあることが判明 》し、一同ズッコケたのだった。

明けて翌日、前日とは打って変わって好天に恵まれた。
沖の見島を左舷の彼方に見ながら、さらに沖のポイントを目指す。

「 潮も来てるし、反応もええよ。青物も浮いとるけぇ。準備できたら始めてねー 」

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サイズはイマイチながら、朝イチからダブル、トリプル、フォースと青物のヒットが連発する。

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ボクは、昨日と同じSF S200g

「 ネットが足らんけぇ、ハマチの人は自分で抜き上げてねぇ 」
出た。青物差別( ! )。芳美丸はヒラマサはネットですくってくれるが、ワラサはすくってくれないことがある。
初めて乗ったアツローがポカンとしている。
「 ワラサはすくってくれないんですか? 関東だったら考えられないんですけど 」
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ヒロベーと《例のタクティクス》で・・・・。
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丸川海苔の渡邊くんもナイスサイズを上げた。

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このまま釣れ続くかと思いきや、青物のバイトが薄くなり、潮も緩くなったので、根魚狙いに切り替え。
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チカメキントキ、レンコダイ、マハタなどが上がった。


5月5日日の釣果 ヒラマサ70cm〜65cm20匹 ハマチ70cm4匹 マハタ50cm1、82kg アコウ48cm、43cm カサゴ50cm2kg、45cm〜30cm17匹 アオハタ40cm ヒラメ55cm、50cm チカメキントキダイ40cm〜30cm9匹 レンコダイ38cm2匹 ウマズラハゲなどなど。


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夕方五時に現地撤収。

釣った魚たちは丁重に〆た後、90リッターのクーラーボックスにタップリの水氷で寝かせながら帰ってきた。

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徹夜で帰ったその足で、某アニメの抜き録り、某番組のMAがあり、さらに 『SALTY!』の取材やら 『五畳半の狼』の生放送やらで、なか2日あけてようやく、ようやく、刺身にありつけることに!

2日の旨味熟成で、もはや絶品の領域。
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とろろ昆布締めも病みつきの味。
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ヒラマサのカマ焼き(の割りには、身がかなりついている)は大根おろしと醤油で。

その翌日(5月8日)大漁企画のシム兄ぃ(賢プロ所属 志村知幸)が、野人奥山と、魚沼漁協の林隼人くんと共に、新潟で山菜を摘んできたというので、萩沖で釣ったヒラマサ、レンコダイと物々交換することに。

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シム兄ぃが持っている小瓶は、野人奥山直伝のレシピによるシム兄ぃお手製のワサビの茎、葉の醤油漬け。

珍味なり

かくして、ゴールデンウィークのそれぞれの収穫がそれぞれの食卓へ。

萩、益田沖の生産能力の高さには行くたびに感動させられます。

益田市、高島周辺海域に感謝。

見島北方、八里ヶ瀬に感謝。

和田船長、有福副船長に感謝。

★花のさかりに死んだあの人 2015年5月2日1

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毎年、ゴールデンウィークに入る直前頃、拙宅のウッドデッキで、純白のジャスミンが咲き始める。

仕事から帰って玄関先まで来ると、まだ少し寒さが残る夜気に紛れて、ジャスミンが香る。

暗がりに漂う芳香に、ふと立ち止まり(またこの季節が来たか)と思う。


4月24日は、母校( 高校 )の演劇部でボクより21歳後輩のSの命日だった。


ジャスミンが鮮烈に香ると、 『花のさかりに死んだあの人』という85年に清水邦夫が書いた戯曲のタイトルが浮かぶ。

戯曲の内容とSの死とは何の類似もないのに、決まって彼のことを思い出すのは、おそらく、春たけなわの花の時期であることと、世間が沸き立つゴールデンウイーク直前、唐突に舞い込んだ訃報に愕然としたからだと思う。

Sが小田急線に飛び込んで轢死したのは、ちょうど10年前。彼が大学四年になったばかりのことだった。

そして今週・・・・・。

その母校の演劇部で、長く副顧問を勤めて下さった国語科のK先生が、脳梗塞で急逝した。

ボクが書き下ろした拙い本で、母校が高校演劇の全国大会に出たとき、Sは主役を張っていた。
K先生は、そのときの副顧問で、Sの担任でもあった。
2000年のことだ。
母校はそれを機にメキメキと実力をつけ、三年連続で全国大会に出場した。

Sはそれまで疲弊していた母校演劇部の牽引役の一人になった。

部員60人を擁する演劇部が、春、夏の合宿や、自主公演、関東大会、全国大会などのコンクールに出場することは、引率する教員にとってなまなかな苦労ではない。

言ってみれば、毎月のように修学旅行をしているようなものであり、劇団員60人の旅公演の制作、兼マネージャーのようなものだ。

K先生は、顧問を支えて、いつも雑事に追われていた。

副顧問のK先生がいなければ、地区大会、神奈川県大会、関東大会と勝ち抜いて全国への切符を手に入れることなど、到底出来なかったと思う。
しかも三年連続でだ。

一緒に走った合宿のこと、稽古のことが、つい数年前のように思い出される。

花のさかりに、あまりにもあっけない二人の死・・・・・。

K先生は、ボクが母校を卒業した年に大学を出て赴任してきたので、ボクは直接授業を受けたことがなかったけれど、年齢が近いせいもあって親しくさせて頂いていた。

享年58歳という若さだ。

K先生が自宅で倒れ、横浜市の病院に搬送されたと聞いたのは、Sの命日の前日、先週の木曜日だった。

梗塞部は左脳全域に広がり、ボクが駆けつけたときにはすでに危篤状態だったけれど、ボクの父が同じ左脳の脳梗塞で倒れたときは79歳で、K先生と同様に死地をさまよった後に、足掛け6年しぶとく生きたので、20歳も若いK先生なら助かるのではないかと思った。

