菅原正志の『世田谷漁報』

(有)大漁企画 菅原正志が、ココロに残ったヨシナシゴトを書いています。お暇なときにおつきあい下さい。 

『 リアスの巨アイナメ 』釜石 佐須フィッシングマリン5

先月の三陸( 越喜来 )に続いて、今回は釜石( 佐須 )。
リアスに棲む大型アイナメをヘビーテキサス・リグで狙う。
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↑ 旅の仕切りは北上在住の小笠原くん。
岩手釣行のさい、幹事役を買って出てくれる。
サングラスを掛けていると、『 紅の豚 』にソックリなので、古い釣り仲間からは『 くれない 』と呼ばれている。

その素顔は、北上市の文化交流センター『 さくらホール 』の、企画運営。
http://www.sakurahall.jp/
東北地方屈指の規模と設備を誇る『 さくらホール 』は、地域の文化振興はもちろん、旬の海老蔵( ! )から東京スカパラダイスオーケストラまで幅広く誘致して人気を集めている注目の劇場だ。
バン・クライバン国際ピアノコンテストで優勝した全盲のピアニスト、辻井伸行さんのコンサートも大盛況だったという。
バブル以降の“ 入れモノ行政の遺物のようなホール ”が全国でダブついているなか、市民の求心力に支えられて成功している稀有な例かもしれない。

おっと・・・・、話題が逸れた。

今回は、海のルアー専門誌『 SALTY! 』の表紙撮影を兼ねているため、カメラマンの相原由和くんも同行。
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わが大漁企画FRIENDSの阪本くんは、愛車のタイヤを新しいスタッドレスに履き替えて、ヤル気満々。
11月20日午後10時、阪本くんと相原くんがボクを自宅でPickupしてくれて、一路、トーホグ道で岩手へ・・・。

さすがプロドライバー阪本くん、途中、雪がちらついたり、路面が凍結してヒヤヒヤしたものの、待ち合わせの午前6時キッカリに釜石の佐須港に到着。
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お世話になった船宿は、『 佐須フィッシングマリン 』↓
一昨年来た時は、佐須港を出た左側の岩の上に『 アザラシ 』が乗っていたっけ。
http://www.h2.dion.ne.jp/~yutaka3/index.html

●岩手県釜石市大字平田9−5−2  佐々木 豊 ( 豊丸2000 )

                  佐々木 真吾( 真 海 丸 )
●予約/問い合わせ0193−26−5341

※メイン船は『 豊丸( ゆたかまる )2000 』と、『 真海丸 ( しんかいまる )』だが、協力遊漁船が10隻あり、狙う魚種や釣り方によって、それぞれ得意な船長にお客さんを振り分けてくれる。

ボク、阪本くん、相原くんの三人が乗船させて頂いたのは、『 繁丸 』
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『 繁 丸( しげるまる ) 』

船 長: 前川原 繁さん
全 長: 7.53m  1.6トン

一方、小笠原くん、イエたん( 家塚隆之くん )、ボクサァ( 木南悟くん )の3人は『 道弥丸 』
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『 道 弥 丸( みちやまる ) 』

船 長: 細川 道弥さん
全 長: 8.42m  1.8トン

岩礁帯を好むアイナメ攻略には、ピンポイントをタイトに攻められる上記のような小型船が向いている。

複雑に入り組んだリアス式海岸は、断崖絶壁の岬とワンドが連続し、海溝窟、スリット、島、沈み根が至る所にあるため、界隈の地形を知り尽くした船長抜きでは語れない。

小回りの効く小型船と、腕の良い船長の存在は不可欠だ。
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しかし、初日は強風とウネリで、好ポイントの尾崎、柏木島あたりまで行くことが出来ず、佐須港周辺( 北側は大根崎 南側は鰹島 )のみでのゲームになった。
↑ 沿海部の赤い線が、初日に釣りをしたエリア。
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それでも、午前中から昼にかけての下げ潮の間は、頻繁にバイトがある。
早朝から昼まで緩やかに下げて行く『 中潮 』だが、潮流そのものは予想以上に速い。
突出した岬や沖根などの潮表側や、サラシの下ではなく、そこから少し潮裏に回り込んだ凹部や、潮の巻き返しに良型が着いていた。

先月、越喜来に行ったときに“ なんとなく掴みかけたパターン ”を試してみると、これが明らかにハマった( 後述 )。
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メインタックルはテキサス・リグ用が2本
ジグヘッドのスイミング用が1本
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テキサス用は
●『 FINAL DIMENSION TS 』6’8”+ 『 ANTARES DC 7LV 』

●『 ROCK FISH BOTTOM 』6’10”+ 『 ANTARES DC 7 』 

●ラインはフロロカーボン14LB〜16LB

●シンカーは3/4oz( 約21g ) 〜 2oz( 約56グラム )を、ポイントの水深や、潮の速さ( 強さ )で使い分けた。

サブのスピニング・タックルは
●『 ROCK FISH BOTTOM  RBT610LS 』 + STELLA C3000
フロロカーボンの6LBに7〜11グラムのジグヘッド
 
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沖合を前線が通過しているため、晴天と曇り空が目まぐるしく変化する。
突然、背後の空に虹が出て、ロッドを振る手を止める。
秋景から冬枯れに変わる山々の色と、鮮やかな虹彩のコントラストにしばらく見とれていた。
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 ↑僚船の『 道弥丸 』に乗ったメンバーも順調に釣果を重ねていたらしい。
なにせ、この地域はAUケータイの電波が入らないので、他船に乗った仲間の状況がよくわからない。
↑ この写真は、道弥丸のほうに乗っていたイエたんとボクサァを小笠原くんが撮ったもの。
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昼過ぎの潮止まりになると、一時的にバイトは遠のいたが、午後になって再び潮が動きはじめると、魚も動き始めた。
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干潮の間は頭部を露出させていた岩場が波をかぶり、いかにも良い感じ・・・。
11グラムのジグヘッドで、そのショルダーをかすめるようにスイミングさせると、良型が3尾連発した。
同行したカメラマンのあいぼんも、仕事の合間に50センチを上げ、アイナメの自己記録を軽く更新。
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これが『 時合い 』か・・・・。
と思った矢先、強烈なバイトと共にロッドをヒン曲げたのはデップリと太ったメスだ。
計測すると51センチあった。

