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イラン人監督「映画の自由のため闘う」
イランで「反体制的な活動をした」として逮捕された監督の作品が、カンヌ映画祭に特別招待されています。出国できない本人に代わって共同監督がイラン映画の内情を語りました。

 「パナヒ監督らの逮捕は、“ある一線を越えると取り締まられる”ということを全ての映画関係者に示すものだったといえます」(モジタバ・ミルタマスブ監督)

 ミルタマスブ監督とジャファル・パナヒ監督が共同で作った「これは映画ではない」は、反体制側の宣伝活動に携わったとして、去年、逮捕され、禁固6年と20年間の映画制作禁止の判決を言い渡されたパナヒ監督の1日をドキュメンタリー風に描いたものです。

 作品は、制作できない葛藤をもう1人の監督に映し出させることで、映画制作禁止という判決をかいくぐってみせる、そんな機知と批判精神にあふれています。

 「イランの映画人は皆、自分の映画作りを通して解決策を見いだそうとしています。扉を少しずつでも開けていく努力をしているのです」(モジタバ・ミルタマスブ監督)

 20日の公式上映、ミルタマスブ監督は、カンヌの観客に向けこう話しました。

 「映画の自由のための闘いを続けます」(モジタバ・ミルタマスブ監督)

 にぎやかなカンヌには来られなかったパナヒ監督ですが、自らの不在と作品をもって強いメッセージを伝えたところに表現者としての執念を見た気がします。(21日15:44)

http://www.mbs.jp/news/jnn_4730803_zen.shtml


パナヒ監督の件は以前も紹介しましたが彼は
イランで反体制側の宣伝活動に携わったとして、
去年、逮捕され、禁固6年と20年間の映画制作禁止の判決を
受けています。

映画監督にとって映画製作禁止は死刑判決に等しいものです。
イランの芸術家に対する弾圧にカンヌ映画祭の
ような国際社会に影響力が有る場での取り上げは非常に効果的だと
思います。死刑判決を受けた映画監督を助ける運動を国際的に
行っていかないいけません。