左脳の梗塞なら、右半身不随と失語症になる。

国語科の教師が文字を判読できず、失語症になるのは辛いだろうけれど、命を失うよりはましじゃないか・・・・・。

 『 先生、ゴールデンウィーク終わったら、また来るからね 』

枕元にそう言いおいて病室を出た。

ところが、K先生は潔く逝ってしまった。

昨夜、通夜から帰ると、やはりジャスミンが香った。

礼服に塩を降る手が止まる。

暗闇に、ほの白く浮かぶジャスミンの花に、二人の笑顔がぼやけて見える。

歳の離れた親友Sと、ただただ優しかったK先生・・・・・。

おそらくこの先、ジャスミンが香るたびに、一緒に走った二人のことを思い出すのだろう。

あの輝いた目。

あの輝いた手。

Sugawara masashi

★『 昭和の日の永六 』2015年5月1日5

昭和の日

昭和天皇の誕生日を記念する祝日らしい。
 
『 国民の祝日に関する法律 』
に当たってみると、もっともらしい施行意義が書いてある。

 『 激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす(祝日) 』
とのこと。

昭和を顧み、将来に思いをいたすか・・・・・。

遊漁船 『 ふじなみ丸 』を、大漁企画西伊豆支部の関亮一が仕立てたというので、久しぶりに根魚のジギングに出る。

移動の船上、松崎町在住のヒロベーが、昭和《 時代 》の西伊豆が、いかに不便であったか話してくれた。

不便であるにも関わらず、モータリゼーションからバブル崩壊までの西伊豆は、行楽客でごった返していたという。

船原トンネルも抜けていなかった当時、西伊豆は日帰りドライブで気楽に行ける景勝地ではなかった。
したがって、観光客は、民宿や旅館に泊まることになる。

夏休みには海の家も大繁盛だったらしい。
 
『 親戚がやっていた土肥の海の家へオヤジと一緒に手伝いに行きました。アメリカンドッグ
をこれ見よがしに食いながら、海岸を行ったり来たりするんです。つまり《 さくら 》です 』
そう言って笑うヒロベー。

《 さくら 》という言葉を久しぶりに聞いた。いかにも昭和臭い。

子供にアメリカンドッグを食わせて《 さくら 》にすることが許されていた時代!

そんな、のどかさ と

テキトーないかがわしさ と

許し、許し合う、フトコロの深さが、『昭和時代』にはあった。



この日の根魚のジギングは、けっこう渋く、冬の間に作っておいたジグ(これは260グラム)で、写真のウッカリカサゴと、アヤメカサゴがポツポツ。

魚に《 さくら 》は効かないものか・・・・・。

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帰り道、AMの電波状態が悪いので、NHK・FMに切り替える。
すると、加賀美幸子さんの落ち着いたトーン。
話し相手は永六輔。

 『 ・・・・・大隈講堂で(中村)八大さんのクラシックピアノのコンサートを初めて聴きまして、そしたら、その日、地下で落研が落語会やってたんで、それも観に行ったんです。そこで話してたのが小沢昭一でね。だから僕は中村八大と小沢昭一に同じ日に出会ってるんです 』

それから約二時間、永六輔は、稀代のジャズピアニストにして作曲家だった中村八大との関係を語った。

『 上を向いて歩こう 』

『 黒い花びら 』

『 夢で会いましょう 』

『 こんにちは赤ちゃん 』

『 遠くへ行きたい 』

『 幼なじみ 』

『 帰ろかな 』

『 テレビファソラシド 』

そういえば、お馴染み 『 笑点 』のテーマ曲も中村八大だ。

 『 幼い頃からドイツ音楽を学んでますからね。厳格なクラシックの下地がジャズで解放されるんです。東京芸大を出ずに、早稲田に来ちゃった人ですから。だからあれほど幅広い曲が書けたんです 』

加賀美さんだから言いますけど・・・・・。

『 僕は八大さんが不愉快でした。目の前で僕の書いた歌詞を破り捨てたこともありましたからね。でも、天才だから許せた。素晴らしい曲ありきなんです。譜面を渡されて、音符に字数を当てはめて行くんです。指折り数えながら。僕の作詞は、まるで素人が俳句を作ってるようなもんですよ 』

テレビ放送の黎明期のエピソードにしばしば脱線する。

戦時中、長野の外国人居留地で、ロイジェームス(!)をいじめたこと。
敗戦後、その立場が逆転したこと。

三木鶏郎による『 日曜娯楽版 』に投稿をしていたこと。  
それがキッカケで構成作家の道へ。

三木鶏郎の作詞とされている 『僕は特急の機関士で』(森繁久彌、丹下キヨ子)の歌詞の一部は、永が書いたものだったという。

 『 光子の窓 』の構成作家を干されて、NHKの『 夢で会いましょう 』(1961ー1966 )を書き始めた経緯。

テレビの本放送が始まった当初、日本放送協会(NHK)の試写室で、アメリカの《 民主的 》なヴァラエティーを徹底的に見せられ、ショー番組の構成を《 教育させられた 》こと・・・・・。

帰宅してから調べたら、録音は昨年(2014年)のことで、今年(2015年)の1月6日の深夜枠に 『 六八よもやま話 』というタイトルで放送されたものの再放送だったらしい。
録音しておけば良かった。

 『 黄昏のビギン 』が流れたとき、不覚にも涙がこぼれた。


sugawara masashi

★完熟は甘熟!2015年4月24日5

べつに皆さんを羨ましがらせたくてブログに掲載するわけではないのですが・・・・。

今年も、九州の釣り仲間から、本場宮崎県産の 『 完熟マンゴー 』が届きました。

持つべきものは、優しい釣り仲間です。

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『 宮崎県産完熟マンゴー 』

なんと甘美な響き。

いま。 

うちの冷蔵庫で。

完熟マンゴーが冷えている・・・・・。

そう思うだけで、頬が緩みっぱなしの金曜日。

いやいや、決してボクを羨まないで下さい。

人を羨むことは、ハシタナイことです。

いま。

うちの冷蔵庫で。

完熟マンゴーが

冷えている。

ひひひ。

羨ましいーだろ。



Sugawara masashi

★そして完全試合・・・・2015年4月20日5

琵琶湖 日帰り弾丸釣行!

往路5時間

釣り8時間

復路6時間で、たったいま、桜上水の自宅に帰ってきました。

今回のゲストは、 『 関田くん何釣るの? 』でおなじみの、キャスティング稲田堤店の関田泰慶くん

なんと、今年初めて、ノーチェイス、ノーバイト、ノーヒット!

二人そろって丸坊主。

完封負けを食らいました。

釣りとは、なんとオロカな行為なのでしょう。

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↑上の写真は、今朝、長命寺の河口から湖東に出て行くときのもの。
このときは、まだ余裕ですが、パラパラ落ちていた雨が、やがて本降りになり、HONDEXの水温計はピクリとも上がらず、二人はどんどん無口に・・・・・。

徹夜で東名、名神を飛ばし、無駄に高速代を浪費し、ボートの燃料を使い、雨でズブズブに濡れて、オレたちは滋賀県まで何をしに行ったのか?