この日はトータルで16尾。
51センチを頭に良型が多数混じった。
“ なんとなく掴みかけていたパターンが確信的になり、翌日が楽しみに”なった。
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↑ 僚船の『 道弥丸 』の帰港を待って釣果を聞いてみると、イエたんが48センチと、47センチを含む8尾。
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↑ ボクサァの最大は48センチだったという。
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夕食は、遠野市にある『 羊丸( ひつじまる ) 』というお店で『 ジンギスカン 』を頂く。
ジンギスカンと言えば、北海道と相場は決まっているけれど、地元、遠野出身の菅田康弘くんによれば、遠野の隠れた名物でもあると言う。
旧満州から遠野に引き揚げて来た人たちが、好んで食べ始めたのがルーツとのことだから、一般家庭に広まったのは戦後のことらしい。

知らなかった・・・・。

馬産地として知られる遠野は、馬が生活の糧であり、庶民が気軽に口にした肉は羊とのこと。
ナルホド。
お祝い事や、宴会があると、みんなでジンギスカン鍋を囲むという。
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お店の仲居さんに、『 正しいジンギスカンの焼き方 』を教わる。
中央のラードが溶けて、ジンギスカン鍋の凹を流れたら、おもむろに肉を乗せ、表面が軽く焼けたタイミングで口に運ぶ。
新鮮なラム肉がある地域ならではの滋味。
独特の匂い( ←ボクは好きなのだが・・・)が、まったくないのはどういうワケなのか・・・・。
おそらく、羊が苦手という人も、ここのジンギスカンは美味しく食べられるはず。
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そんなジンギスカンに最もマッチした地ビールが、キリンの一番絞り『 とれたてホップ 』とのこと。
文字通り、絞りたてで売り切れ御免の一杯らしい。
ほとんど下戸( げこ )のボクも、これだけは味見してみたかった。
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右から、イエたん、阪本くん、菅田くん、ボク、小笠原くん、菅田くんのフィアンセの和子さん、ボクサァ。

この夜は、遠野にある菅田くんの実家に図々しく泊めて頂いた。
前々日から寝てなかったので、着くなり布団にもぐって爆睡。
夜中にオシッコに起きたけれど、遠野名物の“ 座敷わらし ”には会えなかった。
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翌22日は快晴。
菅田くんの実家は、ビックリするほど大きな農家で、立派な瓦屋根。

この日の佐須港は『 アワビ漁 』の解禁のため、遊漁船の出港は、午前10時とのこと。

遠野から釜石までは無料のバイパスがつながっていて、30分ほどのドライブ。
和子さんが入れてくれたコーヒーと、トーストを頂いて、8時過ぎにゆっくり出発。
途中、コンビニに寄って昼食などを買い、港に向かう。
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前日と変わって風も穏やかになり、波も低く絶好の一日。
明らかに釣れそうな予感。
ボクたちが乗った『 繁丸 』の船長さんも、こんな良いナギの日は滅多にないと言う。
さっそく、前日行けなかった好ポイントへ・・・・。
と思いきや、港を出た所で、船長が船を止めてしまった。

『 ???? 』

忘れ物か・・・・。
と思って前川原船長の様子を伺うと、やおらナイフを取り出して・・・・・。
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今朝採れたばかりのアワビを剥いて食べさせてくれた。
これにはビックリ。

口いっぱいに広がる親潮の恵み。
ゴリゴリとした歯ごたえと、なんとも言えない甘みにコーコツとしているうちに、繁丸は好ポイントへ。
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『 あれ、あの左の岩、象に見えるべぇ 』
『 おおおおおお〜 見える見える!! 』
『 象の岩だ 』
『 後ろに仔象もいますね〜 』
『 このへんから始めで〜 』

釣り開始から30分ほど、奥まったワンドにある垂直岩盤の際に1OZのテキサスリグをフォール。
ショルダーにシンカーが乗り、大きくあおってボトムを叩き、さらにフォールさせると、『 ゴンッ 』という強烈なバイトがあった。

『 ROCK FISH BOTTOM 』がバットからヒン曲がり、なかなか浮いて来ない。

「 おお〜、デカイかも〜 」
「 昨日の51センチより引いてるよ〜 」
「 マジっすか・・・ 」
「 阪本くん、ネットお願い 」
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実際、デカかった
54センチ!!
ボクのアイナメ記録だ。

