imagesシリア大統領、デモ弾圧継続の構え=アラブ連盟・トルコが制裁警告

 【エルサレム時事】シリアのアサド政権に対し、アラブ連盟が突き付けている反政府デモ弾圧の停止要求は19日で期限を迎えた。しかし、アサド大統領は「外国の圧力に屈しない」と今後も弾圧を続ける強硬姿勢を示した。アラブ連盟は、停止しなければ制裁を科すと警告しており、シリアへの圧力を一段と高める構えだ。ヨルダンのアブドラ国王もアサド大統領に辞任を迫っており、アサド政権への包囲網は欧米のみならず、アラブ諸国にも広がっている。
 こうした中、ロイター通信が首都ダマスカス住民の話として伝えたところによると、20日未明、アサド大統領の与党バース党のビルに少なくとも2発のロケット弾が撃ち込まれた。3月に反政府デモが始まって以来、首都で反政府側による攻撃があったのは初めてという。
 政権から離反した兵士らが結成し、トルコに拠点を置く「自由シリア軍」が犯行声明を出した。ただ、シリアはジャーナリストの活動を制限しており、同通信は、同軍の主張が事実かどうか確認できていないとしている。
 また、ロンドンを拠点とする「シリア人権監視団」によると、19日も14人が治安部隊の攻撃で死亡した。(2011/11/20-18:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011112000134

中東の大国のシリアですが日本のマスコミでは報道しませんが内戦状態になっています。
国際的な制裁の動きが加速しています。