つまり・・・・・。
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琵琶湖産モロコの佃煮を買いに行ったのですな。
※琵琶湖観光マリーナのお土産コーナーで、1パック500円で売ってます。

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こんなムチャな日帰りをやってるもんで
気がつくと、愛車PAJEROの走行距離が36万キロを越えていました。

地球から月面の近地点距離が、ほぼ36万キロなので、約9年がかり(1年平均4万キロペース)で、ジワジワと月までの旅をした計算になる。

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餅を突いてるウサギがいたので、『かぐや姫』を知りませんか?
と聞いたら、とっくに解散しましたよ。『風』に聞いて下さいと言われました。

お後がよろしいようで・・・・。

★マイク真木な気分 2015年4月18日5

都心は一気に暖かくなり、ウッドデッキの鉢植えのバラたちが、一輪、また一輪と花を咲かせ始めました。 

ダブルデライト、フリュイテ、エンゼルフェイス・・・・・。

鮮紅色のゴージャスな大輪よりも、どこかつつましげで質素なエンゼルフェイスが可愛い。

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バラよ バラよ 小さなバラ


いつまでも そこで咲いてておくれ

マイク真木『 バラが咲いた 』は、浜口庫之助 作詞作曲による名曲だけれど、 石原裕次郎『 夜霧よ今夜もありがとう 』、西郷輝彦 『 星のフラメンコ 』などと並べてみると、浜口庫之助が、いかにポピュラーソングの稀代の作り手であったかがわかる。

ゴールデンハーフ(!)がカバーした 『 黄色いサクランボ 』(オリジナルはスリーキャッツ)に至っては、こんな赤面曲をゴールデンタイムの歌謡番組で放送できていたことが、もはや信じ難い。

昭和時代の、なんと おおらかだったことか。

https://m.youtube.com/watch?v=DRfogTcWCS4




Sugawara masashi

★野ウサギ気分 2015年4月16日5

最上のウルイ

前菜に 生の『 ウルイ 』を食してみる。

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山形県最上地方で、さかんに栽培されている。
暗所で促成栽培するので、天然のものより葉足が白く、長い。

野摘みのウルイのように、煮たり茹でたりせず、味噌を少しだけつけて、そのままかじるのがいい。

このウルイだけは、栽培モノも悪くないと思う。 

淡い緑の葉もこの季節ならでは・・・・・。

パリパリ、シャリシャリと噛んでいるうちに、口のなかで品の良いヌメリが生じてくる。

春のウルイを食べていると、ふと、野ウサギとはこんな気持ちだろうか?と思う。

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さらに 『 菜の花 』。

大鍋に湯をグラグラ沸かし、茎を長めに残して、短くサッと茹でる。
長い茎にしっかりとした歯ごたえを残しておく。

写真はマヨネーズだけれど、鰹節とお醤油で頂くのもいい。

大貫妙子の
 
『 ビーターラビットとわたし 』

 『 ベジタブル 』

この二曲のサビが、繰り返し頭のなかを流れている。

YouTubeで検索してノンビリ聴いていたら、危うく遅刻するところだった。

文字通り、脱兎のごとくスタジオへ!



翌日、井の頭線 東松原にある二十数年かかりつけの『松原ペットクリニック』に行く。
道すがら、突然の夕立に見舞われ、全身ズブ濡れになったリュウメ。

フィラリア抗原検査を含む、血液検査、すべての数値が良好。

狂犬病予防とワクチン接種、ついでにドッグフードの支払いもすませておいた。

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採血と注射の間、大人しくていたので、 『 相変わらず良い子ですねぇ  』と、岩富先生にホメてもらって鼻高々な顔。

あれ、先生のお世辞だぞ、リュウメ。

 『 体重が1キロ増えて、30キロを越えてしまったので、それだけ注意してあげて下さい 』とのこと。

キミも、《 野ウサギのような食事 》にすれば、アッという間にスリムになれるよ。


Sugawara masashi

★《柳野》下に2尾目のどぜうを求めて 2015年4月11日、12日5

柳野さんがロクマル釣った2週後、2尾目のドジョウを求めて琵琶湖へ

初日は何とか、この2尾。
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スイムロールです。
やはり2週間で如実に型が落ちてました。

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夜は近江八幡の市街地へ出て名物の『ちゃんぽん』。
どうして近江八幡の名物がちゃんぽんなのか、イマイチ不明ではあります。

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翌日も、朝から巻きに巻き倒し、午後2時過ぎにようやくコツンと1バイト・・・・・。

55センチ。

100点か、0点かの釣りですが、一所懸命に釣ると、必ず応えてくれるので、やはりこの湖が大好きです。

現在、愛知県、上郷サービスエリアで夕食中。

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名古屋名物きしめんとシラス丼でしたー
これから給油して愛と悲しみの東京に帰ります。

Sugawara masashi

★潮干狩り《大量》企画 2015年4月7日5

きょうの『 大漁企画 』は、奥山隊長以下、佐久間、菅原、阪本アツローと、野島で 『 潮干狩り 』。

風ビュービュー。
波ざぶざぶ。
寒い!

午後12時10分干潮(芝浦標準)に向けて準備中。

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先ず、潮位が高いうちに、海水を汲みに行かされる、若手の阪本アツロー。

なぜ、裸にビニル合羽なのか・・・・・。

どMか?

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気合い充分!
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ハシタない 鋤簾(じょれん)などは使わず、コツコツ手掘りするのが、大漁企画の流儀。

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この日のために、ホームセンターをえぐりまくり、理想の園芸用移植ごてを購入。

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柄の部分は樹脂、ブレイドはアルミなので軽量で錆び知らず。
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このブレイドに海水と砂が抜ける穴をあけ、アサリを掬い採れる設計。

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深場を掘って大型を狙う、野人奥山。

稚貝の放流ものではなく、自然発生で、大のオトナがワーワー言いながら潮干狩りに興じることが出来る量のアサリを生産する東京湾は、やはり素敵なフィールドに甦りつつあるのだなぁと、改めて感動した次第。

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親指の爪ほどのものをキープして、それ以下の小さいものはリリース。
砂出しの後、先ずは酒蒸し。

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翌日はアサリの炊き込みご飯。

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おかずは何にしようか・・・・と思っていたところへ、
折よく、気仙沼フィッシング協議会の高橋興宣さんから名物の『クリガニ』が届く。
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同じく気仙沼の小野寺商店『 あぶり焼き鰯 』をしゃぶるゼータク。

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さらに翌日はボンゴレ。

これにて大量アサリ週間完結。

公園の砂場にもぐれそうな気がする。


sugawaramasashi

★冷やし中華はじめました 2015年4月6日5

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きょうは、めちゃ暖かかったので、今年初めて 『 冷やし中華 』作りました。

でも・・・・・。

今夜からまた冷え込んで、雨になるらしい。

明日の大漁企画は、ちょいと、面白いのに・・・・・。

★フトコロが暖かい 2015年4月5日5

ひ、秀子さま。

何かお気に召さないことでも?