冒頭で書いたパターンとは、大きめで派手なカラーリングのシンカーを使って、ボトムをドカドカ叩くようにリトリーブすることだ。

スポーニング中の( とくにランカーは )こうした派手なアクションに弱いらしい。

アイナメのオスは卵塊を守るために、他のオスのスニーキング( ペアでないメスの卵塊に放精すること )を攻撃したり、卵そのものを食いに来る外敵を排除しようとするのだが、この方法は、オス、メス関係なくヒットする。
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船長が1級ポイントと言うだけあって、前日よりアベレージが大きい。
阪本くんが上げた一尾は、黄金の婚姻色をまとった良型。
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こんなポイントが連続するのだから、たまらない。
相原くんがこの写真を撮影した直後、このスリットの左壁面で、阪本くんがさらに1尾ヒットさせた。
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↑ 54センチと同様のパターンで、53センチを追加。
これは、沖根の潮表のディープ( 10メートルほど )にいた個体。
昨日は大荒れだった場所のはずだ。
これも、キャストしたリグを着底後に大きくあおってボトムを叩いた。
大きく、派手なリグでボトムを叩くことで、スイッチが入る。
しかも、このパターンは、3〜4インチのホグ系ワームを一撃で飲むほど、バイトが強い。
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パターンにハマったことを確信。
驚くほどコンディションの良いビッグ・ゲストがヒットする。
これがリアスの巨アイナメだ。
操舵室から出てきた前川原船長が、ニッコリ笑って指を2本立てている。
今朝2尾目の50オーバーの意味。
口数の少ない朴とつな人柄ながら、ポイントの読み、アプローチ、いずれも申し分ない。
1か所で長く粘らず、アップテンポで転戦する流し方もボクには小気味良く感じられた。
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潮が止まると、こんな珍客も現れた。
『 あれれ、根掛かりかなぁ?? 』
『 でも、引いてるよ、阪本くん 』
『 なんだろう?? 』
上がって来たのは、マダコでした。
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トーホグの日暮れは早い。
出船が遅かった分、帰港時間も遅く、夕方4時。

この日は12尾。
50センチオーバーは、トータルで3尾になった。

『 豊丸2000 』に乗っていた幹事の小笠原くんも50センチを上げたと言う。
菅田くん、和子さん、宿泊有難うございました。
小笠原くん、幹事役お疲れさまです。
阪本くん、運転ご苦労さまでした。
相原くん、狙い通りのデカアイナメが撮影出来て良かったね〜。
次号、『 SALTY! 』が楽しみです。

ヤバいなぁ〜。
岩手、片道8時間。
ETC1500円。
また行っちゃうかも。


『 新連載 上州屋.net 』 5

すでに、雑誌『 SALTY! 』などでご存じかも知れませんが、『 上州屋 .net 』で、新しいコラムの連載がスタートしました。
※毎週金曜日に更新!

このサイトは、タックルなどの最新情報はもちろん、全国1000地点( ! )から寄せられる『 最新釣果速報 』のほか、『 24時間天気 』、水温、黒潮の流向、波浪などの『 海洋情報 』。
全国809地点の『 潮汐情報 』。
『 防災情報 』。
釣魚図鑑や料理方法など、アングラーがスグに知りたいコンテンツがすべて網羅されている国内最大の釣り関連サイトです。

アングラーのコラムは( 海のルアーフィッシングだけでも )、村越正海さん、泉裕文さん、大野ゆうきさん、島田仁正さん、中村祐介さん、堀田光哉さん、松岡豪之さん、村岡昌憲さんほか、充実のラインナップ。

移動中、昼休み、仕事が終わった後などに、ケータイで覗いて見て下さい。
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奥村篤義の西伊豆チョイ投げ通信 11月22日5

大漁企画FRIENDS伊豆支部長の奥村篤義から、久しぶりのチョイ投げ通信が届きました。
以下に転載しておきます。

久しぶりのレポートです。
11月初旬からコソコソと抜け駆けし、ほぼ毎晩のように時計の針がてっぺんになるまでチョイ役げしてました。

ポイントは昨年の同時期にヒラセイゴを『 つ抜け 』した場所です。
※詳しくは、いま発売中の『 salty! 』 FIELDからON AIRを参照。大漁企画のみんなで せっせとゴミ拾いした場所です。

抜け駆け当初は魚の気配も無かったのですが、ここ数日気温がぐっと下がってから少しずつボイルも見られ、通い始めて2週間目でやっとキャッチしました。

今夜は数日前より遥かにボイルが多く期待大。

昨年のメソッドが今年も通用するのか…?
最初はベビーミノーをチョイスし表層のただ引き、アタリはするもフッキングまで持ち込めず、パターン通りに見切られの連続。
そこで昨年の『 つ抜け 』のときに発見したニューメソッドに変更。

メバル用のジクヘッドにオリモトさんのグラスミノーSをセット。

ボイルしているポイントの2〜3メートル先にキャストし、こちらも表層のただ引き。

1投目からゴツゴツとアタリが…!

しかし喰いが浅いのかフッキングせず…。
立ち位置を微妙に変え、アタリのあったポイントに違う角度からルアーをトレースするとゴンッとアタリが…!

ヒット!
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少しドラグが出たもののネットでランディングし、39cmヒラセイゴキャッチ。
素早く写真を撮って優しくリリースしました。

その後もう1尾38cmを追加し、午前1時半に本日のチョイ役げは終了。
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これから年末に向け、ヒラセイゴのチョイ役げが忙しくなりそうです。


タックル

●ロッド:トラウトロッド6feet UL
●リール:バイオマスター2000
●ライン:ナイロン4lb
●リーダー:フロロ2.5号
●シグヘッド:メバルショット1/8
●ルアー:オリモト グラスミノーS カラー010

以上
西伊豆チョイ役げ通信でした。

メッキの季節が終わり、ライトゲームのチョイ投げでヒラセイゴが出るということは、西伊豆も本格的な冬の到来か〜。

小野貴彦『 ヒラスズキレポート 』♯0911235

20091122 ヒラスズキ

『 田牛付近にイワシが寄っている! 』

ヒラスズキ仲間から、そんな情報が届いた。
イワシの接岸は気まぐれなので、自分が磯に立つときまで残っているかどうかは未知数だが、仮にイワシがいれば田牛周辺にヒラスズキが、寄っている可能性が高い。

天気予報どおり、ナライ( 北東 )の冷たい風が吹き、沿岸部にサラシを発生させていた。
前週の日曜日より、明らかに寒い。

今回も、ソルトウォーターフライフィッシャーマンのぬで島さんと一緒に挑む。
朝イチに入る磯は、フライの振りやすさを考慮し田牛に近い遠国に決定。
いつもの駐車ポイントで着替え始めると、1台の車がすぐ後ろに停まった。

