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WO-AN056_SYRIA_G_20130317182331シリア反体制派、暫定政府樹立で18日交渉開始

【イスタンブール】シリアの反体制派の統一組織、シリア国民連合は反体制派が支配する地域を統治する政府の樹立と首相選出に向けた協議を18日に開始する構えだ。

 しかし、この協議開始を前に、反体制派内がある主要な問題をめぐって対立している点が浮き彫りとなっている。それは政治的な移行にアサド政権の当局者を含めるか否かという問題だ。

 シリア国民連合のハティブ議長と同議長の支持団体は、アサド政権の支持者を政権から誘い出し、反体制派と政権当局者で構成されるより広範な政府の樹立を試みている。

 反体制派の強硬派は政治的な和解を拒み、アサド政権に勝利するまで戦い続けることを望んでいるが、ハティブ議長はこういった強硬派と一線を画しており、多くの穏健なシリア人からの支持獲得につながっている。しかしハティブ議長は国民連合内では少数派で、政権当局者との権力共有を嫌悪する多くのメンバーは、同議長が国民連合の使命、つまりアサド大統領の追放を目指すという使命に反した行動を取ろうとしていると非難している。

 独立系の国民連合メンバー、Kamal Labwani氏は、「われわれは彼(ハティブ議長)に辞任を求めている」と述べ、「それが現実になれば、(政権担当者と)対話するという幻想は消える。われわれはわれわれの血でこの土地を解放した。新政権をすぐに発足させるべきだ」と付け加えた。

 どのような政府を樹立するか、そしてそれを誰が率いるのかをめぐる論争により、この協議の日程は2週間で2回変更された。18日の協議は、ハティブ議長が自らの目的の遂行に伴って協議を遅らせるのではなく、暫定政府の今週の発足優先を受諾したことの表れだ。

 ハティブ議長の広報担当者は、同議長のコメントが得られていないと述べたが、国民連合が今週、首相の選出にコミットしていると語った。

 迅速な暫定政府の樹立を望む反体制派のメンバーは、暫定政府を樹立すれば、それは反体制派にとってはずみになり、外部からの支援の獲得、ひいては国際的な法的認知の獲得につながると主張する。外交筋も、反体制派による政権樹立が法的認知の獲得の前段階にあたると指摘し、これが実現すれば、反体制派政府による武器購入や政府資産の凍結解除が可能になるかもしれないと述べている。

 一部の国民連合メンバーは、暫定政府がうまく機能すれば、ラッカやシリア最大の都市アレッポの一部など、反体制派が支配する地域の統治費用を海外から支援してもらえる可能性があると述べている。こういった地域では政府機関が崩壊しているも同然で、地域社会による自活を余儀なくされている。一部のメンバーは暫定政府の発足が地域における国民連合の影響力を高め、イスラム主義勢力を抑制することにつながると主張している。イスラム主義勢力は無政府状態のところでサービスを提供して民衆の支持を集めている。

 一部のメンバーは防衛、経済、それに財務を担当する閣僚が任命されれば、反体制派支援のために拠出された資金、サウジアラビアやカタールから反体制派の戦士に散発的に支払われている給与、それに武器の分配状況が追跡できるだろうと考えている。また内閣と防衛を担当する省庁が設立されれば、アサド政権当局者や軍部のさらなる離反が促されるとも期待している。


http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324823704578367340156350504.html?mod=googlenews_wsjja

混乱が続くシリア情勢ですが大きな局面を迎えています。
今回の暫定政権樹立はアサド政権崩壊後の重要な局面になると
思います。寄り合い所帯の暫定政権ですが安定した政権運営を
望みます。