そこはお嫌ですか。
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Sugawara masashi

★父の形見 2015年4月4日5

夕方、所用があって、厚木の実家に来てみたら、生前に父が植えていたスイセン各種、チューリップ、スズランが花ざかりでした。

まるで・・・・・。

小学校の花壇みたいですけど、これはこれで良いものです。
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★さまざまの こと想ひ出す 桜かな 2015年4月2日5

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都内は、まさに春爛漫。


乃木坂のスタジオでお昼過ぎに仕事が終わり、文京区本郷にある、 海のルアーフィッシング専門誌『SALTY!』(交通タイムス社 刊 )の編集部に行きました。
そのルートは、以下の通り。

すべて、視線のどこかに満開の桜が咲いている。

六本木通りから青山1丁目。
赤坂御苑、豊川稲荷を左に見ながら青山通り(国道246)を上ります。

旧赤坂プリンス跡地、弁慶掘を左に見下ろしながら高架を渡り、三宅坂へ。
そのまま坂を下ると、やがて正面に皇居の桜田掘が見え、最高裁判所の横で内堀通りにぶつかります。
これを左折すると、左手が国立劇場正面玄関、右手が皇居の桜田掘り。

ボクは、この最高裁と、国立劇場の外観が好きです。
一見するとコンクリ打ちっ放しの、無機質で無愛想な雰囲気ですが、それは、巨石を緊密に組み上げた城郭の連なりのようにも見えて、対面する皇居の石垣と見事に調和して映るのでした。

調べてみると、最高裁は建築家・岡田新一の設計で、1974年落成。当時、日本建築学会賞を得ています。さもありなん。

豪奢な佇まいに、桜がよくマッチしてますね。

一方、国立劇場は、正倉院の校倉造りを模した竹中工務店のプランが採用されて、1966年竣工。

国立劇場前庭の桜は、いわゆるソメイヨシノではなく、小松乙女、駿河桜、駿河小町など、ちょっと粋な名前の近似種たち。
植栽を少し《かぶかせ》たのは誰なのでしょう。

そのまま内堀通りの緩い傾斜を上ると、左にTOKYO FM、半蔵門。

ここから先は、靖国通りにぶつかるまで、英国大使館、二松学舎大学キャンパスなど、延々と桜並木が続きます。

ふだんのお昼どきなら、皇居外周を走るランナーなどがチラチラ見える歩道も、うららかな陽気に誘われてか、ジャケットを背中に担いだビジネスマンたちや、桜見物の観光客で賑わっています。

やがて、正面に靖国神社が見えてきました。

靖国通りを右折して九段下方面へ。

このあたり一帯が、東京中心部の桜の名所。
靖国神社、千鳥ヶ淵・戦没者霊園、日本武道館・・・・・。

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※ウッドデッキに出て、お茶を、飲みながら、ちょこっと書くつもりが、はとバスツアーの東京案内みたいになってしまいました。

もう少しお付き合い下さい。

つねづね思うのですが、この季節に桜が美しく映えるのは、まだ緑の薄い景観に、突如湧き出したように咲き誇って、それもたちまち散ってしまう、いわば、一過性の演出に目を見張るようなトキメキがあるからでしょう。

暗転なしに急展開する、優れた舞台装置のように・・・・・。

そして

桜の単体はもちろん、桜並木《 だけ 》では、《 意外に寂しい花 》だと思います。

それは東京に限りません。

造幣局の通り抜け。

奈良は吉野、法隆寺、長谷寺の。

京都なら南禅寺、清水、仁和寺の・・・・・。

花見とは、もしかしたら、桜単体ではなく、桜にまつわる背景との《調和》を愛でているのかも知れません。

その証拠に、ライトアップされ、背景を漆黒に塗り込められた夜桜は、どこか凄惨に感じられて、昼間のそれとはまったく違う表情に思えるのです。

妖しく、怖いような。

 『 桜の木の下には屍体が埋まっている 』そう書いたのは梶井基次郎でした。

桜は他の植物の養分を吸い取ってしまうばかりか、害虫も多いので寄せ植えに適しません。

だから、単体で、桜の老木だけポツリとあるか、一定の間隔をあけて植えられた桜だけの並木なのだと聞きました。

うららかな日差しの下で咲く明るい表情。

妖艶な夜の顔。

どちらが、この花の本性なのでしょう・・・・・。




さまざまの こと想ひ出す 桜かな

芭蕉

★出来すぎたドラマ 2015年3月28日 29日5

旧知のバス仲間の佐久間くん(2015年度から大漁企画の正規クラブメンバー)と、琵琶湖へ。
過去の経験から言って、3月最終週から4月の1週目あたりにランカーが動く。

本当はもっと早い時期から動き出すのだが、冬の名残りの季節風が強く、ボートを出せない日が多いことと、《口を使う時間帯が限られていて》、東京から仲間を誘って行くには《リスクが高すぎる》。

前々週にコンディションの良いバスを釣っているので、確率は上向きにあるような気がした。

狙いはシャローのスポーニングエリアに控える《一段下》の、水深にして3メートル前後。
ベタ底ではなく中層。

サイトの釣りではないです。念のため。

北側に山が迫っていることで、冷たい風を避けられ、春先に水温が上がりやすく、ベイトも豊富な場所。

使用するルアーは俗にスコーンと呼ばれるカテゴリー。
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手のひらの上が琵琶湖ガイドの藤井孝洋くんが自作している『スイムロール』。12g。
ボクが浅春の琵琶湖で最も信頼しているジグだ。
冬から春先のバスを狙う理想的な直進スイム系。
トレーラーとのコンボでヘッドが細かくロールし、パラっと巻いたシリコンラバーが艶めかしく動く。
スピナーベイトのスローロールのように使うのだが、スピナーベイトより波動が弱く、低温期のバスでも口を使う。

手のひらの下側は、サクマジグ(スイミング)。12g。
コンセプトは藤井くんのジグと同じだと思う。
ヘッドウエイトは絞り気味にして、フックのシャンク部分にレッドコアを(鉛線)巻いている。
ウエイトをセンター方向に分散することで、水平に近いスイム姿勢を保ち、コイル状に巻いた鉛線がトレーラーに装着するワームのズレを軽減する。
ワイドゲイブながら、ポイントをやや内側向きにネムらせてある。ビッグ・バスの強固な上顎を打ち抜き、かつ、バラシを防ぐ目的だが、根掛かると外しにくいデメリットもある。
ラバーのボリュームは他社のものより薄い。
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今回はロングドライブもツラくない。

なぜなら。

じゃーん。

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わが番組『 五畳半の狼 』のアシスタント、柳野玲子嬢も一緒だ。