( ヒラスズキを釣りにきたアングラーかな? ) と、思っていると、いきなり

「オノ君、おはよ!」 と、声が。

振り返ると、車から降りてきたのは、浜松に住む古くからのヒラスズキ仲間の木村隆之さんだ。
木村さんは、僕と菅原さんで企画したヒラスズキ専用ウエットスーツ『 MAHINA 』を、初期モデルから愛用していただいている、熱いアングラーだ。

また、ヒラスズキだけでなく、オフショアのGTやキハダ、シイラ、カツオ、ライギョのリリーパッドゲームにも精通していて、大漁企画のシイラ釣り大会にも参加している。

電話やメールでのコミュニケーションは頻繁にあるけれど、地磯で会うのは、久しぶりのことだ。

この付近にイワシが寄っているという情報をくれたのも、木村さんとの共通の知人である鈴木慎太郎くんからだった。

しかし、木村さん、ぬで島さん、僕の3人で丁寧に探るものの、ヒラスズキからのバイトはない。


早々に遠国に見切りをつけ、3人で田牛港横の地磯に向かう。

ここの地磯に入るには、途中に幅1mくらいのクレパスをジャンプしなければならない。
当然、下は波が洗っている。慎重に、飛び越え目的地に到着。

フライが振りやすいポイントは、ぬで島さんが担当。

木村さんと僕が向かったのは、風がまともに当たり、波もかぶりやすく、やや危険が伴うポイント。
小さな磯だが、大きな岩がゴロゴロ入り、その隙間に潮が流れ水道のようになっている。
大まかに、4つの水道があり、どれにもヒラスズキが入るが、キャスティングポジションが波で洗われるくらいの状況でなければ、確率は低い。
波を注意深く観察しつつ、木村さんはポイントの右端に立ち、僕は左端に立ち一番手前の水道を狙う。

水道の中のサラシが一段と濃くなるタイミングでルアーをトレース出来るように、波を選び慎重に1投目。

アイルマグネット120ダイエット・ホログラムオチアユ( 大漁レッドアイ改 )が、想定したピンポイントに入ると、高感度のロッドUC11に明確なアタリが伝わる。

すばやくアワセ、あえてロッドを立ててエラ洗いをうながす。
すぐに、水面を割った。ちびっ子ヒラが、元気よくエラ洗いしている。

水面に出たヒラスズキを、波に乗せ、岩などをかわしながら、ゴリ巻きで一気に寄せる。
水道の中や、岩に囲まれた狭いスポットでヒラスズキをかけたときに、僕がよく使う寄せ方だ。

無事にランディング。可愛いヒラセイゴだ。
木村さんに撮影してもらい、リリース。
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45cm、2.7 lb( 1.21kg )


ポジションを、左右入れ替わり、僕が釣った水道より1つ沖側の水道を木村さんが攻める。

見ていると、すぐにアタリ、アワセている。
狭い隙間をぬって寄せてきたが、最後の最後でフックアウト。
残念だ!

その後は続かず、ぬで島さんのところに戻ると、フライのタイプを変えながら攻め、3バイトあったがフッキングには至らなかったとのこと。

その場で3人で話しながら、僕はちょい沖にある根にルアーをキャスト。
風、波を利用し、根の向こう側をトレースすると、
「 ゴン! 」 と、きた!
アワセると、根の下のほうに突っ込む。
ロッドを高く構え、ラインが根に擦られないようにコントロールするが、根の向こう側でいったん引っかかり、リトリーブ出来なくなってしまった。
スプールに指を添えて、ラインをフリーにすると、スルスルと出て行く。根から離れ、沖合いに向かって行く。
ラッキーだ!
頃合いをみはかり、再び寄せに掛かる。

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( エラ洗いをしないなぁ・・・・ )と思いながら、一気に足元まで寄せてくると、ヒラスズキでないことが判明。
ワカシだ。
サクッと抜き上げ、木村さんに写真を撮ってもらう。
ヒットルアーは、さっきと同じアイルマグネット120ダイエット・ホログラムオチアユ( 大漁レッドアイ改 )

『 刺身で旨そうだなぁ 』と、考えたが、クーラーボックスを、持ってきていないことを思い出し、リリース。

その後すぐに、木村さんもワカシ1尾キャッチし、リリース。

魚からの反応もなくなり、車に戻ることに。

3人で話しながら歩いていると、ちょこっと突き出た磯の先端部がサラシているのが見える。

そこは、潮位が高いとウエットスーツ以外では、乗れなくなる場所だ。
木村さんがたまに打つポイントとのことだが、僕は過去に1〜2回しか攻めたことがない。

木村さんとぬで島さんに、やってきていいですか?と聞くと、どうぞどうぞと言う。

腰あたりまで水に浸かりながら渡渉。
先端部から5mほど下がった所から観察すると、サラシの先に小さな根があり、そこに波があたりサラシを広げている。
狙うは、その根の潮がぶつかる表側と裏側だ。

ルアーは、さっきのまま変えていない。

まずは、裏側のサラシが溜まっているところに、2投。 反応無し。

次は、表側をかすめるように、キャスト。
ミノーが、根の正面をかすめようとしたとき、
『 ゴゴン! 』 ときた。
アワセると、そのままエラ洗いがはじまる。

ヒラフッコだ!

いつもの通り、有無を言わせず一気に寄せて、波に乗せランディング。
ボガにかけ、2人のところに戻り、写真を撮ってもらい、リリース。
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52cm  4lb( 1.8? )


その後、もう一ヶ所寄ったが、反応は無かった。


ヒラスズキ仲間から聞いたのイワシの存在は確認出来なかったが、このエリアにはヒラスズキをはじめ、青物も寄っている。
姿は見えなくても、付近にイワシがいる可能性は高い。

仲間からの信用できる情報が、今回の釣果に繋がった。

鈴木慎太郎くん、ありがと!

