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中国・青海でチベット族学生デモ 「最大1万人」報道

 【北京=小山謙太郎】中国青海省同仁県で8、9の両日、チベット族の学生を中心としたデモがあり、地元政府庁舎前に最大約1万人が集まってチベットの自由を求めたと、米政府系の放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)や香港各紙が9日伝えた。

 青海省など4カ所で7、8日、中国政府に抗議するチベット僧ら6人が焼身自殺を図り3人が死亡しており、チベット族学生がこれに呼応した。治安当局との衝突は無かったという。北京では共産党大会が開催中で、中央政府に不満を示す意図もあったようだ。

 RFAなどによると8日、学生数百人が学校に掲げられた中国国旗を引き降ろしたり、地元政府の庁舎前でチベットの自由を叫んだりした。翌9日はチベット族の住民も参加してデモが拡大。数千人から1万人が庁舎前でチベット仏教最高指導者で亡命中のダライ・ラマ14世の長寿を祈るなどしたという。

http://www.asahi.com/international/update/1110/TKY201211100579.html

中国共産党大会が開かれている中国でチベット族の大規模デモが
発生しています。共産党大会に合わせての抗議活動であることは
明らかです。チベットでは自由を求めて僧侶や市民の焼身自殺が相次いでいます。
国際人権団体からも批判も出ています。
中国新指導部にはチベットの高度の自治を早急に認めるべきです。