以前から琵琶湖に行ってみたいと言っていたけれど、なかなかタイミングが合わず、また、バス釣り1回(北浦)しか経験がないというので、テクニカルな釣りになると少々厳しい。

春のスイムロールなら、《投げ》て《巻く》基本動作の繰り返しだけで、ビッグバスがヒットする可能性は充分にある。
少なくとも、北浦のドラッギングで釣れて(しまった)30数センチのバスよりはデカいのが来るのでは?ないかと思う。
まして、クロダイ、タチウオ、マダイ、シーバスと、どこへ行っても《竿がしら》という強運の彼女なら、きっとランカークラスを手に出来るのではないか・・・・。

ただし、柳野さんはベイトキャスティングが扱えないので、《シーバス用のボート・ロッド》に、ステラの4000。スプールには、あえてPEではなく、根ズレに強いフロロの12LBを《薄め》に巻いておいた。
本当は16LB以上が望ましいけれど、巻きグセのつきやすい太いフロロを小口径のスピニングで、しかも12gという軽いジグを投げるのはトラブりやすい。
そこで悩んだ末、12LBを《薄め》に巻いておくという選択だった。

初日。
幸先良く藤井孝洋くん製作のスイムロールに1尾目がヒットする。これが51センチ。

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うららかな陽気にも恵まれ、愚にもつかないバカ話しに興じながら、夕方まで投げ倒し、巻き倒す。

佐久間3尾。
菅原2尾。

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柳野さんはスマホの撮影がうまい。
色もキレイですなぁ。


釣果は51が2尾で、あとは40センチ台なので、例年と比較すると、この時期にしては型が落ちている感じ。

柳野さんは最後まで集中力を切らさずに釣ったものの、1バイトも取れず、アブレてしまった・・・・。
( じつを言うと、ボクはあまり悲観していなかった。これまでの柳野さんの実績から考えて、いくらバス釣り2度目とはいえ、彼女がこのままアブレるはずがないのだ )

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この晩は、同じマリーナから別に482VSを出していた樋熊哲夫さんと4人で近江八幡市街の外れにあるパスタ屋の『凛じろう』で会食し、早めに宿に引き上げる。

宿で同室の佐久間くんと作戦会議。

とりあえず、オレたちは50アップを釣ってるので、翌日は柳野さんのサポートに徹しよう。
そこで、彼女が1尾を釣るまで、オレたちはロッドを持たず、振らず、見守ることに作戦がまとまる。

具体策は以下の通り。

ボクがエレキを踏み、魚探でボトムラインをチェックし、風向き、柳野さんのキャスティング距離を勘案して、ベストなボート・ポジションを心がける。
根掛かりやライントラブルが起きたら、佐久間くんが即刻ニュータックルに交換。こんがらがったラインを解き、リグり直す。

二人がかりの完全サポート体制。

『1尾でいい、プリのナイスバスを柳野さんにキャッチしてほしい!』

それがボクと佐久間くんの願いだった。


明けて翌日。
昨日とは変わって冷たい雨がシトシト降っている。
水温低下は芳しくないけれど、曇天ローライトなことと、他のアングラーが少ないことは悪くない。

夜明けと共に湖上へ出て、昨日と同じストレッチを流す。
午前6時、7時、8時・・・・。
何ごとも起こらず、時間だけが過ぎて行く。

9時頃だったろうか。
『 また根かかり・・・・かも 』と呟いた柳野さんのロッドがグングン引き込まれ、ドラグが鳴り始める。

『 来てる! 巻いて、巻いて!』

バスは右前方の水面まで浮いて、再び手前方向に突っ込んだ。

『 デカい、デカい 』

この時点で、柳野さん号泣。

『 いや、泣いてないで、リール巻いて!』

再び垂直に浮いたバスを佐久間くんが1発でネットに収め、デッキにドスンと置いた。

『やったー!!』

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柳野さんはフロントデッキに座り込んで泣きじゃくっている。
後方のデッキに貼ってあるメジャーの上に置くと、なんと60センチを越えている。
とりあえず、ライブウエルに入れたけれど、482VSの水槽が明らかに小さく見える。
体高が凄い。
3人でバンザイ三唱!

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小顔の柳野さんが持つと、まるで怪獣に見える。

『 一所懸命釣ると、琵琶湖はちゃんと応えてくれるから 』

せめて1尾釣って、、みんな笑顔で東京へ帰ろうねとは言ったけど、こんなモンスターを釣れとは言ってない!

『持ってる』にもほどがある。

これで充分満足なのでマリーナへ戻ろうと言うと。

『菅原さん、きょう1投もしてないじゃないですか。釣って下さい』と殊勝なことを言ってくれる。

『柳野さん釣ったし、僕らも少しだけ釣りませんか』
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そう言った佐久間くんが10分と経たないうちに56センチを上げた。
さすが!
やはりラバージグの釣りは巧い。

(やべぇ。オレも1尾釣らなきゃ)

そう思って投げていたら、ココッ・・・というバイト。

『来た!』

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やや送り気味にしてから思い切りセットフックすると、なかなか良い手ごたえで、上がって来たのは58センチだった。

これで、ミッションコンプリート。
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というか、出来過ぎだろ。

帰り道は、新東名、駿河湾沼津インターで降り、最近ハマっている食事処『やまざき』へ。
柳野さんは店自慢の『〆サバ定食』をタンノウ。

( ※注 食事処やまざきは、閉店しています )

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めでたし。

めでたし。

●後日談
柳野さんが釣ったビッグバスと佐久間くんのバスを、以前、 『五畳半の狼』にご出演頂いた、愛知県小牧市の魚類剥製 『飛魚丸』さんに、彦根のクロネコから宅配便で送り、剥製の製作をお願いしたところ、改めて、キチンとサイズを計測し、連絡を下さった。

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柳野さんのバスは
全長60、5センチ(!)
ウエイトは、5200グラム(約11、46ポンド)

バカラックか、エルサルト級!