タックル
●ロッド:FCLLABO UC11ftβ?
●リール:ダイワ トーナメントフォース3500
●ライン:シマノ AR−C 3号
●リーダー:シーガー ショックリーダー50LB
●ルアー:デュエル アイルマグネット120ダイエット( ホログラムオチアユ ) 大漁レッドアイ改

木枯らしにも、リストラにも、インフルエンザにも負けず5

岡山県、津山市の神部吾一くんから、タイラバに行った写メ届きました。
リストラにもメゲず元気に釣り行ったようです。
以下転載

先日、新型インフルエンザでタイラバ釣行が断念されたリベンジを、昨日果たしてきました。

初挑戦のタイラバ、初めての瀬戸内海沖・・・・と言う事で、不安とワクワクが入り混じった気持ちで挑みました。

最近の状況を船長から伺ってみると、先週から入ってきた寒波の影響で水温が1〜2℃下がり、渋い状況とか。

確かに巻いても巻いても午前中は全くアタリ無し…

午後から少しアタリが出るけど、バスで言うショートバイトが1・2回。
乗せてもバラしの連続で今日はボウズかなぁ…と思い、沖上がり途中の最後のポイントで、連続ヒット!
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初めての真鯛は40センチそこそこでした。
でも、初めての釣果なので嬉しかったです。

神部くん、メデタイ!!
その運気をつかんで、転職、就活がんばってね~。
良い仕事が見つかるように、みんなで祈ってます。

『 WATERSIDE CONTROL 』伊藤正博くんのこと5

名古屋在住のヒラスズキ・アングラー 伊藤正博くんが、ボクがMCを勤める、釣りビジョンの番組『 五畳半の狼 』に出演したくれた。
万事控え目で、物静かな伊藤くんにとって、1時間の生放送は、けっこう気苦労の多い時間だったかも知れない。
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地磯でのヒラスズキ釣りについてはもちろんだけれど、もうひとつ、番組スタッフが大きく取り上げたかったのは、伊藤くんが主催する、フィールドでの清掃活動のことだ。

彼が最初に組織的なゴミ拾いに着手したのは2007年 春のことで、名古屋湾奥にある『 藤前干潟 』だった。
ここは、湿原と干潟の保全に関する世界的取り決めの『 ラムサール条約 』に指定された浅海部で、ボクたち釣り人よりも、むしろ中部地方の野鳥愛好家たちに馴染み深い。

伊藤くんの活動は以下の通り。
第一回フィールド清掃  藤前干潟 (2007.3.4)
■第二回フィールド清掃  戸田川 (2007.7.1)
■第三回フィールド清掃  大江川 (2007.10.28)
■WATERSIDE CONTROL VOL.1 in Fujimae (2008.4.20)
■WATERSIDE CONTROL VOL.2 in Fujimae (2009.4.12)
■WATERSIDE CONTROL VOL.3 in Ooe (2009.11.8)

昨年春からは、ただのゴミ拾いから『 WATERSIDE CONTROL 』というイベント名に切り替え、多くの有志を募っている。

海のルアー・アングラーはもちろん、バス・アングラー、トラウト・マニア、雷魚・マニア・・・・ジャンルは多岐に渡る。
『 藤前干潟 』や『 大江川 』などは、シンボリックな≪ 場所 ≫の一点に過ぎず、伊藤くんの活動の根幹にあるのは、『 川 → 河口 → 浅海 → 海洋 』を、あらゆるジャンルの釣り人が関わる≪ 水の連なり ≫として捉えていることだ。
この発想は、木曽三川の名河を有する、岐阜、愛知のアングラーならではのものかも知れない。

一本の渓流は、いくつもの支流を集めて清流になり、河口から海洋へ流れ、やがて外海に出て黒潮にぶつかる。

したがって、海岸のゴミ拾いを雷魚マニアが行なったっていいし、大江川のような平野部のフィールドで、シーバス・アングラーがゴミを拾うことに、いささかも不整合はない。

ボクたちが、よく足を運ぶ西伊豆の海岸で、ささやかなゴミ拾いを始めたことも、大漁企画FRIENDSの奥村篤義が、地元 松崎港で有志を集めてゴミ拾いをしたことも、伊藤くんが藤前干潟で最初に始めたフィールド清掃に参加してみて、刺激を受けたからだった。

放送では言えなかったこと。

伊藤くんの場合も例に漏れず、こうした活動を『 売名行為 』だとか、『 ゴミを拾う場所がネット上や雑誌などで公開されると、かえって釣り人が増える( 自分たちが釣る魚が減る )から、やめてくれ 』と言う狭量なアングラーがいるという。

『 ゴミ拾い 』に右手を挙げるということは、同時に、そんな外野のイヤミにもさらされることになる。

一般の生活ゴミを、なにも釣り人が休日を削ってまで拾う必要はないじゃないか
・・・・という声も聞く。
その通りだ。
何も、休日にゴミ拾いまでしたくない。
けれど、伊藤くんは『 何もしないことは、もはや釣り人にとって“ 罪 ”なんじゃないか・・・』と言う。

ただ釣るだけの時代は終わったんじゃないか。と。
そんな先見的な考えを突き付けられると、ボクなどはとても開き直る自信がない。
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伊藤くんの今後の目標は『 継続 』だという。
自分の身の丈にあった活動を、出来るだけ長く継続させて行きたいと言った。
そこに、伊藤くんの真摯な人柄を見た。

放送が終わってから、西新宿にある韓国料理の店『 ジョッパルゲ 』で、小野貴彦たちと、ヒラスズキ釣り談義に花が咲いた。





大漁企画 『 F 』通信 ♯091115小野貴彦ヒラスズキ・レポート5

大漁企画 小野貴彦から、今秋お初のヒラスズキ・レポが届きました。
以下、転載します。

11月15日( 日 )
前日の天気予報どおり、ものすごい風だ。

午前3時過ぎ、南伊豆に着いてみると車がグラグラ揺れる。
この風の様子だと、暗い闇に沈んでいる地磯のサラシはバクバクから激荒れ1歩手前と予想できる。

僅かな仮眠で、ウエットスーツに着替え準備する。

今回は、大漁企画FRIENDS・ソルトウォーター・フライフィッシャーの、ぬで島さんと行動を共にする。
しかしこの強風下では、フライフィッシングはかなり厳しそうだ。

まだ暗い中、小さなヘッドランプを頼りに、2人で藪こぎを敢行。
いたるところに、女郎蜘蛛の巣が張られ、振り払いながら進む。
これだけ蜘蛛の巣が張っているということは、数日前からポイントに人が入っていない証拠だ。

30分以上も藪をこぎ、やっとゴロタ磯に到着。
空がほんのり明るくなってきた。
ベストなタイミングだ。
予測通り、サラシバクバク!

