2014.12.13 16:18

記者に情報源提示求めず 漏えい事件で米司法省


2014-12-14-16-02-18
2007-11-16-00-00-00



 米司法省は、中央情報局(CIA)元職員ジェフリー・スターリング被告による情報漏えい事件をめぐり、著書で情報を暴露したニューヨーク・タイムズ紙記者に対し、法廷で情報源を特定する証言を求めないことを決めた。AP通信などが12日、報じた。

 この問題は取材源の秘匿と報道の自由を重んじる米メディアと、国家安全保障に関わる情報漏えいに厳しく対処するオバマ政権の大きな対立軸になっていた。

 記者は同紙のジェームズ・ライゼン氏。2006年の著書でCIAによるイラン核開発の妨害工作などを暴露した。

 その情報源とされ、11年に逮捕されたスターリング被告の公判で証言を拒否したが、ことし6月、最高裁が証言拒否は認められないとする判断を示し、司法省・検察側が実際に記者に証言を求めるかどうか検討していた。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/141213/wor1412130037-n1.html

以前から興味深い事件としてアメリカの記者の取材源の秘匿と
司法手続きの対立は以前から興味があるテーマです。
以前もプライム事件のように記者の取材源の秘匿が大きな
問題になりました。