いや、メキシコ行ったって、10ポンド釣れない人は釣れないんだよ。

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佐久間くんの56センチは3800グラムあった。
これでも、関東のアングラーには羨望のサイズだと思う。


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★一子の怒り 2015年3月25日5



季節はどんどん進んで、春の花たちが次々と咲いて行く。

今朝は 鉢植えの『 ヒアシンス 』がキレイだ。

小学校の理科室で、水栽培をしていたヒアシンスの透明なビンに、アメリカザリガニを入れて見ていたら、中村一子という沖縄出身の先生に、グーで殴られたことを思い出す。

一子というくらいだから、長女だったのだろう。
小学生のボクには、たいそうオバサンに見えたけれど、当時の一子の年齢は30前後だったのではないか。


あんなに怒りんぼでなければ、美人の部類に入る人だった。


『かずこ』が正しいのだが、ボクたちは、 陰で『 いちこ 』と呼んでいた。
小学生なら、 『 イチゴ 』というニックネームで呼びそうなものだが、一子は年から年中まっ黒に日焼けしていて、イチゴの可憐さとは結び付かない女傑だった。

のべつ首から下げた金属製の笛を、脳天に刺さるほどの大音量でピリピリーッと吹いては、四年生のボクたちをむやみに怒鳴ったり殴ったりした。

それでもボクたちは、一子の憤怒に屈することなく、むしろ彼女が怒るようなネタを次々と仕掛けた。

 『 すがわらー!捨ててこい、アメリカザリガニ!いますぐ!ピリピリピーッ! 』

怒るときも鬼の形相なら、ホメるときのテンションも高かった。
男女の区別なく、犬っころのように抱きしめてボクたちを揉みくちゃにした。

保護者の人気者でもあったので、あちこちで長っ尻の家庭訪問期間は、やたらと長かった。


いま、改めて考えてみると、沖縄返還は、1972年(昭和47年)の5月のことなので、一子のアメリカザリガニに対する怒りは、もしかしたら別の意味も含んでいたのではあるまいか。


戦中か、敗戦後間もなく沖縄で生まれ、どんな経緯があって神奈川の厚木で教員をやっていたのか・・・・・。


あるいは、当時のことだから不当な差別も経験したろうか。


いずれにせよ、彼女の青春は、いまの若い人のそれと比較すると、たいそう苛烈なものだったに違いない。


白いポロシャツの、前のボタンがいまにも弾けそうに膨らんでいたのは、おっぱいが大きいからではなく、吐き出し切れない怒りをフトコロに溜め込んでいたせいかも知れない。


1972年。
この年の主だった出来事を並べてみても、いかに激しい時代だったかわかる。

札幌冬季五輪

浅間山荘事件 

連合赤軍によるイスラエルのテルアビブ空港襲撃(24名死亡)

千日前デパート火災

田中角栄日本列島改造論

キャセイパシフィック爆破

羽田発福岡行き日航機ハイジャック

アメリカ軍、北爆の再開

横井庄一さん帰還

昭和史に残るビッグニュースが目白押しだ。
報道は、これらを連日どうさばいていたのか・・・・・。

たとえば
一子は、普天間の移設問題をどう考えているだろう。

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ヒヤシンスを見るたびに、40余年前の、一子の怒声を思い出す。

 『 すがわらー! 』

※同姓同名の方がいたらごめんなさい。



sugawara masashi

★素人仕事 2015年3月23日 、26日、31日5

2015年3月23日

20時30分スタジオ入りという、超絶のんびりスケジュールのため、地下のガレージから工具を引っ張り出し、二階のウッドデッキに設置する、新しい植物棚を製作。
鉢植えやプランター用の木製棚です。

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これを二台作ろうと思って頑張ったものの、この日は一台(しかも未完成)で、雨が降ってきたので終了。

冬の間に安い輸入材木を買って、いつでも作業が出来る状態だったのに、ズルズル春になってしまい、自分のズボラさに少々後悔。

手を洗って、晩御飯食べて、スタジオへ!

続く26日
某化学素材メーカーの、おカタいPVのナレーション収録が、トントン拍子で終わった(監督が優秀!大感謝 )ので、ササッと桜上水に帰り、植物棚の製作の続きに着手。

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秀子は見てるばかりで、手は貸してくれません。

キリの良いところで終了。


31日
春の烈風が吹き荒れる昼下がり、とりあえず二基が完成!
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天気が良いので、手下Gに手伝ってもらい、防蝕剤を塗布する。

  
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ちゃんと仕事してんのか?三階から盗撮。

ちゃんとやってんじゃん。


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いい感じに塗れたじゃん。

そりゃあ美大生のハシクレなんだからな。

こんなときこそ働いてもらわないと。
今夜は寿司でも行くか。

完成!

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防蝕剤を塗布し、防水塗装を施して一昼夜乾燥。

一番高くついた材料費は、手下Gを連れて行った31日の寿司屋だったかも。

5、6年に一度は作り直す棚なので、次は東京オリンピックの年あたりか・・・・・。

午後から設置して、鉢を並べてみました。

冬の間、乱雑だった二階のウッドデッキが、せいせいして気持ちいい。

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一番喜ぶのは、ここで遊んで昼寝するリューメかも。

★SFPC! 2015年3月21日、22日5

いよいよ、SFPC!
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21日(土)、22日(日)
東京都立産業貿易センター浜松町館(5階)で開催される、SFPC(スポーツ
フィッシングフェスティバル)で、MCを仰せつかりました。

会場は小さくても、実行委員の皆さんの手作りによる、熱いイベント。


各ブースでのレクチャーに加え、SFPCオリジナルカラーのルアーや、限定製品などの販売もありました。。
あ!入場無料です。

●21日 午後12時ー17時
22日 午前9時ー17時 
●都立産業貿易センター浜松町館
(浜松町駅 至近)
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●東京都立港区海岸1ー7ー8
●TEL03ー3434ー4242

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今回、自分で撮った写真がほとんどないのですが、このスリーショット。
中央は、懐かしの松本敏明くん。現在はエイテックというメーカー勤務。

初めて松本くんと出会ったのは、ボクが大学を四年で中退して社会人(とは名ばかりのビンボー役者)になった、22歳のとき。
代々木駅の近くにあった、今は無き 『 カディス 』という、ルアー&フライ用品を扱う、小さな小さなプロショップで、松本くんはその店に出入りしていたバス釣りの上手い中学生でした。

なので、えー、かれこれ30年(!?)

お互いに、長いこと釣りしてるんだなぁ。

そして左側は、ボクが巻末エッセイを書かせて頂いている海のルアー雑誌 『SALTY!』で、製品開発に関するスルドいコラムを連載中の、『テールウオーク』中村宗彦さん。
数あるメーカーのなかで、いま最も《 エンドユーザーの意向に敏感な1人 》だとボクは注目しています。

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中村さんは長身。
イケメン。
仕事が出来る。 

明日、会場ですぐに見つかると思います。
デカいので。 

懐かしいアングラー・・・・。

会ってみたかったアングラー・・・・。

SFPCは、思いがけない出会いの場にもなっているのでした。

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こちらは上屋敷隆さん×佐野ヒロムさん×椙尾義和さん

 『 シイラ&キハダゲーム 』

好天にも恵まれ、お客さんも立ち見の大盛況。

都の施設でPA設備が悪く、聞き取りにくい音場ですが、皆さん熱心に耳を傾けて下さっています。

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徳永兼三さん(中央)×村岡昌憲さん(左).