薄明るいゴロタ磯で、タックルをセットする。
今回のロッドは、いつものFCLLABOのUC11でなく、強風対策としてブルーランナーのキャスティングジグなどにも使える剛竿『 UC10 PRO 』をセレクト。風速15メートル近くても、風を切って振り抜ける1本。
ツーハンドを振る 橳島さん

↑ ぬで島さんは、ツーハンドのフライロッドで挑む。

足場、風の向き、バックスペースなどを考慮し、フライが振れそうなポイントをぬで島さんに攻めてもらう。

僕はルアーでしか攻め切れない所を選んでキャスティングした。

最初のポイントで、沖に払い出す小さなサラシにDB125レッドヘッド( 大漁レッドアイ改 )を執拗に通していると、グングンと重いアタリ。
乗せるように力強くあわせると、高感度でスティフなロッドに、魚が首を振っているのが明確に伝わる。

嫌がるように、水面を割り激しくエラ荒い。

ヒラスズキだ!

強引に波に乗せ、いなしながら岩をかわしてランディングに持ち込む。
69センチ

69cm、8lb( 3.6kg )

体高のある素晴らしいプロポーションだ。
リリース

ぬで島さんに、撮影してもらい、すばやくリリース。

すぐ近くのいくつかの岩に囲まれたワンド状のサラシ場を、ぬで島さんが、風を読みながら積極的に攻める。
サラシ場は、右手沖側から潮が入って来て、左手沖合いに向かって潮が出て行く、いかにもヒラスズキが好みそうなポイントで、過去の実績もある。

だが、風と波がきつい今日は、フライでは思うようにトレース出来ない。

フライでヒラスズキを狙うには、とにかく気象状況に大きく左右される。
言うまでもなく強風は一番の大敵だ。

フライでどうにかこうにか攻めた後を、もしやと思い、ルアーで攻めなおし、およそ10投目。
ここぞと思うスポットに差し掛かったその時、重く大きくグング〜ンと、ロッドを持つ手に魚の挙動が伝わってくる。

反射的にアワセ、そのスポットから引きずり出すと、大きな尾びれを出して反転した。

ヒラスズキだ!
ナイスサイズだ!

大きく身体をゆするように、サラシの中で抗っているのが、ロッドにダイレクトに伝わってくる。

それをバットに受け止めつつ、足場を移動しながら寄せにかかる。
ゴリ巻きですんなり寄って来るサイズではなさそうだ。

最後は、波に乗せ、岩を3回越えて、やっとランディング成功。
ボガグリップを下あごにかけて持ち上げると、ズシリとくる。

一部始終を見ていた、ぬで島さんが「 オノちゃん、80センチはありそうだねえ〜 」と、興奮気味に言っている。
今秋 初の80オーバー

ヒラスズキを横たえ、メジャーを当て、口を閉じ、厳密に測ると

83センチ!

もう一度ボガにかけてぶら下げると、13LB( 5.85 kg)だ

ぬで島さんと無言で力強く握手!!

写真を、何枚か撮り、優しくリリース。ヒットルアーは、先のと同じDB125レッドヘッド( 大漁レッドアイ改 )。

その後、2人で、ゴロタ磯の行き止まりまで攻めてみたが、反応はなかった。
大ザラシが広がっているものの、ポイントを的確に攻め切れないことが悔やまれた。

折り返しての帰るとき、藪こぎに入る直前で、帰りがけの駄賃とばかり、最後のサラシを攻めてみる。
ちびっ子ヒラが4発出たがフックアップさせられず、この日は終了とした。





『入間基地航空祭 前日 』 ブルー・インパルス見学5

11月3日に開催された、『 入間基地航空祭 』の前日。
アクロ飛行のリハーサルを行う予定だった『 ブルー・インパルス 』の井川広行3佐を埼玉県入間基地に訪ねた。
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航空自衛隊ブルー・インパルス( 第4航空団 第11飛行隊 )の所属地は宮城県松島基地にあり、週末や祝祭日などに国内各地で行われるアクロ( 展示飛行 )は、いわば、劇団の旅公演のようなもので( いや、そんなノドカなものではありませんが・・・)、『 搭乗員( 飛行班 ) 』、『 整備小隊 』、『 総括班 』が、実演機のT−4と輸送機で移動し、航空祭の開催基地に展開する。
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全国で展示飛行が行われるとは言え、首都圏に近い基地となると、そう多くはない。
ブルー・インパルスの井川3佐( 5番機 )はボクが連載をさせて頂いている海のルアー専門誌『 SALTY! 』の愛読者ということもあって、今回、入間基地での取材が実現した。

ちょっとマニアックなハナシではあるけれど、『 SALTY! 』の前編集長の杉田智氏は、山梨県の『 航空学園高校 』出身という異色の経歴の持ち主で、高校時代の≪ 実習授業 ≫では、初代ブルー・インパルスの使用機体だった『 F86 』のエンジンを1年がかりで分解、再組み立てした経験がある!
そう、1964年 東京オリンピックの開会式で『 日本中の青空を集めたような・・・・』という放送史に残る名実況で知られる“ 五輪 ”や、大阪万博で“ EXPO ”を大空に描いたのは、当時のブルー・インパルスのF86だ。
杉田氏にとっても、ブルー・インパルスは憧憬ひとしおの存在だと言う。
そんなこんなで、ボクにとっては願ったり叶ったりという企画がトントン拍子で実現。

