中国軍、香港政府の要請で出動可能 国防省が強調
【7月24日 AFP】中国政府は24日、香港で数週間にわたり続いている暴力的な抗議デモを受けて、香港政府から「公共の秩序」を維持するための支援要請があれば、中国軍の出動は可能だと改めて強調した。
中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案をきっかけにした大規模デモは、民主改革を要求するより広範な運動へと発展。デモ参加者のうち一部の強硬派と警察の間では、暴力的な衝突も散発している。
これまで中国政府は事態の収拾を香港政府に委ねていたが、国防省の呉謙(Wu Qian)報道官が北京で記者会見し、香港の混乱を鎮めるために中国人民解放軍(PLA)が出動する可能性について初めて公の場で言及した。
国防省は香港問題にどう対応していくのかとの質問を受けた呉報道官は、香港の駐留部隊に関する法律の条文に「明確な規定」があると指摘。この条文によると、「公共の秩序の維持や災害支援時に」香港当局は「必要に応じて」中央政府に駐留部隊の援助を要請できるという。
数日前には、反政府デモ参加者らが中国政府の香港出先機関の国章を汚す行為などに及んだ。これについて呉氏は、「一国二制度の原則の核心」を揺るがすものだとして「断固容認できない」と非難した。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3236752
【コメント】
三合会の次は中国人民解放軍の増派軍が越境して香港市内に
投入される可能性が出てきました。香港には中国人民解放軍
が駐留しています。それが増派される可能性が指摘されています。
増派軍が香港市内に入れば民主派との衝突する可能性はおろか
第二の天安門事件のような可能性が出ています。事態は緊迫化
しています。
中国人民解放軍駐香港部隊ビル
中国人民解放軍駐香港部隊ビル(ちゅうごくじんみんかいほうぐんちゅうホンコンビル)は、中華人民共和国の香港特別行政区にある人民解放軍駐香港部隊の司令部が置かれているビルである。
中国人民解放軍駐香港部隊ビル | |
繁体字 | 中國人民解放軍駐香港部隊大廈 |
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概要
所在地は中環愛丁堡廣場2号。28階建て、高さ113メートル。ビルの付け根が括れた独特の形は、外部からの侵入を防ぐ為とされている。
歴史
駐香港イギリス軍のタマール海軍基地の跡地に建設され、1979年に完成した。当時の名前はプリンス・オブ・ウェールズビル(中国語: 威爾斯親王大廈、英語: Prince of Wales Building)である。イギリスによる香港返還および譲渡までは、駐香港イギリス軍司令部が入っていた。
返還後は、中国人民解放軍へ移管されたが、公式の名称はしばらく変更されないままであった。2000年になって香港立法会が「軍事施設禁区令」を改正し、2002年1月1日より現在の名称に変更された。
関連項目
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/中国人民解放軍駐香港部隊ビル
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