 『 東京湾ボートシーバス 』濃いお話し。

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荻原さん×赤井さん×中村さん
『近海ジギング』トークショー

外房の春マサについて、荻原さんと、赤井さんが解説しています。


SFPC、注目のトークショー↓

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右から、魚の資源保護の観点で、いま一番旬の論客。口は悪いが頭は切れる築地マグロ卸 『 鈴与 』三代目、生田與克(よしかつ)さん。

そして、水産資源管理が専門で国立三重大学 生物資源科学部准教授(日本の魚は大丈夫か?漁業は三陸から生まれ変わる/NHK出版、漁業という日本の問題/エヌティー出版などの著者!)勝川俊雄さん(中央)。

さらに、左側が、グルーパーボーイズ代表の茂木陽一さん( マグロ釣りを通して、米、カナダなどの資源保護事情に精通している釣り人 )、このお三方をゲストに迎えたトークショー、めちゃ盛り上がりました。

途中、客席で聞いていた、壱岐のマグロ1本釣り漁師のお二方にも急遽ご登壇頂き、危機に瀕している漁の現状をお話し頂きました。

捕る、売る、釣る、食う
この豊さ、この愉しみを恒常的に続けて行くには、何が必要なのか。

マグロ愛を多角的に考え、語り合う時間でした。

捕れない、稀少だ、絶滅危惧種だと聞くとますます捕りたくなり、釣りたくなり、食べたくなり、プレステージが上がる日本人と、捕れなくなると先ず保護を策定してそれを即時に実行するアメリカ、カナダ。

彼我の隔たりは大きいと思いますが、先ず過去の豊さを学び、現実の衰微を知らなければ、復元も保護もできません。

狭い海域と脆弱な環境のなかで、さまざまな利害の対立が顕在化しやすい日本では、米国の成功例をそのまま引いても決してうまく行かないでしょう。

日本には、日本の漁業環境や流通に見合った保全方法が必ずあるはず。

先ずは、知ること。情報を共有すること。語り合うことが必要なのだと、改めて思いました。

また、クロマグロという漁獲価値の高い《シンボリックな魚》が先鞭をつければ、それが他の魚種にも波及しやすいのではないかとも思えました。

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※決して良い音場ではない会場で最後まで熱心に耳を傾けて下さった皆さん、各社出展ブース、およびスタッフの皆さん、2日間お疲れさまでした。

このブログの場で、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

★ボクが生まれた町 2015年3月19日5

午前中のスタジオ仕事がサクッと終わったので、昼からピュッと川崎市に行き、サンピアン川崎(川崎市労働会館)で劇場管理の仕事をしている旧友、堀江 祝くんと会ってお茶しました。
祝くんは、ボクの高校の1期後輩です。
演劇部ではなく、軽音楽部やら吹奏楽部やらをあちこち渡り歩いてドラムを叩いていました。

祝くんがホール管理をしているサンピアン川崎。
川崎市川崎区のこの一体は、じつはとても面白い場所で、京浜工業地帯に隣接した狭いエリアに、川崎競輪場、県立川崎高校、川崎球場、祝くんがいる労働会館や、教育文化会館など、まさに、労働、文化、スポーツ、ギャンブルがゴッタ煮のように混在しています。

敗戦後の復興から高度成長期を経たバブルまでの間に、一気呵成に作られた施設が蝟集する奇妙な地域。

言わば、昭和のイケイケムードを今に伝える、現代遺跡!

で。

じつは、ボクはこの街の 小田 ( 現 川崎市川崎区小田 )という所で生まれ、3歳まで過ごしました。

こんなオッサンにも、紅顔の美少年(自分で言うな)だった頃があったのです。

もちろん、川崎に住んでいた当時のことは、まったく記憶にないのですが、なぜか訪れるたびに、親しみを覚える地域です。

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★老監督の気概『アメリカンスナイパー』について 2015年3月19日5

クリントイーストウッド( 84歳! )が、映画人として旬であり続けることの驚き。

前作 『 ジャージーボーイズ 』とまったく違う世界を描きながら、底流には同質の《 アメリカ的 》ヒューマニズムがありありと観て取れる。

『 くたばる前にこれだけは言っておくぞ 』という老監督の気概・・・・・。

『 父親たちの星条旗 』でメガフォンを執りながら、 『 硫黄島からの手紙 』を構想し、この二作で《 相剋 》を提示した監督は、ムスタファという敵スナイパーに、原作にはない《 元オリンピック選手 》、《 家族持ち 》というテキストを設けて、《 伝説の 》クリス・カイルと対峙させた。

抜き差しならない状況。

それを、ドラマを盛り上げるための《 単なるお膳立て 》にしていない点に、この監督の《 矜持 》を感じる。

大学が春休みのせいか、平日昼間にもかかわらず、客席は若い人たちで埋まっていた。

スタッフロールが流れるなか、会話なく、笑顔なく、まして《 お涙頂戴の緩さ 》など微塵もなく、重いテーマを背負わされるハメになって、肩を落としながら客席を出て行く若い人たちの姿が印象的だった。

こういう 『 名作 』があるんだ。

現代において、アメリカのナショナリズムは、かくも痛く厳しい。

クリントイーストウッドは、いま、映画人として《彼でなければ到達し得ないポジション》にいる。

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★猫をかぶってみる 2015年3月17日

ねこをかぶる

知っているのに知らないふりをしたり、本性をかくしておとなしく振る舞うことを、俗に 『 猫をかぶる 』と言いますけど、なんで、《猫》なんでしょう?

被られた猫の立場は?

調べてみたら、これは、猫ではなく、ねこだ( 藁などで編んだ大型の筵や、背負い袋 )のことなんだそうです。

なるほど、それなら被れますよね。

その 『 ねこだ 』に、いつの間にか 『 猫 』の文字を当てるようになってしまったとのこと。


 『 ふん、いい歳をして、猫かぶりやがって! かまととぶるのもいい加減にしろ 』

待て待て、一難去ってまた一難。

この 『 かまととぶる 』の 『 かまとと 』って何よ・・・・・。

なんとなく、想像つきますが、改めてあちこち検索してみると、カマトトとは、蒲魚。
つまり蒲鉾(カマボコ)のこと。

かつて色町で働く女性が、酒の肴に多く用いられた蒲魚(カマトト)を、 『 これはお魚? 』と言って、ウブなふりをしたことから、無知を装うことを、『 かまととぶる 』と言ったのがそもそもの発端とか。

ガチなカマトトぶりっこは、現代で言えば 『 天然な人 』のことかも知れません。

養殖ハマチではなく、天然ブリ。


謎が謎を呼び、調べているうちに春の夜は更けて行くのでした。
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★イカナゴの釘煮!うまーい!2015年3月16日5