航空祭当日は約3万人もの見学者でゴッタ返すため、取材はその前日の11月2日に行われることになった。
この日は、空自の関係者や家族、友人、取材関係者だけが基地内での見学を許された日なので、こんな僥倖に恵まれたのは、井川3佐自身が隊内の広報幹部の職にあることと、ボクと同郷( 神奈川県厚木市 )の釣り仲間だった彼の厚遇による。
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しかし、当日未明まで降り続いた雨が残り、この日は、雲行きが怪しい。
当初、第4区分( 課目が少ない展示飛行 )でリハーサルが行われる予定でしたが、折からの曇天で中止。
1番機の山口英章2佐と、5番機の井川3佐だけが、翌日の本番に備えて調査飛行に離陸します。

もちろん、5番機の離陸スタイルは『 ローアングル・キューバン・テイクオフ

超低空飛行のまま滑走路を飛び、一気に上空へ駆け上がって行く・・・・。
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井川3佐の愛機 T4『 46−5726 』
1994年〜2002年に導入された11機のうちの1機。
よ〜く見ると、コックピット( 複座の前席 )で井川3佐が手を振っているではないか!
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アクロがないとは言え、ブルーが飛ぶとなると、隊内からもギャラリーが集まって、格納庫の前で空を見つめています。
ただ、雲が低く、スピードが速いため、上空のどちらから進入してくるのか、シロートのボクには皆目わかりません。
カメラを構えた杉田氏と、同行した大漁企画FRIENDSの水野さん( ← ブルーのファン )と三人でキョロキョロしていると・・・・・。
原田晶大 一等空中尉

本来は三番機に搭乗してリハーサルに飛ぶはずだった ↑ 原田晶大1尉が声を掛けて下さいました。

『 井川から、菅原さんたちに飛行のご説明するように言われてますので・・・・』

『 は? 』

『 じつは、自分もルアーをやっておりまして、毎月、SALTY!を愛読させて頂いております 』

『 マジっすか? 』

『 昨日の小松基地( 石川県 )での展示でも、私物の中にSALTY !を携行し、宿舎で読んでおりました 』

『 また〜 』

『 いえ、本当であります。今朝、小松から飛んで来たので、入間に持って来ています。後ほどサインを頂けないでしょうか 』

『 はぁ? それアベコベでしょう。ボクがサイン欲しいのに・・・・』
042

というワケで、なんと、井川3佐の飛行を、原田1尉の解説付きで、見学することに・・・・。

『 今度は東のほうから進入して来ます。そう、あそこに駐機している輸送機の垂直尾翼の先端くらいに機影が見えます 』

『 え??どこ、どこ?? 』

『 見えませんか?? 』

『 ・・・・・ 』

『 ほら、5番機が来ます 』

『 え〜?? 』
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『 あ〜!!ホントだ。来たぁ〜!! 』

『 今度はあっちから来ますよ 』

『 え〜?? どこですか?? 』

『 向こうです、あのビルの向こうから 』

『 ・・・・ 』
 
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そう言っている間に、雲間から両翼の航行灯の明滅が見え、バンクを振って上空をかすめて行く。

その最速はマッハ0.9( 約1037Km/h )に達する。
そりゃ、F15SE や、F/A18Dに比較すれば零戦と赤トンボくらい違うのですが、『 DOLPHIN 』という愛称で親しまれているこの練習機が、なんとも素敵なのだ。
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脚を下ろし、着陸灯を点灯させているT4。
『 カッコいい・・・・』
飛行を見学している間、そんなありふれた言葉をボクたちは何度口にしたろう・・・。
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着陸の瞬間を杉田氏のカメラが捉えた。

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井川3佐が降りて来た。
原田1尉にエスコートしてもらい、出迎えに走る。
エプロンを走って行くとき、ヒザが笑っていた。
たぶん、首都圏に近い基地でこんな経験をすることは一生ない・・・・。
振り返ると、杉田氏も水野さんも顔が引きつっている。

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↑5番機 井川広行 3佐 コールネームは『 SETTER 』。
立ち方がね・・・。姿勢っつーの? すでにトップガンでしょ。
毎朝5時起きでジョギングですよ。
その『 節制ぶり 』も、トップ・ガンです。

厚木出身なのに、厚高に行かず『 大和高校 』へ行ったんです。
その理由。
『 大和高校のほうが、厚木基地に近いから・・・・』
すでに、このときから空自のパイロットになることを人生の目標にしていたと。
その後、航空学生47期を経てF15に搭乗。
前任地は百里基地だった。
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井川3佐は、このブログに釣果レポートを頻繁に送ってくれているけれど、実際に顔を合わせるのは、今年の春に郷里の厚木で『 シロコロホルモン 』を食べて以来だ。
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装具もいちいちカッコいいです。
ヘルメットのステッカーなども、ブルー・インパルスの総括班に所属する専任の隊員が手作りしているとのこと。
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井川3佐が飛行の報告へ行っている間、原田一尉が装具の解説をして下さった。
上半身のジャケット。
一見すると見慣れたフィッシング・ベストと似ているけれど、その重さは両肩に食い込むほど。
↓左肩に刺繍された『 KOOL 』は、原田一尉のコールネーム。
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さらに、下半身は『 G 』による血流の低下を空気の圧迫で抑えるGスーツを穿いてみた。
こんな重装備を身につけ、さらに何点ものハーネスベルトで緊縛されながら、スティック( 操縦桿 )と、スロットルを操り、フットバーを踏んでアクロ飛行を行うのか。
装具を外しながら感動していると・・・・。
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そ、それは・・・・・。
いま発売中の『 SALTY! 』だ〜。
宮城県東松島の書店〜小松基地経由〜入間基地
な、なんて長旅をした『 SALTY ! 』でしょう。