神戸の知人から、今年も 『 イカナゴの釘煮 』が届いた。

関西(瀬戸内)方面ではポピュラーな春のおかずなので、何をいまさらという話題かも知れませんけど・・・・・。

イカナゴとは、 関東で言う『 コウナゴ 』のことで、東北太平洋沿海では 『 メロウド 』と呼びますね。
なーんだ、コウナゴのことか。と言う関東人の声が聞こえて来そうですが、標準和名は、コウナゴではなく、 『イカナゴ 』です。


スズキ目 イカナゴ科。

地方(海域ごと)に、独自の系群があることがわかって来たらしいです。

つまり、トーホグで 『 メロウドだべー 』というものと、江戸っ子が 『 コウナゴでぃべらぼうめ  』というものと、 関西で『 イカナゴでおま 』というものとは、分類学上、微妙な差異があるらしいのです。


どこがどう違うのかは他に譲るとして・・・・・。

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このコウナゴを、お醤油、砂糖(ざらめ)、生姜を煮詰めて関西ふうに《 炊いたん 》が、 『 イカナゴの釘煮 』というわけで。


ボクが感心するのは、これを『 釘煮(くぎに) 』と最初に呼んだ関西の人の言語センス!


甘辛く煮上がった1尾1尾のイカナゴの姿は、まさに、錆びてヒネくれた古釘のよう。

関西では、地域やご家庭によって微妙に味付けが違うのですね。

まだ、肌寒さが残る春の夕暮れ時、町中に漂うイカナゴを炊く甘い香りが、家路をたどる足を急かせます。

なんだか、夕方ニュースのシメコメみたいになってしまいましたが・・・・・。。

イカナゴの釘煮うまーい!

ホカホカごはん、バケツ一杯食えます。


Sugawara masashi

★プリの琵琶湖 2015年 3月15日5

2つの幸運が重なって、琵琶湖へ行ってきました。

ひとつは、きょうの仕事のスケジュールのキープがバラしになったこと。

もうひとつは、当初は雨だった近江八幡市の天気予報が、曇り(日中快晴)に好転したこと。

というわけで、急遽、タックルをPAJEROに積み込んで、西へ西へ。

抜け駆けを許せ!

( 誰に謝ってんだろ )

長命寺川は水温6度を割ってましたが、湖北の暖かいところは7、2度。
お日さまが顔を出すと、さらにジワジワ上がり、午前11時に7、7度に。

ひたすらガマンで粘りに粘り、 『 来るなら今頃のはず・・・・・ 』
と思ったのもつかの間。

きた!

いやいや、出来すぎ。
ロクマルには足りませんが、57センチ、4キロ越え。

 『 オレって天才かも!? 』

と、錯覚させてくれるので、春の湖北は大好きです。

片道470キロですが、こんなのが来てくれるので、行っちゃいますよねぇ。

 自撮りだとG'zOneのアングルに入らないので、『 琵琶湖観光マリーナ 』の端山さんに写真を撮ってもらいました。

コーヒー買って、愛と悲しみの東京に帰ります。
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Sugawara masashi

★生田與克さんのこと 2015年3月12日5

待ってました!

築地魚河岸 『 鈴与 』
三代目 生田與克(よしかつ)さんがまたまた目からウロコの本を上梓。 

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『 あんなに大きかったホッケがなぜこんなに小さくなったのか 』(角川学芸出版)

このまま乱獲と大量消費を続けると、日本沿海の漁業資源は枯渇の一途をたどるでしょう。

四方を海に囲まれ、美味しい魚が捕れる立地にも関わらず、どうしてこんなことに?

職漁師が捕れないのだから、われわれ釣り人の出る幕はありません。

では、海外の漁業実態はどうなのか・・・・・。

ちゃんと自主規制を設定して、漁業が永続できるような対策を打っているんですね。

本書は現代の日本の漁業事情の病巣を、海外のそれと比較しながら、わかりやすく解説しています。

ボクは、歯に衣着せぬ闊達なモノ言いの人柄と、魚を美味しく食べるレシピ本はもちろん、魚食流通や消費の問題点を鋭くえぐる生田さんの大ファンです。

未読の方は是非!

★三陸、越喜来湾、『喜多丸』のマダラのジギング!2015年3月7日8日5

大漁企画、春の恒例、岩手三陸、越喜来(おきらい)、『喜多丸』のマダラのジギング!

往路は、トーホグ道、安達太良サービスエリアに寄って休憩 軽食、

初日はこのメンバー。


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写真左から自撮りのシム兄ぃ 阪本アツロー、菅原 右が水野先輩。食事に夢中なのがヒロベーで、右の手前が仲野さん

越喜来湾口の水深約90メートルから70メートルあたりでゲーム開始。
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柔らかいロッドで開始早々ファイトを楽しむ水野先輩。
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水野先輩のナイスフィッシュ
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このサイズがアベレージ。
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どの群れも、釣れ始めはボトム付近でアタリ出し、連発すると浮き出す感じ。
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マダラのジギング初挑戦の仲野さんも連発。
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船倉に入り切らなくなったので、早めに沖揚がりでした。
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夜は大船渡温泉に浸かり、居酒屋で大漁の祝杯に・・・・。

二日目は『 大漁企画 』湘南支部の三人も加わり、総勢9人で攻めました。

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徹夜ドライブで茅ヶ崎から走ってきた藤原さん。
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グローのタコベイトは鉄板。
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アツローも、ジグのテイルに長いラバーネクタイをデコレーションして絶好調。

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初日と同様、越喜来湾内に高活性の群れが来遊し、早朝から良い感じでヒットが続き、400キロほどの釣果。
午後になってヒット率が落ちてきたところでストップフィッシング。

『 喜多丸 』船長、丸二日おせわになりました。
後ろ髪(ないですけど)を引かれる思いで、大船渡から盛街道経由し、前沢サービスエリアで食事。
クーラー満タン、おなか満タン、ついでにハイオク満タンで、愛と悲しみの東京に帰ったとさ。

めでたし、めでたし。

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釣りまくったマダラは、
刺身、昆布〆、湯豆腐、鍋物、塩麹漬けと食べ続け。

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これはバターソテー!

何日続いてもまったく飽きないのは、クセのない淡麗な白身のせいでしょう。

どんな料理にもマッチしてますねぇ。

先発、中継ぎ、クローザー、ぜんぶマダラ。

一週間くらいはこのローテーションで行きます。

デイゲームも、ナイターも、タラ、タラ、タラ。

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揚げたてはサクサク、ふわっふわです。

こんな美味い白身魚のフライが食べられる釣り人のシアワセ!

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特製のタルタルソースを作って、サンドイッチも最高!

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