しかし、ブルー・インパルス6人のなかに、2人も愛読者がいらっしゃるとは・・・。
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そしてついに、感動の瞬間が・・・・。
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再びエプロンへ降りたボクは、井川3佐のご厚意で、なんとT4のコクピットに座らさせ頂くことに・・・・。
ああ、釣りやってて良かった〜。
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もちろん、飛行する場合は同乗者でも資格が必要なので、地上に駐機されたままですが、あまりの感動に泣きそうでした。
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T4のコクピットは想像以上に狭く、痩身のボクでもかなり窮屈に感じられました。
操縦桿は両足の間。
スロットルは、ちょうどマニュアル小型車のシフトレバーくらいの位置。
両足のフットバーは、車のブレーキやアクセルよりずっと近い所にあって、踏み込むというより、足裏で押すような感じです。
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コンソールの計器類はほとんどがアナログです。
何がなんだかボクにはサッパリわかりません。
車の運転なんて、スピード計と回転計くらいしか見ないでしよう??

『 T4はもともと練習機として作られた機体ですから、計器類も必要最小限しか搭載されてないんですよ。自分が以前乗っていた戦闘機( F15 )に較べたら、インパネまわりはアッサリしてます 』
と、井川3佐は言います。
これで、アッサリしてるのか・・・・。
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5番機ながら、後方の垂直尾翼に『 5 』というデカールが貼られていないのは、前日の小松基地が土砂降りのため、剥がれる可能性があったからとのこと。
翌日の航空祭に備えて、張り替え中とか。
珍しい写真かも知れない。
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●全幅 9.9メートル
●全長 13,5メートル
●重量 3900kg
●ボディ 川崎重工製
●エンジンは F3−IHI−30ターボ 推力1670kg×2基
IHI製[ 石川島播磨 ]

純国産の中等練習機です。

お値段 約15億円。
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究極の機能美とでも言うのだろうか・・・・。
どの角度から見ても流麗なフォルム。
溜め息が出ます。

ボディ・カラーの原案は2100点の公募の中から、東京都在住の医師 斉藤章二さんという方が考案したものが採用されているそうです。
029

原田1尉にシャッターを切ってもらい、全員で記念撮影。
大感動の2時間でした。

井川さん、原田さん、ご協力有難うございました。
今度は本拠地の松島基地にも見学にお邪魔させて頂きます。
次回、筑城基地航空祭も頑張って下さい。
___________________________

翌日の航空祭では、秋晴れの好天に恵まれ、展示飛行も大成功だったとか。
ヒロシの釣友の蛭川さんが、こんな画像を送ってくれました。
IMGA0322 (2)

前日にリハーサルもしていないのに、見事なフォーメーション『 DELTA 』。
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蛭川さん、有難うございました。





癒しタヌキ5

最近、気の抜けないことが続き、ユーウツな気分で仕事に向かっていたら、小野タヌキから、癒される写メールが来た。
以下に転載

静岡県 裾野市のお客さんとこの駐車場に、愛車のレガシィを1時間くらい停めていたら、左後部ドア・ノブの、小さな日陰にアマガエルを発見!

アマガエルが、精一杯のシルバーに近い保護色になっていました。
090705_1659~01 (2)

アマガエルでさえ、演じることを知っているのだな。
しかも、コイツが演じているのは、レガシーのドア・ノブだ。
難しい役だな。
まず、ドアノブになってみようと思ったココロザシが泣ける。
なれるか?
なれないよな。
でも、よ〜く見ると、ほんのり銀色になってるぞ・・・・。

頑張れアマガエル。
もう一息だ。



北品川の若旦那 『 崩れ行く日本語 』 ♯ 2 〜 ♯ 35

久しぶりに若旦那 林くんから、『 崩れ行く日本語 』 ♯2 ♯3 が届きました。
まとめてアップします。

♯ 2
昨日、某日本一の自動車メーカーの販売店の営業マンとの会話中の出来事です。

僕『 ○○のクルマの見積もりが欲しいので、お願いします。まず、こちらから車の仕様の詳細をFAXで送りますね 』

営業マン『 有難うございますぅ〜。では、おFAXをお待ちしております 』

僕『・・・・』

丁寧に言うにも程があるぞ〜
FAXに『 お 』をつけるとは〜。
今後、さらに丁寧語が進化すると、どんな言葉が生まれるだろう?
ということで、予想してみました。

督促状 → お督促状( お得な感じがする )

スカッドミサイル → おスカッドミサイル( 飛んできたら、おっ!という感じ )

自由の女神→ ご自由の女神( 自由気ままな感じがする。キャラ変更 )

 『 五畳半のお狼 』噛むな、オレ、ぜったい。

♯ 3
ニュース番組の特集コーナーでの出来事です。
冬に向けて暖房器具商戦が始まったという内容で、番組内のコーナーが進み、家電販売店の店員がインタビューされた時に言い放った一言です。

インタビュアー『 そろそろ、暖房器具が売れ始める時期ですね〜。今年の冬は暖冬傾向になると予想されていますが売れ行きはいかがですか? 』

店員『 そうですね〜ハイ。寒くなって《 頂けると 》それなりに売れると思うのですが〜 』

誰に敬語を使っているのか?疑問です・
思うに〜おそらく〜《 冬将軍様 》ではないかという結論にたどり着きました。
以上、壊れゆく日本語パート3でしたぁ〜

そうだよね、敬語を使うなら、相手は『 冬将軍様 』だとオレも思う。
『 北風小僧の寒太郎 』はタメだからね、敬語を使う必要なし。

マチャアキのノンビリした歌声が良かったけれど、、尾藤イサオのパンチの効いたバージョンも捨て難い感じだった。

冬でござんす、ひゅるるん るるる〜



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